「100年に一度の混沌とした世界に、"愛と勇気と友達"を与えるため、ギリシャ神話の世界から人間界に降り立った」アテナ(女神)、ヘルメス(商売神)、キューピッド(天使)、メドゥーサ(蛇女)、セイレーン(鳥女)、ケンタウロス(人馬)、ケルベロス(犬)の７人。「“絶対的女神(アテナ)”がいるギリシャ神話から生まれたガールズユニットが、アルテミスの翼」。メンバーは、アテナ・シオリ／ヘルメス・ミズキ／ナナミ・キューピッド／メドゥーサ・カコ／セイレーン・コトリ／カナコ・ケンタウロス／アヤカ・ケルベロス。彼女たちの初インタヴューをガルポ！がゲットした。

 

――それぞれ、自己紹介をお願いします。まずは、カナコ・ケンタウロスさんから行きましょうか。

 

カナコ・ケンタウロス：カナコ・ケンタウロスです。わたしは「人間の美しさと馬の力強さ」を併せ持ったモンスターです。舞台の上では「ヒヒーン!!」と鳴いて走ることもあります。だから、そこも魅力にしていきたいなと思っています。

アルテミスの翼は、ダンスや歌が格好よければ、MCの面白さも魅力です。そのうえでアルテミスの翼らしい特徴として持っているのが、品のある感じと、可愛さと格好良さをミックスしたところ。メンバーみんな魅力的だから、ぜひ注目してください。

 

――次は、アヤカ・ケルベロスさんお願いします。

 

アヤカ・ケルベロス：冥界の番犬ことアヤカ・ケルベロスです。アルテミスの翼の中、ファンのみなさんをお守りする番犬の役割を持って活動をしています。ケルベロス自体はいかつい存在ですけど。アルテミスの翼の中でのケルベロスは可愛らしさを出しています。ぜひ、みなさんも可愛がってください。

 

――自己紹介のときに、番犬なのに「可愛いこいねがぁ!!」と生ハゲみたいに煽っていますよね。

 

アヤカ・ケルベロス：なんか「怖がらせたいな」というところから生まれました(笑)。

 

――次は、メドゥーサ・カコさんですね。

 

メドゥーサ・カコ：わたしはメドゥーサなので、みんなを石にしちゃいます。わたしの魅力で、みんなカチンコチンになります。メデゥーサという女神を選んだのも、わたし自身でした。理由は、触(さわ)れはしないけど、蛇が好きなんです。だから、メデゥーサに惹かれたのが理由の一つです。それに、見た人を石に変えてしまうって格好いいじゃないですか。これからいろんな人たちを石に変え、ずっとわたしの隣に置いておきます。

 

――アテナ・シオリさんは、確か…。

 

アテナ・シオリ：勝利の女神であり、戦いの女神です。グループの中では一番強い存在と言われてますけど、実際にはギャップも大きいです(笑)。ただ、グループとしては先頭に立つべき存在のように、みんなを引っ張っていこうという気持ちでいます。

 

――頼もしいですね。

 

アテナ・シオリ：「わたしが前に立たなきゃ」という気持ちは持ってるけど、現実は(笑)。アルテミスの翼は、ギリシャ神話の中から生まれた女神やモンスターたちが集まったグループです。楽曲はどれも格好いいし、ダンスの振りもキレッキレでこちらも格好いいです。だけど、MCになるとみんな可愛らしさが出るように、パフォーマンスとMCとのギャップというか、ON/OFFの違いも楽しんでください。メンバーみんな、やるときはやる人たちなので。

 

――ナナミ・キューピッドさんは、愛らしい存在ですよね。

 

ナナミ・キューピッド：みんな強い神様やモンスターたちなのに、わたしだけキャピっとしているから弱そうですよね(笑)。わたしの場合、普段から「クール」ではなく「可愛い」と言われてるから、キャラクター的に合っているんだと思います。今じゃ、可愛らしい神様として気に入ってます。

アルテミスの翼のメンバーはみんな、とにかく個性が強いです。アイドルグループの場合、「可愛らしい子」が集まっている印象が強いけど。アルテミスの翼のメンバーって、良い意味でアイドルっぽくない子たちの集合体なんですね。例えるなら、同じクラスにこの7人がいたら、みんな別々のグループにいそうな気がする。それくらい個々に個性が強ければ、誰一人かぶらないからこそ、集まると、より個性を発揮していけるんだと思います。

 

――次は、セイレーン・コトリさんかな。

 

セイレーン・コトリ：わたしは、魅惑の歌声でみんなを虜にし、海に沈めて食べちゃうぞというモンスターです。口では「海に沈めちゃうぞ!!」と可愛く言ってるけど、けっこう強烈なことを言ってますよね(笑)。でも、アルテミスの翼という海というか、沼にはまってしまったら二度と抜けだせないし、離れたくなくなる。そんな存在になっていきたいなと思いながら活動をしています。

わたしの妹は、真っ白なキャンバスの橋本美桜です。だから、何時かは真っ白なキャンバスと2マンをするのが、わたしの夢です。

 

――最後は、ヘルメス・ミズキさんですね。

 

ヘルメス・ミズキ：わたしは商売の神ということから、MCではバブル時代のディスコクイーンとして福を招くように踊っているんですけど。今は、お客さんたちがライブやイベントで声を出せない環境じゃないですか。だから、初ライブで踊っているときは「もしかして白けてる??」と不安だったんですけど。あとでファンの方々に「楽しい自己紹介だった」「本当は笑いたかったけど、この情況だから笑いを堪えるのが大変だった」と聞き、安心しました。それがわかったので、これからはもっとテンションをアゲて頑張ります。

アルテミスの翼のメンバーって、みんな個性的なんですね。しかも、一人一人いろんなギャップがあるから、メンバーそれぞれの印象の差を探してもらうのも、アルテミスの翼というグループを楽しめる要素だと思います。

 

メドゥーサ・カコ：アルテミスの翼って、「格好良さ、美しさ、品の良さ」をコンセプトにしていますけど。メンバーみんな、そこだけじゃないギャップも兼ね備えているからね。レッスンでも、始まる前まではワーワーキャーキャー騒いでいるのに、音楽が流れだしたとたんに、みんなの表情が変わって格好よくなります。瞬時に気持ちを切り換えてゆく姿も、ぜひ見てください。

 

――それぞれ、アルテミスの翼を通して実践したい目標や夢があれば教えてください。

 

アヤカ・ケルベロス：夢は海外でライブをやることです。海外のサイトがアルテミスの翼のことを取り上げてくださったことで、それを英語で引用リツイートしたところ、プチバズりました。しかも、それをきっかけに海外の方々がアルテミスの翼に興味を示しフォローしてくれれば、プレデビューライブの前に、見に来れない人たちのため配信ライブを行ったときにも、海外の人たちもたくさん見てくれました。国内はもちろん、このまま海外の人たちもどんどん巻き込みながら、何時かいろんな国でライブをしていけるようになりたいです。

 

ヘルメス・ミズキ：音楽に国境はないからこそ、海外でも活動をしていきたいよね。

 

アヤカ・ケルベロス：今は配信ライブやネットサイン会を通し、地方や海外で応援してくださる人たちともコミュニケーションを取りやすいように、そこも、これからもっともっと強みにしていきたいなと思っています。

 

カナコ・ケンタウロス：わたし、アイドル活動は初心者だから、今いろいろ勉強中なんですけど。一つ、強く思っているのが，このメンバーでズーッと活動をしていきたいなということ。とにかく今は，新しい経験をどんどん積み重ねながら成長していきたいです。

 

セイレーン・コトリ：わたしも海外でライブをしたいし、このメンバーとズーッと一緒に活動していきたいなと思ってる。わたし自身はアニメなど二次元の世界がすごく好きだから、何時かアニメのテーマ曲を歌えたらなという夢も持っています。その前にまずは、「えっ、アルツバ知ってるの?」「俺も!!」とみんながなるくらい、アルテミスの翼のことを幅広く知ってもらえるようになりたいです。

 

ヘルメス・ミズキ：今はまだリアルよりも、オンラインを通して出逢う機会が中心だけど。何時か、大きな会場にたくさんの人たちを集め、一緒にライブを楽しめるようなグループになりたいんです。ファンの人たちも、「これから大きく成長していきそうだから楽しみ」と言ってくださるように、その期待に応えていこうと思っています。加えて、アルテミスの翼での経験を通し、そこからモデルや演技のお仕事などにも何時かは広げていきたいです。

 

ナナミ・キューピッド：わたしも、何時か日本武道館のような大きな会場でライブをやれるようになりたいです。わたしは埼玉出身だから、さいたまスーパーアリーナでもライブをやりたいです。夢は大きく持っていたほうがいいですからね。それと、わたしはアイドルヲタクだから、いろんな憧れのアイドルさんと共演したいんです。だから、早くアルテミスの翼も大きな存在にしていきたいなと思っています。

 

アテナ・シオリ：アルテミスの翼は、ゼロからスタートのメンバーがほとんどのグループです。グループとしてはもちろん、個人としても個々に成長しながら、それぞれが女神として備えている魅力をさらに発揮していけるようになりたいです。

 

メドゥーサ・カコ：一番の想いが、メンバー誰一人欠けることなく、この7人でずーっと活動していけるグループであること。それを、7人とも本気で思っています。ぜひ、これからのアルテミスの翼の活動に注目してください。

 

取材・文:長澤智典