FEATURE

2024.06.05
BANZAI JAPAN

『日本一周愛のご飯旅』の中で私たちは全国各地の美味しいもの巡りもしていることから、「メンバーみんながご飯になっちゃえばいいんじゃないですか?」と言ったら、おにぎりに…。 BANZAI JAPAN インタビュー

 今年デビュー10周年を迎えたBANZAI JAPAN。6月11日に、彼女たちが最新シングル『日本一周愛のご飯旅 / バンザイ︕バンザイ︕ / カーテンコール』をリリースする。夏には、今年もフランスで行われるフェスティバルに出演。国内どころか、海外にも活動の場を広げ続けているBANZAI JAPAN。今回はグループを代表し、藤崎ふみ・藤崎しおり・笹川ささ・安堂舞花・餅丸夢姫の5人がインタビューに答えてくれた。


他のアイドルさんたちがやってないことをやるのがBANZAI JAPANだから。


── 『日本一周愛のご飯旅』のMVで、みなさん大きな”おにぎりのかぶりもの”を付けていますよね。『アフロダイナマイト』のMVで、みなさんが"金色のスパンコールのドレス姿でアフロヘアー"にしていたときも衝撃でしたけど、今回の"おにぎりヘッド"もかなりのインパクトを放っています。

藤崎ふみ  今回、おにぎりは3つ用意しています。まずは、衣装に"大きめのおにぎり"がついています。頭にも、その状況にあわせて"小さいおにぎり(型の飾り物)"か"大きなおにぎり(のかぶりもの)"をつけます。だから、"大中小のおにぎり"を用意していただきました。

──その奇抜さが、BANZAI JAPANらしさですよね。

笹川ささ  そうですね。他のアイドルさんたちがやってないことをやるのがBANZAI JAPANだから。

──そもそも、なぜ「おにぎり」だったのかも気になります。

藤崎ふみ  いつもは、「これが次のシングルの表題曲だから」と言われて、歌詞や楽曲をいただくことが多いんですけど。『日本一周愛のご飯旅』は、すでにライブでやっていたし、私たちもなんとなく肌感覚で、「この曲が次のシングルに入るのかな?」「この曲でMVを作るのかな??」という予感があったうえでのお話になりますけど。 
  私たち、よく車移動をしています。わたしは車酔いもしやすいし、車に乗るとあまり寝れない人だから、よくプロデューサーさんの運転のアシストとして助手席に座ることが多いんですね。その日も助手席に乗りながら、「次のMV、『日本一周愛のご飯旅』で撮ろうと思ってるんだけど、どういう内容にしようか?」とプロデューサーさんが言ってきたから、「どうせ変なのでしょ。地毛は今回こそ出しますか?」と聞いたら、「今回も、地毛は出したくない」と。その時点で、一体それがアイドルのMVなのか??という内容でもありますけど(笑)。『日本一周愛のご飯旅』の中で私たちは全国各地の美味しいもの巡りもしていることから、「メンバーみんながご飯になっちゃえばいいんじゃないですか?」と言ったら、「それだ、さっそく"おにぎりの衣装"を作るために衣装さんに連絡をしよう」となり、今回の衣装になりました(笑)。ただ、想像していた100倍以上かわいい衣装になっていたから、すごく安心しました。

藤崎しおり  衣装についているおにぎり、海苔の部分は上下だけ縫ってあって左右は空いているから、中に物を入れられるようもなっているんですよ。

安堂舞花  だから、冬はカイロを入れられます。

藤崎ふみ  BANZAI JAPANは扇子を使う曲もあるから、おにぎりの海苔の部分に扇子を入れておくことも出来ます。

笹川ささ  海苔がポケットになっているのも斬新ですよね。


ささが近づくほど下水道のような臭いになっていくんですよ。その正体がね。


──それぞれ、『日本一周愛のご飯旅』の魅力を語っていただけますか。まずは、しおりさんからお願いします。

藤崎しおり BANZAI JAPANにはいろんな始まり方をする楽曲がありますけど、語りから始まる楽曲は『日本一周愛のご飯旅』が初めてになります。しかも、民謡のような始まり方をするから最初は驚きましたけど。全体的にポップだし、アイドルらしいかわいさも詰め込まれているから、そこは安心しました。
 BANZAI JAPANの場合、どのMVにも、どのシーンにも、かならずメンバーが映っています。でも『日本一周愛のご飯旅』ではキッズダンサーさんを迎えた新鮮さがあれば、メンバーがまったく映らないシーンも初めて登場しているから、私たちにはそれも新鮮でした。

──良ければ、大好きな「ご飯のお供」も教えてください。

藤崎しおり  わたしは、”焼き魚”です。

──続いては、ふみさんに語っていただきましょうか。

藤崎ふみ 『日本一周愛のご飯旅』をライブで初披露したのが、今年1月に行ったワンマンライブのときでした。初見で聴いたときからファンのみなさんがヲタ芸をしていれば、クラップから始まる曲というのもあって、みなさん最初からクラップをしてくれるなど、みんなの身体にスッと溶け込んでいった印象がありました。今でもライブでよく歌っていますけど。振り付けがキャッチーだからファンのみんなが真似てくれれば、その姿がかわいいんです。歌詞も曲調もすごく元気をもらえる内容だから大好きですし、ちょっとハイになりたいときに聴くと、そうなれます。好きな「ご飯のお供」は、”いかの塩辛”です。
 
──次は、さささんに行きましょうか。

笹川ささ  『日本一周愛のご飯旅』の歌詞って、本当に美味しい食べ物のことを歌にしているんですね。人って、美味しいご飯や、温かい食べ物を食べるとめちゃめちゃ元気になるじゃないですか。そういう気持ちになる歌詞がギュギュッとにぎられ(詰め込まれ)ています。少し元気がないときや、元気を補給したいとき、美味しいご飯を食べながらこの曲を聴いて、みんなに元気になってほしいです。『日本一周愛のご飯旅』はポップで明るい曲調というのもあって、私たちも歌っていると元気になれるし、ライブ中のテンションも上がっていきます。旅行へ行くときに駅弁を食べながらこの曲を聴くと、よりワクワクする旅気分を味わえると思います。

──歌詞に「絶品グルメ」と出てきます。みなさんも国内外問わず、いろんな絶品グルメを味わっているんじゃない?

藤崎ふみ  美味しいものから、味の微妙な食べ物までね。

笹川ささ  見た目からしてすごいものまで、いろいろ味わっています。個人的に印象に残っているのが、絶品ではなく奇抜なグルメですけど。タイのフードコートで食べた、もう名前も覚えてない食べ物が衝撃的でした。そのときは、書いてある字を読めないから「これ、具だくさんで美味しそうだな」という理由で頼んだのですが、実際に食べたらめちゃめちゃしょっぱかったんです。わたし自身は、とにかくしょっぱい印象の食べ物でしたけど、みんなはね。

藤崎ふみ  私たちは先に料理を運んで、ささの来るのを待っていたんですけど。なんか、腐った魚のような匂いが徐々に漂ってくるんですよ。「えっ、なに?」と思っていたら、ささがこっちへやって来たのはいいんですけど、彼女が近づくほど下水道のような臭いが強くなっていくんですね。その正体が…。

笹川ささ  料理につけるディップが、魚の内蔵などをめっちゃ腐らせたものらしくて。わたしは、とにかくしょっぱい印象でしか受け止めていなかったけど。他のメンバーたちは、「なんだこの臭いは、ギョギョギョ」とわたしを避けだす状態(笑) 

藤崎ふみ  あのときは臭いが強烈すぎて、本気で逃げたかったです(笑)。

笹川ささ  そんな、わたしのお勧めしたい「ご飯のお供」ですけど(笑)。超お勧めしたいのが、新潟県にある会社の三辛さんが出している”サーモンの塩辛”。 サーモンとイクラが入っている塩辛なんですけど、これがめちゃめちゃ美味しいです。これだけを食べても美味しいし、ご飯のお供にすると美味しすぎて止まらなくなるから、ぜひ、みなさんにも食べてもらいたいです。


静岡でびっくりドンキーを味わうとか、山口県でジングスカンを食べたり、名古屋ではなか卵で美味しく食べました。


──続いては、舞花さんお願いします。

安堂舞花 『日本一周愛のご飯旅』は、1月に行った大きなワンマンライブのときに初めて披露した楽曲です。最初に聴いたときは、「すごく元気で楽しい曲」という印象でした。実際に、ファンの方々もライブで盛り上がってくれますけど。ちゃんと歌詞を噛み砕いて理解していくと、「良いこと歌ってるな」という思いも伝わってきます。歌詞に書いてある「君と楽しむ絶品グルメ」もそうだし、わたしが一番推しているのが「ごはんを探してね きっと 愛はシンプル」の歌詞。ご飯って、人と人を幸せに繋げる力を持っているじゃないですか。一緒にご飯を食べることで、相手との距離や関係が深まりますよね。それは、美味しい(楽しい)ライブを通したメンバーとファンたちの関係も、そう。ファン同士でも、一緒にご飯を食べに行って関係を深めていますし、撮ったチェキをご飯と一緒に並べて食べてくれることにも、わたしたちは喜びを感じているように、『日本一周愛のご飯旅』を歌いながら、そこにわたしはBANZAI JAPANとファンたちとのシンプルな愛の形も重ねてあわせています。

──いろんな地域まで遠征して楽しんでいるファンの方々って、ご当地の美味しい食べ物を味わっている人たちも多いですよね。メンバーのみなさんも、いろんな地域に足を運んでは、各地の絶品グルメを堪能しているのでしょうか?

安堂舞花  プロデューサーさんがいろんなお店へ連れていってくれるから、いろいろと味わっています。

藤崎ふみ  静岡でびっくりドンキーを味わうとか、山口県でジングスカンを食べたり、名古屋ではなか卵で美味しく食べました。あっ、そういうときって、あまり時間がなくて近場で済ませてしまうからなんですけど。2-3時間は晩御飯を味わう余裕があるときは、うちの運営は"ご飯ガチ勢"だから、美味しい地元飯を探しては、私たちも味わっています。 

安堂舞花  ちなみに、わたしのお勧めの「ご飯のお供」は、”納豆にメカブ”です。今、おばあちゃん家に住んでいるのもあって、おばあちゃんが「健康にいいから」と毎朝納豆を出してくれます。だから、わたしは毎朝納豆を食べています。 

──最後は、夢姫さんですね。

餅丸夢姫  わたし、『日本一周愛のご飯旅』の楽曲をいただく前に、ちょうど「次は食べ物の曲を歌いたいなぁ」と思っていたら、本当にそういう曲がきました。じつは前にも、「EDM系のダンス曲を歌いたいなぁ」と思ったら『乙女心』が届いたことがあって。それって、すごいですよね。わたし、予知能力があるのかも知れないです。もしくは、念力でプロデューサーさんを洗脳してるとか…。

藤崎ふみ  もしくは、プロデューサーさんと同じ意識や感覚を持っているとか…。

餅丸夢姫  連動しているのかも知れないです。今回、完成した新衣装を見たときに、服におにぎりがついていたから、「(うちのプロデューサーさん)衣装におにぎりをつけるなんて、気が奇怪しくなったのかな?」と最初は思いました。わたしもBANZAI JAPANのメンバーになってもう3年経つから、BANZAI JAPANが変なグループなのは自分でもわかっていましたけど。さすがに、おにぎりをつけた衣装を見たときは、「本当におかしくなったか」と思いました……けど、身につけているうちに、わたしもこの衣装がだんだんかわいく見えてきて、今や、BANZAI JAPANの歴代衣装の中でも一番のお気に入りです。『日本一周愛のご飯旅』は、ずっとご飯のことを歌っているから、ご飯を食べたときの幸せな気持ちになりながら、いつもライブをしています。

──何時頃から、BANZAI JAPANは普通のグループじゃないと気づきました?

餅丸夢姫  わたしがグループに加入して一番最初に作ったシングルが、『アフロダイナマイト』でした。あのときは、自分が初めて参加する楽曲という嬉しさもあったし、初めてMVを撮れると喜んでいたら、あの金色キラキラのドレス衣装姿で、しかもアフロヘアーのウィッグをかぶっての撮影。そのときに、「もしかしてわたし、入るグループを間違った??」「このグループ、ちょっとヤバくない??」と思いましたし、その後も、「なんか変なグループだ」と思いながら活動を続けてきましたけど。今となっては辞めなくて本当に良かったなと思えているくらい、すっかりBANZAI JAPAN(の世界観)に洗脳されています(笑)。

藤崎しおり   私たちも、いまだ『アフロダイナマイト』のMVや衣装姿を超える経験をしてないから、最初にあれを経験したぶん、もう怖いものはないと思う。

藤崎ふみ  だって、いまだに『アフロダイナマイト』のジャケットを見て自分が何処にいるのかを探してしまうくらい、パッと見じゃ誰が誰だかわかんない。

安堂舞花  ほんと、そう。つい、自分の姿を探しちゃう。

藤崎ふみ  私たちは、まだ自分事なのでわかりますけど。うちのおじいちゃん、実家でよくBANZAI JAPANのMVを見てくれてるんですけど。いまだにわたしが『アフロダイナイト』の何処に映っているのか見つけられずにいるどころか、リリースしたばかりの頃は、わたしが映っていない(と勘違いしていたこと)から、「うちの孫はBANZAI JAPANを辞めたのか??」と思っていましたからね。それくらいの衝撃作だから、もうあれを超えることはない…と信じてます(笑)。

藤崎しおり  だから、今回の『日本一周愛のご飯旅』でおにぎりのかぶりものをしている私たちでさえ、かわいいと思っています。

藤崎ふみ  『日本一周愛のご飯旅』のMVは、BANZAI JAPANの中では王道のMV作品です。

餅丸夢姫  で、お勧めの「ご飯のお供」ですけど。どこの名産なのかわかってないですが、よくパーキングエリアに売っている瓶詰めされた“うまくて生姜ねぇ!!”がめっちゃ美味しいです。ご飯に乗せても美味しいし、何かにかけても美味しいです。これがあったらわたし、ご飯を3杯はいけます。もし、税関にひっかからないのなら、海外遠征のときに外国にまで持っていきたいくらいです。


「本当に同じグループ??」と思えるくらい3曲とも違った魅力と雰囲気があるから、全曲楽しんでほしいです。


──本作は、『日本一周愛のご飯旅 / バンザイ︕バンザイ︕ / カーテンコール』のトリプルA面作。『バンザイ! バンザイ!』『カーテンコール』とも、めっちゃいい曲ですよね。中でも『バンザイ! バンザイ!』は、本当にBANZAI JAPANらしい曲じゃない?

藤崎ふみ もう、無限に「バンザイ!」と言ってる曲だからね。

笹川ささ  『バンザイ! バンザイ!』をライブでやると、大きな声を上げて盛り上がってくれる方々が多く出てくるように、ライブで沸けるし、盛り上がれる楽曲です。ライブで『バンザイ! バンザイ!』を歌うと「やったー!!」と喜んでくれる人たちも多いです。『カーテンコール』は沸ける曲ではないけど、歌を聴いてエモくなってくれる人たちも多い、こちらもライブで好評な曲です。

藤崎ふみ  『カーテンコール』のいいところは、音源だとめっちゃ洗練されたエモい曲として聴けるんですけど。ライブで聴くと、さらにエモさやフレッシュさが増していくぶん、音源とは違う雰囲気を感じられます。だから、音源とライブの両方で味わうと二度美味しくなれます。

──『バンザイ! バンザイ!』の中に出てくるラップも、気になるポイントです。

笹川ささ  BANZAI JAPANのメンバーが、それぞれの出身県をラップしています。

藤崎ふみ  候補生もそこには参加してラップしています。この曲、都内で歌っているときは、音源に収録した歌詞通りにラップをしていますけど、地方公演では、参加したメンバーや地域の特色にあわせて歌詞をいろいろと変えて遊んでます。海外公演のときも、(限られたメンバーでの参加になることもあって)笹川とわたしが英詞でラップをしています。

藤崎しおり  『バンザイ! バンザイ!』は、今は解散してしまった、同じ事務所に所属していたグループさんとのコラボ曲『妖怪バンザイ!』 として歌っていました。結果、この曲をBANZAI JAPANが受け継ぐことになってタイトルが『バンザイ! バンザイ!』になり、歌詞も若干変わったことから、今はBANZAI JAPANの楽曲として歌っています。『バンザイ! バンザイ!』をBANZAI JAPANのことを知らない人たちの前でやっても、みんな一緒に「バンザイ! バンザイ!」と両手を上げて盛り上がってくれるし、初見の人でも一緒に沸ける曲です。「バンザイ! バンザイ!」の言葉はすごく頭に残るから、海外の公演でやっても、みなさんすぐに真似して騒いでくれます。

藤崎ふみ  「バンザイ! バンザイ!」をライブで初披露したのが、海外公演でしたからね。そのときも、最初からみんな沸いてくれたのも覚えています。この曲こそ、言葉がわからなくても通じる楽曲です。

安堂舞花  『日本一周愛のご飯旅』と『バンザイ! バンザイ!』は、ライブで楽しく盛り上がれる楽曲ですけど。『カーテンコール』は曲の持つ雰囲気を楽しめる歌。歌詞にはファンと私たちの関係や、「ファンの方々があっての私たちだよ」というメッセージを込めています。実際に「ありがとう」など、ファンの人たちに、私たちの思いを伝える歌詞や振りが多いです。私たちも、『カーテンコール』を歌っていると自然に感情が入っていけば、普段はなかなか伝えられないファンたちへの思いをライブを通して伝えられるから、とても大切な楽曲として受け止めています。もちろん、音源としても楽しんでほしいですけど。『カーテンコール』はとくに、私たちの感情をリアルに伝えてゆく曲だから、ぜひライブを通して楽しんでいいただけたらなと思います。

──夢姫さん、3曲まとめての言葉をお願いできますか?

餅丸夢姫  3曲とも雰囲気の違った曲たちです。『日本一周愛のご飯旅』は、美味しい気持ちになって味わってほしい曲。『バンザイ! バンザイ!』は、「わ~い!!」と一緒にライブで楽しんでほしい曲。『カーテンコール』は、一緒にしっとりやエモい気持ちになってほしい曲です。「本当に同じグループ??」と思えるくらい、3曲とも違った魅力と雰囲気があるから、全曲楽しんでほしいです。


旅先でパスポートを失くしました。


──BANZAI JAPANは毎年のように海外公演も行っています。今年もフランスで行われるフェスへの参加が決まっていますよね。

笹川ささ  はい。フランスで行われるJAPAN COOL FESTIVALから声がかかったので、参加します。

藤崎ふみ  フランスで行われているJAPAN EXPOへの参加をきっかけに、ヨーロッパ圏やアジア圏など、いろんな国で行われるフェスからお声がかかるようになり、参加しています。今のところ、何カ国行ったのかな?

笹川ささ  全部で7カ国行ってます。何度か行ってる国もあるから、回数はもっと多いですけど。

──昨年、パリ公演へ行って、パスポートを紛失したメンバーっていませんでした?

餅丸夢姫  失くしました。まさか自分の人生でそういうことがおきるなんて思ってもいなかったこと。あのときは、しおりさんと同室だったんですけど…。

藤崎しおり  そのホテルというのが部屋に金庫がなくて、貴重品を預ける場所もなかったんですね。しかも、外から自由に出入りも出来ていたのか、餅丸がパスポートを失くした(おそらく温まれた)日に、わたしも下着や靴下類が全部無くなっていました。他のメンバーも無くなったものがあったので、本当に大変な経験をしました。中でも餅丸は、パスポートの再発行という本当に大変な状況へ陥ったし、失くしたときは本当に落ち込んでいましたからね。

餅丸夢姫  人生の中、あんなに焦ったのは、あのときが初めてでした。

──海外でのハプニングはいろいろと経験をしています?

藤崎ふみ  むしろ、何事もなく無事に終えることのほうが珍しいくらいです。

安堂舞花  普通は人数分用意しているはずのマイクなのに、本番10分前に「今日はマイクが2本しかありません」と聞かされ、スタンドマイクを2本立て、歌う人が自分の番になったらマイクの前で歌い、あとはアドリブで何とかパフォーマンスを乗り切るなんてライブ経験もしています。ただ、普段から通じ合っているから、あのときはアイコンタクトをしながら無事切り抜けました。

藤崎ふみ  おかげで、今では試練さえも楽しむ気持ちでライブをしています。


今いるメンバーみんな、せめて10年は在籍してほしいなと思っています。


──BANZAI JAPANも10周年を迎えました。

藤崎ふみ  今のメンバーの中ではわたしが一番長く在籍していて、今年9周年を迎え、10年目の在籍になりました。この10年間、あっと言う間や長かったという言葉ではすまないくらい、本当にいろんなことがありました。今でこそ、定期的にリリースできる環境を与えてもらえていますけど。活動を始めて間もない頃は、自分たちのファンが一人もいない中でライブをやることもあれば、どこまでがステージで、どこからが客席なのかさえわからないような場所でライブをやる経験もしてきました。それが今では、BANZAI JAPANに憧れてメンバーになってくれる子たちも出てくれば、ファンの人たちもたくさん増えましたし、海外にも呼ばれるようになるなど、今は本当に毎日幸せな日々を過ごしています。BANZAI JAPAN自体は10年を超えましたけど、わたしも間もなく在籍10週年になるから、今いるメンバーみんな、せめて10年は在籍してほしいなと思っています。

笹川ささ  わたしは、ふみの半年後に加入しているから、わたしも9年在籍で、10年目もそんな遠くはないけど…。

藤崎しおり  わたしは今、8年目です。

安堂舞花  わたしは5年目になりました。

餅丸夢姫  わたしは3年経って、今は4年目です。

藤崎しおり  この中にいると、在籍3年って短いようにも思えるけど。アイドル活動を続けていて思うのが、3年間同じグループに在籍していることや、グループが3年間続くのって、けっして当たり前じゃないんだなということ。そう思ったら、10周年続くグループってすごいなと思います。

藤崎ふみ  しかも、グループ名も、コンセプトも、向かう方向性も、活動当初から変わることなくBANZAI JAPANは10年以上続いています。そこは、本当にすごいことだなとは思っているし、これからもずっと同じ姿勢で続けていきますから。

笹川ささ  そうだね。これからも世界を舞台に、いろんな地域を飛び回りながらライブをしていきたいです。

──最後に、シメのひと言もお願いします。

安堂舞花  こうやって10年という歴史を重ねてきたグループの一員として活動できていることが幸せです。今回も、素敵な作品をリリースできるし、素晴らしいMVも作れたし。これからも、世界に向けて発信し続けます!!

全員  いえーい!!!!!


TEXT:長澤智典

『日本一周愛のご飯旅』BANZAI JAPAN MV

https://www.youtube.com/watch?v=3syHHGzkF_s

<インフォメーション>


アー写


 ■リリース情報

日本を元気に世界へ発信!47都道府県天下統一アイドル
6thシングルリリース!!
『⽇本⼀周愛のご飯旅 / バンザイ︕バンザイ︕ / カーテンコール』

2023.06.11 On Sale

各タイプ ¥1,200-(税込)
<発売元> 株式会社ロックフィールド
<販売元>コロムビア・マーケティング株式会社

JKT
▲Type-A
JKT
▲Type-B
JKT
▲Type-C
JKT
▲通常盤

【収録曲】
・日本一周愛のご飯旅
・バンザイ!バンザイ!
・カーテンコール
・日本一周愛のご飯旅(instrumental)
・バンザイ!バンザイ!(instrumental)
・カーテンコール(instrumental)


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