FEATURE
ここにいると高校時代の青春の延長戦をやっている感じなんですよ。 風男塾 インタビュー!
風男塾が、最新シングル『一生青春、⼀緒に青春/FOCUS!』を7月24日にリリース。7人が、同作品の魅力を語ってくれた。
何かに向かって一生懸命に打ち込むこともそうだし、つらいことや悔しいことがあっても、それをみんなと一緒に乗り越えてきたし、これからも乗り越えていく。それこそが青春じゃない。
──まずは、表題曲『一生青春、⼀緒に青春』の魅力や聞きどころ。そして、「自分にとっての"青春"について聞かせてください。
柚希関汰 『一生青春、⼀緒に青春』を作るうえでテーマに据えたのが、ファンの人たちと一緒に作り上げる楽曲ということ。この曲では、ファンの人たちがコールを入れられるパートをたくさん用意。すでにライブでも何度か披露していますが、CDの発売前にも関わらず、ファンの方々の入れるコールはすでに完璧です。今では、俺たちよりもファンの人たちのコールをする声のほうが大きいんじゃない?!と思えるくらい。ファンのみんなも、『一生青春、⼀緒に青春』を歌ったときは本気で楽しんでくれています。
俺にとっての青春は、ステージに立ってファンのみなさんと一緒にライブをしているとき。ライブ特有のあの一体感を覚えるたびに、俺は「青春してるなぁ」と感じるというか。風男塾としての活動自体が、俺にとっては青春。だから、今も青春し続けています。
葉崎アラン 関汰も言っているように、ライブでファンの人たちとコール&レスポンスしながら一緒に楽しめるところが『一生青春、⼀緒に青春』の一番の魅力。今回の楽曲には、風男塾としては珍しく、メンバー全員のセリフパートもあります。それぞれのキャラクターが見えてくるセリフも聴きどころだし、今後ライブでは、セリフの部分を急にアドリブで変えたりするかも知れないから、そこもライブでこの曲を楽しむうえでのポイントになりそうかな?!と思ってる。
──すでにライブ中、アドリブでセリフを言うこともしているのでしょうか?
葉崎アラン 今はまだリリース前だし、まずは楽曲を浸透させたいなと思って、収録した形のままセリフを言ってますけど。スタッフさんとも、「ライブに足を運んだ場所やそのときの環境に合わせてセリフを変えていくのも面白いかもね」という話をしているから、今後そういう機会が出てくるかも??知れません。
──アランさん、セリフで「俺からの気持ちサランヘヨ(愛してる)」と言ってますよね。その言葉を聴いて興奮を覚えているファンの方々もいるんじゃないですか?
葉崎アラン どうなんだろう??いるのかなぁ。俺がまだ気づいてないだけかも知れないけど。でも、セリフの中へそうやって韓国語を混ぜれたのは嬉しかったです。で、青春ですが、俺も、風男塾で活動をしていること自体が青春。「今、青春を感じていますか?」と聞かれたら、「感じてます」と答えるし、ここにいると高校時代の延長戦をやっている感じなんですよ。メンバーと一緒にいると、気づいたら大爆笑していることも多いんですね。しかも、本当にくだらない話で笑い合ったり、延々と語りあったり。でも、そういう時間を過ごしているときこそが、やっぱ青春だなと俺は思っています。
──歌詞に出てくる「文化祭の準備期間のまま」と同じ気持ちだ。
葉崎アラン そのまんまです。
──続いて、凛空さんお願いします。
英城凛空 『一生青春、⼀緒に青春』は、歌詞の一つ一つが本当にキラキラ輝いている楽曲。聴いても楽しいけど、歌っている僕たちも本当に楽しくなれる。僕が「ヨッシャー!いくぜー! 」のセリフ部分で叫ぶときには、僕もそうだし、聴いてくれるみんなも一緒に熱くなれる。この曲では、ファンのみんなもいろんなコールを入れてくれるし、キャッチーな振りも多いから、ライブでは、みんなも振りを真似て楽しんでいます。聴いてすぐ耳に残る曲だし、本当にたくさんの人たちに聴いてほしいなと思っています。
青春ですが、学生の頃も学生なりの青春を送っていたと思うけど。そのときよりも、こうやって風男塾のメンバーとして活動をしている今のほうが「青春しているな」と感じてる。毎日みんなと一緒にいるのが楽しいのは、もちろん。何かに向かって一生懸命に打ち込むこともそうだし、つらいことや悔しいことがあっても、それをみんなと一緒に乗り越えてきたし、これからも乗り越えていくんだろうし。それって、まさに青春じゃない。毎日青春している俺たちと一緒に、ファンのみんなも青春してくれたら嬉しいです。
──セリフの部分を元気よく叫んでゆくところに、凛空さんらしさを感じました。
英城凛空 ほんとに、そうですよね(笑)。最初のセリフとして出てくる「幸せにするよ」の部分が、意外と早口なんですね。他のメンバーのセリフパートは余裕を持てるのに、たたみかけるように僕と太陽の一番のセリフ部分だけ尺が短いから、ライブでも、2人だけ「幸せにするよ」(英城凛空)「大好き」(天堂太陽)と、いつも早口になってしまいます。 しかも、僕がライブで「幸せにするよ」と言うテンション感が意外とあっさりとした軽い言葉に聴こえるらしくって、ファンのみんなはそれを面白がっています。
天堂太陽 俺のパートは、本当に短いですからね。『一生青春、⼀緒に青春』の作詞名に風男塾の名前も入っているように、セリフの部分は各自が考えたんですけど。その場で「太陽っぽい短い言葉って何だろう??」と考えたうえで、「大好き」にしました。 その言葉を、元気に真っ直ぐに伝えてこそ太陽っぽいなと思ったことから、元気に叫んでいます。
──「大好き」のセリフは、「幸せにするよ」を受けての言葉として出したもの?
天堂太陽 あー、確かに繋がりますよね。そのときは意識していなかったけど、そういうことにしといてください(笑)。
──太陽さん、楽曲全体の印象も聞かせてください。
天堂太陽 タイトル通り、青春を感じられる楽曲だと俺は思っています。俺、一番「青春している」と感じていたのが、風男塾のファンをやっていた時期。あの頃は、まさに青春だったなと思ってて。でも、今は風男塾のメンバーという立場。だからこそ、このメンバーと一緒に活動していることが俺にとっての青春だし、ファンのみんなと触れ合えているときに、俺は今、一番青春を感じています。とくに『一生青春、⼀緒に青春』は一緒に声をかけあえる部分が多いから、ライブでは一緒にこの曲を作りあげています。みんなと声を出しあえているあの時間も、みんなと一緒に青春しているときだなぁと俺は感じています。『一生青春、⼀緒に青春』の歌詞には、いろんな( )表記があります。そこは、ファンのみんなのパート。そこを覚え、ライブで叫んで、一緒にこの曲を完成させましょう。
僕たちの前には、まだ何も知らない世界がたくさん広がっている。それを仲間たちと一緒に見ていく。そのキラキラした瞬間瞬間こそが青春なんだろうなと僕は思いました。
──毎回のセリフパートの冒頭を飾るのが良宗さんになります。
赤星良宗 そうなんですよ。だから、俺がいきなりアドリブでセリフを言って始めるのも、ライブとしては面白いですよね。
葉崎アラン えっ、それ急にやられると、次が俺だから考える余裕がなくなる…。せめて、ステージへ出る前には言ってほしい。ライブ中に考えるから(笑)。
赤星良宗 そんなことを言ってる俺自身、このメンバーの中で一番アドリブが下手で、いきなりは自分でも難しそうだから、「今日は違うセリフで行こう」とその日思ったら、そこは事前に内容を考えてみんなへ伝えます。
──セリフパートは、メンバー名を叫んだうえで始まります。ライブでは、ファンのみんながメンバーの名前を叫んだうえで、それぞれがセリフを言うわけですよね。
赤星良宗 そうです。ライブでは何時もそうだけど、ファンの人たちの声の熱量によって俺たちの感情のギアもどんどん上がっていくんですね。セリフの部分でも、最初を担う俺のときに、みんながテンション高く熱い声で「良宗」と叫んでくれたら、自分の気持ちも自然に高ぶるし、メンバーみんなもそうなっていくはず。みんなが全力で来たら、俺たちも全力で気持ちを返しますから。
『一生青春、⼀緒に青春』の魅力は、ファンのみんなと一緒に作りあげてゆく曲。嬉しいのが、YouTube上にコールのレクチャー動画をアップして以降、みんながそれを見てコールを入れる部分を覚えては、ライブで熱い声を返してくれることなんです。中には、手書きの歌詞カードを用意し、それを見ながら叫んでいる人たちもいます。そういう姿を見るたびに、「また一つみんなとの絆が深まったな」と俺は感じます。青春って、くだらないことも含めてだけど、みんなと一つになれること。だからこそ、ファンのみんなも巻き込みながら、そうやって一緒に青春し続けたいです。
胡桃沢鼓太郎 僕、今回の楽曲をいただいたとき、「青春って何だろう」といろいろ考えました。青春って漢字の通り、青くて春なもの。青いって若いときとか、まだ熟してないとか、そういう意味にも重なる言葉。春は,まだ何も知らない,始まったばかりの季節のこと。僕たちの前には、まだ何も知らない世界がたくさん広がっている。それを仲間たちと一緒に見ていく。そのキラキラした瞬間瞬間こそが青春なんだろうなと僕は思いました。『一生青春、⼀緒に青春』も、そう。僕たち(メンバーと)の関係性や,ファンのみんなと夢を追いかけていくことも、青春なんだと思う。僕らは、この先も新しい挑戦をし続けたいし、ずっと初心を忘れずに、メンバーやファンのみんなと一緒に高みを目指したい。それが僕たちの願いでもあるし、そういう僕たちの青春が、そのまま『一生青春、⼀緒に青春』に投影されているなと僕は感じています。
──まさに、その通りだなと思いました。「大丈夫、僕がついているよ」など、鼓太郎さんのセリフも胸をキュンとさせます。
胡桃沢鼓太郎 僕、メロディーに乗せると歌詞がスーッと入ってくるんですけど、セリフってメロディーがないから意外と忘れがちにもなるんですね。でも、ライブ中に「あっ、セリフ忘れた」と思っても、ファンのみんなのことを見ていると、自然とセリフが出てきます。
──それは、セリフに込めたのが鼓太郎さんのファンたちへ向けての素直な気持ちだから?
胡桃沢鼓太郎 セリフは本当に素直な気持ちを述べているから、そうなんだと思います。
──最後は、丈源さんですね。
凰紫丈源 『一生青春、⼀緒に青春』は、「俺たちと一緒」とか「一緒に青春してみない?!」と問いかけてゆく楽曲だから、そこがすごくいいなと思っています。自分たちも、風男塾として活動をしていることが青春だけど、ファンのみんなも、風男塾のメンバーと一緒に過ごす時間やファン同士の交流にも、同じように青春を感じてくれているというか、そういう声をいただくことはとても多いです。
『一生青春、⼀緒に青春』は、ファンのみんながコールをたくさん入れられる曲。コロナ禍の時期はコールをすることかぜんぜん出来なかったし、風男塾自体、割とお洒落な楽曲へ挑戦することも増えていたけど。コロナ禍が明け、ふたたびファンのみんなと一緒に声を上げられる環境が戻ってきたからこそ、今、こうやってファンのみんなと一緒にコールをしながら一体感を作りあげられる熱い楽曲が戻ってきたんだなと思えたら嬉しくなりました。みんなも言ってたけど、俺も風男塾で過ごしている毎日が何よりの青春。それを全面に出しているのが。『一生青春、⼀緒に青春』です。
『FOCUS!』に書いてあるのは、生きてゆくうえでの大切な思い。それを、スポーツを通してわかりやすく伝えた楽曲です。
──『FOCUS!』は、JD(女子ソフトボール)リーグとタッグを組んで制作。今シーズンのニトリ JD.LEAGUE 2024の公式テーマソングにも起用中。『FOCUS!』の歌詞も、みなさんが活動していくうえでの気持ちと共通しません?
胡桃沢鼓太郎 『FOCUS!』は、JDリーグのテーマソングとして作られたので、歌詞や振り付けもソフトボールを意識したものになっていますけど。僕はスポーツにはうとくて、スポーツ自体をあまり見てきた人生ではありませんでした。だけど、学生時代にスポーツへ打ち込んできた丈源くんを始め、スポーツをしてきた人たちからいろんな気持ちを教えてもらい、実際に試合も見学させていただく中、僕自身も『FOCUS!』の歌詞に込めた思いの理解を深めることができたし、僕たちのアイドル活動にも共通する思いがあるなと気づかされました。
何かに立ち向かう気持ちや、その中で経験する挫折など、『FOCUS!』に書いてあるのは生きてゆくうえでの大切な思い。それを、スポーツを通してわかりやすく伝えた楽曲です。だからこそ、僕らを通してその思いをみなさんにも伝えたいと思いながら、ライブでも歌っています。
赤星良宗 俺たちの活動をしている姿を見て元気や幸せをもらっているという声を、よくファンの人たちからいただくんですけど。『FOCUS!』の歌詞の一節へ「それが誰かの生きる希望になるって この誇り」と書いてあるように、スポーツも、アイドル活動も、気持ちの面でリンクするものがあるなと、この曲を歌ったときに感じました。
振り返ってみたら、俺自身のアイドルになるきっかけが、輝いて見えるアイドルに元気や幸せをもらえたことなんですよね。今は、それを与える立場。だからこそ、スポーツ選手たちと同じように、自分たちの頑張っている姿を通して少しでもつらい思いをしている人たちの手助けが出来るように。そして、幸せを与えられる存在になりたいという気持ちを持って日々活動をしています。それくらい『FOCUS!』は、自分たちの気持ちにも重なる楽曲だと思います。
──丈源さんや関汰さんは、実際にスポーツへ打ち込んできた人たちですよね。
凰紫丈源 打ち込んできました。だからこそ『FOCUS!』を聴いたとき、グラウンドの景色や、スポーツへ熱中していたときの気持ちが自然と思い浮かびました。『FOCUS!』の一番の歌詞には、いろんなスポーツをしている選手自身の気持ちはもちろん、何かへ夢中になって頑張っている人たちの感情に寄り添うというか、「そういう気持ちあるよね」となれる内容が書いてあります。確かに、練習のきつさから「辞めたい」と思うときもありました。それでも、自分を信じて頑張ろうという思いが、一番の歌詞からは伝わってきます。二番の歌詞には、俺たちもアイドルとして誰かの励みになっている存在だからこそ、俺たち自身の頑張る気持ちと重なる思いが書かれています。
JDリーグの選手たちは、常日頃からたくさん努力を重ねてきたからこそプロになれたわけじゃないですか。何か一つのことを追求し続け、それを磨き続けてきたからこそ、そこに到達できた。その姿は、誰かの憧れや目標、希望にも繋がること。同時にその姿は、俺たち自身にも重なります。俺自身がスポーツへ夢中になってきた人だからこそ余計にそう思うのかも知れないけど、気持ちに寄り添いながら前向きにしてゆく『FOCUS!』はすごくいい曲だなと思ってる。
──ほんと、胸に響くものがありますよね。
凰紫丈源 『FOCUS!』は、俺たちや選手のみなさんも含め、その姿へ憧れを抱かせる曲であり、聴いた人の背中を押すきっかけになる歌。最後の落ちサビの「Woohoh〜Woohoh〜」は応援歌のようじゃないですか。そこを歌っているとグラウンドやスタジアムの景色がパッと思い浮かび、スポーツをしているときや、観ているときと同じ熱い気持ちになれる。しかも、やる気に満ちあふれてゆく。そういう気持ちになれる曲を歌えたことが、すごく嬉しかったです。
柚希関汰 俺は、プロを目指してテニスをやってきました。結果的に、こうやって違う道へと進んだわけですけど。本気でプロを目指して練習をしていたときは、正直めっちゃしんどかったし、「なんでこんなに練習しなきゃいけないんだろう」とめちゃくちゃ思ってもいました。きっとそんなときに『FOCUS!』を聴いていたら、もっと気持ちが強くなれていたのかなと思います。でも、あのとき頑張って続けたからこそ、今の仕事を頑張る力にもなったわけだし。『FOCUS!』に書いた気持ちってやっぱいいよなと、改めて思いました。
『FOCUS!』も、ライブで何度も歌っていますけど。歌うたびにグッとくるというか、熱くなりますし、ファンのみんなも「GO!」と叫ぶなど、一緒に熱くなれる。まさにこの曲も、風男塾らしい楽曲だと俺は感じています。
『Sing for you』のハーモニーを綺麗に出せたパフォーマンスが出来たら、ライブでみんなに感動してもらえそう。
──そしてもう1曲が、『Sing for you』になります。
葉崎アラン この曲を手がけたinvisible mannersさんが「主メロとハーモニーを同じくらい大切に作った楽曲。今の風男塾はハモれるメンバーが多いからこそ、そういう曲にした」と言っていたように、『Sing for you』はハモリの魅力を徹底して生かした楽曲です。音源でもそうだけど、ライブだと、よりハモリが生きると思うからこそ、そこを楽しんでください。
『一生青春、⼀緒に青春』と『FOCUS!』は熱いメッセージや思いを詰め込んだ歌ですけど、打って変わって、『Sing for you』 はラブソング。とはいえ、この曲の歌詞も熱いから、そこにも風男塾らしさが出ています。
英城凛空 『Sing for you』はけっこう歌唱力を要求されますけど、あのハーモニーを綺麗に出せたパフォーマンスが出来たら、ライブでみんなに感動してもらえそうな楽曲です。歌詞に「ありのままの僕のありきたりなラブソング」と書いてあるように内容はラブソングですが、一緒に笑いあえたり、一緒にいたら楽しいことが待っているよという気持ちにもさせてゆく歌。『Sing for you』は君のために歌っているんですけど、自分自身も「この人を守るために頑張らなきゃ」という気持ちにさせてゆく内容。「愛するべき⼈を守り抜くため 数cm背伸びカラ元気でAll right!!」の歌詞じゃないけど、誰だって好きな人の前では格好つけたくなるじゃないですか。「自分できるよ」と、ちょっと背伸びをしたり。つらいときや悲しいときも、好きな人のためにカラ元気だけど明るく振る舞うって実際にあることですよね。そういう気持ちも歌詞に入っていれば、心地好く聴ける爽やかな楽曲であるところにも、俺は魅力を感じています。
天堂太陽 今回収録した3曲の中では、確かに一番爽やかだね。『一生青春、⼀緒に青春』と『FOCUS!』が熱い元気ソングなら、『Sing for you』は爽やかな元気ソング。「君だけのため歌うよ」の歌詞通り、この曲では一人一人が聴いてくれる人たちの胸に届くようにと歌っています。聴いた人たちは、「自分のために歌ってくれているんだ」という気持ちで聴いてほしいと思います。僕らも、君と数cm距離くらいの気持ちで歌っていますから。
『Sing for you』は歌詞も素敵なんですね。「泣いたっていいさ 涙注いで ⼤きくなった⽊には花が咲くだろう」の歌詞通り、どんなに弱い心模様だろうと、しっかりと前を向く気持ちにしてくれます。ときには強がったりもするけど。そんな僕からのありのままの言葉を不器用ながらにも伝えるよという、その真っ直ぐな思いもすごくいいんですよね。ぜひ、歌詞にも注目して聴いてください。
──鼓太郎さん、全体を総括しての言葉もお願いします。
胡桃沢鼓太郎 どの楽曲にも共通して言えるのは、ファンの人たちと一緒に作りあげていく曲たちということ。今の7人の風男塾になってから3年。高校の部活で言うと最後の年になりますけど。今の僕らは、ようやくここからだなという気持ちでいれば、これからもずっとこの7人で駆け続けていく気持ちです。そんな7人と、愛すべき仲間(ファン)たちとで一つの目標や夢へ向かって走っていく。そういう気持ちにさせてくれる、とてもキラキラとした青春を感じさせる1枚になりました。
「月刊風男塾2024」は、一公演ごとにいろんな風男塾の姿を味わえる楽しい内容になっています。
──風男塾は、12月まで新宿DHNoAで毎月「月刊風男塾2024」を行っています。8月10日の公演では、アランさんの生誕祭が行われます。どんな内容になりそうでしょうか?
葉崎アラン これから内容を煮詰めていくから、どうなるのかはまだわからないことを前提でお話します。俺の生誕祭は、ダンスをメインに据えたライブにしようかなと思っています。もしかしたら、マイクを置いて踊りに専念する曲も出てくるかも??そこは、これから煮詰めていくので、何が飛び出すのか楽しみにしていてください。
──関汰さん、「月刊風男塾2024」シリーズについてのまとめの言葉をお願いします。
柚希関汰 以前から定期公演はやりたいことでした。それを、今年は1月から12月まで新宿DHNoAを舞台に毎月開催しています。ファンの人たちも、俺たちと毎月出会える場があることを楽しんでもらっているし、俺たちも毎月いろんなテーマを持って公演を行うことで、俺たち自身の成長にも繋がっています。毎月行うからこそ、四季を感じさせる内容を盛り込んだり、生誕祭のときは主役が中身を決めるなど、一公演ごとにいろんな風男塾の姿を味わえる楽しい内容にしています。初めて来た方でもすぐに馴染んで楽しめるから、良かったら何時でも遊びに来てください。楽しさは絶対に約束しますから。
TEXT:長澤智典
<インフォメーション>
『一生青春、⼀緒に青春/FOCUS!』
2024.7.24 Release
[初回限定盤A]
TECI-956[CD+DVD]
価格¥1,700 (税抜価格¥1,545)
CD
1.⼀⽣⻘春、⼀緒に⻘春
2.FOCUS!
3.Sing for you
DVD
1. ⼀⽣⻘春、⼀緒に⻘春Music Video
2. ⼀⽣⻘春、⼀緒に⻘春Music Video メイキング
[初回限定盤B]
TECI-957[CD+DVD]
価格¥1,700 (税抜価格¥1,545)
CD
1.⼀⽣⻘春、⼀緒に⻘春
2.FOCUS!
3.Sing for you
DVD
特典映像「"FOCUS!"のティザー映像をメンバーで作ってみた」
[通常盤]
TECI-958 [CD]
定価¥1,300 (税抜¥1,182)
1.⼀⽣⻘春、⼀緒に⻘春
2.FOCUS!
3.Sing for you
4.⼀⽣⻘春、⼀緒に⻘春(Instrumental)
5.FOCUS!(Instrumental)
6.Sing for you(Instrumental)
※ランダムトレカ⼊り(初回生産分のみ封入)
2024 LIVE
風男塾LIVE TOUR2024〜HUNGRY〜
9月7日(土)神奈川・新横浜NEW SIDE BEACH
9月15日(日)埼玉・HEAVEN’S ROCKさいたま新都心VJ-3
9月21日(土)広島・SECOND CRUTCH
9月22日(日)福岡・福岡POCKET
9月28日(土)大阪・ROCK TOWN
9月29日(日)愛知・新栄シャングリラ
10月6日(日)宮城・spaceZero
「⽉刊⾵男塾2024」
2024年8⽉10⽇(⼟)
東京・DHNoA
[1部]葉崎アラン⽣誕祭
開場13:30 / 開演14:00
[2部]⾵男塾LIVE2024〜葉⽉〜
開場17:30 / 開演18:00
SNS
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