FEATURE

2022.06.04
C;ON(シーオン)

今のC;ONを知ってもらう最高のきっかけになる曲たちばかりを、ここには詰め込みました。 C;ONインタビュー3

「器楽奏者とヴォーカルが融合された業界初の音楽ユニット」のキャッチコピーも印象的。「オーケストラ」と「ヴォーカル」を融合したグループが、C;ON(シーオン)。メンバーは、SHION(Vo)、AIKA(Vo)、SEINA(Euph & B.Tp) 、KAKO(A.Sax)、AMI(Pf)の5人。
  C;ONは、6月14日にシングルを3-TYPE発売する。『Re:take (Perfume)』『Re:take (Rouge)』『Re:take (Bijoux)』と題した3枚の魅力を、彼女たちの言葉を通して紐解きたい。

(1回目は、こちらから)
(2回目は、こちらから)


インタビューC;ON


『INVADER』はライブで魅了してゆく、「これぞ、C;ONでしょ」と言える楽曲です。


――『INVADER』は、C;ONの持ついろんな要素を濃縮した楽曲。ぜひ、この曲の魅力について聞かせてください。KAKOさんから、お願いします。

KAKO 『INVADER』は、ライブで圧倒的なC;ONの存在感と迫力ある姿を見せつけてゆく楽曲です。中へ、ティアラをイメージした手のポーズをする振付も入っています。そこは、みんなで一緒に真似ながら盛り上がっていけたらなと思います。

――次は、SEINAさんお願いします。

SEINA 『INVADER』は、ユーフォニアムの持つ重低音がすごくピッタリとはまる楽曲です。中では、サックスとユニゾンで演奏をしながら曲の表情に幅も持たせています。ぜひ、『INVADER』を通して重低音とパンチの効いたユーフォニアムの音を感じてください。

――AIKAさんの、『INVADER』への思いを聞かせてください。

AIKA  初めて『INVADER』のデモ音源を効いたときに「キターッ!!」「これはヤバい!!」と思ったくらい、C;ONだからこその唯一無二感を出せた楽曲です。C;ONの魅力を凝縮した、まさに「他のグループとC;ONは違うよ」という魅力を出した推し曲です。
 歌詞は、私たちのことではなく、女王様みたいな感じの内容。『INVADER』を歌い演奏するときは、メンバーみんな女王様になった気持ちで表現しています。

――SHIONさんの感想も、お願いします。

SHION  わたしも、『INVADER』のデモ音源を聞いた瞬間から「これ、絶対に格好いいじゃん」と思えたし、レコーディングをしているときにも、「この曲、格好いい!!」とずっと感じていました。『INVADER』は、ライブで一緒に盛り上がるというよりも、C;ONのパフォーマンスをしっかり見てくださいと、C;ONの魅力をみんなへ示してゆく楽曲になりました。とくにダンスパフォーマンスは、コンマ何秒のズレもないよう意識しながら練習を重ねれば、ライブでも一体感を心がけているように、圧倒する姿を見せてゆくことを意識しています。

AIKA  見ている人たちに、「すげぇー!!」と言わせる心地よい緊張感を与えていきたいからね。

SHION  『INVADER』はライブで盛り上がるよりも、ライブで魅了してゆく、「これぞ、C;ONでしょ」と言える楽曲です。

――最後は、AMIさんかな。

AMI  わたしも、デモ音源を聞いたときに。そして、振りが入ったときにも、「C;ONらしさを見せられる楽曲」だと思いました。SEINAちゃんがユーフォニアムを持ってセンターでキメながら歩いてるシーンとか、歌声の裏からKAKOちゃんのサックスの音色がオブリガードのように入ってくるところとか、サビで、センターで格好よくパフォーマンスしているヴォーカルの2人がいたりとか、長めのソロを披露できたりなど、『INVADER』1曲だけでも、C;ONの持つ魅力をたっぷりと味わえるし、それが伝わる楽曲になっているところが『INVADER』の推しポイントです。最初から最後まで、いろんなC;ONの魅力を味わえるから、見てても、聞いてても、すごく魅力的な楽曲です。


メンバーそれぞれが語った、C/W曲の魅力。


――今回、3-TYPEの作品を発売します。『Re:take (Rouge)』盤には、ラッツ&スターのカバー曲『め組のひと』を収録しました。この楽曲を選んだ理由を教えてください。

SHION  幾つか候補曲を上げた中、最終的に『め組のひと』に決めた一番の理由が、当時の楽曲を知ってくださっている人たちはもちろんですが、当時を知らない若い子たちにも刺さる曲というところです。今、Tik Tok上でも『め組のひと』のサビ歌に合わせ、「め」のポーズを取ってアップしている子たちも多いし、サビの振りはみんなもすぐに真似できるから、ライブでこの曲を披露したら世代を超えてみんなが楽しめれば、一緒に振りができるなと思ったことから選びました。それに、すっごく盛り上がりを作れる楽曲だからね。

AIKA  話題性もあるしね(笑)。

――ここからは、メンバー一人一人にC/Wに収録した楽曲の魅力を語ってもらいます。KAKOさんは、どの曲を勧めてくれますか。

KAKO  わたしは『Re:take (Perfume)』盤に収録した『Drowning in Love』です。この楽曲は、今のC;ONの中では一番新しい曲になります。これまでは、楽器も使った振付をすることはありませんでした。でも、『Drowning in Love』の「解き放たれた矢のような純情は」と歌うところで、私たち楽器陣も、楽器を矢のようにお客さんたちに向けてパフォーマンスをしています。楽器陣の場合、ずーっと吹いてることが多いから、なかなかレスをする機会って少ないんですね。だけど『Drowning in Love』では、レスの出来るパートもあるから、先の「解き放たれた矢のような純情は」の部分では、わたしやSEINAちゃんが、楽器を用いて、見ている人たちを


射抜いてます。なるべく、いろんな人たちに矢を向けていきたいので、みんなもぜひレスしてください。

――次は、SEINAさんお願いします。

SEINA  わたしが作詞にも参加、『Re:take (Perfume)』盤に入れた『偶然のかけら』のお話をします。エレピを用いたこの曲の音色自体がすごく好きなんですけど。歌詞には、いろんな偶然も、すべては必然だったという思いを書きました。
  ファンのみんなと出会ったのも、それが必然になるための偶然だったし、私たちメンバーどうしの出会いだって、今の形になるための必然という運命だったなとわたしは思っています。歌詞は、恋愛風に書いていますけど。根底にあるのは、友情も、恋愛も、ファンの人たちとの今の関係も、いろんな偶然のかけらが集まって運命になったこと。『偶然のかけら』では、「偶然のかけらを集めて運命にしていこう」と歌っているように、聞いてくださる人たちにも、いろんな状況に当てはめながら聞いてもらえたなと思います。

――AIKAさんは、どの曲がお勧めですか?

AIKA  わたしは、『Re:take (Bijoux)』盤に入ってる『Bon Bon Boooon!!』をお勧めします。この曲は、とにかくライブ映えするというか、ライブの最後に歌ったら、最高潮にアガる楽曲だし、ファンの人たちとも一体感を作りながら楽しめる曲です。歌詞には、ファンの人たちと私たちとの関係性も記してある、本当にライブで活きる楽曲です。とくに、野外ライブの、青空の下で披露する『Bon Bon Boooon!!』が最高なんです。ぜひ、野外ライブでこの曲を歌い、演奏したいです。

――続いては、SHIONさんお願いします。

SHION  わたしは『Re:take (Bijoux)』盤に収録した、『響け』を推したいです。この曲は最初にアカペラから始まり、そこへ楽器の演奏が加わり、大きな楽曲になっていきます。それまでアカペラから始まる楽曲がなかったことや、アカペラ始まりで歌ってみたかったから、『響け』を作っていただきました。歌詞もめちゃくちゃいいんですけど。『響け』は、とくにライブで味わってほしいなと思います。
  この曲では、息づかいも聞こえそうなほどの静寂の中、溜めて、溜めて、そのうえで2人がアカペラで歌いだすんですね。その歌声を聞いたとたん、C;ONファン以外の人たちも「おっ」となり、視線をステージ上に向ければ、その後、演奏が加わるとみんな釘付けになって見てくれる。その様を見るたびに私たちも嬉しくなりますし、C;ONファン以外の人たちを引き込むうえでも魅力を発揮してゆく歌です。だからよく、ライブの始まりで『響け』を披露しています。

――最後は、AMIさんですね。

AMI  わたしは、『Re:take (Rouge)』盤に入っている『impact』です。この曲は、イントロからBメロまですごくお洒落な雰囲気の楽曲で、サビに入ると、急にアイドルソングっぽくなります。異なる2曲が1曲にまとまった印象のように、タイトル通り、聞いてくれる人たちにもインパクトを与えられる楽曲です。ライブでは、感想パートでメンバー紹介もしているから、そこもライブで注目して見てください。


今のC;ONを知ってもらう最高のきっかけになる曲たちばかりです。


――この作品を手に、これからC;ONがどんな風に羽ばたいていくのか楽しみです。最後に、メッセージをお願いします。

SHION  今回の3-TYPEのシングル盤には、いろんな表情の楽曲を収録すれば、どの曲にも、C;ONの良さをたっぷり詰め込んでいます。何より、今のC;ONを知ってもらう最高のきっかけになる曲たちばかりです。ぜひ、手にとって聞いてください。そのうえで、毎年少しずつワンマン公演の会場の規模も大きくしながら、いつか、みんなと一緒に日本武道館の舞台に辿り着きたいなと思っています。ぜひ、C;ONの応援よろしくお願いします。

  
TEXT:長澤智典
 

<インフォメーション>


C;ON

JKT
タイトルA 『Re:take Perfume』
1.Re:take
2.INVADER
3.Drowning in Love
4.偶然のかけら


JKT
タイトルB 『Re:take Rouge』
1.Re:take
2.INVADER
3.impact
4.め組のひと


JKT
タイトルC 『Re:take Bijoux』
1.Re:take
2.INVADER
3.響け
4.Bon Bon Boooon!!


2022.6.14 On Sale
<価格>¥1,200(税込) <品番> QARF-50541〜543
販売元:コロムビア・マーケティング株式会社
発売元:FIFTY-FIFTY Records/株式会社ロックフィールド


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