6月21日(火)に最新シングル『おしえてMoonlight』を発売するバクステ外神田一丁目。今回、メンバーの中から、小嶋愛奈・瀬戸山さくら・一ノ瀬沙良・美里朱音・平松いのり・佐咲芙香・松倉のか・宇野ゆあの8名がインタビューに参加。最新シングルに収録した楽曲について語ってくれました。

(1回目は、こちら）
(2回目は、こちら)

小嶋愛奈から見た佐咲芙香の印象は…。

――『未完のカレイドスコープ』の歌詞の中へ、「七変化をする君なら」と出てきます。良ければ、隣に座っているメンバーの「こういう印象を持っていたけど、じつはこんな面もあったんだ」ということを教えていただいても良いですか?まずは愛奈さん、隣にいる芙香さんの印象の違いを聞かせてください。

小嶋愛奈　芙ちゃんはおっとりしている風に見えるけど。でも、話すとサバサバしている子。だけど、細かいところにも神経を注いで色々とケアもしてくれるんですね。わたし自身が「なんとなかなるよー」と大雑把な性格だからこそ、几帳面な芙ちゃんの存在は心強いです。最初は、芙ちゃんもわたしと同じ「なんとかなるよー」という性格の子かなぁという印象でしたが、ぜんぜん違いました(笑)。

佐咲芙香から見た瀬戸山さくらの印象は…。

――芙香さんは、さくらさんをどんな風に見ています？

佐咲芙香　わたし、さくらさんの存在はバクステ外神田一丁目のメンバーに選ばれる前どころか、「AKIHABARAバックステージpass」に入る前から知っていました。その当時の印象が、ザ・アイドルという方。わたしは、ずっとさくらさんのようなアイドルになりたいと憧れていました。

瀬戸山さくら　えーっ、そうだったの?!

佐咲芙香  じつは、そうでした。実際にバクステ外神田一丁目のメンバーとして加入し、身近でさくらさんと接するようになってからも、その印象は変わってません。さくらさんは「ほのぼのとしたキャラクター」を押し出している方であり、わたしも、まさにそういう方だと思って見ていたんですけど。さくらさん推しのプロデューサーの方の一部から「あれは、ビジネスほのぼのだよ」と聞いたりもするんですけど。わたしはビジネスじゃないと信じていますし、わたしが思っている通りの優しくて丁寧な先輩だと思っています。

――「ビジネスほのぼの」と言われることについて、本人はどう思ってるんですか?

瀬戸山さくら  「美味しいな」「ネタにしちゃおうかな」みたいな(笑)。むしろ、わたしの新しいキャラ作りじゃないですけど、「わたし、ほのぼのビジネス芸人だから」と、ネタで言っちゃおうかなとも思っています(笑)

――「ほのぼのビジテネ芸人」なんですか?

瀬戸山さくら  これ、無自覚なんですけど。人の発言に対して、よくわかんない返答をするなど、ボケた発言をすることも多いみたいなんです。だからプロデューサーさんたちにお笑い芸人扱いされてしまうこともあるんですね。だったら、逆にそこをネタにしちゃおうかなと思って(笑)。

瀬戸山さくらから見た一ノ瀬沙良の印象は…。

――さくらさんは、沙良さんをどんな風に見ているのでしょうか。

瀬戸山さくら  沙良ちゃんは、同じ日にバクステ外神田一丁目に加入した同期メンバー。最初の印象はけっこうクールな人でした。だけど、一緒にライブ活動を行うようになって見えてきたのが、「この人すごくしっかりしていれば、影でものすごい努力をしている人」「その努力を、人には言わない」こと。けっして人には「わたし、頑張ってます」とアピールをしないんですね。そこが、本当の意味で努力家な沙良ちゃんらしさだとわたしは感じてる。その成長ぶりを間近で感じているからこそ、「自分も、もっと頑張らなきゃ」と心の糧にしていける。わたしにとって、そういう存在です。
  沙良ちゃんはパフォーマンスも格好いいんですけど。可愛らしい歌声も魅力です。格好いいパフォーマンスなのに可愛い歌声というギャップ萌えな面も、わたしは大好きです。

一ノ瀬沙良から見た美里朱音の印象は…。

――沙良さんから見た、朱音さんの印象をお願いします。

一ノ瀬沙良  朱音ちゃんは強い女っていうか、本当に芯の通っている人だと思っているんですけど。「これとこれ、どっちがいいと思う?」と聞いても、「どっちでもいいよ」と返事してくるように、自分の興味ないことには緩い人(笑)。朱音ちゃんと言えば強い女性という印象があるけど、意外と可愛らしい面も多いから、それを知ってるファンの方々は、そこのギャップに萌えてるし、魅力を感じているのかなと思う。ただ、この子は本当に勉強が出来ない(笑)。

美里朱音  「それ、どういう意味」と普通に聴くと、「えっ、そんなことも知らないの??」と驚かれるんです。

一ノ瀬沙良  だって「和洋折衷」のことを、4つの国の名前が並んでる言葉だと思ってて、「和と洋は、なんとなくわかる。中は中国の中でしょ。折って、どこの国のこと?」ってマジ顔で聞いてくるんですよ。あれは、さすがに衝撃でした。 

美里朱音  それを質問していた自分も、後で意味を知り、聞いてる自分に衝撃を受けました(笑)。

美里朱音から見た平松いのりの印象は…。

――続いては、朱音さんから見たいのりさんの印象を聞かせてください。

美里朱音  いろんな面で頑張っている子です。わたしも、いのりもPretty Ashのメンバーとしても活動しています。順番として、わたしが先にいて、後でいのりがメンバーに加入した形ですけど。Pretty Ashって、パンク&ロック系の激しめの音楽を中心にパフォーマンスしているグループなんです。だけどいのりは、可愛い系の印象の強い子。その子が格好いい系を求めてきたのには正直驚いたんですけど。実際にPretty Ashのメンバーとして活動をしていても、格好いい系に似合う表情や姿を見せているから、そこは凄いなと見ています。

平松いのり  わたしがPretty Ashにも加入したのは、可愛い系と格好いい系、どちらのわたしも見てほしい気持ちからでした。そこは、Pretty Ashに加入して成功だったようです。

美里朱音  いのりとは、必然的に一緒に過ごす時間も長ければ、一緒にご飯へ行くことも多いです。いのりは可愛いだけじゃなくて、面白い子。打ち合わせ中も、さりげなく笑わせてくるんですよ。自分が言った発言も、全部笑ってくれるように、この子は本当にいい子です。

平松いのりから見た松倉のかの印象は…。

――続いては、いのりさんから見たのかさんの印象話にいきますか。

平松いのり  のかちゃんは、楽屋でも、どこにいても、とにかくうるさいです。うるさいけど、すごく天真爛漫な子供みたいな子。本当にうるさいから、たまにみんなにうざがられるんですけど(笑)。じつは、すごく負けず嫌い。しかも、いろんなことを真剣に考えてる。そういう隠れた一面を知ったときには、ただの子供じゃないんだな…というか、普通に大人なんだと感じました。いろんなことを考えながら行動しているように、じつは大人だよね。

松倉のか  そう。わたし、大人ですから。

――具体的に、どの辺が大人なの？

松倉のか　えーっと、可愛いところが大人です。

平松いのり　さっき言った「大人」という発言。やっぱ、撤回させていただきます(笑)。

松倉のか　撤回は駄目ですよぉ。

平松いのり　でも、本当にしっかりとしたいい子だと思ってます。

松倉のか　やったー！！

松倉のかから見た宇野ゆあの印象は…。

――のかさんは、ゆあさんをどんな風に見ているのでしょうか？

松倉のか　宇野ゆあは同期。だけど、宇野ゆあが「AKIHABARAバックステージpass」のカフェキャストとして入る前から、ほんのちょっとだけど顔見知りだったんだよね。

宇野ゆあ　そう。挨拶を交わすくらいのね。

松倉のか　以前から面識はあったんですけど。バクステ外神田一丁目には同期で入ったことで深く知り合ってからは、よく一緒にふざけあう、うるさい仲間です。のかとゆあが一緒にいるときの楽屋は、動物園だよね。

宇野ゆあ　　動物園だね。

松倉のか　のがが楽屋でみんなに絡むと、みんな「うざい」と言って避けるんですけど、ゆあだけは一緒にのってくれるから優しいです。

宇野ゆあ　優しいって、そこ？

松倉のか　他にもあるよ、いろんなものを貸してくれるところ。だから、のかよりも大人でした。あと、普通に優しい人です。

宇野ゆあ　あっ、どうも。

松倉のか　優しくて、考え方もしっかりしていて。どんだけ仲良くても、駄目なものは駄目としっかり言ってくれるし、正しいことは正しいと言うように、自分の意志をしっかり持っていれば，それをはっきりと伝えてくれる人。ただ、2人が揃うと、いつもその場が学校の昼靖休みの場になっちゃいます。

宇野ゆあ  高校みたいだねとは、よく言われます。

松倉のか  なので、他のメンバーさんらは、松倉宇野うるさい会の被害者の方々です(笑)。

宇野ゆあ  いつもすみません。

宇野ゆあから見た小嶋愛奈の印象は…。

――最後は、ゆあさんから見た愛奈さんの印象ですね。

宇野ゆあ  めちゃめちゃいい人です。これは、わたしが先輩全員に思っていたことですけど、深く知るまでは、みんな怖い人だと思ってました。わたし、「AKIHABARAバックステージpass」のカフェキャストになったきっかけが、友達がそこで働いてて、その紹介を受けてなんですね。だから、働き始めたばかりの頃はキャストの先輩方みんな怖くて、その友達としかしゃべれなかったんです。そんなわたしに最初に声をかけてくれたのが愛奈さんでした。愛奈さんは二期生のように、長く続けてるということは、かなりストイックな先輩だろうなと勝手に思っていたし、ましてキリャアもぜんぜん違うように、絶対に厳しい方だと勝手に思っていました。そうしたら、めっちゃ遊び心のある先輩で、わたしと一緒にふざけてくれるんです。もちろん、やるときはビシッとやるし、できないことには注意もされますけど、一緒に同じ目線で遊んでくれるのが愛奈さんなんです。わからないことがあって質問をしても、しっかり教えてくれるし、出来ないことは、真面目にビシッと言ってくれる。まとめるなら、すごく頼りになる、一緒に遊んでくれる先輩です。あと、一番最初に仲良くなれた先輩でした。

小嶋愛奈  その言葉、嬉しい!!

――愛奈さんは、「AKIHABARAバックステージpass」に入ってもうどれくらいなんですか?

小嶋愛奈  今年で10年目になります。わたしは二期生のように、わたしにも一期生の先輩方がいます。自分も先輩に聴きたいけど、どこまで聞いて良いのかわからない経験をしてきたからこそ、「後輩の場合、先輩にこういうことを聴きたくても聞けない。だったらわたしが先に教えてあげよう」という気持ちで、自分から後輩たちには声をかけています。ただし、「AKIHABARAバックステージpass」は後輩たちの数がものすごいので、さすがに全員は無理だから、バクステ外神田一丁目のメンバーなど、身近に手の届くところにいる後輩たちは面倒を見てあげようと思って、そうしています。

――たまに、世代的なギャップを感じることありません?

小嶋愛奈  とくにないです。それに最近の若い子たちは、みんな精神年齢が大人なんですよ。

松倉のか  そう、大人なんです。

小嶋愛奈  ……。

『おしえてMoonlight』のMV撮影では、みんなでパジャマ姿になって夜の女子会をやったり、お月さまを眺めているシーンを撮るなど、いろんなシチュエーションで撮影をしています。　　

――最後に、代表でひと言メッセージをお願いします。

小嶋愛奈  6月21日に、バクステ外神田一丁目の最新シングル『おしえてMoonlight』が発売になります。先日、MVも撮影してきました。どんなMVになるのか、私たちも完成を楽しみにしているんですけど。撮影では、みんなでパジャマ姿になって夜の女子会をやったり、お月さまを眺めているシーンを撮るなど、いろんなシチュエーションで撮影をしたので、音源同様にMVも完成したらぜひ見てください。リリース時期には、リリイベも積極的に行っているから、私たちに会うため遊びにきてくれたら嬉しいです。ぜひ、最新シングル『おしえてMoonlight』を聞いてください。よろしくお願いします。

TEXT:長澤智典