FEATURE

2022.06.03
C;ON(シーオン)

今のC;ONって、一人一人がしっかりと色を持っているよね。C;ONも、国民的なグループになれるように頑張ります!!!!! C;ONインタビュー2

「器楽奏者とヴォーカルが融合された業界初の音楽ユニット」のキャッチコピーも印象的。「オーケストラ」と「ヴォーカル」を融合したグループが、C;ON(シーオン)。メンバーは、SHION(Vo)、AIKA(Vo)、SEINA(Euph & B.Tp) 、KAKO(A.Sax)、AMI(Pf)の5人。
  C;ONは、6月14日にシングルを3-TYPE発売する。『Re:take (Perfume)』『Re:take (Rouge)』『Re:take (Bijoux)』と題した3枚の魅力を、彼女たちの言葉を通して紐解きたい。

(1回目は、こちらから)


インタビューC;ON


メンバーそれぞれが感じている、今のC;ONの魅力とは…。


――ここからは、今のC;ONの魅力をメンバー一人一人に語ってもらおうと思います。まずは、AMIさんからいきましょうか。

AMI わたし、メンバーどうし褒めあいながらお互いを高めていける、今の関係性がC;ONとしてすごく好きなところです。ライブごと、ただ反省会をするのではなく、「ここの歌い方が良かったよ」「この曲のあのダンスシーンのあそこの部分が良かったよね」など、お互いの良さも尊重しあえる。そうやって生まれる信頼関係が、結果的にC;ONの魅力に繋がっています。その関係性は、これからもずっと続けていきたいです。

――次は、SHIONさんお願いします。

SHION C;ONの魅力はいっぱいあるんですけど。わたしも、メンバーみんなで作りあげるチーム感が大好きなところです。そのチーム感は、ファンの方々とも作りあげています。C;ONは、日本武道館に立つことを夢や目標にしています。その夢を現実にするため、ファンの人たちも、私たちの気持ちに共感してくれれば、一緒に歩いていこうと言ってくれます。C;ONは、メンバーみんなで方向性を話しあっていますけど。その想いをファンの人たちにも話すことで、ファンの人たちも、想いを一緒に叶えようといろんな言葉をくださいます。まさに、ファンの人たちも巻き込んでC;ONを作りあげている。そこも、わたしはC;ONの魅力だと受け止めています。

――続いて、AIKAさんお願いします。

AIKA  わたしは、C;ONの音楽性が持つ唯一無二さへ魅力に感じています。今のメンバーはみんな、「一人でも欠けたらC;ONじゃない」想いを持って活動していれば、互いに強く信頼しあっていますし、「絶対にC;ONで夢をつかむ」熱い気持ちをみんなが持っています。わたし自身、5年間C;ONとして活動を続けてきたように、「絶対にC;ONで成功してやる」強い気持ちを持っています。それは、メンバーみんな一緒。全員がその覚悟を背負ってやっているからこそ、その気持ちがファンの人たちにしっかり伝わっているのが嬉しいんです。実際にファンの人たちからも「一緒に夢をつかもう」と声もいただいています。ファンの人たちも含め、メンバーみんなが熱い意志を持っている。だからC;ONのことが、わたしは大好きなんです。

――次は、SEINAさんかな。

SEINA  AIKAちゃんも唯一無二と言ってたように、C;ONってアイドルっぽくなりすぎず、でも、アーティスト性だけを押し出しているわけではない、お互いのスタイルの良さを上手く組み込んだ、他とは重ならない表現をしているところが魅力だと思います。「C;ONというジャンルだね」と言ってくださるファンの方々もいるように、私たちもその言葉を確立させたいなと思って日々頑張っています。他にも、「一度見ただけで忘れられなくなる衝撃を持っているところが好き」という言葉を聞いたときも、すごく嬉しかったです。
  楽曲一つ一つを歌い演奏するうえでも、細かい楽器の音色や音量のさじ加減などにもこだわりを持って私たちは表現しています。だからこそ、私たちも「これがC;ONです」というスタイルをもっともっと確立していけるようにと思いながら活動中です。

――最後は、KAKOさんですね。

KAKO  わたしは、メンバーのキャラクターがはっきりしているところが好きです。AMIちゃんは、めちゃくちゃ癒しキャラ。彼女がしゃべるだけで、世界が平和になる感じがします。SHIONさんはグループのお姉さんとして、みんなをしっかりまとめあげてくれるからこそ、まとまりのある今のチームが作れているなと感じいてます。AIKAちゃんは、とにかくパワフルで、コーラが大好き(笑)。身体は小さいのに、いつも全力で取り組んでゆく姿を見るたびに私たちも感化され、「頑張ろう」という気持ちになれます。SEINAちゃんは、アイドル界に欠かせない清楚で可愛らしい人。あの細い身体で、大きなEUPHONIUMを持ってダンスパフォーマンスする姿は本当に。格好いいです。

AMI  そんなKAKOちゃんは、見た目はクルービューティー系。一見、「怖そう」と思われがちですけど。KAKOちゃんの本当の性格を知れば知るほど沼にはまっていくように、すごく優しくて魅力的な人。とてもストイックなところも、プレイに描き出されているなとわたしは感じてます。

KAKO  なんか、今のC;ONって、一人一人がしっかりと色を持っているから嵐みたいだよね。C;ONも、国民的なグループになれるように頑張ります!!!!!


『Re:take』は、今までのC;ONとは異なるまったく新しい表情であり、今のシーンの中で勝負してゆくうえでも、新鮮なインパクトを与えられる楽曲です。


――6月14日にC;ONは、『Re:take (Perfume)』『Re:take (Rouge)』『Re:take (Bijoux)』とシングル盤を3-TYPE発売します。その表題曲になっているのが、『Re:take』。大人なムードを抱いた楽曲に仕上がれば、歌詞も、切なくも衝撃的な別れの風景を描いた内容だと感じました。大人な恋心を描いた歌詞ですが、AIKAさん、どのように受け止めて歌いました?

AIKA  「こういう失恋は経験したくない」と、わたしは最初に思いました。『Re:take』は、曲調もアイドルらしくはないお洒落なムードを醸しだすアーティスト寄りであり、恋愛系の歌詞を歌うことの少ないC;ONにとって挑戦的な意味合いの強い楽曲です。わたし、恋愛経験がないから、歌詞の内容自体が衝撃的でしたけど。そこは自分なりに振られた女性に成りきって歌いました。ただ、あまりにもこの女性は可哀相すぎますよね。

SHION  AIKAは、歌詞に思いきり感情移入して歌うタイプだから、『Re:take』を歌うとき、今にも泣きだしそうな表情をしていれば、いつもつらそうなんです。AIKAが「この彼氏サイテー!!」と言いたくなる気持ちはわたしもわかりますし、主人公の女の子を可哀相に思える感情もわかりますけど。きっと、お互いの背景にはいろんなことがあったからこそこうなってしまったんだろうし、「そこはしょうがないのかな」という気持ちを胸にわたしは『Re:take』を歌っています。同じヴォーカリストでも、わたしとAIKAでは少し違う解釈を持って歌えば、そこが面白さにもなっています。それは、2人だけじゃなく、メンバーみんないろんな解釈を持って「Re-START」を表現している。そこも、この曲に豊かな表情を付けている要素だとわたしは感じています。

――AMIさんは、どのように『Re:take』を受け止めました?

AMI  『Re:take』は、歌詞だけで捉えたら、すごく切ない女の子の気持ちを記した歌として受け止めてしまいますけど。曲調はけっして暗いだけではなく、むしろ、最後には明るく転調もしてゆくように、意外と前向きに捉えられる楽曲になっています。いつもならグランドピアノやロックピアノの音色を用いて表現しますけど。この曲調にはエレピの音色が似合うなということからそうしています。もちろん、グランドピアノの音でも良さは伝わりますけど、どこかジャジーな雰囲気になってしまう。今回の楽曲や歌詞の世界観を考えたら、もうちょっと切ない雰囲気を出すためや、終盤へ向かってのエモさを増してゆく面でも、エレピの音色のほうがより切なくもムーディーになるなと思い、そうしています。

――SEINAさんの『Re:take』についての印象も聞かせてください。

SEINA わたしも、悲しい、寂しい、気持ちが沈むというネガティブな状態へ落ちてゆくよりも、しょうがないというか、悲しいけど、でも腑に落ちる感情だからこそ「わかるなぁ」と感じたし、その気持ちを少しでも前へ向けるようにと演奏をしました。
 『Re:take』のサビの部分、ヴォーカルが歌う中、頭一拍は演奏を止め,二拍目でエレピのグリッサンドを入れることで、演奏面で気持ちの変化を現したりなど、『Re:take』の中、巧みに演奏でも気持ちの切り換えや変化を描きだしています。悲しい想いの歌詞のように、歌も、演奏も、一緒に寂しい気持ちに染まるのもいいけど。楽器陣に関しては、前向きさを描き出す演奏を心がけました。

――KAKOさんは、『Re:take』をどう受け止めました?

KAKO  『Re:take』は失恋曲だから、その悲しみはわたしも感じていましたけど。楽器の音色だけを聞くと明るく感じるようにしています。それは、2人も言ってたように、悲しさに浸っているのではなく、その気持ちも汲み取ったうえで前向きに進まなきゃという女の子の気持ちを描きたかったからです。歌詞からは、悲しさや寂しさを覚えても、ヴォーカル陣の2人もそうだし、演奏陣も、そこは前を向く想いを持って表現しているから、そこを感じてくれたら嬉しく思います。

AIKA  確かに悲しい心情を歌っているんだけど。先へ進むためには未練を捨てなきゃいけない。だからこそ、楽器の音など演奏面では前向きさを出していますし、そこも『Re:take』の魅力になっています。

SHION  もう一つの特徴が、今は、どの曲でもダンスを取り入れていますけど。『Re:take』はあえてダンスパートを組み込むことなく、メンバー一人一人の感じた想いを、歌声や演奏に乗せて届けているところにあります。それぞれに感じた想いを表現している『Re:take』は、まさにC;ONだからこそ表現の出来た、唯一無二な面を出せた楽曲になりました。だからこそ、シングルの表題曲にも決めました。

AIKA  最初は、『INVADER』を表題曲にしようというお話もしていました。

SHION  『INVADER』は、まさに、今のC;ONらしさを全面に出せた、強くて格好いい楽曲だったから、自分たちとしても"推し曲"として届けたいし、ファンの人たちからも、「『NVADER』ってすごくC;ONらしさの出た楽曲だね」と言われてきた楽曲なんですね。それこそ、ヴォーカルもめちゃめちゃ強い感じだし、楽器もユニゾンがあったり、ソロも格好いいし、ダンスの見せ場も多いから、C;ONのいろんな魅力を満載した曲として、私たちも表題曲感があるなと思っていましたけど。でも『Re:take』は、今までのC;ONとは異なる、まったく新しい表情であり、今のシーンの中で勝負してゆくうえでも、新鮮なインパクトを与えられる楽曲だと感じたことから、最終的に『Re:take』をメイン曲に選びました。

(3回目に続く)


TEXT:長澤智典

 

<インフォメーション>


C;ON

JKT
タイトルA 『Re:take Perfume』
1.Re:take
2.INVADER
3.Drowning in Love
4.偶然のかけら


JKT
タイトルB 『Re:take Rouge』
1.Re:take
2.INVADER
3.impact
4.め組のひと


JKT
タイトルC 『Re:take Bijoux』
1.Re:take
2.INVADER
3.響け
4.Bon Bon Boooon!!


2022.6.14 On Sale
<価格>¥1,200(税込) <品番> QARF-50541〜543
販売元:コロムビア・マーケティング株式会社
発売元:FIFTY-FIFTY Records/株式会社ロックフィールド


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