FEATURE

2024.10.15
SAKURA GRADUATION

SAKURA GRADUATIONは、3年後には日本武道館に立つことを決め、そこへ至るまでの道を作りながらスタートしています。 SAKURA GRADUATION インタビュー!!!!!!

 「レコード大賞・新人賞獲得目指します!」と掲げ、2024年2月に1stシングル『シゲキテキVIVID!!』を手にデビューを飾ったSAKURA GRADUATION。メンバーは、Aira・Aoi・Hitomi・Anon・Lili・Mireiの6人。先日も、2ndシングル『CANDY TOWER』をリリースし、全国7大都市を舞台に「クラグラのトモダチのWA!!」ツアーを成功に収めた。3年後の2027年には、日本武道館に立つことを目標に活動中のSAKURA GRADUATION。彼女たちの魅力を、ここにお伝えします。


この5人と一緒に過ごしていく中、自分がだんだんと変な性格になり、どんどん壊れていく感じがしています。


──2024年2月に1stシングル『シゲキテキVIVID!!』を手にデビュー。ここへ至るまでにも、ものすごい速度で駆け抜けてきました。3年後には、日本武道館に立つことも宣言。デビューから半年強の日々が過ぎましたが、まずは今の気持ちから聞かせてください。

Mirei  SAKURA GRADUATIONは、3年後に日本武道館に立つことを決め、そこへ至るまでの道を作りながらスタートしています。デビューから1ヶ月後の3月に東名阪ツアーを行えば、6月からは、ひと夏をかけて全国7大都市を回るツアーもやりました。最初から、普通なら経験できない挑戦をさせていただいています。動きだす前までは、先まで決まったスケジュールや展開を知り、「本当に出来るかな?大丈夫かな??」と心配もしていましたが、実際に走り出したら、ここまでがあっと言う間。今は心配どころか、もっともっと力をつけたい気持ちのほうが勝っています。

Lili  わたし、元々K-POP IDOLとして活動をしていました。そのスタイルもあって、カメラを前にしてのパフォーマンスは得意でしたが、アイドルのライブはファンの人たちと近い距離でライブをやるのが普通じゃないですか。ここまで近い距離でファンの方を前にしたパフォーマンスの経験がなかったから、最初は戸惑いもありました。今では、ライブ中にファンサをすれば、特典会でいろいろとおしゃべりをしたりと、ファンの方たちとの身近さに楽しさを覚えています。わたしの気持ちの中での一番の変化が、「どうやったら応援してくれる人たちに喜んでいただけるのか?」を強く考えるようになったこと。今では、わたしが持っていたアイドル象にもいろんな変化が出てきました。

──アイドル象の変化という言葉が気になります。

Lili  わたしが以前持っていたアイドル象は、歌って踊る姿を届けるものでした。でも実際には、ファンの人たちとコール&レスポンスを交わせば、ファンの人たちのかけ声が上がるなど、私たちが一方的に届けるのではない、ファンの人たちと一緒に作りあげる。それがアイドルのライブのあり方なんだと気づきました。

Hitomi  わたし、今まで芸能活動には一切触れることなく過ごしてきました。今は大学生だから、学業との両立をしながら活動をしています。もし、今の活動をしなかったら、きっとわたしは普通に就職して、OLとしての道を歩んでいたと思います。でも、すごく興味のあった芸能の世界へ飛び込んで、今は本当に良かったなと思っています。それまでまったく未知な芸能の世界だったから、始めたばかりの頃は戸惑いもありましたけど。こうやって、応援してくださるファンの方々と一緒にライブを作りあげる経験を重ねていく中、少しずつですが、アイドルとしてのHitomiという姿が確立されだしています。CDのリリースや全国ツアーをしていく中、わたし自身がSAKURA GRADUATIONのことをどんどん好きになっている感覚を覚えていますし、もっともっとこのグループを有名にしたい気持ちが今はとても強いです。

Anon  Anonも今まで芸能活動をやったことがなくて、SAKURA GRADUATIONが初めての経験になります。わたしも、今は大学に通っています。最初こそ、「就職するのが、嫌」「何か、新しいことやりたい」気持ちから始めたことでした。わたしも今、すごく毎日が充実しています。個人的な変化でいうと、それまでもアイドルさんが好きで、いろんなアイドルの方々の楽曲を聴いていました。自分が歌う側になって、より感受性が強くなったのか、気持ちを深く重ねて歌詞を表現できるようになりました。最近では、アイドルの魅力を知るほどに、「もっとこうしたい」という欲求も増えてきたし、もっともっと成長しなきゃという気持ちも強くなりました。

Aira  わたしは、まだ高校生です。わたしがSAKURA GRADUATIONに入って変わったのが、アイドルとしての自分の見せ方です。それまでにわたしがアイドルに持っていたのは、「真面目で、性格も清楚でなきゃいけない」イメージでした。でもSAKURA GRADUATIONが所属している事務所の社長は、「0か100」「ぶっ飛んでいる人ほど好き」な方。社長といろいろ話をしていく中、わたしの中で「普通でいちゃ駄目なんだ。もっとぶっ飛んでないと!」という気持ちが強くなりました。それまでのわたし自身、真面目な性格だと思っていたけど、この5人と一緒に過ごしていく中、自分がだんだんと変な性格になり、どんどん壊れていく感じがしています。今では、自分のことを変態と思うくらい、何事もはっちゃけようというマインドになりました。まだまだはっちゃけたいし、これからもどんどんぶっ飛んでいきたいです!!

──活動を始めたことで気づいた自分の性格もあったら教えてください。

Aira  "キモオジ"…キモいオジさんな性格(笑)。よくメンバーやスタッフさんにも怒られるくらい、キモい発言をしちゃいます。

Mirei  キモオジというよりも、16歳らしい悪ガキって感じなんですよ。だって、いきなり「鼻毛出てるよ」とか、出てないのに、ドッキリのように突然変なことを言い出すんですよ、Airaの中には、そういう悪ガキチックな面があるけど。そこも魅力だと受け止めています(笑)。

Aira  気づいたら(心の)ストッパーがどんどん無くなって、どんどんエスカレートしています(笑)。それを個性として認めてくれるのが、この事務所。おかげで、自分でもいろんな新しい自分を発信し続けてます!!

Aoi  わたしもSAKURA GRADUATIONのメンバーになるまでは、普通に高校生をしていましたし、今も高校生です(笑)。今は、レコーディングやMV撮影、プロの方にヘアメイクをしていただくなど、アイドルにならなかったら絶対にできない経験をたくさんさせてもらえているから、すごく嬉しいです。わたしは名古屋出身。SAKURA GRADUATIONの活動の拠点であり、わたしの地元の名古屋での知名度が上がるのに合わせて、学校でも「応援しているよ」と声をかけていただくことが増えました。わたし、学校ではすごく地味で目立たない性格ですが、そんなわたしに声をかけてもらえることがすごく嬉しいんです。今は、愛知県での支持が先行していますけど。早く、全国何処へ行っても名前が知られているグループになりたいです。

LIVE
 

私たちはやるからには埋めるつもりだし、そこへ至るまでに掲げた目標のすべてを現実に出来るよう頑張ればいいだけですから。


──SAKURA GRADUATIONは、3年後に日本武道館に立つと宣言しています。その話を聞いたとき、どう思いました?

Mirei すごく夢があっていいなと思いました。ゴールも何も決まってない状態で走り続けるよりも、「こういう風に進んでいくからね」とがっつり計画が決まっていて、そこへ向かって走ったほうが、私たちのポテンシャルも上がります。うちの社長は、「たとえガラガラになろうとも日本武道館は絶対にやるから」と言ってますけど。私たちは、やるからには埋めるつもりだし、そこへ至るまでに掲げた目標のすべてを現実に出来るよう頑張ればいいだけですから。

──その言葉が頼もしいです。

Mirei もちろん、メンバーどうしで目標を決め、それに向かっていくのも理想的な進み方だと思います。私たちの場合、最初かち明確な目標を掲げた流れを提示されたうえで、一つ一つの目標を達成するためにグループとしても、個人個人としてもどう自分を磨き、努力していけば良いのかが見えています。そのほうが気持ちを注ぎやすいなと思っています。

Hitomi 3年後…正確には、デビューから半年以上経ったので2年半弱にはなりますけど。ここまでが一瞬だったように、きっと日本武道館公演もあっと言う間だと思います。

Anon  だから、早くも焦っています。

──夏に行った7大都市ツアーも、デビューから4ヶ月後に実施したように、すごく早い展開ですよね。

Mirei  かなり早いと思います。先に東名阪ツアーは経験していたけど、福岡・広島・札幌・仙台は、それまで行ったことのない地域。SNSやTVerで観れる私たちの番組を通してSAKURA GRADUATIONを見つけてくださっていた方々はいましたけど。プロモーションやリリイベの経験がなかったから正直不安もありました。でも、ライブ前日に出演したテレビやラジオ番組で私たちのことを知ってなど、何処の会場にもSAKURA GRADUATIONに興味を持った方々か集まり、すごく温かいライブを作り続けました。中には、いくつかの会場どころか、全会場に遠征してくださるファンの方々もいたくらい。毎回、いろんな地域で感動をもらってきました。

──SAKURA GRADUATIONは、名古屋市を軸に活動をしています。愛知県内では、いろんなイベントにも出演していますよね。

Hitomi  イベントには、たくさん出ています。

Mirei  名古屋市の主要なお祭りやイベイトにはほぼ出させていただいています。まだまだ活動を初めて間もないのに、恵まれた環境には本当に感謝しています。

LIVE


世界へ向けたイベントをきっかけに、私たちもSAKURA GRADUATIONのWA!!を世界中に広げたいです。


──それぞれ、ここへ至るまでに強く印象に残っていることがあれば教えてください。

Mirei わたしは全国7大都市ツアーで、わたしの地元である福岡に凱旋できたときの公演です。わたしは、生まれも育ちも福岡県。ライブには、家族はもちろん、たくさんのクラスメイトたち、学校の先生方まで観に来てくださいました。そんな地元の仲間たちが、「Mireiちゃん、お帰り」「SAKURA GRADUATIONのみなさん、ようこそ」と横断幕を作って迎えてくれたのがすごく嬉しかったし、福岡にいるファンの方々も、とても温かく迎え入れてくれました。そんな地元の大切な仲間たちやファンの方々に、自慢のメンバーを紹介できたことも嬉しかったです。わたしの場合、社会人を辞めてアイドルの道へ踏み出したから、わたしのことを心配してくださっている方々もいたので、みんなが安心できる姿を見せられて良かったです。わたし、会社では社長秘書をやっていました。そのときの会社の社長も、東京でのデビュー公演のときに観に来てくださったことも嬉しかった想い出です。

Lili  私たちは、よくリリイベやライブなどの前後でチラシ配りをしています。最近では海外の方も興味を持ってくださり、チラシを受け取れば、リリイベのときには観てもくれます。とくに興味を示してくださるのが韓国の方。わたし自身がK-POP IDOLとして活動していたからこそ、韓国の方に興味を持ってもらえることが嬉しかったです。国内の方々はもちろん、海外の方々もSAKURA GRADUATIONへ関心を寄せてくださるからこそ、私たちは海外も積極的に攻めていきたいです。

──すでに…。

Lili  来年、海外公演も決まるかもなので、とても楽しみです。

Hitomi  SAKURA GRADUATIONは今年、名古屋で毎年開催している「世界コスプレサミット 2024」の応援サポーターに就任し、公式テーマソングを歌わせていただきました。あのときは、これまで経験してきた中でも一番大きな会場でライブを行えば、場内にも本当に多くの方々がいらっしゃいました。さらに、リモートで世界へ向けて配信もしていたから、本当に世界中の方々にSAKURA GRADUATIONのパフォーマンスを観ていただけましたし、そのときを通してSAKURA GRADUATIONを応援してくださる人たちも増えました。メンバーにもアニメ好きが多いし、コスプレにも興味があれば、Liliも言ってたように、世界中の人たちにSAKURA GRADUATIONの音楽を届けたいから、できれば来年もこのイベントに出たいし、世界へ向けたイベントをきっかけに、私たちもSAKURA GRADUATIONのWA!!を世界中に広げたいです。

──当日は、みなさんもコスプレ姿で登場しましたよね。誰のコスプレ姿をしたのかも、良ければ教えてください。

Mirei  わたしは、「呪術廻戦」の乙骨憂太くんです。

Lili わたしは「賭ケグルイ」の蛇喰夢子ちゃんです。

Hitomi わたしは「ドラゴンクエスト」のベロニカをやりました。

Anon Anonは、「Re:ゼロから始める異世界生活」のエミリアをやりました。

Aira  わたしは「チェンソーマン」のマキマをやりました。

Aoi Aoiは「五等分の花嫁」の中野五月をやりました。

──続いては、Anonさんの印象的な出来事をお願いします。

Anon Anonは、SAKURA GRADUATIONに入ってからの毎日がとても印象的で、毎日が本当に楽しいんですけど。とくに印象に残っているのが、わたしも「世界コスプレサミット 2024」のライブ。コスプレをしたのも人生で初めてだったし、その姿で歌い踊るのも新鮮で面白かったです。しかも、客席を見渡すと、よく知っているいろんなキャラクターたちが、リアルな姿になってあちこちにいるから「なんか意味わかんない!!」と言いながらも、本当に異世界の中でライブをしていたような感覚になって、とても楽しかったです。来年も、また出たいです。

Aira  SAKURA GRADUATIONは、グループの企画ライブとしても、以前に「アニコスのWA!!」という公演をやりました。そのときは、Mireiちゃんとひとみん(Hitomi)がすっぴんで出てきて、みんなの前で椅子に座り、コスプレメイクを実際にファンのみなさんを前にしてやったんですね。その間に、一人一人がアニソンを歌う形で進行していきました。生のコスプレメイクをしていく姿の横でライブをやるって、私たちにとって初めての経験。同じようなことをやったアイドルさんのお話を聞いたことがないから、「もしやSAKURA GRADUATIONが初の試み?!」と思えたらすごく嬉しかったし、とても新鮮な経験になりました。
  SAKURA GRADUATIONは、10月にハロウィン企画として、「生のコスプレメイク第二弾」を計画しています。以前と同じスタイルではなく、また違う新しいことへ挑戦したいから楽しみしていますし、他のアイドルさんがやらないような企画を、SAKURA GRADUATIONはこれからも積極的にやっていきたいです。

──これまでにも、いろんな企画ライブをやってきたのでしょうか?

Aira いろいろとやってきました。「ドッキリ企画」として、お客さんたちの前で、一斉にお寿司を食べるんですけど、中に一個だけたくさんわさびが入ってるお寿司があるとか。このメンバー、身体を張って楽しむエンターテイメントなことも好きだし、積極的に挑戦したい気もちがあるから、これからもいろんな企画を企てては挑戦したいです。

Aoi  わたしは、夏に名古屋でやった「なごやエンタメ祭り」が一番印象に残っています。 じつは昨年も出ていて。そのときはまだグループ誕生前で、あのときはカバー曲を歌いました。でも今年はSAKURA GRADUATIONとして出場し、オリジナル曲を披露。あのときから1年後に、「成長した姿で同じステージの上に立ってパフォーマンスをしているんだ」と思えたら、エモい気持ちになりました。

LIVE


よく「私たちはクラグラ旋風を巻き起こします」と言っていますけど。この6人なら、本当に竜巻のような旋風を巻き起こせると思っています。


──SAKURA GRADUATIONの楽曲の魅力も教えてください。

Aoi  SAKURA GRADUATIONの楽曲は、どれも背中を押してゆく、「頑張ろう」という気持ちになれる歌ばかりです。だからAoiは、学校へ行くときによくSAKURA GRADUATIONの曲を聴きながら通学しています。

Aira  わたし、衝撃を受けたのが『キミはバッテラ』という楽曲名。タイトルからして、謎ですよね。でも曲調自体はすごく格好いいし、かわいさもある、聴くほどにハマる中毒性のある楽曲です。他にもSAKURA GRADUATIONには、Aoiちゃんも言ってたように背中を押してくれる楽曲もあるし、自己紹介ソングもあります。この曲をライブで歌うとお客さんも一緒にメンバーコールをしてくれるから、気持ちが高まります。他にも、ライブで声を上げて一緒に盛り上がれる曲もあれば、しっとり系の歌もあります。『BE MY FRIEND』では友達のWA!!のことを歌うなど、SAKURA GRADUATIONはけっこう幅広く楽曲を取り揃えています。

Anon  『キミはバッテラ』は、確かに衝撃的だよね。かつてのモーニング娘。さんの曲のような(ファンキーでダンサブルな)雰囲気を感じつつも、しっかりと令和の色に染まっているから、懐かしさも覚えるけど、今の時代に似合う聴きやすさもある曲に仕上がりました。最新シングルの『CANDY TOWER』もお勧めだけど、C/Wに収録した『Many Many WANT』では、ザ・格好いい女性という雰囲気でせまるから、ライブではみんなその姿をワーッとした目線で観てくれます。デビュー曲の『シゲキテキVIVID!!』はノリやすく、しかもダンスがかわいい曲。ライブでは、お客さんたちがペンライトを振って楽しんでいます。

──ここからは、SAKURA GRADUATIONの魅力について語っていただいても良いですか。

Hitomi  SAKURA GRADUATIONは歌もダンスもできるグループ。一人一人が個性的なのはもちろん、自分の見せ方をしっかりとわかったうえで表現しています。その6人が合体して生まれるパフォーマンスこそが一番の魅力です。個人的に『キミはバッテラ』の歌詞が心に刺さります。たまに自己肯定感が下がったとき、この曲を聞くと「そうだ、頑張ろう」となれます。SAKURA GRADUATIONには他にも自己肯定感を上げてゆく曲が多いですし、今の私たちだからこそリアルに伝えられるメッセージを持った曲もいろいろあります。メンバーみんな、何時だって振り切った姿を見せてゆく子たちだからこそ、SAKURA GRADUATIONの歌やパフォーマンスに触れることで振り切ったパワーを感じてもらえると思います。

Lili  SAKURA GRADUATIONは、オーディションを通して誕生したグループです。このオーディションは、審査員の方々が合格者を決めるのではなく、いろんな課題を受けた一人一人が、残るか辞退するかをみずから決めていく内容。今、ここにいる6人は、最後まで「残ります」と言い続けたメンバー。つまり、人一倍覚悟を持っています。しかもメンバーのほとんどが寮で暮らしているから、本当に家族のような関係。そんな芯の強いメンバーたちが集まっているのがSAKURA GRADUATION。そこに、わたしはとても魅力を感じています。

──みんな、そうとう意志が強いわけだ。

Lili どんなことがあってもあきらめない、意志の強いメンバーばかりです。何があっても絶対に逃げないどころか、逆に真剣に向き合おうとする人たちばかり。しかも,お互いを理解しようとする気持ちが強いから、たとえ意見が割れても、けっして喧嘩になることはなく、お互いに相手の思いを理解したうえで、いろんな考えをやりとりしながら答えを導きだしていく。その関係性も、SAKURA GRADUATIONの強みだとわたしは思っています。

Mirei SAKURA GRADUATIONは、3年後に日本武道館公演を行い、そこで今のメンバーは卒業します。それは最初から決めていたことで、それをみんな納得してメンバーになりました。もちろん、スタートからの3年間は、みんな全力でSAKURA GRADUATIONの活動へ向き合います。そのうえで、卒業後は、今の事務所がそれぞれに進みたい道をバックアップしていくからこそ、一人一人が3年後以降の自分のビジョンも頭の中に描きながら活動をしています。そこも他のアイドルグループにはない、SAKURA GRADUATIONだからこその特色だと思います。
  もちろん今は、3年後に日本武道館公演を成功させる目標に向かって、6人とも全力で走っています。よく「私たちはクラグラ旋風を巻き起こします」と言っていますけど。この6人なら、本当に竜巻のような旋風を巻き起こせると思っています。

──そうか、今のメンバーたちは「限られた3年間」という中で、目標を現実にしようと日々闘っているんだ。

Mirei  SAKURA GRADUATIONって、3年間で卒業をする高校のような場。高校って、3年後にみんな卒業すれば、卒業後は、大学や専門学校へ進学する人もいれば、就職する人だっている。卒業後はそれぞれの道へ進むのと同じように、私たちも3年間の中に描いた課題を6人で全力で実現し、3年後にはそれぞれの道へ進みます。ほんと、ここは思いきり青春を謳歌していけるグループです。

LIVE


SAKURA GRADUATIONとしてMVに出演するだけではなく、Liliちゃんが、名古屋市の市長の河村たかしさんが歌った『何をやってもしかられる』の振り付けも担当しました。


──今後のSAKURA GRADUATIONの動きも教えてください。

Mirei  1新しいシングルを配信しようと動いています。来年は「世界進出」をテーマに、10ヶ国を回る海外ツアーを行う予定です。そのために、活動1年目の今年は「国内を制覇しよう」と早い時期から積極的にツアーを行い続けてきました。もちろん国内も、まだまだ規模を広げたいから、全国を舞台にした活動は変わらずに続けます。来年は、そこへ海外での活動も加わる形になります。今年もいろんなスケジュールを詰め込んでいるから、まずは年内でしっかり土台を作りあげ、来年の活動へ繋げたいです。

──名古屋市の市長、河村たかしさんが歌った『何をやってもしかられる』のMVにも出演するなど、SAKURA GRADUATIONって意外な活動もいろいろやっていますよね。

Mirei  SAKURA GRADUATIONとしてMVに出演するだけではなく、Liliちゃんが『何をやってもしかられる』の振り付けも担当しました。

Lili  SAKURA GRADUATIONの楽曲の振り付けはやっているけど、自分が参加しない形で、他の方に振り付けをするのは今回が初めての経験になりました。河村市長がしっかりと覚えてくださったのも嬉しかったです。

Mirei  河村市長って、Liliちゃんのおじいちゃんに似てるんでしょ。

Lili  そう!!うちのおじいちゃんとビジュアルが似ているから、そこにも親しみを覚えました。

──なんか、微笑ましい話ですね。最後に、締めのメッセージをお願いします。

Hitomi  私たちがデビューしてから、すでに半年強の日々が経過しました。私たちに残されたのはあと2年半。この限られた日々の中で、私たちは国内のみならず、世界へSAKURA GRADUATION旋風を巻き起こす気持ちで活動をしています。ただし、3年後の…もう2年半後の日本武道館を埋めるには、今はまだまだ高いハードルなのは自覚しています。だからこそ、これからもっともっとSAKURA GRADUATIONのWA!!を広げるための活動へ全力でぶつかっていきます。今、SAKURA GRADUATIONを応援してくださっている方々には本当に感謝しています。これからさらにお互いの絆を深め、いろんな仲間を加えて一緒に世界へ羽ばたきましょう!!!!!!


TEXT:長澤智典


アー写

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