4月19日(土)に6周年記念ワンマン公演「ガチ!!おおた祭り」を赤羽ReNY alphaで行う太田家。3月22日(土)には群馬県太田市のLIVE HOUSE EMOTIONで、群馬県太田市公演これがホントの「おおた祭り」を開催。同夜には南インド料理を味わえるファンイベント、太田家と #太田カレー部 の集い「群馬県太田市で南インドの風に誘われて」を実施。翌23日には、OPEN HOUSE ARENA OTA前でのフリーライブも決定している。今のメンバーの声を、ここにお届けしたい。

太田家にとって太田市は聖地だからね。と言うか、勝手に聖地にしています。

──3月22日と23日に太田家は、バンドとも親交の深群馬県太田市で、ワンマン公演/ファンイベント/フリーライブを行います。

太田ひさおくん  太田家にとって太田市は聖地だからね。と言うか、勝手に聖地にしています。

太田彩華  でも、太田市でのライブはちょっと久しぶりになるんですよ。

太田たけちゃん  最近、ちょっと実家に帰ってないな…くらいの感じですけどね。

太田彩華  誰も、太田市に実家はないんですけどね(笑)。でも、久しぶりに実家に帰る感覚です。

──3月22日と23日は、太田市でいろんなことを計画していますよね。

太田彩華  3月22日に、太田市にあるLIVE HOUSE EMOTIONでワンマン公演を行います。その後、太田家のファンの人たちと一緒に南インド料理…要はカレーなんですけど(笑)。美味しいカレーをみんなで味わうファンイベントを行います。こちらは、太田家のファクラブの人に限らず、誰でも自由に参加できます。

──太田市でワンマン公演を行うのは…。

太田彩華  以前、クリスマスの時期にライブイベントとして行ったことはありましたけど、ワンマン公演として聖地で行うのは、今回が初になります。

太田たけちゃん  22日は太田市を舞台に、ライブを通して太田市を盛り上げつつ、メンバーも大好きなカレーも応援しながら盛り上げようという、ライブとカレー好きの僕らにとっては、まさに一石二鳥の日になります。

太田彩華  翌23日には、OPEN HOUSE ARENA OTA(太田市総合体育館)で行われる、地元太田市を拠点に活動をしているプロバスケットボールチーム”群馬クレインサンダーズ”の試合を応援がてら、アリーナ前にステージを用意していただき、午前とお昼すぎに2公演野外ライブを行います。ここでは、同チームのために勝手に作った新曲となる応援歌も披露し、勝手に群馬クレインサンダーズを応援しようとも思っています。

──そこ、公式ではなく、「勝手に」なんですね。

太田たけちゃん  そう。好きだからこそ勝手にやっちゃう。

太田ひさおくん  カレーだって勝手に応援したら、その熱意が伝わって公式の応援歌になりましたからね。今回もあわよくば…。

太田彩華  カレーは公式になりましたけど、さすがに群馬クレインサンダーズを盛り上げよう、応援しようという勝手な応援歌が公的に…なれたら嬉しいです(笑)。一応、アリーナ前で演奏させていただくのは公式ですから、まずはそこから公式化へ向けて頑張ります!!

太田たけちゃん  青春パンク自体が、聞いてくれる人たちを勝手に応援する歌が多いから、けっして太田家の軸からはぶれてない行動なんですよ。きっかけは「勝手に」であっても、それが誰かや何かの応援歌として支持を広げていけるのなら、そんな嬉しいことはないですからね。そのうえで、具体的に繋がったらGOOD!!みたいな(笑)。

太田エリカ様  わたし、スポーツ全般が好きで、バスケットボールも、自分でプレイはしないけど、プライベートで観にも行ってるから、今回、勝手に応援歌を作って応援できるのが嬉しいし、当日の試合も楽しみです。

太田ひさおくん  一つ懸念があるとすれば、23日当日は野外での演奏だから、気温がどうなのか…。日中温かいといいけど、1本目は午前中のライブだからね。

太田たけちゃん  陽が昇りきる前だから、群馬の空っ風が身に染みるのか、どうか…。それも含めて、当日を楽しみたいです。

太田ひさおくん  群馬クレインサンダーズの勝手な応援歌も太田家の新曲だけど。じつは4月19日に行うワンマン公演へ向けて、新曲をもう1曲用意しています。もう1曲の発表がワンマン前なのか、当日になるのか…。群馬クレインサンダーズの応援歌は、22日にお披露目しようと頑張っています。その日か前日に披露できたら、そこからワンマン公演へ向け、ライブ活動を通してブラッシュアップしていこうと思っているから、まだ見ぬ2つの新曲も楽しみにしていてください。 

太田家の6年間の軌跡がわかる内容にしたいなと思っているから、そこは楽しみにしていてください。　

──4月19日に赤羽ReNY alphaで行うワンマン公演ですが、主催やイベントで赤羽ReNY alphaには出ていても…。

太田彩華  ワンマン公演は今回が初めてになります。じつは、第1回目の「おおた祭り」が赤羽ReNY alphaでした。あのときはコロナ禍真っ只中で、共演してくださったGEEKSさんとザ・マスミサイルさんはイベントへ出演してくださいましたが、小樽の花男さんと名古屋のTHE BOOGIE JACKさんは東京まで足を運ぶことができず、配信での出演と、理想通りの形で開催できなかった悔しさがあった場所なんです。

太田たけちゃん  翌年、横浜BAY HALLにみんなを呼んで、イベント自体のリベンジはできたから良かったけどね。

太田彩華  そういう「おおた祭り」始まりの地で、今回は6周年を祝うワンマン公演を行います。 

──もう6周年を迎えるんですね。

太田たけちゃん 小学校1年生だったのに、ついに小学校を卒業ですよ。そして次は、ジュニアハイスクールに(笑)

太田彩華  6周年公演では、オリジナル曲限定にはなりますが、太田家の持ち歌をすべて披露する予定です。ただし、新曲も含めて持ち歌すべてをフル尺で演奏をすると、長時間のライブになるから、中へメドレーなども組み込みつつ、どういう構成にしていくかを今構想中ですけど。今のところは、みなさんに全曲聞いてもらおうと思っています。

太田ひさおくん  メドレーコーナーを組み込むとしても、エリカ様のインストナンバーの3曲もしっかり見どころにしたいなど、曲によっていろんな見せ場があるから、それらをどうギューッと濃縮していくか…。そこは、これからみんなの知恵を絞りながら考えます。

太田たけちゃん  どういう構成になるにせよ、太田家の6年間の軌跡がわかる内容にしていくので、そこは楽しみにしていてください。　

──それぞれ、6周年ワンマン公演へ向けての意気込みもお願いします。

太田ひさおくん  ここへ至るまでにも太田家は、歴史の歩みをしっかりと積み重ねた進化ぶりを見せてきました。それこそ最初は、文学的青春パンクバンドとして太田家は始まりましたけど。そこから、いろんな風に表現の幅を広げながら進化の歩みを見せてきました。全曲披露する以上は、順番通りに演奏するわけではないにせよ、その進化を感じられるライブであり、未来を示唆した2つの新曲も含め、6年間の集大成であり、その先を見据えた姿を見せるライブにしていけたらなと思います。

太田たけちゃん  この6年間の中、急上昇するのではなく、曲調を含め、活動の幅や人脈を広げつつ、太田家は螺旋を描くように着実に上がり続けています。その進化した姿を、今回の6周年公演でさらに更新していけたら。ただ、全曲披露については…今はまだ考えないようにしています(笑)。そうは言いながらも、きっと当日になると「この曲の頃、太田市でこんなことやってたな」「この曲は、ここでMVを撮ったな」など、曲ごとにいろんな想い出も甦りそうだけどね。そういう想い出も、みんなで共有しながら楽しめたらいいですよね。

──太田家の場合、普段ライブで行かなそうな地域にまで足を運んでライブ活動をしてきましたからね。

太田たけちゃん  むしろ、そういう場所のほうが多いかも知れない。

太田ひさおくん  「太田」と付く場所絞りで、いろんなところに行ったからね。群馬県太田市は都会だけど、地域によってはそうじゃないところにも我々は行ってますから。

太田彩華  群馬県太田市や、香川県にあることでん太田駅はまだ栄えていますけど。広島県安芸太田町は電車が無く、辿りつくのが難しい場所。私たちは広島駅からレンタカーを借りて2時間かけて移動しましたけど。ファンの中には、「ヒッチハイクで来ました」という強者もいましたからね。あのときは地元の学生さんらと一緒にライブをやるなど、楽しい想い出になっています。今も、「次は、前回アコースティックライブをやった岐阜県美濃太田でバンドライブをやりたい」と構想を練っている最中です。

──太田家の場合、太田と名前が付く場所なら…。

太田彩華  何処にでも行かせていただきます。他にも、島根県にも大田という場所があるんですけど。そこは太田ではなく大田だから、どうしようかなと思案中です。

太田ひさおくん  僕が気になっているのが、カナダのOTTAWAなんです。そこはいいところですよ。文字的にもギリギリかなと思ってて。

太田たけちゃん  それ、ギリギリ太田だね。他にも、中国とか、読み方はわかんないけど、字面だけなら太田とかありそうだよね。

全曲ライブをやろうと思った背景にあったのが、せっかくワンマン公演へ来たのに「あの曲 聞きたかったけど、回収できなかった」という悔しさを、全曲披露することで無くしたかったからなんです。

──エリカ様も6周年公演へ向けての思いをお願いします。

太田エリカ様  渋谷REXで行った5周年のワンマン公演が、すごくいい内容のライブでした。今回は会場の規模が大きくなったから、さらにパワーアップしたライブができたらいいなぁと思ってて。最近はとくに、お客さんの歌声がめっちゃ届くライブが多いからこそ、赤羽ReNY alphaでもおっきい歌声がたくさん聞こえる、熱い1日にできたらなと思っています。

太田ひさおくん  エリカ様の見せ場も、どう演出するかも含めてね。

太田エリカ様  現状では、どうなるかまだ決まってないから、わたしも楽しみです。

太田彩華  今回、全曲ライブをやろうと思った背景にあったのが、せっかくワンマン公演へ来たのに「あの曲 聞きたかったけど、回収できなかった」という悔しさを、全曲披露することで無くしたかったからなんです。そのうえで、わたしは2つの新曲のお話をさせていただきたいのですが、太田家は毎年1月に「新しい太田家の姿であり、その年、1年間を引っ張ってゆく」新曲を発表し続けてきました。今回は、それが2曲誕生します。しかも、2曲とも「イケイケで格好いい、勝手に応援歌」です。1曲が、先にも話題に出た群馬県太田市にあるプロバスケットボールチーム群馬クレインサンダーズの勝手に応援歌。もう1曲が、わたしの生まれ故郷である兵庫県場加古川市の勝手な応援歌になります。故郷って、離れることでわかる良さってあるじゃないですか。歌詞は今、制作中ですけど。故郷に思いを馳せたすごく思い入れの深い内容になりそうです。でも、イケイケな曲だから、みんなの気持ちも応援していく歌になれたらなとも思っています。

──ということは、加古川市に足を運んでライブを行う可能性も??

太田彩華  具体的にはまだですが、今年か来年には実現したいなと思って計画をしています。

太田たけちゃん  各メンバーの地元を応援するのも有りなんだけど。うちら3人とも関東圏出身。もちろん地元に愛着はあるけど…。

太田ひさおくん  やっぱし遠くにあるからこそ…のほうが、曲として絵になりますからね。

太田彩華  ほんと、そう。故郷を離れたからこそ、こうやって歌おうと思ったし、地元の良さをみんなに伝えられたらなと思います。ここで嬉しいお知らせもしたいのですが、4月19日の6周年ワンマン公演で、2つの新曲を披露しますけど。しかも、来てくれた人全員に、2つの新曲をダウンロードできるプレゼントをします。

太田たけちゃん  つまり、ライブで新曲を聴けて、そのプレゼントを受け取ると、家でも新曲を何度も聴けるということです。

太田彩華  新曲をいっぱい聴けるって、いい周年の記念プレゼントになるかなと思って。当日は、わたしがメンバーのイラストを描いたかわいいタオルも販売します。納得のいくかわいい仕上がりになったので、こちらも会場で手にしてくれたら嬉しいです。

──太田家って、ワンマン公演のたびに、いろんな嬉しい仕掛けを企てますよね。

太田彩華  スタンプを集めた方に、ワンマン公演当日に白いお皿をプレゼントする「春のおおた祭り」や、昨年が結成5周年だったから5(ゴー)5(ゴー)ということで、ゴーゴーカレーさんオマージュの告知イラストを書いたり。ワンマン当日にはカレーの販売ブースも作りました。でも今年は、ガチでライブにぶつかろうということから、「ガチおおた祭り」にしました。
  この記事が出る頃にはスタートしていますが、4月18日まで、#ガチ太田の#をつけてライブの感想をポストしてくださった方の中から、抽選で10名様にフォトブックをプレゼントするキャンペーンもやっています。そしてもう一つ、「太田家楽曲ランキング」と題して、ファンの人たちから「太田家の好きな楽曲ランキング」を募り、それを参考にさせていただきつつ、ランキング企画を拡散してくださった人たちの中から3名の方に、後に配信スペースで行う「家族会(FC)限定のライブに、家族会でない方でもご招待」します。6周年ワンマン公演へ向けていろんな企画を進めていますから、ぜひみなさんも参加してください。

──本番当日も楽しみにしています。最後に、エリカ様ひと言シメていただけますか。

太田エリカ様  6周年ワンマン公演は全曲披露予定。私たちも体力をつけて頑張るので、みんなも鍛えたうえでライブに来てください。





TEXT:長澤智典