Speak emo
「Girls Don’t Cry」も「TURN ME ON」も、私たち自身のことを歌った歌だと思っています
9月とか過ごしてないです、私…。9月、10月ないよ…(鹿沼)
――で、「2015年9月20日に活動を開始した」とのことですが…。
傳:9月20日にTwitterのアカウントができて、公式ツイッターで、最初のメンバー4人の写真が「ONEPIXCELとして活動を開始します」みたいな感じでTwitterで投稿されたんです。
――それがグループの活動開始時期というわけですね?
田辺:そうです。
――それが“事務所史上初の女性ユニット”だったわけですよ。どうですか? 責任重大ですよ!
田辺:初めてなので先輩もいなくて、道が無い状態だったので…。「自分たちでどうにでもなれるかな」っていうのはすごい思いました。
――あぁ、そこは「FREE&EASY」なわけですね。
一同:ハハハ。
鹿沼:でも、次に後輩グループが出来た時に、私たちの今の活動によってその子たちの道筋が決まると思ったので、「自分たちがどんどん上に行かないと」「頑張らなきゃ」って思ってました。
傳:私は、まだ出来ていない後輩グループのことを考えるより先に、“自分たちの道”が無さ過ぎて、「どうやっていくんだろう」ってすごい不安でした。
田辺:確かに。
傳:「事務所を先導してくようなグループになりたいな」って思ったんですけど、その道もないので、「私たちで作んなきゃいけないんだ」と思って…。スタッフさんたちと「頑張ろう」ってなってました。
――結構燃えましたか?その時。
傳:燃えてました!
――もうその時は不安はなく?
傳:最初からステージに立つことがすごく楽しかったので、「ライブをしたいな」っていう気持ちでその時はずっとやってましたね。
――2015年10月18日に渋谷のMt.RAINIER HALLで初ライブ。これが初めてのライブですよね? 人前に出たのも初めてだったわけですね。
田辺:そうです。
――いかがですか?その時のことって覚えてますか?
傳:対バンだったよね。
田辺:うん。対バンだった。
傳:その時に披露したのは3曲ぐらいだったんですが、歌とダンスは夏にみっちり練習してたのでそれを披露できたとは思うんですけど、その間のMCが酷すぎて。ホントにもうみんなテンパっちゃって、「手汗すごい」とか「人多い」とか、もう目に入ったことや思ったことを何も考えずにマイク通して言ったので。もうホントにスベるし、面白くないし、今考えても「何やってんだろう」って思うくらい酷いMCだったね。
田辺:ね。
鹿沼:でも、ずっと夢だったんですよ、そういうところに立つのが。よく覚えてるのが、めっちゃ怖かった…。
――怖かったんですか?
鹿沼:「受け入れてくれるのか」って言うんですか? ホントにペットボトル投げられるんじゃないか、みたいな。
田辺:あぁ!言ってた!
傳:言ってた!
――そうなんですね。
鹿沼:そう。ホントにステージから空き缶とか飛んで来ないか不安だったんですよ。
傳:バナナの皮とか飛んで来ると思いました。
――バナナの皮(笑)。
鹿沼:ほんとにそう思うぐらい、出てからも、出る前も、出た後も怖かったです。震えが止まらなかった。初めてのステージは。
――出た後もなんですね。
鹿沼:はい。出た後も。「楽しかった」ってなったけど、でも「怖い」みたいな。「始まっちゃった」って言うんですか…?
――なるほどね。その日を終えることはできたけど、「グループが始まっちゃった」っていう感じで。
鹿沼:「やばい」っていう感じを…覚えてます、今でも。
傳:完全アウェーだったもんね。
田辺:アウェーだったね。バンドさんが多かったです。
――あぁ、他の演者さんたちは結構生演奏だったと。
田辺:私たちもバックバンドをつけてやりました。
――バンドで出たんですか?最初から?
田辺:はい。初ステージは。
――すごいですね。でも「バンドでやっていく」ってコンセプトじゃなかったんですよね???
鹿沼:でも、バンドでワンマンライブやったりとかは結構やってました。最初は曲がロック調だったんでっていうのもあるかもしれません。
――あぁ、そうだったんですね。
傳:すごいですよね。あんなボロボロな歌とダンスの子たちを最初からバックバンドが支えてくれるってあり得なくないですか?
――まあ、普通はオケでやって、だんだん経験を積んで会場が広くなってきて、次は「バンドセットでやります!」みたいな流れですけど。
傳:自分たちでもびっくりしてました。
――そうだったんですね。で、そこから約3年経ちました。振り返ってみてどうですか?
田辺:「全員大人になったな」って思います。考え方もそうだし、パフォーマンスも自分たちでちゃんと考えるようになったし、大人になりました。
――デビュー当時は高校生ぐらいですか?
田辺:私と亜美は高校1年生で傳ちゃんが中3でした。
鹿沼:そりゃ変わるよね。
田辺:大人になったよ。私はもう19歳だよ。
鹿沼:私も19歳なりました!
傳:私は高校卒業するんだよね。
――二十歳ももうすぐですもんね。
田辺:二十歳になっちゃう、来年。
――振り返ってみて、早かったですか?
鹿沼:早かった!1年は長かったんですけど、3年って考えるとすごい早かったです。
田辺:早かった~。
傳:でも特にメジャーデビューしてからが早すぎて、絶対「何カ月か飛ばしてるよ」って思います。過ごしてない月が絶対あるはず!(笑)
鹿沼:9月とか過ごしてないです、私…。9月、10月ないよ…。
傳:9月、10月、あと8月後半とかない。
――目まぐるしく色んな事が次々あって、「もう今日が何日なのか」「何曜日なのか」みたいな。でも、これからもっと無くなりますよ。
傳:なりますかね?
――なりますよ。
傳:ちゃんとひと月、ひと月過ごしたい!
――もう気付いたら40歳ぐらいになってますよ。
一同:嫌っ!
傳:まだ嫌だ!
田辺:20年も経ってるってこと???
鹿沼:いつの間にか40歳は嫌だな(笑)。
ONEPIXCEL ライブ情報
1年ぶりのワンマンLIVE決定!
「ONEPIXCEL 3rd Anniversary Live 2018」
2018/12/15(土)
渋谷WWWX
OPEN 15:00
START 16:00
TICKET:スタンディング ¥3,500(税込/Drink代別)
ONEPIXCEL 商品情報
「Girls Don’t Cry」 2018.12.5 Release
COCA-17540 ¥1,500 (tax in)
M1. Girls Don’t Cry
M2. TURN ME ON
M3. Sparkle Utae Remix
M4. We Go Now pavilion xool Remix
M5. Girls Don’t Cry(Instrumental)
M6. TURN ME ON(Instrumental)