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だからわたし「IZANAGIは、めっちゃいいグループだよ」と自信を持って言えるし、絶対に売れるという確信があります。 IZANAGI インタビュー・1
劇場版ゴキゲン帝国の白幡いちほがプロデュース。IZANAGIが、1月31日に1stアルバム『KUNIUMI』をリリース。同作品の魅力を、メンバーに伺った。
最近では、みずからガツガツと。それこそ「わたしを見て!!」みたいに積極的な気持ちにまでなりました。
──IZANAGIが誕生してから…。
輝月けいと 1年8ヶ月が経ちました。5月で丸2周年を迎えます。
くまだかなえ ここまでは、本当に濃い日々でした。
ぬ。みる でも、「えっ、まだ1年8ヶ月なんだ!!」という気もする。
くまだかなえ もっと長く経った感じがするよね。
──みなさん、この1年8ヶ月の日々の中で、どう変化や成長したのかが気になります。まずは、みるさん。ここまでの日々を、どんな風に捉えています?
ぬ。みる わたしは,社会人として働いていましたけど。このオーディションをきっかけに、脱サラしてアイドルになりました。活動を始めたばかりの頃は、「自分はいいから…」とグイグイいけなかったんですけど。最近では、みずからガツガツと。それこそ「わたしを見て!!」みたいに積極的な気持ちにまでになりました。
──アイドル活動を始めたことで、性格も変わりました?
ぬ。みる めちゃめちゃ人格が変わったなと思う。
くまだかなえ 変わったのは、"性格"じゃなくて"人格"なんだ。
ぬ。みる そう。親からも「気が強くなったよね」と言われます。そういうメンタルでないと、アイドル活動はやっていけないと思います。
──まわりの人たちを見回してみても、やはりそう感じてしまうわけだ。
ぬ。みる やっぱし、「ここだ!!」というときにつかむ力はアイドル活動をしてゆく中で必要だと思いますし、その力を身につけて今に至っています。そこは、いつも意識しているところです。
このメンバーやったからこそ、ここまで笑えるようになれば、自分を出せるようになったのは間違いないです。
──続いては、けいとさん。1年8ヶ月前の自分と今の自分を比べたとき、いろんな変化を感じます?
輝月けいと 今回のアルバムのリリースパーティーを観に、関西から両親が来たんですけど。ライブを観た後、親に言われたのが「笑えるようになったな」ということでした。もともとわたし、めちゃくちゃ根暗な性格なんですよ。目立つこともぜんぜん得意じゃない。でも、心のどっかに承認欲求があったから、今の活動に繋がっているんですけど…。
わたし、コロナ過前からずっとマスクを付けている子でした。マスクを付けてないと人前に出れない。そもそも、マスクがないと街を歩くのもしんどいからと、ずっとマスクをつけた生活を送っていました。あの頃は写真を撮るのも嫌やったのに、今では何十人何百人のお客さんの前で笑顔を振りまけば、自己表現が出来でいます。そこがすごく変わったなと親に言ってもらえました。
わたしは、関西から上京している身。そもそも、アイドル経験ゼロの状態から始まったので、自分らしくいれるこのメンバーにはめちゃくちゃ感謝をしています。このメンバーやったからこそ、ここまで笑えるようになれば、自分を出せるようになったのは間違いないです。そこが、デビュー前と今とを比べて一番変わったことです。
──そこまで引っ込み思案だったら、活動を始めたばかりの頃は自分を出すのも大変だったんじゃない?
輝月けいと めちゃくちゃ大変でした。そもそも自分は、人に「変わってる」と言われて生きてきたし、自分でもそうなんだと思っていたけど。この世界に入ったら、自分よりもすごく変わっている人たちが…キャラの濃い人たちが多いから、逆に「自分はめっちゃ無個性」と思ったし、「なんの個性もなくて、どうしよう」と血迷いそうになっていた時期もありました。だけどIZANAGIのプロデューサーの(白幡)いちほさんに「けいとにしかできひん部分を伸ばせばいいんだよ」と言っていただけたおかげで、わたしの魅力を生かせるようになりました。
わたし、霊感が強いんですね。そこを強みにしたことで、霊感絡みの番組に出させていたいただくなど、そこからも注目していただける機会が増えました。ちなみに、霊も、人のオーラもめっちゃ見えます。
その人たちが私の姿を見て笑い、明日も頑張ろうとなれるのなら、わたしはいくらでも笑われてもいいなと思ってる。
──次は、るなさんかな。1年8ヶ月前の自分と今の自分を比べたとき、どんな風に違いや成長を感じます?
蜜柑るな わたしも、昔から「変わってる」と言われることが多ければ、いろんな人がわたしの性格や行動を見て笑うことも多かったです。だから以前のわたしは、笑われることをすごく嫌だと思っていました。でも、GOKIGEN JAPANに入ってからは、逆に笑われることがとても快感になってきました。理由は、笑われることで、結果的に笑った人を笑顔していることがわかったから。変わっている自分を見て、その人が笑ってる。つまり、「その人をわたしは笑顔にさせているんだ」とポジティブな捉え方ができるように変われたことが大きかったんだと思う。
IZANAGIの場合、全身タイツを着たり、MVの『理解のある彼くんisどこ』の中ではストッキングをかぶったりなど、けっこう身体を張ったこともやっています。もちろん、全員に好かれることだとは思ってないけど。そういうのを求めてくれる人たちだって絶対にいるはずだし、その人たちが私たちの姿を見て笑い、明日も頑張ろうとなるのなら、わたしはいくらでも笑われてもいいなと思ってる。もともとポジティブな性格だったけど、IZANAGIとして活動を始めてから、さらにポジティブになったなと思ってて。それくらい、日々を楽しく過ごしています。
ぬ。みる 顔面ストッキングしているアイドルさんって、なかなかいないよね。
蜜柑るな 他のアイドルさんたちよりかは、身体を張っていると思います。でも、笑ってもらえるのならそれでいいんです。GOKIGEN JAPANの場合、プロデューサーも、IZANAGIのマネージャーさんも、もともとがお笑い芸人さん。身近でトーク術も学んでいるからか、ウケたら嬉しいと思うようになったことも、より自分をポジティブにしてくれたところだなと思っています。
──GOKIGEN JAPANの中に脈々と流れる芸人魂も…。
蜜柑るな 受け継ぎたいなと思っていますし、そういう精神も持っています。お笑い的な要素も、ここの事務所にはありますけど。すごい先生方のもとで毎週ダンスレッスンを行えば、毎月ボイストレーニングも続けるなど、つねにパフォーマンス力にも磨きをかけているように、そこもしっかりとしていますし、それぞれのいろんな個性を伸ばせる環境がここにはあります。だからこそわたしも、ここで自分の個性を生かせているのであれば嬉しいです。
みんなが「わたしはここにいていいんだ」という環境を作ってくれる。だからこそわたしは、このメンバーに一番感謝をしています。
──続いては、響姫さんにいきましょうか。
神楽響姫 1年8ヶ月前と今の自分を比べたときの一番の変化は、圧倒的に自信がついたなということです。IZANAGIのオーディションを受ける前から、自分の軸や意志は大事にしていましたけど。それを誰かに伝えたり、自分の意志を貫き通すことをあきらめてたというか、「どうせ、伝わんないし、これを言ったところで(誰の心にも)響かないんじゃないか」と自分でネガティブに考えがちでした。
わたしは音楽一家という環境で育ち、わたし自身が小さい頃から音楽に救われてきました。もちろん、音楽を仕事にしたい気持ちはあったけど。こだわりも強いし、自分自身が完璧主義な性格で、絶対にこうでなきゃいけない的なところもあって、一緒に想いを分かち合える人と巡りあえずにいました。このメンバーと、今の事務所と巡りあえたことで、自分の魅力や、自分で生かしたいと思っているところを強く伸ばせる環境を手にすることができました。そうなったことで、自分の言いたいことをしっかりと言えるし、その言葉を受け入れてくれる仲間もできました。何より、わたしのやりたいこと全部をプロデューサーが信頼を持って受け止めてくださったおかげで自信がついたし、人に自分の想いを伝えることの怖さもなくなりました。
──まわりの環境が、今の響姫さんをありのままに受け止め、受け入れてくれたわけですね。
神楽響姫 そうなんです。わたし、何事にも人間不信な部分があって、何か行動を起こそうにも、「なんか怖いな」と考えてしまいがちなネガティブ思考でしたけど。この1年8ヶ月の活動期間の中、ファンのみなさんや、メンバーたち、今の事務所の環境のおかげで不信感を払拭すれば、だいぶ自信もついたなぁと思います。まず、あきらめることがなくなりました。「しなきゃいけない」という義務感から、「こうしていきたい」と、自分が本心で想いながらやっていけるようになった。そこの変化が大きいですね。
──GOKIGEN JAPANという事務所自体が、メンバー個々の個性を生かしてゆく場なんですね。
神楽響姫 そうです。それぞれ、やりたいことを本当にやれています。「やらされている」じゃなくて、本当に「自分がやりたいからやっている」環境。本当にしんどいときは「これがしんどいです」って言えるし、そう言えるのも、この事務所であり、このメンバーだからなんですよ。
このメンバーは、みんな本気で「売れたい」と思って動いています。マイナス的な考えは一切ないし、人が嫌がったり、落ち込むような発言も絶対にしない。このメンバーだからこそ、1年8ヶ月ずっと同じ形で続けてこれたんだなと思います。
──その信頼関係がいいですね。
神楽響姫 みんな向上心が高いし、本当に真面目なんですよ。しかも、全員がA型。ライブが終わって直ぐに反省会を始めれば、とくに反省会が必要のないときでも、個人個人が「こうしなきゃいけない」と、いつだって自分を見つめ直しています。ときにマネージャーさんに「考え込みすぎだよ」と言われることもありますけど、個人個人の意志が強いからこそ、自然と自分に向き合っていくんだと思います。
──響姫さんは完璧主義ということですが、協調性を持って活動を行うグループという場にいると、たまにジレンマを覚えたりもしません?
神楽響姫 もともとグループで何かを行うことに。それこそ、大人数であるほど「一緒に行動をするのは苦手だな」と思っていましたけど。このメンバーは、わたしの意見や意志をすべて受け入れてくれる。それで「あっ、わたし、ここに居ていいんだ」と思えたことが、今の居心地の良さを作っているんだと思います。
IZANAGIとしての初ワンマン公演を行ったのが、結成から1年後でした。その時期の自分は、精神面でピークにきていたくらい心がきつい状態でした。あの時期は、他のメンバーみんなの実力や存在感が凄すぎて、「わたし、何も無くね??」と気持ちが落ち込んでいました。自分の場合、センターをやらせていただくことが多く、そのプレッシャーから「もっとこうしなきゃ、もっとあーしなきゃ」「私自身がもっとこうならなきゃいけない」と、勝手に気持ちが圧迫されていたんですよね。そんなわたしを見て、メンバーみんなが「響姫は響姫のままでいいから」「響姫がいないとIZANAGIじゃないから」と言ってくれました。その言葉のおかげで、自分の気持ちを建て直すことができたんですよ。
それまでの人生の中、友達や部活を通してでも、ここまで深い絆のできた仲間っていなかったけど。その絆を感じさせてくれたのが、このメンバーや事務所でした。みんなが「わたしはここにいていいんだ」という環境を作ってくれる。だからこそわたしは、このメンバーに一番感謝をしています。自分が変われたのも、自分が自信を持てたのも、このメンバーだから。だからわたし「IZANAGIは、めっちゃいいグループだよ」と自信を持って言えるし、絶対に売れる確信があります。
おかげで、まともな人間の心を取り戻した…いや違うな(笑)、協調性を培いました。
──最後は、かなえさんですね。
くまだかなえ 昔の自分は、「わたしが!!」「己が!! 」という性格でした。でも、このメンバーはみんなすごく優しいし、人(の意見や意志)をすごく尊重するし、何かを発言しても、全部を前向きに肯定してくれます。おかげで、まともな人間の心を取り戻した…いや違うな(笑)、協調性を培いました。この1年8カ月の中、その気持ちの変化がわたしの中では一番大きかったと思います。
以前までのわたしは、自分の環境を守るためなら、ときに人を傷つけるような発言をしてしまうこともありました。でも今は、このメンバーが本当に大事だし、みんな同じ思いを共有していれば、みんな本気で売れたい気持ちがある。そういう太い絆をすごく感じているからこそメンバー全員が大事だし、みんなIZANAGIにいなくてはならない存在だと本気で思っています。わたしにとってもそうだし、メンバーそれぞれが「自分にとって必要な人たち」だからこそ、傷つけたくない気持ちが強くなる。その関係性があることで、今のわたしにも、普通の人としての気持ちが培われました。
みんなA型なんだけどね(笑)。
──メンバーみなさん、性格はバラバラですよね。
ぬ。みる バラバラだね。
神楽響姫 みんなA型なんだけどね(笑)。
くまだかなえ だけど、メンバー全員で好き~~~
(2回目へ続く)
TEXT:長澤智典
<インフォメーション>
【MV】『週末slowmemory』
https://www.youtube.com/watch?v=SnezughU0-g
【MV】『理解のある彼くんisどこ』
https://www.youtube.com/watch?v=xO9rnrwOkcc
IZANAGI 1st ALBUM「KUNIUMI」
初回限定盤(GJIZ001)
¥3,980 (税込¥4,378)
通常盤(GJIZ002)
¥2,980(税込¥3,278)
布教盤(GJIZ003)
¥2,000(税込¥2,200)
収録曲
1. SE 作編曲:ゆよゆっぱ/作詞:白幡いちほ
2. ルドイア 作編曲:ゆよゆっぱ/作詞:白幡いちほ
3. GEDO 作編曲:ゆよゆっぱ/作詞:白幡いちほ
4. 浮気ゼッタイ◯すマンのうた 作編曲:ゆよゆっぱ/作詞:白幡いちほ
5. DE・KI・N 作編曲:ゆよゆっぱ/作詞:白幡いちほ
6. 理解のある彼くんisどこ 作編曲:ゆよゆっぱ/作詞:白幡いちほ
7. 沖縄に行きたい 作編曲:ゆよゆっぱ/作詞:白幡いちほ
8. だってアイドルなりたいの 作編曲:ゆよゆっぱ/作詞:白幡いちほ
9. 人の金で焼肉食べたい 作曲:PSGOZ/編曲:ゆよゆっぱ/作詞:白幡いちほ、PSGOZ
10. 週末slow memory 作編曲:ゆよゆっぱ/作詞:白幡いちほ
「KUNIUMI」
通販サイト:https://gokigenteikoku.stores.jp/
5月11日(土)
IZANAGI 3rd ONEMAN LIVE「天照」
会場:高円寺HIGH
OPEN11:30 / START12:00
Adv.¥2,500 Door¥3,000
DDチケット¥1,000
VIPチケット¥10,000
(最優先入場+サイン入りワンマンTシャツ+メンバーサイン入り色紙+エンドロールクレジット掲載)
(各+1D)
3rd ONEMANまでのアルバム「KUNIUMI」の売上枚数に応じてONEMAN当日の演出が追加!
500枚▷▶︎ダンスショーケース披露
700枚▷▶︎新曲披露
900枚▷▶︎メンバーソロパフォーマンス披露
1000枚▷▶︎新衣装披露
1100枚▷▶︎カバー曲披露
1200枚▷▶︎会場限定CD販売
1300枚▷▶︎ ユニットパフォーマンス披露
1400枚▷▶︎ワンマン入場無料
1500枚▷▶︎むしろ来たら1000円あげるワンマン
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