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2023.05.29
WE3M

最初は、「楽しいから」という気持ちでライブをやっていましたけど。今は、「お客さんたちを楽しませたい」気持ちに変わりました。 WE3M インタビュー・1

 5月5日に日比谷野外音楽堂で行われた「しょこたんフェス」に出演。 一気に注目度の上がりだしたダンス&ヴォーカルグループのWE3M。メンバーは全員関西出身。今も、大阪を拠点に活動中。ただし、まだまだスクール生として学ぶことを中心に据えているので、本格的な活動へ向けて準備中というのが現状だ。そのWE3Mを、いち早くキャッチ。メンバーの魅力を、2回に渡ってお伝えしたい。

 


今は、「人を楽しませられる人」になりたいと思うようになりました。(木戸妃奈乃)

 


――それぞれに歌やダンスを習い始めたきっかけから教えてください。まずは、妃奈乃さんからお願いします。

木戸妃奈乃 わたしは小さいときからテレビから流れてくる音楽を見ては、歌や踊りを真似ていました。あの頃から踊ることが大好きで、「ダンスを習いたい」と思い5歳から習い始め、10年以上の歳月が経ちました。

 

――WE3Mの活動を通してライブの場もいろいろと経験しています。ライブは…。

木戸妃奈乃  めちゃめちゃ楽しいです。

 

――WE3Mとして活動を始めてから、自分の気持ちにどんな変化が出てきましたか?

木戸妃奈乃  小っちゃいときは、とにかく自分が楽しいからと歌やダンスへ夢中になっていました。だけど今は、「人を楽しませられる人」になりたいと思うようになりました。きっかけは、わたしのライブを見たママやパパがほめたり励ましでくれる言葉が嬉しくて。その言葉を聞くたびに、「もっともっと上手くなりたい」と思うようになったことからでした。今では、いろんな人たちに「楽しい」と思ってもらえるように心がけながら活動をしています。

 


わたしと目が合った瞬間に笑顔なってくれると、すごく嬉しくなれます。(樋髙楽々)

 


――次は、楽々さんお願いします。

樋髙楽々  わたし、最初のきっかけが歌やダンスが好きだからではなく、ただ、「身体を動かす習い事」をしたくてダンスを始めています。それが、5歳のときでした。それからわたしも10年間ダンスや歌を続ければ、今では音楽が大好きになるどころか、音楽こそが、わたしの中で一番の宝物になっています。

 

――ライブ活動についての想いも聞かせてください。

樋髙楽々  わたし、ライブ中にお客さんと目が合うとすごく楽しくなります。最初は真顔で見ていた方が、わたしと目が合った瞬間に笑顔なってくれると、すごく嬉しくなれます。その楽しさを知ってからは、いろんな人を笑顔にしたいなと思うようになれば、一人一人に気持ちを伝えるようにパフォーマンスをしようとも心がけるようになりました。わたしの中では、ライブを通して人の笑顔を見れることが一番の楽しさです。

 

――WE3Mとして活動を始めたことで、どんな風に自分は変わってきましたか?

樋髙楽々  わたしが音楽を好きになったきっかけが、お母さんがK-POP GROUPのKARAのことが大好きで、家でずっとDVDを流していたから、それを見て、わたしもお尻をフリフリしながらKARAさんの『ミスター』の踊る真似をし始めたことからでした。あの当時は、ダンスを習い始めたことで、ただ真似て踊っていることが楽しかったんですけど。WE3Mのメンバーに選ばれ、自分が表現する側に立ったことで、わたしも「見てくれる人たちに気持ちを伝えることの楽しさと難しさ」の両方を感じれば、「どうやったら見てくれる人に想いが伝わるかな」を心がけるようになりました。それが伝わったときの楽しさがあるから、夢中になっているんだと思います。

 


「舞台の上で表現することが好き」という気持ちがどんどん強くなったことから、今もこうやって続けています。(稲積杏)

 


――続いては、稲積杏さんお願いします。

稲積杏  きっかけは、幼稚園の年長さんのときに、「一緒にダンスを習いへん?」とお友達に誘われたことでした。それからダンスを習い始めれば,、発表会などの場を通してステージに立つ機会を増やしていくごとに、「舞台の上で表現することが好き」という気持ちがどんどん強くなっていき、今もこうやって続けています。

 

――杏さん自身、早い時期からライブの楽しさを感じていたんですね。

稲積杏  楽しさを感じていました。ただ、まだ小さかった頃は緊張を覚えることはなかったんですけど。わたしの場合は中学生頃からかな??より完璧なパフォーマンスをという気持ちが強くなってからは、良い意味で緊張感を覚えるようにもなりました。今でも、ライブの前はめちゃめちゃ緊張しますけど。舞台の上に立ってお客さんたちの笑顔を見ると、それだけでわたしもすごく楽しくなれます。それに、ライブか始まると毎回全力で楽しんでいるから、緊張はいつの間にかなくなっています。

 

――WE3Mの活動を通して、自分自身にもいろんな変化は出てきました?

稲積杏  わたしもダンス歴は10年になります。小学生の頃はまだまだ身体自体が出来上がっていなかったら、筋肉を使ったパキパキッとした踊りは出来なかったんですけど。中学生頃から身体の成長に合わせてダンスに向く体系作りを心がけるようになってからは、改めて基礎からダンスを習い直せば、自分の見せ方を研究するようになったことで、体つきも含めてだいぶ変わってきたなと思います。最近では、ダンスの中へしっかりとメリハリもつけられるようになるなど、今でも日々成長できているなと感じています。

 


ライブを通して気持ちが伝わる喜びや楽しさを知ってからは、ますますライブをすることが好きになりました。(川上穂莉)

 


――続いては、穂莉さんに行きましょうか。

川上穂莉  わたしが歌やダンスを習い始めたきっかけが、路上ライブをしていたアーティストさんのライブに偶然触れたとき、「わたしも、あんな風に歌やダンスをやってみたい」と思ったことがきっかけでした。わたしもまだ幼い頃だったから、そこまで鮮明に覚えているわけじゃないですけど、とにかくみなさんキラキラしていたんですね。その姿に憧れて、一緒にいたお母さんに「わたしも、あの人たちみたいになりたい」と気持ちを伝えたことからダンスを習い始めました。気がついたら、わたしも10年間歌とダンスを続けています。

 

――穂莉さんは、ライブのどの辺に魅力を感じています?

川上穂莉  最初は、お客さんを楽しませようという気持ちを持ってライブを始めるんですけど。気付いたらわたし自身がめちゃめちゃ楽しくなっているんですね。しかも、「みんなにも楽しんでもらいたい」気持ちが伝わると、みんなもすごく楽しんでくれるんです。ライブを通して気持ちが伝わる喜びや楽しさを知ってからは、ますますライブをすることが好きになりました。

 

――WE3Mを始めたことでの心境の変化もあれば、聞かせてください。

川上穂莉  経験を重ねるごとに、自分の欲がどんどん出てきます。それは、歌やダンスのスキルを上げることもそうだし、自分の見せ方も、そう。どんどん向上心が強くなることから、今も、自分の見せ方はいろいろと研究をしています。

 


ライブ中にメンバーと目が合うとテンションもあがって、さらに楽しくなります。(前田愛実)

 


――次は、愛実さんお願いします。

前田愛実  わたしがまだ幼いときに、両親がライブを観に行ったんですね。そのときに出ていたキッズダンサーズたちがライブしている姿を見て、「自分の子供にも、こんなキラキラとしたダンサーになってほしい」という思いが生まれたことから、両親の勧めでわたしは5歳のときからダンスを習い始めました。わたし、両親から勧められるまで、ダンスや歌にぜんぜん興味がなかったんですね。だけど習い始めたら、今度はわたし自身が楽しくなり出せば、10年間続けていますけど、今でもダンスがすごく楽しいです。

 

――ライブ活動にも楽しさを覚えています?

前田愛実  もともとはダンスオンリーでしたが、WE3Mとして活動を始めるようになってから歌も習い始めたんですけど。ダンスパフォーマンスを通して思いを伝える楽しさも感じていたけど、そこへ歌も加わると、もっと自分の気持ちを見ている人たちに深く伝えていけるから、ますます楽しくなりました。今では、歌とダンスの両方をしっかり磨いていきたいです。

 

――WE3Mの活動を通して、気持ちの面でもいろいろと成長しています?

前田愛実   わたしは、ステージの上で、お客さんたちを前にして歌い踊ることが大好きです。だからこそ、もっともっとスキルを上げて、たくさんの人たちにWE3Mのことを知ってもらいたいと思える気持ちが強くなりました。わたし、今でも本番前は緊張しちゃうんですけど。いざステージに上がると緊張していたことも忘れ、いつも楽しんでいます。とくに、ライブ中にメンバーと目が合うとテンションも上がって、さらに楽しくなります。

 


ステージに立つたびに、心からの笑顔になれれば、見てくれる人たちを「楽しませいたい」気持ちになれます。(川本桃嘉)

 


――続いては、川本桃嘉さんかな。

川本桃嘉  わたしのお姉ちゃんがダンスを習っていて、ちっちゃいときからその姿を見ながら「楽しそうだな」と思っていました。その影響もあって、わたしは小学2年生からダンスを習い始めました。歌も、最初は興味なかったけど、お母さんに「歌もやってみなよ」と進められ、「歌のレッスンもやってみようかな」と思って2年前から習い始めたら、今度は歌うことが楽しくなり、そこからはずっと歌とダンスの両方を習っています。わたしが、歌が好きになったのには、理由がありました。それは、一度喉を痛めてしまい、歌えない時期があったんですね。喉も無事直って、久しぶりに踊りながら歌ったとき、「歌とダンスの両方あったほうが、より人にも伝わるし、楽しい!!」ことに気づきました。そこからは、ますます歌とダンスへ夢中になり始めました。

 

――桃嘉さん、ライブも楽しんでいるようですね。

川本桃嘉  練習のときは、ときどききついなと思うこともあります。でも、ライブでステージに立つたびに、心からの笑顔になれれば、見てくれる人たちを「楽しませいたい」気持ちになれます。お客さんたちの楽しんでいる顔を見ていると、自然とテンションも上がるように、わたしはライブの場が本当に楽しいです。

 

――WE3Mとして活動を始めてから、どんな変化や成長が自分の中に生まれました?

川本桃嘉  最初は、わたし自身が「楽しいから」という気持ちでライブをやっていましたけど。今は、「お客さんたちを楽しませたい」気持ちに変わりました。そうなったことで表現のスキルも上がったから、その心境の変化は大きいなと自分でも思っています。

 


曲に合わせて自分でキャラクターを作りあげては、その人物の性格や表情、歌声になりきって伝えるようにもなりました。(蔵之前彩羽)

 


――最後は、彩羽さんいですね。

蔵之前彩羽  わたしは、地元のダンススクールの前をたまたま通りかかったときに、ダンスを習っている人たちの姿を外から見て一目惚れしました。わたしは、これまでにもいろんな習い事もやりましたけど。自分から「やりたい」と言った習い事はダンスが初めてだし、ずーっと続けているのもダンスと歌になります。

 

――どの辺に一目惚れしました?

蔵之前彩羽  レッスンをしている人たちの動きもそうだけど、表情を見て「すごい!!」と感動すれば、「自分もこんな風にやってみたい」と思いました。 でも最初の頃は、思ったような動きが出来なくて自分でも悩みましたけど。いっぱい練習を重ねると出来るようになるんですよね。それを知ってからは練習することが好きになったし、もっともっと成長したいなと今も思っています。

 

――ライブも楽しいですか?

蔵之前彩羽  楽しいです。わたしも最初こそ、「自分が楽しい」気持ちが優先していましたけど。見てくれる人たちに「こう伝えたい」と心がけながらパフォーマンスをし、それが伝わるとすごく嬉しくなるのを知ってからは、曲に合わせて自分でキャラクターを作りあげては、その人物の性格や表情、歌声になりきって伝えるようにもなりました。それが伝わると、すごく嬉しくなります。

 

――WE3Mのメンバーとして活動を始めたことで、どんな風に自分自身が成長してきましたか?

蔵之前彩羽  わたしはWE3Mへ加入する前まではダンスだけでしたが、WE3Mの活動を通して歌うことも始めました。最初こそ、どういう風に歌を届ければいいんだろうと思い悩んでもいましたけど。その歌ごとの人物に成りきって表現していく大切さを知ってからは、歌うことも楽しくなりました。5月に、日比谷野外音楽堂で行われた「しょこたんフェス」にWE3Mも出させていただいたときも、お客さんが笑顔で見ている姿を確認できたときは,「あっ、伝わってる」と思えて嬉しくなりました。じつは本番前までみんな緊張していましたが、お客さんの楽しんでくれている表情を見て、緊張なんか一気に吹っ飛んで、私たちも楽しんでいました。

 


最初に「WE3Mのメンバーとして活動をします」と決まったときは…。

 


――続いては、今、感じているWE3Mの魅力について聞かせてください。今度は、杏さんから行きましょうか。

稲積杏 最初に「WE3Mのメンバーとして活動をします」と決まったときは…(2回目へ続く)

 

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TEXT:長澤智典

 

SNS

https://www.tiktok.com/@we3m_dance?lang=ja-JP

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