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デビューライブを観た方は、間違いなく最古参のファンになれます。今のうちからライブを見て推しを見つけ、Neon Krushの古参ファンになってください。 Neon Krushインタビュー!!!

d-girlsが所属するフューチャードライブの新グループとして誕生したNeon Krush。ただし音楽性は間逆。メンバーも、テイ ヒデミ、リナ・ローゼン、佐東 蓮と国際色豊か。5月上旬にデビューライブを行う彼女たち。どこよりも早くNeon Krushの魅力について伺った。
みんな明るい性格ですけど、国籍もバラバラだし、ユニークなメンバーばかりだから、一緒に行動をしていて面白いです。
──この3人が集まったのは…。
テイ ヒデミ 今年に入ってすぐ、わたしとリナ(ローゼン)が顔合わせをし、その後に(佐東)蓮ちゃんが加わって、このメンバーになりました。3人で一緒にレッスンを始めてからで数えたら、(取材時点で)まだ3ヶ月程度です。
──それぞれ、集まったきっかけも知りたいです。
佐東 蓮 以前からアイドル活動をしたいと思っていた中、d-girlsさんの事務所が新規グループのメンバーを募集しているのを知り、ワンマンライブの動画を見ました。そのときに、「ここに入りたい」と応募しました。
リナ・ローゼン わたしもd-girlsさんのライブに惹かれて新メンバー募集のことを知って応募しました。
テイ ヒデミ わたしもきっかけはd-girlsさんです。すでにあるグループへ入るよりも、新たに立ち上げるグループでアイドル活動をしたい気持ちがあったから、わたしも新メンバー募集の告知を知り、「自分の色に染めてやろう」じゃないですが応募しました。
佐東 蓮 みんな明るい性格ですけど、国籍もバラバラだし、ユニークなメンバーばかりだから、一緒に行動をしていて面白いです。
──それぞれ、メンバーの印象について聞かせてください。
佐東 蓮 テイちゃんはひと言でいうと「ちゃんとしてる人」。自分を表現するのが上手です。わたしの性格がちょっと暗めだから、テイちゃんの明るい性格は羨ましいです。リナちゃんも明るい人。しかもおしゃべりだから、グループの中、ムードメイカーになっています。
リナ・ローゼン 2人とも頑張り屋さんだし、とても親切な人たちです。テイちゃんは本当にしっかりとした人。蓮ちゃんは知れば知るほど推しや趣味の話しで盛り上がれる人。今は、もっともっと蓮ちゃんのことを知りたいなと思っています。
テイ ヒデミ わたし、歌は得意だけどダンスは初心者なんですね。わたしにとって蓮ちゃんは、ダンスの先生です。今も、いろんな踊り方を教わっています。リナは、本当におしゃべり。いつもメンバーだけではなく、その場にいる人たちみんなを盛り上げてくれる素敵な人です。
──蓮さんは、ダンスが得意な人?
佐東 蓮 ダンスは3歳の頃から習っていました。その経験があるせいか、テイちゃんからは「師匠」と呼ばれていますし、よくテイちゃんのレッスンのサポートもしています。
テイ ヒデミ いつも、ぴったりとくっついて教えてもらっているからね。
──気になるのが、Neon Krushというグループ名なんです。
リナ・ローゼン Neonは、ネオンのように遠くからでも見える存在という意味を込めて選びました。そこにKrushをつけたことで、なんかカラフルなお菓子のようにも聞こえるじゃないですか。お菓子自体が、カラフルでいろんな味のバリエーションを持っているように、Neon Krushの音楽も、いろんな表情を持っているし、メンバー自身も、個性も国籍も異なる。そんな異なる色を一つにまとめたときに見えるカラフルさ、ワクワクとした楽しさやいろんな可能性をメンバーやグループに感じてほしいなと思ってNeon Krushと名付けました。
私たちの道は、ここから始まっていく」という想いを込めて名付けています。
──現在、Neon Krushは『New Game』『Route 17』『ランドマーク』と3曲を手にしています。それぞれの楽曲について聞かせてください。
テイ ヒデミ 『Route 17』は、わたしが作詞をしています。Route17を日本語にすると国道17号線になります。その国道が…というよりは、「私たちの道は、ここから始まっていく」という想いを込めて名付けました。わたし自身が、夜に始まり朝に向かっていくのが好きなんですね。歌詞でも、夜から物語が始まり、朝になって変わるという想いをいろんな表現を通して伝えています。もともとシンガーソングライターとして活動をしていたから作詞や作曲は得意としていること。今後も作詞はやっていきたいし、いずれは作曲もしたいなと思っています。
佐東 蓮 『Route 17』は盛り上がり系の楽曲で、スカートをつかんでヒラヒラさせる踊りも、この曲をパフォーマンスするときのかわいいポイントです。ライブでも、すごく盛り上がりそうです。同じく『New Game』も、疾走感を持った、聴きやすくてライブ映えしてゆく楽曲です。
テイ ヒデミ 確かに『New Game』も歌が耳に残る、ライブでお客さんと一緒に盛り上がりを作っていける楽曲だね。
リナ・ローゼン 『Route 17』は、Neon Krush曲の中でも、一番アイドルっぽいかわいい曲。『New Game』は、ライブで一緒に盛り上がれる格好いい曲。2曲とも、真似やすい振りがあるから、ライブでも同じ振りをして楽しめる曲になりそうです。『ランドマーク』は、ちょっと懐かしい感じのする曲。振りには、いろんな要素を詰め込んでいるから、振りで魅せる曲になると思います。Neon Krushの一番の特色が、1曲ごとにジャンルやスタイルが異なること。これからも幅を広げたいなと思っているから、そこは私たちも楽しみにしています。
テイ ヒデミ わたしも、そこが楽しみ!!!
佐東 蓮 わたしも!!!
Neon Krushを長く長く続けていけるグループにしていきたいです。
──Neon Krushのライブデビューが、5月上旬。この日は蓮さんにとって…。
佐東 蓮 初めてのアイドルデビューの日になります。2人は経験者だけど、わたしはこの日が表舞台に立つのは本当に初になるから、まずは2人に引っ張ってもらいながら(笑)、わたし自身もライブを楽しんでいけたらなと思っています。
リナ・ローゼン 自分たちでもどんなライブになるのか想像がつかないというか、いろんな想像を巡らせている段階ですけど。楽しくて盛り上がるライブになるのは間違いないです。
テイ ヒデミ Neon Krushを長く続けていけるグループにしていきたいんです。今は持ち曲が少ないから無理だけど、いつかはワンマンライブもしたいなと思っています。1周年でワンマン公演が出来るまでに曲も増え、環境も作れたらなというのが今の夢や理想です。
リナ・ローゼン それ、いいね。わたし、「Neon Krushはパフォーマンスがいいよね」と言われるグループにしたいんです。とにかく、観てくださった方々が「楽しい」となれるグループにしたいです。人数の多いほうが表現の可能性が広がるから、さらにメンバーを増やしてパワーアップしたい気持ちもあります。あくまでもこれは、わたしの願望ですけど(笑)。もちろん、ワンマン公演や野外ライブもやりたいですけど。わたし、いつ実現できるかはわかりませんが、海外でライブをやりたいんです。
──リナさん、出身は?
リナ・ローゼン わたしはドイツ出身です。ドイツは、アイドル自体が盛り上がっているわけじゃないけど、ANI MAGICなどアニメフェスも盛んだし、その一環としてアイドルがイベントへ出演することもあります。ヨーロッパでいうと、フランスとイギリスはアニメ文化もそうだけど、アイドル文化も広がっています。とくにロンドンでは地下アイドルのイベントなども行われています。だからこそ、いつかはドイツを含め海外でライブをやりたいんです。
──リナさんは、なぜアイドルに憧れを??
リナ・ローゼン わたし、もともとドイツで舞台役者をやっていました。日本の文化に触れたのは留学生として来日したとき。そのときのクラスメイトに熱烈なアイドルファンがいて、その子の影響でいろんなアイドルの存在を知り、ライブを観に行くようになり、ステージの上でキラキラ輝いているアイドルに憧れを持つようになりました。わたし、ドイツ人だから「アイドルになれるのかな??」と思っていましたけど、とにかく「アイドルになりたい」気持ちが強くてこの世界に飛び込んで、今に繋がっています。
──テイさんも、もともとはシンガーソングライターだったわけですよね。
テイ ヒデミ そうです。みすから作詞作曲をしては、それを歌うシンガーソングライターとしてライブ活動をスタートしました。その後、ソロシンガーに転身。その頃に呼ばれるイベントはアイドル系が多かったから、自然にアイドルに興味を持ってグループで活動していく楽しさへ憧れを抱くようになり、次第に「わたしもアイドルグループの一員として活動をしたい」と思うようになりました。その気持ちが高まったときに今回の募集を知り、わたしもここにいます(笑)。ちなみにわたしは日本生まれの日本育ち。母親が中国人で、名字がテイだったから、その名前だと覚えてもらいやすいし、インパクトもあるなと思って、その名前を使っています。
アイドル活動をしている方々の中、作詞を手掛ける人はいますけど。グループ曲の作曲まで手掛けてる人ってあまり聞いたことがないからこそ、わたしはそこもNeon Krushの強みにしていけるようになりたいです。
──現状で伝えたい、「Neon Krushのライブのここを見てほしい」ところも教えてください。
リナ・ローゼン 1曲ごと表情が異なるように、楽曲の持つバラエティさです。アイドルグループの場合、○○系や○○アイドルという一つのジャンルやスタイルを追求していく傾向が強いけど。Neon Krushは、その枠に縛られてないところも魅力です。
佐東 蓮 『Route 17』で、スカートをつかんでヒラヒラさせる踊りが魅力と言いましたけど。じつはかわいいだけじゃなく、HIP HOP系のダンスを取り入れるなど、どの曲もそうですが、いろんなジャンルの踊り方を交えて成り立っています。3曲とも異なるパフォーマンスを見せているように、ぜひNeon Krushのダンスパフォーマンスにも注目してください。
テイ ヒデミ 伝えたいと言えば、「今、推しになったほうがお得だよ」ということ。デビューライブを観た方は、間違いなく最古参のファンになりますし、デビューライブ以降もいろいろとライブが入ってくるから、今のうちからライブを見て、推しを見つけ、Neon Krushの古参ファンになってください。そして、一緒に成長していきたいです。
──最後に、グループ/個人どちらでも構いません、今後の夢や野望について聞かせてください。
佐東 蓮 わたし、今後Neon Krushの新曲が生まれたら、その振り入れをやってみたいなという夢があります。もともとダンスも歌も大好きだから、こうやって大好きなことをお仕事に出来ることが、今はすごく嬉しいんです。だからこそ好きなことをもっともっと追求していきたいです。それと作曲にも興味があります。これは個人的な願望ですが、わたしは以前にタイに留学していました。だからいつかはタイでライブもやりたいなと思っています。
リナ・ローゼン わたしの夢は、Neon Krushとしてワールドツアーをやることです。それを実現するのはまだまだ遠いことだし、本当にやれるのかわかりませんけど。せっかく英語やドイツ語もしゃべれるし、今はその機会を活かせる機会がないからこそ、早くそれも活かせる環境にしたいです。現実的な夢としてはわたしは配信活動もしていますし、動画編集も得意としています。だからNeon KrushのMVを作り、その制作のお手伝いをしたいですし、Neon KrushとしてYouTubeチャンネルも立ち上げ、そこでみんなで配信や動画をアップもしたいなと思っています。
──その気になれば、MVを作ることも??
リナ・ローゼン 大変だけど出来ると思います。ぜひその予算をください(笑)
テイ ヒデミ わたしは作詞作曲が出来るので、わたし自身でNeon Krushの楽曲も手掛けたいです。アイドル活動をしている方々の中、作詞を手掛ける人はいますけど。グループ曲の作曲まで手掛けてる人ってあまり聞いたことがないからこそ、わたしはそこもNeon Krushの強みにしていけるようになりたいです。Neon Krushの作詞曲と、振り付けをメンバー自身が手掛け、さらに海外に行っても言葉を話せる人がいる。それも、Neon Krushの特色になりそうですよね。それを実現できるように頑張ります!!!
TEXT:長澤智典
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