FEATURE

2022.01.13
亜咲花

亜咲花がデビュー5周年を記念し、KT Zepp Yokohamaのステージでワンマン公演を開催!!!!! 「亜咲花 5th ANNIVERSARY LIVE~Thank you sooooo much!!~」ライブレポート

 亜咲花がデビュー5周年を記念し、KT Zepp Yokohamaにて「亜咲花 5th ANNIVERSARY LIVE~Thank you sooooo much!!~」を1月10日(月・祝)に行った。1月26日(水)には、TVアニメ『賢者の弟子を名乗る賢者』のオープニングテーマ「Ready Set Go!!」の発売も発表されている。この日は、バンドスタイルでの演奏。当日の模様を、ここにお伝えします。


 カチッカチッと鳴り響く時計の音。時間を歪ませ、ここへ新たな空間を作るように時の流れが次第に変化してゆく。ノイズのようなチューニング音の合間から聞こえるヒット曲の数々、その音のチューニングの合った先にバンド演奏を通して流れだしたのが、デビュー曲の「Open your eyes」だ。舞台後方ステージへ凛々しい姿で登場した亜咲花は、歌声を高らかに響かせ、フロア中の人たちの時空の流れを、自分の時の流れとチューニングを合わせてゆく。波長の合致した観客たちは亜咲花の歌う声へ感情を同調しながら、手にしたペンライトを大きく振りかざしていた。気持ちが奮い立つ。これから始まるドラマに興奮を隠せない。

  楽曲は、勢いを増すように「Play the game」へ。舞台の前へ立った亜咲花は凛々しい歌声を響かせ、身体を前のめりに観客たちを煽り続ける。凛としたその姿へ、強い意志を持った歌声に、心が強く惹かれる。どんどん迫力と圧を増す亜咲花の歌声にとらわれた心が、逞しい姿で歌う様へ魅了された視線が、舞台上の亜咲花に釘付けになっていた。その歌声を、彼女が放つメッセージを、寸分足りとも逃したくない。すべてを心の器の中へしっかりと満たしたい。

  止まることなく演奏は、「月晕谭-lunaring-」へ。ノンストップの演奏が与える衝撃に気持ちが熱く奮える。攻めるように、強い主張を持った歌声を突きつける亜咲花の姿が瞼へ強烈に焼きつく。それ以上に、パワフルな楽曲と歌声を魅力に攻めるライブに、身体が熱を求める。冒頭から亜咲花は、理性を消し去り、熱狂や興奮という時空の中に生まれた物語へ観客たちをグイグイ引き込んでいった。


 それまでの凛々しい姿とは裏腹に、カラッとした明るい表情でしゃべるところが亜咲花らしさ?!
「ここからは、みなさんお待ちかねの殺人セットリストになります。かかってこれるか!!」


  亜咲花の煽りを合図に飛びだしたのが、「KILL ME One More Time?」だ。亜咲花は揺れ動く気持ちを跳ねた演奏と抑揚したメロディーに乗せ、会場中へ響かせる。お洒落で大人なムードを抱いた妖艶な楽曲の上で、亜咲花は、感情の導くままに歌声の服を着替えながら魔性な魅力を見せてゆく。艶めいたその歌声が、心を魅了する。激しく華やいだスウィングロックに酔いしれながら、何時の間にか亜咲花と一緒に大きく手を振り上げ、気持ちを熱情させていた。

  楽曲は一気に激しさと速度を上げだした。亜咲花は、重く駆ける「GET DOWN」へ飛び乗り、感情の内側から沸き立つ想いをグッと溜め込みながら。でも、サビ歌では一気に開放し、見ている人たちを攻めるように声を、感情を突きつけていった。情熱に満ちた歌声だ。でもそこからは、擦れた感情もちらつかせていた。楽曲の求める表情に合わせ、巧みに表現の色を塗りかえてゆく亜咲花さらしさを、その歌声や姿にも感じていた。

  「まだまだこんなもんじゃないだろ、暴れろよ一緒に!!」。亜咲花が、声を荒らげながら歌いだしたのが「SCREEEAM!!!」だ。舞台の上を右や左へ移動しながら、もっともっとと観客たちを煽るように熱情や熱狂という歌声の刺激を彼女は与えてゆく。ときに舞台へ座り込み、観客たちと目線を合わせていたのも、同じ視線で熱狂を共有したかったからに違いない。舞台と客席という関係だろうが、いつだって同じ目線で想いを、熱狂を分かち合いたい。そんな亜咲花の姿勢も嬉しいじゃない。

 「みなさん、タオルの準備はできてますか!」。「Round of new thing」の演奏が始まったとたんに,会場中の人たちが手にしたタオルを頭上高く掲げ、大きく振りまわしだす。たくさんのタオルやカラフルなペンライトの光が、フロア中で大きく揺れていた。亜咲花は煽るよう花道舞台へと進み、観客たちの熱気をより強く肌で感じながら歌っていた。亜咲花の振るタオルの動きとシンクロするように会場中で揺れる一体化したタオルの動きも、とても華やかだ。フロア中に生まれた熱気を攪拌するように、誰もが亜咲花と一緒に大きくタオルやペンライトを振り回し、この空間を冬の寒さから一気に解き放っていった。


 美しくも切々としうたピアノの旋律を軸に据えたアーバンでソウルフルなバンド演奏を挟み、着替えを終えた亜咲花が、ふたたび舞台へ姿を現した。それまでの熱狂描いたライブから色を塗りかえるように、亜咲花は大好きなアニソンのカバー曲を2曲続けて披露し始めた。

  最初に届けたのが、TRUEの歌った「Sincerely」。原曲の魅力を活かするのは、もちろん。その楽曲へ、亜咲花らしい野太く強い歌声の筆を這わせ、亜咲花の色を楽曲の中へ描き加えていった。情緒と情感が増した「Sincerely」を味わえたのも嬉しい。

  続く、μ'sの「Snow halation」では、目映い光を全身に浴びながら、心を晴れ渡る空間へ解き放つように亜咲花は歌っていた。その歌声に触れながら、気持ちが嬉しい高陽を覚えていたのは、彼女自身が希望に満ちた楽曲へ、より心を騒がせる色を加えてくれたから。光をまといながらどんどん輝く歌声に、心が眩しく惹かれていた。いや、引き寄せられていた。


「ゆるっとキャンプしてくれますか!」の声を合図に軽快に流れだしたのが、「SHIHY DAYS」。この曲が始まったとたん、気持ちは車やバイクに乗って、少し遠い先に見える目的地へ向かって走っていきたくなる。もちろんその車やバイク(心)を動かすのは、ウキウキやワクワクという期待のガソリンだ。亜咲花の歌声をナビゲートに、カラッと晴れた気持ちのままに走り続けたい。この歌の間中、フロア中がグリーンの光に包まれていたのも最高の景色じゃない!!

  まるでクワイアを聴いてるような感覚だ。とても光に満ちた始まりなのが嬉しい。亜咲花は、弾む気持ちへ、期待という輝きを降り注ぐように「Isn't it Fun?」を高らかに歌っていた。ゴスペルシンガーになったような晴れやかでソウルフルな歌声を響かせ、見ている人たちを、眩しくも壮麗な景色広がる野外の地へ亜咲花は連れだしていった。どんどん心が晴れてゆく。それは、まるで雲一つない青空から降り注ぐ温かい陽差しのよう。終盤に生まれた手拍子も、最高だ!!

  軽快に道を走る旅は、まだまだ続いてゆく。亜咲花は「Turn Up The Music」を歌いながら、弾む気持ちの速度をゆっくり加速しながら、見ている人たちを素敵な冒険旅行へ連れだしていった。亜咲花の歌声をナビゲートに、もっともっと心ワクワクする旅を続けたい。亜咲花が音楽の旅を通して僕らに味わわせてくれたのは、無邪気な笑顔。楽しいというHAPPYな気分に浸れる、心地好いひとときだ。


  ふたたび色を塗りかえるように、次のブロックでは、センターステージを舞台に、応援してくれる人たちへの感謝の思いを伝えようと、楽曲をセレクト。
  「アニメの世界を背負って唄えるアニソン歌手になりたくて歌ってきました。この夢を信じてくれた家族やみんなのおかげです。アニソン歌手だからこそ歌える歌があって、届けられるステージがあります。これからも魂を込めて歌っていきます」

  その言葉に続いて歌ったのが、切々としたバラードの「Marine SNOW」。亜咲花は、歌の世界へどっぷり感情を落し込み、その世界を伝える語り部となり、楽曲に、歌詞に込めた思いへ命を吹き込みながら届けていた。まわるミラーボールの輝きが、この空間を海や孤島の景色へと塗りかえてゆく。そう感じていたのも、亜咲花の歌声が、見ている人たちを、この歌の舞台へと引き寄せてくれたから。熱情した亜咲花の歌声へ会場中の人たちが思いを寄り添えるように耳を、心を傾けていた。

  続く「My Love」でも、亜咲花は観客たちと気持ちの交流を求めようと誘いをかけてきた。フロア中から響く熱い手拍子に乗せ、彼女は身体をゆったりと揺らし、沸き立つ想いを朗々と歌いあげていた。パワフルでソウルフルな歌声の中へ、どこか艶かしさを覚えるのも魅力だ。沸き立つ気持ちへ誘われるよう自由に歌う姿も輝いて見えていた。

  アーバンでスタイリッシュな演奏の上で亜咲花が歌いだしたのが、「CITYSCAPE」。この歌でも、亜咲花は一歩 踏みだす勇気を胸に、歌詞に綴った想いと自身の気持ちを重ねては、想いを馳せるように歌っていた。歌の表情や感情が移り変わるたび、亜咲花はその気持ちに似合う心模様をそのまま僕らの心にも投影してゆく。だから、素直にその世界へ気持ちを捧げてゆくのだろう。


 「5周年を迎えて、こうやって伝えたい想いを伝えられるって、やっぱいいなぁと思いました」。2年前にポリープ手術を受けた当時の不安だったことも振り返りつつ、「自分を信じて頑張ってきた結果、今日があります」と、今、こうやって歌えることの喜びを噛みしめていた。

  「ここから、10周年に向けて一緒に歩んでいけたらと思います」。後半は、TVアニメ『賢者の弟子を名乗る賢者』のオープニングテーマであり新曲の「Ready Set Go!!」を、放送に先駆けて歌唱。とても開放感と疾走さを抱く晴れた楽曲だ。亜咲花が作詞したこの歌に触れていると、この曲を相棒に夢や未来へ向かって駆けだしたくなる。歌は、心をいろんな色に染めてくれる。「Ready Set Go!!」は、無限に広がる可能性へ向かい、笑顔で駆けだす勇気という色を心に塗ってくれた。この歌が、一人一人を勇者に塗りかえ、明日という冒険へ踏み出す力を注いでくれた。

 艶やかな亜咲花の歌声が、とても色っぽい。でも、楽曲が駆けだしたとたん、そこは熱情した景色へ塗変わる。亜咲花は「歌え躍れ、乙女は強し。」を、舞台劇を演じるように歌いながら、この空間を艶やかな色へ染め上げていった。花道中央のステージに足を運んだ彼女は、一緒に盛り上がろうと気持ちを鼓舞するように力強く歌っていた。 フロア中が真っ赤な揺れる光に包まれていた景色も、最高だ。亜咲花自身も大胆な姿も見せながら、沸き立つ熱情を思いきりぶつけては、気持ちを舞いあがらせていった。

 飛びだしたのが、会場中の人たちを踊り騒ぐ祭り人に塗りかえる「Party Fever   Night」だ。激しく、華やかに駆ける楽曲へ飛び乗り、亜咲花が、観客たちが、手にしたタオルを大きく振りまわし踊り騒げば、亜咲花の合図に合わせ、会場中の人たちが一緒に飛び跳ね、はしゃいでいた。理屈も屁理屈も、理性も冷静さもすべて時の彼方まで吹き飛ばし、亜咲花と一緒に祭り上がってしまえ。それがライブ。それこそが、亜咲花が求めた心を解き放つライブとしてあるべき姿だ。さぁ、このまま踊り続けろ。この音が途切れるまで、笑顔浮かべ全力で!

 最後に亜咲花は「Last Friday Night」を歌い、会場中の人たちと一緒に大きく手を振りながら、共にアガッた気持ちを高めあっていた。もっともっと互いの距離を縮め、共に楽しいを分かち合おうと声をかけるように。この楽しさを一緒に味わってくれたことへ感謝の思いも込めながら、亜咲花は歌っていた。落ちサビを歌う亜咲花へ向かって、フロア中の人たちがペンライトの赤い輝きを捧げる場面のなんてエモかったことか。この楽しさ、「どうもありがとう!!」


 アンコールは、亜咲花がアカペラで歌う「Edelweiss」から始まった。歌声に演奏が重なるのに合わせ、楽曲は華やかさを増してゆく。亜咲花の誘いに合わせ、会場中の人たちも一緒に飛び跳ねながら、歌の世界へ心を飛びこませ、ともに熱狂を分かち合っていた。フロア中が白い光に包まれている景色も素敵だ。気持ちを熱く沸き立つ亜咲花の歌声へ導かれるように、誰もが感情を熱く昂らせ、白い光に包まれた中、一つに溶け合っていた。このままずっとこの熱狂した世界へ浸り続けていたい。


 最後に届けたのが、「みんなが一緒に歩いてくれたから、わたしは今、いろんな壁を乗り越えてここに立っている」という今の亜咲花自身の気持ちを綴った新曲の「Bravery Song」。5年間という歩みや道のりの道中には、かならず亜咲花を支えてくれる仲間がいた。だから彼女は今、感謝の思いを伝えながら、ここに立って力強く歌っている。彼女が最後に歌ったのは、仲間たちへの感謝の気持ちであり、これからへ向けて共に歩むための約束だ。その思いを、亜咲花は歌に込め、力強く届けてくれた。


  5周年という一つの節目となったこの日のライブをきっかけに、亜咲花は10周年に向かって走り出す。その未来を、また並走しながら走ろうか。いろんな景色を眺めながら、その思い出を一つ一つ胸に刻みながら、またライブという場を通し、裸の心でぶつかりあおうよ。 


TEXT:長澤智典


LIVE

 

セットリスト

「Open your eyes」(テレビアニメ『Occultic;Nine -オカルティック・ナイン-』エンディングテーマ)
「Play the game」(ゲーム『OCCULTIC;NINE』オープニングテーマ)
「月晕谭-lunaring-」(スマートフォンゲーム『CODE:SEED -星火ノ唄-』主題歌)
「KILL ME One More Time?」
「GET DOWN」
「SCREEEAM!!!」
「Round of new thing」
「Sincerely」(カバー)
「Snow halation」(カバー)
「SHIHY DAYS」(テレビアニメ『ゆるキャン△』オープニングテーマ)
「Isn't it Fun?」(テレビアニメ『ゆるキャン△』イメージソング)
「Turn Up The Music」
「Marine SNOW」(テレビアニメ『ISLAND』エンディングテーマ)
「My Love」
「CITYSCAPE」
「Ready Set Go!!」(テレビアニメ『賢者の弟子を名乗る賢者』オープニングテーマ)
「歌え躍れ、乙女は強し。」
「Party Fever Night」
「Last  Friday Night」

-ENCORE-
「Edelweiss」(テレビアニメ『セントールの悩み』エンディングテーマ)
「Bravery Song」


SNS
http://asaka1007.jp/
https://twitter.com/AsakaOfficial
https://www.instagram.com/asaka_official/
https://lineblog.me/asaka_official/


最新シングル情報
http://asaka1007.jp/discography/ready_set_go/
 

特集FEATURE

FEATURE
最新記事更新日 2022.01.23
ガルポ!ズ LIVE レポ
最新記事更新日 2022.01.23
ガルポ!ズ INTERVIEW