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ダサい服ファッションショーやTikTokナンバーのメドレーなど、春沢リリな(コンビニ推進アイドル(仮))の個性を活かした「春沢リリな生誕祭2022」公演の模様をレポート!!
ダサい服ファッションショーやTikTokナンバーのメドレーなど、春沢リリな(コンビニ推進アイドル(仮))の個性を活かした「春沢リリな生誕祭2022」公演の模様をレポート!!
コンビニ推進アイドル(仮)が1月9日(日)に原宿RENONを舞台に「春沢リリな生誕祭2022」を行った。この日は第一部にクレアシオンを、第二部に百鬼乙女を迎えたツーマンライブとして開催。第三部をコンビニ推進アイドル(仮)のワンマンライブという形で実施。ここではワンマン公演の模様をお伝えしたい。
2022年最初のワンマンライブは、コンビニ推進アイドル(仮)の代表曲であり1月19日(水)に1stシングルとして発売する「僕のヒーロー」から幕を開けた。。フロアには、推しメンバーカラーのペンライトを振る人はもちろん、7色の光を手に応援する人たちも。この日の主役春沢リリなの担当色の黄色も目立つが、一人で何色もの輝きをフロアで揺らしていた人たちもアチコチで見かけたくらいグループ推しの人たちが多いのも心強い。「あー、よっしゃコンビニー!!」から始まる掛け声もこのグループらしさだ。
お馴染み「いらっしゃいませ!!」の声を合図にメンバーの自己紹介からMCはスタート。
ここから素敵な冒険旅行を一緒に繰り広げようと、メンバーらは「Voyager」を歌いだした。スケール大きな楽曲だが、同時にこれから先に何かワクワクすることが待ってそうという期待を抱かせる夢あふれる楽曲なのが嬉しい。彼女たちは「宝物を探しにいこう」と誘いをかけてきた。その誘いを受けた先にどんな素敵な景色が広がってゆくのだろうか…。この日のライブも含め期待を煽る楽曲だ。
冒険の先に広がっていたのは、「七色の虹」。一人一人が虹を形成する一つ一つの輝きとなりフロア中の人たちへ歌の光を降り注いでゆく。一人一人が一緒に夢や未来をつかもうと呼びかけてきた。彼女たちが本気で夢を叶えようと歌う姿が眩しく見える。
MCでは、主役の春沢リリなが仙台出身ということから、メンバーに「宮城県の訛りでしゃべってよ」と無茶振りをしてゆく場面があったことも伝えておこう。
メンバーらが手にしたペンライトを大きく振りながら歌ったのが「A2A2夏休み」。躍動する楽曲の上でこれから楽しい出来事が待ってると期待を膨らませるように、メンバーたちは手にしたペンライトを振りながら歌っていた。たとえ季節は真冬だろうと、その歌が流れたとたんにその場の空気は夏景色に塗り変わる。それが楽曲の持つパワーであり夏休みモードに気持ちを染め上げワクワクした気持ちで歌っていたメンバーらの表現力があってこそ。
手にしたペンライトをタオルに持ち変えた7人は、「タオルマワセ!」に合わせくるくる手を回転させ「タオルまわせ~すべて感じるままでいい」と歌い、観客たちを夏景色の中へ誘いかける。フロアでも手にしたペンライトやタオルをくるくるまわしメンバーらと一緒にこの空間に熱風を巻き起こしていた。楽曲を重ねるごとに会場の空気をアゲてゆく7人。この旅はフロア中の人たちをどんどん常夏のパラダイスへと連れだしていく。
流れたのがトロピカルなサンバのリズムも印象深い「とびきりハッピーライフ」。気持ちがアガり続けるならとことんまでアガってしまえと言わんばかりに彼女たちはノリノリの楽曲を立て続けに届け、みんなと一緒に"最高のサマーバケーション=とびきりのハッピーライフ"を繰り広げていた。どの曲も明るいだけではなく一緒に未来をつかもうと熱い誘いをかけてゆく。だから一緒にその夢を追いかけたくなる。
高まった気持ちへ熱い刺激を注ぐようにメンバーらが胸をズキュンと撃ち抜く「ZQDQ」(ズッキュンドキュン)を歌いだした。メンバーらが指をピストルに見立て「ズッキュン ドキュン」と撃つたびにハートを射抜かれ少し身体を反らす人も。中には逆にメンバーらを射抜こうとする人もいたように、それぞれがメンバーらと一緒にハートをズキュンと撃ち抜くキラキラなポップチューンを一緒に楽しく分かち合っていた。
ここからは春沢リリなの企画によるコーナーへ。最初に行なったのが「ダサい服ファッションショー選手権」。メンバーそれぞれがあえて「ダサい」と思える服を身につけ、それをファッションショー仕立てで紹介するのがこのコーナー。
ダサい服に着替えたメンバー一人一人が、ランウェイ(舞台上)をモデルポーズで歩く様を見せてゆく。メンバーそれぞれに「ダサさ」を狙いつつも、組み合わせでダサさを見せているだけで身につけた一つ一つの服や小物は意外とお洒落?このファッションショーいかにダサい着こなしにしてゆくかのセンスを競う大会にも見えていた。
百海咲希はあえてズボンを前後ろ逆に履けば、城内彩花は某コンビニの靴下をアピール。絃ユリナは春夏秋冬の服を混ぜ合わせた服装を見せれば、中村冬香はズボンインのファッション。里実みあはアキバ感が出た格好などそれぞれアピール。
「誰が一番ダサい服」かはファンたちの拍手の大きさで決定。優勝したのは圧倒的な拍手の量で城内彩花が獲得。城内彩花は「嬉しくないよね」と、ついポロッと本音を零す場面も見せていた。
メンバーらはダサい服を身に付けたままTikTokで話題の楽曲のダンスをメンバーらが次々とリレーする「TikTokメドレー」コーナーへ。ここではメンバー自身がわちゃわちゃ躍ることを楽しんでいた。選曲やミックスは春沢リリなみずから担当。そこにも時代に寄り添う彼女のセンスの良さが見えていた。
MCコーナーでは春沢リリなが着替えのために楽屋へ。残ったメンバーでファッションショーの感想を述べていた。絃ユリナは全部私服、でも葉山なつみは家族の服をいろいろ集めて身につけていた。中村冬香はめっちゃダサさいを狙ったのに意外にお洒落と評価を受けてビックリしていた。
スポーティな服に着替えを終えた春沢リリなが登場。みずから大好きな楽曲をメドレー形式にした楽曲に乗せキュートなダンスパフォーマンスを見せてくれた。昨年の生誕祭でもダンスを披露していたように春沢リリなにとってダンスは自分をアピールする強烈な武器になっている。
踊り終えた春沢リリなはダサい服を身につけたメンバーたちへマイクを手渡しふたたび着替えへ。ここでは最近の春沢リリなの印象についてメンバーが語りだす。「落ち込んでるときにめっちゃLINEをくれたりとマメ」「奇人のイメージがなくなり、ちょっと落ち着いてきた気がする」という話を始めたところ、なぜか中村冬香が変な子という話へ変わっていくところもナチュラルなキャラが多いコンビニ推進アイドル(仮)らしさ。
愛らしい黄色のドレス姿に着替えた春沢リリながふたたび舞台へ。ここからはソロ歌唱のコーナーへ。披露したのが大好きなSILENT SIRENの「I×U」。冬を舞台にした切ないラブソングを彼女は物語へ浸りながら歌っていた。思い詰めた表情でしっとりと。でも必死に歌う姿は、コンビニ推進アイドル(仮)では観れない姿や歌声でもあったようにとても新鮮に映っていた。
新衣装に着替えたメンバーらが登場。旅(ライブ)の後半戦は、城内彩花が歌いだしを担う「暁の空」からスタート。彼女たちは、これまでの経験を糧に「あの場所をめざそう」と熱い誘いをかけてきた。ここまでの歩みをしっかり踏みしめたうえで未来へ歩みだす決意をメンバーらは歌に乗せていた。無責任に夢を語るのではなく、自分たちの経験を踏みしめたうえでの想いを伝えてゆくからこそ、そこに説得力を覚える。
表情は一変。流れだした「chase the future」は、コンビニ推進アイドル(仮)の中にある激情した面を具現化した熱情ナンバー。激しく駆ける楽曲の上で7人強い意志と決意を凛々しく力強くぶつけてゆく。熱情した気持ちを燃やすように歌うその姿が、とてもパワフルで躍動的だ。その姿に、見ている側も熱くなる。
続く「revelation」でも、メンバーらは冒頭からヘドバンしながら気合を見せてゆく。フロアに熱狂生み出すアグレッシブな楽曲の二連打に、フロア中の人たちも身体を揺さぶりメンバーらと一緒に気持ちを熱くたぎらせていた。彼女たちは「最高の景色目指して傷ついてもいい最果てまでいこう」と歌っていた。その言葉に相応しい、見ている人たちの気持ちを熱してゆく景色を「revelation」は毎回のライブごとに作りだす。それを味わいたくてライブに足を運ぶ人たちもコンビニ推進アイドル(仮)ファンには多い。
「chase the future」も昨年12月に行なった1周年公演で披露した新曲だったが、この日はさらに新曲を加えてきた。「ヤバいとサバイバル」をかけあわせた「ヤバいバル」は、BPMのかなり速い派手なトランスナンバー。ノリ良く激しく華やかな楽曲で会場を熱いダンスフロアに染め上げるのに相応しい。メンバーらの一体化したパワフルなダンスパフォーマンスも嬉しい見どころだ。「生きるための戦い」「なんとしても生き残れ」などの歌詞は、このシーンで絶対に生き残るコンビニ推進アイドル(仮)の強い意志を示している。いや、そうメンバーらを鼓舞してゆく楽曲だ。この歌は春沢リリなが「サバイバル」というワードを提案したところ生まれた曲だそう。
生誕祭といえば、やはりこの曲を味あわないと終われない。最後に披露したのがコンビニ推進アイドル(仮)の生誕祭のみで歌われる「Birthday」だ。フロア中が春沢リリなカラーの黄色い光でほぼ埋めつくされていた。メンバーみんなで主役を囲む場面を見ていると、その微笑ましい関係にうるっときてしまう。落ちサビを主役が歌うのもこの曲の聞きどころ。メンバー一人一人が、主役にプレゼントを手渡す場面を見るたびに素敵な関係に微笑ましさを覚えてゆく。プレゼントは春沢リリなの大好きな笹かま。そこが、春沢リリなの生誕祭らしいじゃない。
ライブを終えた春沢リリなは、「こんなに、みなさんに温かく見守ってくださって嬉しいです。これから、もっともっと成長してみんなにHAPYYを届けたいなと思っています」と述べていた。
次は、2月5日に絃ユリナの生誕祭が原宿RENONで行なわれる。どんな素敵なバースデーライブになるのかも楽しみにしていたい。
PHOTO:牧野健人
TEXT:長澤智典
セットリスト
「僕のヒーロー」
「Voyager」
「七色の虹」
「A2A2夏休み」
「タオルマワセ!」
「とびきりハッピーライフ」
「ZQDQ」
「ダサい服ファッションショー選手権」
「TikTokメドレー」
●春沢リリな ソロダンス
●SILENT SIREN「I×U」(春沢リリな ソロ歌)
「暁の空」
「chase the future」
「revelation」
「ヤバいバル」
「Birthday」
<インフォメーション>
●CD発売情報
コンビニ推進アイドル(仮)「僕のヒーロー/revelation」
2022年1月19日(水)発売!
1320円(税込) STRD-0267
各CDにランダムで1枚封入されているメンバーカードを7人分揃え
COCOARアプリを入れたスマホでスキャンし必要な情報を登録すると、推しメンバーのサイン入り「revelation」ソロ歌唱CD-Rプレゼント。
●インストアイベント情報
1/19(水) ヴィレッジヴァンガードMAGNET109 (渋谷)
1/29(土)タワーレコード立川立飛店
2/12(土)タワーレコード川崎
2/26(土)タワーレコード津田沼店
3/12(土)タワーレコード八王子店
●番組タイアップ情報
テレビ埼玉・全国24局で放送
「いろはに千鳥」
エンディングテーマ曲「僕のヒーロー」
https://www.teletama.jp/irohanichidori/
●アーティストおみくじ情報
全国のセブンイレブン・ファミリーマート・ローソン・セイコーマート・デイリーヤマザキのe-プリントサービスで
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