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『アイチャレLIVE FES」ライブレポート!

6月8日(日)にKMAパラダイスホール(国立音楽院)で行われたイベント「『アイチャレLIVE FES +」。このイベントは、ライブ前に出演者がYouTube番組「アイチャレ!!」へ出演。MCを担うたかみち店長とのトークを無料生配信。その後、ライブを行う形を取っている。この日に出演したのが、ふぇありーているず!/ぽけっとファントム/おすましティーパーティー/Jumping Kiss/Reverse Tokyo/ヴィランの掟/ヒロインの心。番組の模様は、アイチャレ!!YouTubeチャンネル( https://www.youtube.com/@ichale)で確認を。ここでは、当日のライブの模様をお伝えしたい。
ふぇありーているず!
トップを飾ったのは、先日、谷鋼機名古屋公会堂でワンマン公演を行ったふぇありーているず!。彼女たちは、ネオンライトのようにキラキラ輝くサイバーな衣裳姿で登場。ドクッドクッと音が鳴るたびに光る衣装のインパクトは強烈。さすが、エレクトリカルアイドルだ。
最初からこの会場を爆上げしようと、ライブがスタート。メンバーたちは気合と気迫漲る歌声を響かせ、観客たちを煽りだす。曲の間に間からデスボイスが飛び交う様も、嬉しく胸を刺激する。軽快に駆ける楽曲に乗せて軽やかに2ステを踏む姿に触れ、気持ちが高ぶる。間奏では、メンバーらの煽りに合わせてデスボが飛び交う。その様に触れていると、気持ちの昂りが止まらない。
「電光石火で君の下へ」と歌いだした『電光石火』では、ポップでチャーミングな楽曲に乗せてメンバーたちが、観客たちのハートをドキッと鳴らすキュートな姿を提示。かわいいを振りまきながら、正統派アイドル然とした姿でステージの上で弾ける6人から視線を外したくない。キラキラ輝く愛らしい姿で彼女たちは、観客たちの心の鼓動を大きく鳴らしていた。
身体を熱く揺さぶるダンサブルなディスコビートが炸裂。メンバーたちはかわいらしい歌声で、言葉の弾丸を次々と早口で撃ち続ける。その刺激にハートが次々と撃ち抜かれてゆく気分。巧みに跳ねた曲調も加えながら、彼女たちは、この場を楽しいダンスパーティーの場へと染め上げていった。
華やかなチップチューンを通して、ふぇありーているず!はこの場にいる人たちを、胸をドキドキさせるラブリーでドラマチックな恋の冒険物語の中へ連れ出した。超高速で駆けるポップな楽曲に乗せ、彼女たちが早口で胸をときめかす言葉の弾丸を放つたびに、その思いにハートをバキューンと撃たれた人たちたちがメロメロになって落ちてゆく。高速&早口で恋の告白をキュンキュン届けてゆく彼女たちに、ガチ恋したくなる。そのキュートな歌声で、もっともっとラブバキューンしてほしい。
さらにフロアの熱気を上げようと、ふぇありーているず!は 次の曲をブースト。メンバーたちは高ぶる思いを歌声にして、フロア中へ次々とぶつけてゆく。力強くも甘くポップな刺激に気持ちを揺さぶられたフロア中の人たちが、声を張り上げ、高く掲げた拳やペンライトを振りながら熱情した声をぶつけ返す。互いの気持ちを一つに重ねあわせ熱を上げてゆく、この関係がむちゃむちゃ胸アツだ!!
最後にふぇありーているず!が届けたのが、みんなで心を一つに重ねていける『ピュアモノローグ』。この曲に記したメンバーたちの夢を追いかける気持ちに、同じように気持ちをシンクロした観客たちが、高まる気持ちを熱情した声にして彼女たちへ届けていた。一人一人が、歌詞に込めた思いを、みずからを鼓舞する気持ちにして伝えてゆく。6人がステージの上から届けた、脆さを眩しい輝きでデコレートした思いを、みんなしっかりと受け止めていた。その思い、また一緒に未来へ向って大きく膨らませたい。最後に、みんなで一緒に手を触り合ったとき、確かに心が一つに重なりあっていた。
https://idol-fairy-tales.jp/
https://x.com/idol_fairytales
ぽけっとファントム
メンバーたちが熱い声を張り上げ、観客たちを煽りながらステージに登場。メンバーらの気合は、最初からすでにトップギア状態だ。ぽけっとファントムのライブは、メンバー一人一人が、胸の内に溜めた思いを愛しい人へ届けるように、愛情をたっぷりと込めながら『アイノウタ』を歌ってスタート。彼女たちが、愛しい人のことを思いながら、もどかしい気持ちを零すよう歌うたびに胸がキュッと鳴る。切なさを抱きながらも、でも、晴れた楽曲に乗せて華麗に歌い舞い踊る4人の姿に触れていると、思わず応援のエールを送りたくなっていた。叶わない??切ない乙女の恋心に、ずっと気持ちが揺さぶられれば、その気持ちに触れながら胸を焦がしているこのひとときが、とても愛おしい。
ここから一気にテンションを上げようと、彼女たちは「君を狙い撃ちよ」と刺激的な言葉を放ちながら『恋のアグリーメント』を歌いだした。触れた人たちの気持ちを押せ押せに刺激してゆく楽曲だ。先の曲でもどかしい思いを届けていた彼女たちだが、この曲では、胸の中に渦巻く熱い思いを思いきり伝えるように歌っていた。天真爛漫な彼女たちには、積極的に自分をアピールし、気持ちをグイグイぶつけてゆく楽曲がとても似合う。ステージの上で無邪気にはしゃぐメンバーらの姿が眩しく見えていたのは、4人がみずからキラキラ輝くオーラを放っていたから?!
さらにテンションを上げようと、彼女たちは、この場にキラキラ輝く夏の風を吹かせる『夏に恋したマーメイド』を歌唱。一人一人が歌うたびに、その声が胸を爽やかに吹き抜ける夏風となり、この場にいるみんなを眩しいひと夏の青春の景色へと連れ出す。彼女たちの歌声が胸に届くたび、僕らは何時だって4人と一緒に夏を彩る素敵な関係を築いていける。季節的にも夏が訪れる時期とはいえ、ぽけっとファントムはこの場に、ひと足早く眩しい夏の景色を描きだし、一緒に思い出の1ページを彩ってくれた。ファンたちの気合がひと際上がっていた気持ちも、すごくわかる!!
ぽけっとファントムのライブはノンストップで突き進む。新曲の『to you.』が飛びだしたのを合図に、フロア中から熱情したMIXが飛び交う。彼女たちが愛らしい表情で、ときに手をピストルに見立ててバキューンと撃ちながら煽るたび、気持ちが昂りだす。メンバーたちも、胸に抱いた想いを強くぶつけるように熱唱。彼女たちの熱情した恋のアプローチを受け、冷静でなどいれない。だから、四六時中ドキドキし続けていた。メンバーらの煽る声に合わせてMIXが飛び交う様も、胸アツだ。
一度走り出したら、この熱狂のジェットコースターは止まることはない。熱情した風を撒き散らし駆け続けるライブは、続く『やばやば世界はTOGENKYO』を通して、ポップにバーストした感情をみんなにプレゼント。まるで一人一人が出来立ての弾けたポップコーンのように、バクバクした気持ちを振りまきたくて、その場で思いきり弾けていた。もちろんメンバーたちも、最強の笑顔と胸踊る声で歌い、観客たちを煽り続ける。終盤、一緒にシンガロングしてゆく場面も登場。いつしか誰もが、4人と一緒に拳を振り上げ、野太い声を上げ、一緒に熱狂の高みを目指して走り続けていた。
わちゃわちゃと弾けた楽しい熱狂の刺激を締めくくるように、最後にぽけっとファントムは、グループの顔とも言える『僕らのMUSIC』を4人の声を重ね合わせて歌いだした。ライブコースターの最終コーナーで彼女たちが届けたのは、自分たちの生きざまを高らかに示した楽曲。その思いに共鳴した人たちが熱いクラップをぶつけ、共感のエールを送っていた。最初からノンストップで上がり続けたこの熱狂。最後まで観客たちを熱情した気持ちに染め続け、最高にくしゃくしゃの笑顔にしていった。楽しいよ。ほんと素直に、その言葉を彼女たちに伝えたい。だから4人と一緒に、ずっと高く拳を突き上げながら叫び続けていたかった。
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おすましティーパーティー
2025年2月8日にデビューを飾ったばかりの、おすましティーパーティー。ヤバいね、登場の瞬間から胸がキュンキュンしてきたよ。ライブは、この場へ眩しい輝きを降り注ぐように、気持ちを明るく染め上げる『君だけのリゾート』からスタート。胸をきゅんきゅんときめかす、チャーミングな甘えた声で3人が歌うたびに、ハートの中を甘い刺激が駆け巡る。彼女たちは現実を消し去り、楽しいドリーミーな世界へ観客たちを連れ出してゆく。素敵だよね、ライブに触れている間中ずっと、メンバーへ夢中になっていればいいんだもの。最高に甘いパーティーを、彼女たちは最初からこの空間に作りだしていた。だから、フロアからもガチ恋口上が飛び交っていたのだろう。
この楽しさへさらに熱い刺激を降り注ごうと、おすましティーパーティーは『LOVE MAGIC!』を歌唱。この曲でも3人は、どこか舌ったらずの甘えた声を魅力に、乙女の恋する胸の内を告白するように歌っていた。乙女が恋にときめいている、その姿は本当に胸をキュンキュン疼かせる。彼女たちがもどかしい思いを歌に乗せて伝えるたび、一緒にハートをうずうずしたくなる。メンバーが叫んだ「大好きって言って」の言葉に、ファンたちがすかさず「大好きー」と声を返す、その関係がラブラブだ。彼女たちがかけた好きの魔法に触れ、ずーっとずーっと甘いときめきを感じ続けていた。きっとこれが、おすましティーパーティーのかけたラブマジックに違いない。
次のブロックは、『ハートウェーブシグナル』からスタート。イントロが流れたとたん、フロア中から熱いMIXが飛び交う。この曲で3人は、歌声に切なさを抱きながらも、秘めたもどかしい気持ちや心の弱さを吹き飛ばそうと、力強く歌っていた。愛らしいチャーミングな姿も魅力だが、胸の内に秘めたシリアスな思いを力強くぶつけるように歌う姿にも、秘めた乙女の情熱を覚えるようでとても刺激的だし、気持ちがずっと引き寄せられていた。終盤に起きたワールドカオスのMIXも熱かった。
続く『dreamer』でも彼女たちは、凛々しい歌声を高らかに響かせ、自分たちを突き動かす熱情した思いの数々を強い言葉に変えてぶつけてきた。「信じてdreamer~」と腕を高く振り上げて歌いあげる姿や、ときにヘドバンをする様など、3人が感情を熱く奮い立てて未来を変えようと力強く歌う姿に触れ、同じように気持ちが奮い立つ。でも、その中から愛らしさが見えてくるところも、おすましティーパーティーらしさ?!
続く『with hope』では、いろんなネガティブな感情を笑顔のパワーで吹き飛ばすように、3人ともダイナミックなパフォーマンスに乗せ、晴れた明るい歌声を響かせていた。眩しい笑顔で情熱あふれる思いや姿を見せてゆく。そこにも、愛らしさを魅力にしているおすましティーパーティーらしさを実感。彼女たちが放つ一つ一つの言葉が、触れた人たちの気持ちも熱く掻き立てる。過去の自分を振り切って未来へ駆けだす様を見せる3人の姿が、とても凛々しく見えていた。
最後におすましティーパーティー、ふたたび『LOVE MAGIC!』を歌唱。彼女たちは最後の最後まで、この場にいる人たちへ最上級の恋の魔法をかけ、また次の出会いに繋げようと、愛らしさを思いきり振りまきながら、恋する乙女の甘酢っぱい心模様をラブモード全開で届けてきた。ちょっと甘えた仕種で歌う彼女たちの姿が、胸をキュンと騒がせる。「大好きって言って」の声にフロアから「大好き」の声が飛び交う様も、心をときめかす嬉しい景色だ。振り返ってみたら、僕らは最初から3人のかけた「好きの魔法」の虜になっていた。だから「ずーっと好きだよ」の声に向け、素直に「俺もー」と声を返していた。気づいたら、彼女たちに恋していた?!だから、フロアからガチ恋口上が飛び交っていたのに違いない。
Jumping Kiss
合言葉は「私たち綺麗なお姉さんになります」。外見内見ともに美しい女性を目指し、ステージパフォーマンスは大人かっこいいスタイルと女の子の可愛さの融合を目指しているJumping Kiss。普段は6人だが、この日は5人でライブを行っていた。
愛らしさを振りまきながら、メンバーが次々とステージへ登場。その様は、まるでランウェイを歩く姿のよう。「私たち、綺麗なお姉さんになります」の声を合図に、Jumping Kissのライブは『BLUE MOON』からスタート。大人の女性らしい?!清楚な中にも艶やかな香りが歌声やパフォーマンスから滲み出てくる、少し歌謡ムードを持った妖艶なポップチューンに乗せ、一人一人が甘い視線をフロアに向けながら歌う、その姿に気持ちがドキドキする。妖艶さの中へ、純粋無垢な乙女らしさを見せてゆくところがJumping Kissらしい。メンバーらが歌いながら軽やかにジャンプするたびに、フロアでも一緒に飛び跳ねる景色が広がっていた。
さらにテンポをアップし、華やかな香りを振りかけるように、彼女たちは『リクエスト』を歌いだした。この曲では、乙女の清純さを覗かせながら、Jumping Kissらしい甘い青春の恋模様をこの場に描きだす。メンバーたちが奥ゆかしさを持っているからか、どこか受け身な姿勢で思いを告げてゆくようにも感じていた。でも、その一歩引いた中から見せる甘い誘いに、胸がキュンとしていたのも事実。その清楚なお姉さんらしさ、とても新鮮で甘い刺激だ。
彼女たちのほとんどが、まだ高校生。お姉さんムードを醸しながらも、お姉さんに成りきれないところが今のJumping Kissの魅力。続く『ちーちーぱっぱ』では、10代の彼女たちらしい、無邪気な乙女モードを全開に歌唱。衣装の華やかさに大人のセクシームードを覚えつつも、スカートを無邪気にひるがえして元気いっぱいに歌う姿へ、眩しい青春のときめきを覚えていた。5人も、歌声を軽やかに弾ませ、心を無敵のヒロインに染め上げ、笑顔ではしゃいでゆく。終盤には「ちーちーぱっぱ」「ちーぱっぱ」と声を交わす場面も登場。この場にいるみんなが、5人と一緒に童心に戻り、ともに飛び跳ねながら楽しく弾けていた。
続く、跳ねたポップチューンの『雨のちハレルヤ』では、5人とも昭和のアイドル歌手に気分を染め上げ、心地好く心も身体もスウィングしながら、弾むビートに合わせ、胸を弾ませながら、無邪気な乙女のパーティーを催していた。軽やかにステップを踏むたび、この場に晴れた眩しい景色が広がってゆくようだ。5人は、歌詞に合わせてミュージカルの一場面を描きだすような様も見せながら、この場をどんどん華やぐ青春舞台劇に染め上げていった。この曲で見せた、無邪気で清楚な乙女の表情に爽やかさも覚えていた。
5人の歌始まりの『flower』では、この場に華やかな花を咲かせるように、青春の息吹を満載にした甘い歌声を響かせていた。曲が進むにつれて、綺麗なお姉さんから、清楚な乙女にどんどん戻っていくような、この日の構成が素敵だ。高音域を生かした歌声に艶めいた色も覚えながらも、楽曲全体から沸き立つ甘いポップな香りと6人の晴れた透明感のある歌声に触れていると、胸がキュンキュンしてくる。そんな、ドキドキやトキメキにハートを射抜かれていたのも事実。気付いたらここにいるみんなが、満開の花を咲かせる彼女たちの青春物語を彩るキャストになって一緒に楽しんでいた。
でも最後は、ふたたび大人のお姉さんらしいセクシーな香りを振りまきながら、5人はスタイリッシュで刺激的な楽曲『キッスはあげない』に乗せて、艶っぽさを振りまきながらせまっていた。少女と大人、2つの顔を行き来しながら、触れた人たちを魅力的に惑わす彼女たち。そっと唇に触れたKISSの衝撃と同じような、ドキッと心踊らすドキドキをJumping Kissはずっと与えてくれた。その姿に嬉しく惑いながらも、しっかりハートは落ちていた。
https://jumpingkiss.chu.jp/
https://x.com/jumpingkiss
ヴィランの掟
「もし現在にヴィランがいたら…をコンセプトに 関わった全ての人を服従させアイドル界を征服する悪のユニット」、ヴィランの掟。彼女たちはハートのエンジンは最初から全開だ。情熱をたっぷりと湛えた歌声を高らかに響かせ、4人は情熱満載の姿で高らかに歌い踊りだした。挑発するような、でも、自分たちの強い意志を鼓舞するように凛々しく歌い踊る姿に、気持ちが熱く奮い立つ。一つ一つの言葉が刺激満載で挑発的?!でも、自分たちの感情を奮い立てて力強く歌う姿が、気持ちを熱く騒がせていたのも事実。その姿は、まるで情熱的な黒い薔薇のよう。
止まることなく、いや、さらに感情を熱く揺さぶるように、メンバーたちは勇ましい姿と歌声を魅力に歌唱。一つ一つの言葉に熱情した思いを込めて歌う彼女たち。だから、情熱漲る歌声や派手なパフォーマンスへ触れるたびに、気持ちが勇ましく奮い立つ。挑発するように歌う彼女たちだが、一人一人がマイクをリレーするたびに、その歌声にも、いろんな勇ましい色が満ちてゆくのを実感。情熱漲る4つの個性が重なりあいスパークすると、こんなにも魂を揺さぶる刺激を与えてゆくとは…。ほんと、気持ちを嬉しく騒がせる衝撃だ。
さらに,この場を派手で華やかに。でも怪しく彩るように、ヴィランの掟は跳ねたサウンドも印象的な楽曲をぶつけてきた。華やかに疾走する楽曲の上で、4人が早口でスリリングな言葉を次々と歌いかける。心地好い緊張感を抱きながら、刺激的な歌のスパイスを振りかけ続ける彼女たち。なんて、ヤバいくらいに気持ちを情熱的に染め上げるグループだ。
「アイドル界を征服する悪のユニット」の彼女たち。でも、MCでは自己悪ではなく無邪気な女の子らしさを振りまくところも素敵だ。
後半戦は、この場をモンスターたちの宴の場へ染め上げるように『Haunted Party』からスタート。怪しくスリリング。でも華やかさを持ったサウンドが踊る上で、刺激的な視線を魅力に、観客たちを妖しく大胆に挑発。4人とも背中の黒い翼を大きく羽ばたかせるように躍動したパフォーマンスを見せれば、観客たちを宴の場へとグイグイ引き込んでゆく。曲が進むごとに4人の歌声も雄々しさと華やかさを増せば、この場を魔窟の宴の場にと染め上げていった。
続く『・・・』が飛びだしたとたん、メンバーらは感情のストッパーを壊し、これまで以上に大胆かつ熱情した姿を武器に観客たちを熱く挑発していた。一人一人の歌いせまる姿が、情熱的で格好いい。なんて凛々しい中に熱を抱かせる姿だろう。気持ちを奮い立てて雄々しく歌いあげる姿と、激しく爆裂した刺激的な楽曲が重なりながら、観客たちの気持ちを揺さぶり続ける。だから4人と一緒に叫ばずに、身を焦がさずにいれなかった。
最後にヴィランの掟は、今まで以上に激しく挑発的な楽曲をブースト。メンバーたちも大胆かつ荒ぶる姿で踊れば、歌声にも気合を漲らせ、強い声を突き刺すように歌っていた。ときにヘドバンもしながら、沸き立つ黒い熱情を、4人は「これでもか」と言わんばかりにぶつけてゆく。その思いに刺激を受けた観客たちも、奮い立つ想いを声にして彼女たちへぶつけ返していた。気づいたら、熱情ほとばしるその姿にすっかり魅了されていたよ。
https://x.com/villainnookite
https://www.instagram.com/villain_no_okite?igsh=MTM2Mm1yMGljNmZyaQ%3D%3D&utm_source=qr
ヒロインの心
「もし現在にヒロインがいたら・・」をコンセプトに関わった全ての人の背中を押して 私たちがあなたをサポート! するアイドルユニット」をコンセプトに掲げたヒロインの心。彼女たちは、6月22日のライブを持ってグループを解散することも発表している(既に終了)。
荘厳かつシンフォニックなSEに乗せ、勇壮な気持ちに染め上げた4人のヒロインたちが登場。ライブは、この場に壮大な物語を描き出すように『ヒロインボヤージュ』からスタート。まるで壮大な映画の、何かが起きそうな予感を覚える、気持ちを嬉しく騒ぎ立てる始まりだ。4人は気持ちを奮い立て、その歌声を広大な物語を描く絵筆にし、この場に魂を揺さぶる物語を描きだす。彼女たちが歌うたびに、この空間に長大な物語の景色が浮き彫りになる。いや、胸を騒がせる冒険の幕開けを告げるような広大な景色が広がり続ける。なんて壮大なドラマを描きだすメンバーたちであり、楽曲だろう。早くも気持ちはその世界へ飲み込まれていた。
先の物語へ、いきなり刺激的なドラマを描き加えるように、彼女たち『ヒロインノココロ』を歌い、観客たちの感情に熱い刺激を降り注ぐ。魂を揺さぶる情熱を覚えた観客たちが騒ぎだせば、その姿を見つめながらも、4人は正義の勇者となり、高く振り上げた腕をくるくると回し、無敵のヒロインらしい凛々しい姿と思いを、この場へ高らかに示していた。この曲は、彼女たち自身の胸を内に抱いた思いを高らかに宣言した歌?!まさに、新時代の主役となるべき彼女たちに相応しい歌の戦闘服だ。
さらに観客たちの気持ちを騒がせようと、ヒロインの心は『Clap man』を通して、この場を華やかで情熱的な宴の様に染め上げる。彼女たちが愛らしい声で「テンション上げて」と煽るたび、派手に、華やかに踊る彼女たちと一緒に観客たちも胸を高ぶらせ、情熱の踊り子になってともに踊り、はしゃいでいた。1曲進むごと、目の前にいろんな展開を描きながら物語が進んでゆく。1曲1曲が濃いのは、もちろん。その曲ごとに、いろんな感情に心が染まっていく。
続く『Fight Song』は、感情を熱く高ぶらす、情熱満載のバトルソング。メンバー自身が魂を奮い立て、沸き立つ思いを力強く。でも、開放感を持った晴れた歌声に乗せて響かせていた。もどさしさなど、揺れ動くいろんなネガティブな感情さえもすべて立ち向かう力に変え、4人は掲げた拳を高く鼓舞しながら、観客たちの気持ちを熱く騒がせていた。彼女たちが情熱的な歌声を高らかに響かせるたび、勇気が漲る。その声に触れるたび、自分自身も勇者のように変わっていける。
華やかなファンファーレが鳴り響く場内。サーベルや斧など、それぞれに武器を手にしたメンバーたちが、その武器を高く突き上げながら『Warrior!!』を高らかに歌いだした。強い信頼で結ばれた仲間たちとともに、彼女たちは戦いへと突き進む。倒すべき相手は誰??4人は気持ちを奮い立て、手にした武器を振り回して突き進む。この歌、前へ前へと突き進む強い勇気を身体中に漲らせる歌だ。彼女たちがみずからを奮い立てる姿と気持ちを重ねるように、観客たちも、同じように自分の気持ちを奮い立てていた。
最後にヒロインの心は『ヒロイン宣言』を歌い、高らかにヒロイン宣言をしていった。彼女たちは、ライブを通して毎回短い中にも気持ちを奮い立てるドラマを描きだす。そのストーリーがどんな展開を描こうと、彼女たちとともに、いつだって物語を彩るキャストになり、一緒に、どんな大作映画にも負けない冒険ストーリーを作りたくなる。
Reverse Tokyo
イベントのトリを飾ったのが、Reverse Tokyo。胸をセンチメンタルに焦がすSEに乗せ、メンバー一人一人がセリフを語りながらステージに姿を現した。そして‥。Reverse Tokyoのライブは、この場にもの悲しく切ない物語を描きだすように、ロマンティックな香りを振りまきながら『最果てのワルツ』を歌い、幕開けた。まるで短いミュージカル劇を見ているようだ。今宵の物語の始まりのときから、4人はこの場にいる人たちから現実を切り離し、彼女たちの歌声で綴る、心を切なく、痛く揺さぶる、哀愁を抱いた世界へと連れ出し、もの悲しく揺れるヒロインのモノクロームな心の物語を目の前に映しだしていた。
一つ一つの曲を重ねるたびに、その物語に相応しい顔を彼女たちは見せてゆく。続く『ロマンティックに恋してた』では、情熱かつスタイリッシュな楽曲に乗せ、都会を舞台にした淡く儚い、でも浪漫の香りを漂わせる切ないストーリーを、その歌声やパフォーマンスを通して、まるで目の前へ映像のように映し出す。彼女たちの歌声が映し出した儚なくもロマンティックな物語が、目の前でいろんな場面や感情を見せるたびに、その様をしっかりと瞼や心に焼きつけていたかった。心を揺さぶり、気持ちを動かす。そんなドラマティックでトレンディーなライブを、Reverse Tokyoは目の前で魅せていた。
映画の場面場面を塗替えるような。いや、物語のページをめくるたびに展開が変わる物語を読み進めるように、Reverse Tokyoのライブは進んでゆく。だから、歌のページをめくるたびに、次のページに綴られるドラマへ深く心を傾けてゆく。続く躍動した楽曲に乗せて4人が綴った『アンバランス』でも、胸を焦がすヒロインの思いを一つ一つしっかり受け止めながらも、胸を焦がさずにいれなかった。愛らしい様で、ときに寄り添いながら歌うなど、心の行方に合わせた姿で物語を彩る彼女たちの姿から目が放せない。心は、物語を追いかけながらも、視線は4人に釘付けになっていた。心で受け止めるReverse Tokyoのライブは、とても素敵で愛おしい。
後半の最初に届けた『おわらない放課後』では、4人とも眩しい学生時代の乙女に気持ちを戻し、華やかに揺れる楽曲に乗せ、あの頃の思い出の景色を呼び戻していた。改めてあの頃の甘酢っぱい 青春の思いを胸に呼び起こし、一人一人があのときの、夢を純粋な夢として描いていた頃の自分に戻って、この場に眩しい青春模様を映しだしていた。その姿は、壊れそうな心を純粋無垢にぶつけあい、その儚さを強さだと信じて輝いていた姿のようにも見えていた。
「君のことだけ考えてるよ どんなときも 2人で進んでいけると信じてる」。4人が、これまで以上に眩しい、輝きに満ちた歌声を爽やかに響かせた。彼女たちは『NEW WORLD』でも、純粋無垢な思いの翼を羽ばたかせ、恋心を抱いた青春の景色を目の前に描きだしてゆく。恋する乙女の眩しい気持ちに触れて心を熱くした観客たちが、声を張り上げ、4人に熱いエールを送り続けていた。その様は、彼女たちの歌声を語り部に物語を読み進めながら、一緒に眩しい青春物語を描き続けるようにも見えていた。
最後にReverse Tokyoは『モノクローム』を通して、この場に色鮮やかな、素敵な物語を描きだした。どんなモノクロの物語でも、それを色づけゆくのは自分の気持ち次第。そんな思いも告げるように。何より、彼女たち自身が心踊らす素敵な物語を綴りながら、観客たち一人一人の胸に色鮮やかな花を咲かせてくれた。そして、一緒に未来を描きだそうと、素敵なフィナーレの景色を、この場に輝きをもって記していった。
次回の『アイチャレLIVE FES」は、7月 13日にKMAパラダイスホールで行われる。ぜひ、こちらにも足を運んでいただきたい。
https://x.com/ichale_live
TEXT:長澤智典
募集中です🎤✨
📅 開催日
7/13(日)・8/3(日)・9/7(日)・10/5(日)・12/7(日)
📍 会場:KMAパラダイスホール(旧フォーライフライブホール)
三宿交差点すぐ/池尻大橋駅7分
天井高8m・音&照明がしっかり映えるステージです◎(キャパ300人)
『アイチャレ LIVE FES➕」
OPEN/START:開場17:00開演17:20
終演予定21:00
チケット:
VIP(前方)3000円+1D
後方:2000円+1D
🎤 出演内容
- 20分のPR番組出演(MCたかみち店長)
- 30分のライブ
- 60分物販
🎯 ポイント
・ライブ直前PR GET番組はTikTokフォロワー50万人超えのMC(たかみち店長)が盛り上げます📺
・無料配信番組×30分のしっかりライブでファンとの接点を最大化!
・音響・照明のクオリティが高く、ライブパフォーマンスをしっかり届けられる環境
📝 応募条件
・番組出演をご快諾いただけるグループ
・対バン現場 集客15人以上を目安
📩 応募方法
① 詳細ページをチェック👇
https://theport.notion.site/fespuls
② 下記Googleフォームから希望日を送信!
https://forms.gle/vNT4ccKcPsXfQMaF9