FEATURE

2019.12.31
Gran☆Ciel(ex.Jewel☆Ciel)

Jewel☆Ciel 3rd one-man live-アシタミライ- ライブレポート!

@JAM総合プロデューサーの橋元恵ー氏とアイドル事務所ArcJewelがタッグを組んでプロデュースするグループ・Jewel☆Cielの3rdワンマンライブが東京・渋谷ストリームホールで開催された。

 

今回のライブはJewel☆Ciel初の全編バンド編成でのライブ。開演前には会場後方までファンたちが埋め尽くし、今や今かとライブが始まるのを心待ちにしていた。

JC

SEをバックにしたオープニング映像と共にメンバーたちが登場し、軽快な夏曲「ナツオト」からライブがスタート。「俺もー!」と熱くコールを放つファンたちも、普段のライブでは味わえないバンドサウンドに気分が高まっていく。そして、会場は1曲目とは思えないほどに一体となり、興奮冷めあらぬまま「Baby Summer」「夏空」と夏曲が連続披露され、僕たちの視線はステージに吸い込まれていった。

 

「3rdワンマンライブ始まりました!」と安藤が観客に語りかけMCへ。佐藤、濱田、夢咲、天音、安藤の順に自己紹介し、各メンバーからライブへの意気込みが語られた。今日は濱田にとって19歳最後の日。「19年間で最高の一日にしたいと思います」と告げられると、俺たちも最高の盛り上がりで返そう!という想いで歓声をあげた。

 

次のパートでは前パートの夏曲から打って変わり、「ふたりサイダー」「心は動いている」「ショコラの独白」と、切なさを感じさせる楽曲が感情を込めて披露。バンド演奏ならではの重厚な音がメンバーたちの歌声と合わさり、自然とエモい雰囲気になった。

 

アイドルのライブは多数のグループが出演する対バン形式のイベントが多く、転換に時間がかかるバンドセットは通常用いられない。ワンマンだからこそできる生音でのライブに、心の高鳴りを隠せなかったようだ。MCでは「(生バンドでライブをすることが)クセになっちゃう」と語っていたが、私自身もチームの一員であると錯覚させるほどに一体感を感じられた。

JC

そしてバンドメンバーの紹介を挟んで、次はJewel☆Cielのワンマンでは恒例となっているアコースティックコーナーへ。1曲目には軽快なイメージの「恋スルキモチ」を大人っぽくアレンジ。メンバーたちが向かい合いながら歌い上げる仕草はアコースティックならではで、その表情には心を大きく動かされた。

 

続いて披露された「雨と涙と乙女とたい焼き」はジャズ風にアレンジされ、今回が初挑戦という佐藤のハモリと共に音の厚みを感じられる1曲に仕上がった。佐藤は今回のステージでは色々な挑戦をしていると序盤のMCで語っており、その1つがこのハモリであった。その挑戦の甲斐もあって、今回のステージでは歌声にも厚さが増し、バンド演奏にも負けない力強さを目の当たりにさせてくれた。

 

アコースティックから続くコーナーでは、しっとりした雰囲気のまま「セブンスター」「群青」の2曲を歌い上げ、メンバーたちは一旦裏に捌ける流れに。その間もステージではバンド演奏が繰り広げられ、次の曲が歌われるのを熱く待っていた会場に新衣装に着替えたメンバーたちが登場。新曲「情熱の分子が一度揺れたら」ほか4曲を連続で披露した。新曲はJewel☆Cielのイメージをいい意味で裏切るカッコいい楽曲で、スクリーンに表示された歌詞の演出と相まってドラマチックな印象での初披露となった。

 

MCでは新曲について、歌詞の文字数が多く早口になるパートがあり、「滑舌ちょっと不安だったんですけど」とこぼれ話をしつつ、無事歌えたことにメンバーたちが安堵する場面も。また、新衣装についても、久々に衣装の丈が短くなったという話が上がり、「スカート持ってるけど、重量が軽いので無いように感じる」との感想も。

 

ここからのパートはアップテンポなナンバーが続き、会場のファンたちも手拍子やコールで盛り上げる。響き渡るバンドサウンドには、思わず感情も高ぶっていき、「走れ、走れ」からファンたちの熱量は急上昇。続く「感動ナミダ」では熱いコールで会場が一体感に包まれる。

 

さらにスペシャルゲストとして三宅英明をギターに迎え、ライブの盛り上がりは留まる所を知らないまま次の曲へ。Jewel☆Ciel Ver.の「閃光Believer」のアレンジャーでもある三宅によるギターソロが会場を沸かせ、そのままの勢いで「明日へ!」もファンたちのコールが響き渡るほどの盛り上がりを魅せた。

 

そしてライブはラストスパートへ。MCはメンバーたちから会場に来たファンへの挨拶となり、、初の生バンド編成で緊張していたという天音からは「シエルのメンバーはココロの中に熱い一面を持っていて、もっと皆で上を目指したいという気持ちなので、これからも前に進んで行けたらなと思います」と、ファンたちの熱い応援に応えた。

JC

本編最後の曲は、ワンマンライブのタイトルにも着けられている「アシタミライ」。会場ではファンたちによって用意された浅葱色のサイリウムが一斉に点灯され、ステージとファンが一つになった。表題曲で想いが一つになった景色は、Jewel☆Cielがファンたちとさらなる成長を遂げていく未来を感じさせる。このワンマンを通して彼女たちは、さらなる高みへと昇っていく一歩を、確実に歩み始めた。

 

アンコールでは、「ふたりサイダー」や「明日へ!」を作曲したイイジマケンによる新曲「First Star」も初披露。こちらはJewel☆Cielらしい1曲に仕上がった。さらに、MCでは映像が流され、2020年4月21日に1stアルバムが発売決定したことと、2020年5月に東名阪ツアーが行われることが発表。「2020年もJewel☆Cielは止まらないので皆さん付いてきてくれますかー!」とメンバーたちが聞くと、会場は大きな歓声で応えた。

JC

そして、「最後は皆さん、もっともっと熱くなってくれますか!」という呼び掛けで今日一番の熱さを見せたファンたちに送られた最後の曲は「蒼の向こう」。バンド演奏にも負けないファンたちの全力のコールが会場に鳴り響き、熱いワンマンライブは幕を閉じた。

 

 

 

<セットリスト>

01.ナツオト
02.Baby Summer
03.夏空
04.ふたりサイダー
05.心は動いている
06.ショコラの独白

〜アコースティックコーナー〜
07.恋スルキモチ
08.雨と涙と乙女とたい焼き 

09.セブンスター
10.群青
11.情熱の分子が一度揺れたら(新曲)
12.Lipstick
13.ピンバッジ
14.ハミングバード
15.Blue Love Letter
16.走れ、走れ
17.感動ナミダ
18.閃光Believer
19.明日へ!
20.アシタミライ
En1.First Star(新曲)
En2.蒼の向こう

 

<プロフィール>

@JAM総合プロデューサーの橋元恵ー氏を迎え、ArcJewelとタッグを組んだ新グループ「Jewel☆Ciel(ジュエル・シエル)」
宝石を意味する“Jewel”と、フランス語で“空”を意味する“Cielシエル”という名を冠して、爽やかに晴れ渡る青空と、これから大空へ羽ばたいていくフレッシュなアイドルグループ!
様々な魅力を持った「宝石“Jewel”」が集まる「庭園“Garden”」をコンセプトにしたアイドルプロジェクト「Jewel Garden」第3弾グループとして2018年夏、始動!

 

Twitter

公式アカウント
https://twitter.com/Jewel_Ciel

安藤笑
https://twitter.com/emichii087

天音七星
https://twitter.com/11nanase03

濱田菜々
https://twitter.com/hamada_nanana

夢咲りりあ
https://twitter.com/yumesaki_riria

佐藤千花子
https://twitter.com/Satochika_s2

 

 

<インフォメーション>

TOKYO IDOL PROJECT × @JAM ニューイヤープレミアムパーティー2020
日時:2020年1月3日 (金)
会場:Zepp DiverCity(TOKYO)/Zepp Tokyo/フジさんのヨコ 他
時間:開場 10:00 開演 11:00 (20:00終演予定)

 

ArcJewel Beat!! 2020~Zeppで夢のAJ祭~
  日時:2020年1月5日(日)
会場:Zepp Tokyo
時間:開場 15:00 開演 16:00(終演19:00予定)
出演:愛乙女☆DOLL、Ange☆Reve、Luce Twinkle Wink☆、Jewel☆Neige、Jewel☆Ciel、Jewel☆Rouge
チケット:販売ページ http://sp.arcjewelmobile.com/ticket/?id=448

 

 

取材協力:株式会社センターグローブ

 

 

特集FEATURE

FEATURE
最新記事更新日 2024.12.16
イベント情報
最新記事更新日 2024.11.19
ガルポ!ズ INTERVIEW