五十嵐夢羽（RYUTist）｜コントじゃないですよ、トークです（笑）

 

 

みくちゃんになりたいです

 

 

 

ーーところで、将来の夢って何でしょうか？

 

五十嵐：難しい。RYUTistの将来の夢ですか？

 

ーーいやいや、夢羽さん個人です。

 

五十嵐：難しい。でも、音楽には関わりたいなって思いますね。音楽が好きなので、歌うのもそうですけど、作るのとかも。

 

ーーいいですね。

 

五十嵐：全然何もやったことないんですけど、作詞とかもできたらいいなって思います。

 

ーー作詞なんて近い将来やったりすることもあるかもしれないですよね。まぁ、RYUTistの楽曲だと、他のアイドルさんよりはハードルがかなり高いと思いますが。

 

五十嵐：私の作詞が入ると、それだけ浮いちゃいます。

 

ーーでは、10年後って何してると思いますか？

 

五十嵐：10年後。30歳か…。何してるんだろう。笑顔でいると思います。元気にしてます。

 

ーーRYUTistで活動してると思いますか？

 

五十嵐：どうだろう。でも、のんのがいたら続けてると思います。

 

ーーそうですか。

 

五十嵐：だって、のんのちゃんが30何歳になるんだろう？

 

ーー34歳ですかね？ 乃々子さん先日取材してめっちゃ面白かったんですが、自分の年間違えるんですよね（笑）。

 

五十嵐：最近そうなんですよ。サバ読んでました？

 

ーー「私今25歳ですよね？」って言うので、「24歳じゃないですか？」って言ったら、「そうだそうだ。最近間違えるんですよ」って。

 

五十嵐：上に盛っちゃってるんですね。

 

ーー他のメンバーはみな将来のことはわかんないって言うんですよね。

 

五十嵐：将来、わかんないですね。やりたいことはいっぱい思いつきますけど、どうなってるかなって全然見えないですね。

 

ーー明日の予定さえ当日にならないと知らされないので、もう今日生きるのが精いっぱいです、って（笑）。

 

五十嵐：そう言われたらそうかもしれない。急遽決まりますからね。

 

ーーこういう質問を他のアイドルさんにすると、すごく夢を語ってくれるんですけど、RYUTistの皆さんはもう現実的で今日を生きるって感じなんですね？

 

五十嵐：カッコいいですね。今日を生きるスタイルで。

 

ーーその時その時がもう全力勝負なんですね。では、皆さんにお訊きしていることをパパッとお訊きします。それぞれのメンバーの印象を言っていただいてるんですが、まずは宇野友恵さん。

 

五十嵐：宇野友恵さんの印象。ともちぃはやっぱり大人ですね。年齢的にはのんのが一番年上ですけど、のんのはちょっと精神的にキャピキャピした子どもっぽいところがあるので、トータルで考えるとともちぃが一番大人だなって思います。

 

ーーその佐藤乃々子さんはいかがですか？

 

五十嵐：のんのはもう日に日に赤ちゃんに近付いてってるみたいな感じ（笑）。昔のほうが大人でした。赤ちゃん化が進んでます。

 

ーー皆さんがそれぞれしっかりと役割を負ってるので、リーダーの役割から少し解放されたのかもしれないですね。では、横山実郁さん。

 

五十嵐：横山実郁さんはすごいですね。あらゆる面ですごいなって思います。みくちゃんはみんなから愛されてていいなって思います。みくちゃんになりたいです。

 

ーーでも、夢羽さんは夢羽さんで愛されてるじゃないですか。僕も実郁さんのスペックの高さはすごく感じていますが、それをインタビューで散々言ってたら、すごく自信なさそうに「そんなことないです」って…。

 

五十嵐：褒められ慣れてないんですよ。RYUTistはみんな。ほんとに。

 

ーーそんな感じでしたね。では、これまでの４枚のアルバムについて、夢羽さんの個人的な見解とか印象とかでいいので、1枚ずつ簡単におっしゃっていただけますでしょうか。まずは『RYUTist HOME LIVE』。

 

五十嵐：『RYUTist HOME LIVE』は、ライブそのままを表現してるアルバムなので、どこにいてもライブが楽しめる1枚だなって思います。結構懐かしいですね。もう5年前？

 

ーー2015年8月リリースです。

 

五十嵐：私が14歳くらいかな。当時はまだ声がキャピキャピしてた気がします。

 

ーー『日本海夕日ライン』はいかがですか？

 

五十嵐：『日本海夕日ライン』は…日本海夕日ラインをメンバーみんなで車に乗って走ったんですよ。すごい綺麗な景色で、アルバムを聴くとそれを思い出しますね。「日本海夕日ステーション」ってトラックがありますよね（編注：CDのみに収録されたインタールード）。曲なしの波の音が入っているやつ。

 

ーーはいはい。みなさんが波打ち際で戯れてる様子が収録されたものですよね。

 

五十嵐：はい。あれ、歌入ってないですけど、あのトラックも好きですね。

 

ーー実際に皆さんが海に入ったんですよね？

 

五十嵐：はい。キャッキャってしてます。ちょっと隠されてる秘密もあるんですよ、そのトラックには。なのでそれを探して欲しいですね。

 

ーーあぁ、あれですね。

 

五十嵐：多分聞こえる何かがあると思うんですが。ちょっと短いんですけど結構思いが詰まってるトラックになってます。

 

ーーそれはじっくり聴いて答えを探さないといけないすね。では、続いて『柳都芸妓』。

 

五十嵐：『柳都芸妓』は、レコーディング中には気付けなかったんですけど、出来上がったのをみんなで聴いた時に、スタッフさんの一人から「むうたんの声を聴くと全部同じに聴こえる」って言われてしまって、それが思い出に残ってますね。このアルバムといえば、その言葉を思い出します。

 

ーーそれこそ先ほどの「Never let me back」や「黄昏のダイアリー」、あと「ナイスポーズ」のAメロでの可愛い歌い方とか、色んな声を出されている印象なんですが、『柳都芸妓』ではそんなこと言われてしまったんですか？

 

五十嵐：はい。言われちゃって悔しかったですね。レコーディング終わったあとだったんですけど、悔しくてそこからライブでする時は絶対そう言われないようにしようと思って歌ってます。

 

ーー終わった後に言われてもねぇ。

 

五十嵐：自分で気付けなかったのが悪かったんですけどね。

 

ーーおぉ。では『ファルセット』はいかがですか？

 

五十嵐：『ファルセット』は全部難しかったな。でも『柳都芸妓』で言われたことをもう言われないようにと思って、できるだけ違う表現ができるように心掛けました。

 

ーーいつぞやのインスタライブでもおっしゃってましたもんね。１曲１曲歌い方を変えるように工夫された、と。

 

五十嵐：はい。

 

ーー『ファルセット』でどの曲が一番好きかっていうのをお訊きしてるんですが…。

 

五十嵐：メンバーみんな１曲だけ答えてました？

 

ーーはい。

 

五十嵐：みんなすごいな。待って、2曲でいいですか？

 

ーーだめです。１曲です（笑）。

 

五十嵐：待って待って。今の気分でいいですか？

 

ーーいいですよ。

 

五十嵐：ちょっと迷います。「ナイスポーズ」と「ALIVE」で迷ってます。

 

ーーなるほど。

 

五十嵐：１曲ですもんね。絶対１曲ですもんね。

 

ーー絶対１曲です！

 

五十嵐：優柔不断がここで出るんですよ。人に訊くことができないので。

 

ーーでは、保留にしておきますか？

 

五十嵐：「ナイスポーズ」！

 

ーー「ナイスポーズ」でいいですか？？？

 

五十嵐：でも変わるかもしれない…。