Speak emo
五十嵐夢羽(RYUTist)|コントじゃないですよ、トークです(笑)
軽い気持ちではちょっと入れられないですね
ーーRYUTistのオーディションを受けたきっかけは、家族で出掛けた「やすらぎ堤川まつり」でお父様がフライヤーを見つけたことだった、ということは知られていますが、ということは、夢羽さんがアイドルになりたいってことはご両親もご存じだったんですか?
五十嵐:多分興味あると思って持って来てくれたんだと思います。ずっと歌ってたりしてたので。
ーーご両親はオーディションを受けることに積極的だったんですか?
五十嵐:「やめたほうがいいんじゃない?」みたいなのは全然なかったですね。「やってみたら?」って言ってくれました。
ーー夢羽さんもフライヤーを見て、すぐに「やりたい」と思ったんですか?
五十嵐:すぐだったっけな? でも、最初から気持ちはやりたい方向にありました。決めるのが割と遅いタイプなので、「やりたい」って決意を固めたのはそれよりも遅かったかもしれないですけど、「やらない」っていう方向には考えてなかったと思います。
ーーたしかに、友さんが「慎重に物事を考える人」っておっしゃっていました。
五十嵐:すごいいい風に言ってくれてる。優柔不断なだけです。
ーーということは、何も考えずに「アイドルになる!」ってこのチャンスに飛びついたわけではなく、自分なりに考えて、強い意思を自分で確認して受けた、と。
五十嵐:そうなりますね。
ーー2011年のゴールデンウィークにフライヤーを手にして、オーディションがあったのは結構すぐですよね?
五十嵐:そうですよね。
ーーオーディションの後はすぐにグループ結成みたいな感じですか?
五十嵐:はい。5月中には結成してました。
ーーそうか。5月29日でしたよね。すごい展開でしたね。
五十嵐:そう考えると早いですね。そんなに早かったんだ!
ーーで、それからもう9年も経ったわけですよ。
五十嵐:はい。
ーー入ってからは目まぐるしかったんじゃないですか?
五十嵐:そうですね。2カ月後ぐらいにもうデビューライブをやることになって、曲も全部新しい曲なのですごい急ピッチでしたね。
ーー2カ月後のデビューライブでは何曲ぐらいやられたんですか?
五十嵐:5~6曲でしたね。2カ月で5~6曲歌を覚えて、振りも入れて、っていう感じでした。5月から7月の間で。
ーーその時は小学生でしたもんね。
五十嵐:小学生でした。
ーー当時のことってどんな風に覚えてますか? きつかったですか? それとも楽しかったですか?
五十嵐:楽しかったです。
ーー楽しかったですか。でも、忙しかったんじゃないですか?
五十嵐:そうですね。スケジュールも詰め込まれてました。でも「憧れのアイドルになれた」って思ってウキウキしてましたね。すごい楽しんでやってました。
ーーある意味プリキュアに近づけたと(笑)。
五十嵐:そうですね。その時もプリキュア観てました。
ーーそのころ憧れのアイドルとかいたんですか?
五十嵐:その時はAKB48さんに憧れてて、オーディションでもAKB48さんの曲を歌って踊ってました。
ーー曲は何だったんですか?
五十嵐:「Everyday、カチューシャ」です。あと「10年桜」とか。
ーー「Everyday、カチューシャ」なんて割と最近な感じがするんですが…。
五十嵐:そうなんですよ。「Everyday、カチューシャ」が発売されたのが二次審査の直前ぐらいだったんですね。私、二次審査で「Everyday、カチューシャ」を歌ったんですけど、発売されてからの短期間で歌とダンスを覚えました。
ーーやはり頭の回転が速いですね。
五十嵐:これはやりたかったんですよ。
ーーなるほど。でも、すごい高性能ですね。いろんな点でね。
五十嵐:まだ若い脳でしたから(笑)。
ーー振り入れとか歌詞を覚えたりとかっていうのは早い方ですか?
五十嵐:早くはないかな。どうだろう? 歌は割と早いというか、ずっと聴いていたので割と飲み込みは早かったかもしれないですけど、ダンスを覚えるのはあまり早くないですね。
ーーで、どうですか? 9年間で思い出深いことを挙げるとすれば。
五十嵐:やはりメンバーの卒業が思い出深いですかね。最初にゆりり(木村優里)がいなくなった時は結構幼かったので、「え?なんで?」みたいな感じでずっと放心状態だったんですけど…。
ーーその時もまだ小学生でしたよね?
五十嵐:小学生でした。だから「メンバーが抜けちゃうとかってあるんだ」みたいな感じでした。「なんでいなくなるんだろう?」と思ってポカーンとしてました。わっかー(大石若奈)が辞めることになった時はそれなりに年齢も重ねていたので、今までのこととか思い出してちょっと悲しくなりましたね。「どうなるんだろう、RYUTist」って思いました。
ーーその時は高1ぐらいでしたっけ?
五十嵐:高1ぐらいですかね。
ーーなるほど。でもすぐに実郁さんが加入して。
五十嵐:ほんと入ってきてくれて良かったなって。
ーーそのあたりからほんとに音楽的にも進化していって、僕も2016年の夏に『日本海夕日ライン』に出会って、RYUTistにハマってしまったので。
五十嵐:ありがとうございます。
ーー他にうれしかったこととかありますか?
五十嵐:うれしかったことは、最近のことになっちゃうんですけど、クアトロさんの8周年ライブの時とか今年の私の生誕ライブの時とか、私宛てにお花というかバルーンが届いてて、それがうれしかったですね。クアトロさんの時とかお花がいっぱい来てる中で五十嵐夢羽宛てにバルーンが届いてて…。
ーーそれって初めてのことだったんですか? 以前からそういうのはなかったんですか?
五十嵐:初めてでした。RYUTist宛てはあったんですけど、個人的なのは初めてで、ファンの方が協力して送ってくださったんですよ。
ーーファンの方って、もしかして“わんぱく一門”ですか?
五十嵐:そうです。うれしい! 知ってらっしゃるんですね?
ーー知ってるというか、もう有名ですよ。
五十嵐:有名なんですか???
ーーRYUTistファンの間では有名ですし、それこそ配信とか観てたら名前が出てくるじゃないですか。
五十嵐:出てきます。この前も出てきてました。お花いただいてました。
ーーどういうきっかけで“わんぱく一門”ができたんですか?
五十嵐:「りゅ~すとり~む」の配信でえちゴンっていうゆるキャラさんと私の間で「わんぱく」ってワードが出てきたんですよ。それに反応したファンの方が「むうたんとえちゴンのわんぱくに入れて欲しい」って言ってくださって…。
ーー「わんぱく」ってワードはどういう経緯で出て来たんですか?
五十嵐:あまり鮮明に覚えてないんですが、私とえちゴンの間に「わんぱく」っていうワードが出てきて、「わんぱくイェイ」みたいな感じで盛り上がったんですよ。そうしたら、ファンの方がその中に入れて欲しい、夢羽とえちゴンの中に混ぜて欲しい、って言ってくださって…。
ーーなるほど。「わんぱく」っていうワードで繋がった夢羽さんとえちゴンの輪の中にファンの方も入れて欲しい、と。それが「一門」になったということですか?
五十嵐:そうです。今は10号ぐらいまでいらっしゃるんですけど。
ーー「号」が付いてるんですね。
五十嵐:私が1号です。えちゴンが2号で。最初に声を掛けてくださった方が3号でそこから4、5、6、7、8、9、10。今10号まで。
ーーそれはどうやったら入れるんですか?
五十嵐:まずはわんぱく一門に入りたい旨を私か、わんぱく一門の方に知らせていただいて、そこから、わんぱくのテストを受けていただいて。
ーーテストがあるんですか!?
五十嵐:わんぱくのテストに合格できたら入れます。
ーーそうですか。じゃあ今「入れてください」って言ってもすぐに入れるわけじゃないんですね?
五十嵐:はい。軽い気持ちではちょっと入れられないですね。入りたいっていう意志が強くないと駄目です。たまに軽い気持ちで入れてくださいって言ってくださる方がいらっしゃるんですけど、そういう方はお断りしてます。
ーーそこにもこだわりがあるんですね。
五十嵐:謎のこだわりがあるんですよね。
ーーなるほど。でも逆に言えば、そこをくぐって一門に入ってきた人たちは、精鋭なわけですね。
五十嵐:まさにそうです。いつも元気なので、皆さん。わんぱく一門さんのおかげで私の周りが賑やかになってます。
ーーわんぱく一門、すごいですね。では、思い出深いライブとかあったりしますか?
五十嵐:思い出深いライブは2013年TIFさんのスマイルガーデンさん。トリを務めさせていただいたんですが、その時に2~3000人ぐらいの方が観てくださって、そんな大勢の方の前でライブするのが初めてだったので、すごく印象に残ってますね。綺麗だったんですよ、サイリウムが。夜だったので。
ーー2013年っていうことは結成して2年って感じですよね?
五十嵐:すぐでしたね。
ーー夢羽さんはまだ中学1年生ぐらい?
五十嵐:はい。
ーースマイルガーデンのトリっていうと、ものすごい人が来ますよね。
五十嵐:大注目の場所ですよね。
ーー僕も2016年にベルハー(BELLRING少女ハート)さんがトリを務めているのを観たんですが、めちゃめちゃ荒れてました(笑)。
五十嵐:盛り上がりますよね。あの時間帯は。
ーー僕はその頃のRYUTistはまだ知らなかったんですけど、そういう経験もされてたんですね。
五十嵐:はい。一番印象に残ってます。TIFさんに行くと思い出しますね。ここでやったんだなって。
RYUTist ライブ情報
RYUTist、ゲスト出演決定!
■公演名
蓮沼執太フィル・オンライン公演 #フィルAPIスパイラル
■開催日時
2020 年8 月29 日(土)19:00~ * 90分程度の演奏を予定しています。
■視聴料(税込/電子チケット)
早割:2,000 円(8月 5日(水)12:00~8月12日(水)23:59)
前売:2,500 円(8月13日(木)0:00~8月28日(金)23:59)
当日:3,000 円(8月29日(土)0:00~)
デジタル音源付き:3,500円
チケット購入ページ ZAIKO: https://shutahasunuma.zaiko.io/_item/328870
■開催形式
ライブ配信
※購入者は9月5日(土)20:00 までアーカイブ視聴が可能。
■出演
蓮沼執太フィル
(蓮沼執太、石塚周太、イトケン、大谷能生、尾嶋優、葛西敏彦、K-Ta、小林うてな、ゴンドウトモヒコ、斉藤亮輔、千葉広樹、手島絵里子、三浦千明、宮地夏海)
ゲスト:
RYUTist、xiangyu、Aokid
公式サイト
https://www.spiral.co.jp/topics/art-and-event/philapispiral
RYUTist 商品情報
■RYUTist 4th Full Album『ファルセット』
発売日:2020 年 7 月 14 日(火)
品番:PGDC-0012
価格:¥3,000(税抜価格) +税
《収録内容》
01. GIRLS(作編曲:蓮沼執太)
02. ALIVE(作詞:蓮沼執太/作編曲:蓮沼執太)
03. きっと、はじまりの季節 (作詞・作曲:弓木英梨乃/編曲:sugarbeans )
04. ナイスポーズ (作詞:柴田聡子/作編曲:柴田聡子)
05. 好きだよ・・・ (作詞:NOBE/作編曲:KOJI oba)
06. センシティブサイン (作詞:シンリズム/作編曲:シンリズム )
07. 絶対に絶対に絶対に GO! (作詞:藤村鼓乃美 ・ 北川勝利/作編曲:北川勝利)
08. 青空シグナル (作詞:清浦夏実/作編曲:沖井礼二 )
09. 時間だよ (作詞:Kan Sano/作編曲:Kan Sano)
10. 無重力ファンタジア (作詞:清浦夏実/作編曲:ikkubaru)
11. 春にゆびきり (作詞:パソコン音楽クラブ/作編曲:パソコン音楽クラブ)
12. 黄昏のダイアリー (作詞:清浦夏実/作編曲:北川勝利・沖井礼二 )
五十嵐 夢羽(いからし むう)
誕生日:1月5日
イメージカラー:グリーン
新潟の好きなところ:かわいいゆるキャラさんがたくさんいるところ
新潟の好きな食べ物:佐渡天然ブリカツ丼、新潟タレカツ丼、鯛茶漬け