Speak emo

2020.06.21
まちだガールズ・クワイア

まちだガールズ・クワイア|ハモった時のこの気持ち良さは絶対誰しもが抱いたことのある感覚だと思うので、町ガの音楽は皆さんに寄り添えるものだと思います

2/6ページ

 

 

全国区のCMナレーションだったり、歌だったり、Eテレとかもやると、それをきっかけに知ってくださる方もいたり…(もえか)

 

ーー皆さんSpeak emoには初登場なので、お1人お1人のことを少しお訊きしたいと思います。今度はお姉さん順でいかがですか?“長女”とか“次女”とかそういう言い方していますよね? エリカさんが“長女”ですよね?

 

えりか: はい、長女です。

 

 

ーーグループの中での担当としては、リーダーと。

 

えりか: はい。

 

 

ーーで、OLさんなんですか?

 

えりか: そうです。平日は主に事務の仕事をしていて、ライブがある時はライブをさせていただいて、という二足の草鞋です。

 

 

ーー『相模原町田経済新聞』というネットメディアで「OLエリカのアイドル激走マニュアル」というコラムを執筆されているんですよね?

 

えりか: あ、ありがとうございます。

 

 

ーー最近あまり書かれていないようですが…(笑)。

 

えりか: すみません。書きます!

 

 

ーー「OLエリカ」ということは、OLされていることは公言してるわけですよね。

 

えりか: そうです。コラムの第1回目から「アイドルだって社会保障が欲しいんだ」みたいな感じの文章を書いているんです(笑)。特に隠すこともなく、OLであることを逆に強みにしてます。

 

 

ーー月~金フルタイムで勤務されているんですか?

 

えりか: 月~金一応フルタイムなんですが、会社が結構理解というか応援してくれていて、ライブがある時は早退とかさせてくれるんです。いろいろと配慮していただいています。

 

 

ーーあと、乗馬が趣味と?

 

えりか: そうなんです。

 

 

ーー乗馬ってお金がかかりますよね?

 

えりか: お金かかります。大学生の時にアルバイトですごい頑張って、稼いだお金を全部乗馬につぎ込んでました。

 

 

ーーで、馬が好きで、馬刺しもお好きなんですか???

 

えりか: そうなんです。美味しくて、馬刺し。馬好きなんですけど、なんか申し訳ないなって思いながら供養だと思って食べてます。

 

 

ーーなるほど。日本は捕鯨国ですけど、鯨に感謝しながら食べるというような文化があって、そういう感覚で馬が好きというか…。乗りながらも感謝しつつ食べる、と。

 

えりか: はい。だから食べた次の日はちょっと馬の顔を見るのは申し訳ないです…。

 

 

ーーただ、皆さんこれから国際的に活躍されることにもなると思うので、その時には設定を若干変えたほうがいいかもしれないですね。

 

一同: アハハ。

 

 

ーーあと、メンバーの皆さんそれぞれいろんなことをされていますが、えりかさんは『MGC CLASSICS vol.2』というアルバムでカバーした「Be My Baby」の訳詞を担当されているんですね。

 

えりか: はい。石田ショーキチが「誰か日本語訳やってみないか?」って提案してくださって、「やりたいです」って言ったんです。いい機会をいただきました。

 

 

ーー語学がお得意なんですよね?

 

えりか: 得意というよりは、英語が好きです。

 

 

ーーもう英語はペラペラで?

 

えりか: いや、もう半分以上ボディランゲージで伝えるタイプです。

 

 

ーーそうですか。一応僕、英語の翻訳をやっていて、歌詞もたくさん訳しているんですが、えりかさん良い訳をされてますよ。直訳ではなく日本語の少ない音節を上手く使って、短い言葉で状況を言い表していますよね。

 

えりか: ほんとですか? あぁ、ありがとうございます!

 

 

ーーでは、続きまして…

 

もえか: はい、もえかです。次女です。

 

 

ーーもえかさんは初代リーダーだったんですよね?

 

もえか: そうなんです。初代リーダーです。

 

 

ーー解任されちゃったんですか???

 

もえか: アハハ!(笑)当初、私が一番先輩だったんです。一応年齢的にはえりかの方が私より上ではあるんですが、私のほうが事務所の先輩だったので、私が一応リーダーっていう感じでみんなのことをまとめていて…。まあ、なんでですかね???「ちょっと大変なんじゃない?」って言われて、えりかと変わってもらいました。

 

 

ーーもえかさん“外仕事”多いですもんね?

 

もえか: そうですね。CMの歌を歌わせていただいたりとか、他のアーティストさんのライブでコーラスをやらせていただいたりとか。

 

 

ーー活動休止しちゃいましたがSOLEILさんとか。

 

もえか: はい。やらせていただいていました。

 

 

ーーあと、伊藤園『おーいお茶』の企業CMのナレーションも。これなんてすごいじゃないですか!

 

もえか: ありがとうございます。はい。最新の『おーいお茶』。

 

 

ーーそれはどうやって取ってきたんですか???

 

もえか: それはでも……コネ???

 

 

一同: (爆笑)

 

 

もえか: コネ? コネです(笑)。

 

 

ーーすごいコネを持っていますね。

 

もえか: うちのマネージャーがすごい人なんです。

 

 

ーーそうなんですね。

 

もえか: マネージャーさんの昔担当してたアーティストさんがそのCMソングを作っている方だったんですよ。その方は、TM NETWORKの木根尚登さんのバンドに入っていて、その縁で「コーラスをもえかにやってもらおう」ってことになって、木根さんのソロコンサートに参加することになって…。で、そのライブを見たSOLEILの関係者の方が「SOLEILのコーラスを今探しているんだけど」っていうことで声を掛けていただいたり…。そういう繋がりがいくつもあって、外の仕事をやらせていただいています。

 

 

ーーEテレの番組『オトッペ』でも歌われていますもんね?

 

もえか: はい。「恋するなべぶぎょう」という曲を歌わせていただきました。

 

 

ーーどうですか? そういった外仕事での経験が町ガにまた新しいものを持ち込んでくるような感覚はありますか?

 

もえか: そうですね。外でお仕事すると、普段グループでやっていることのありがたさももちろん実感しますし、コーラスで他のアーティストさんの曲を歌わせていただくのも経験になります。普段町ガでは私、メゾソプラノっていう割とメロディーラインを歌うパートを担当しているので、人にハモるっていうことをあまりしてこなかったんですが、そういう勉強にもなりますし、全国区のCMナレーションだったり、歌だったり、Eテレとかもやると、それをきっかけに知ってくださる方もいたり、それこそ地元の友だちとかもすごく喜んでくれたりして…。また、そうした経験によって地元に何か少しは貢献できているのかなっていう、うれしさはありますね。

 

 

ーーなるほど。では、三女のひよりさん。

 

ひより: はい。

 

 

ーーひよりさんは2017年9月の加入なので割と新しいメンバーですよね?

 

ひより: そうです。2期生で、加入順としては最新メンバーです。

 

 

ーー“新人”なわけですね?

 

ひより: 新人です。まだ全然。

 

 

ーー大学でミュージカルをやられていたとのことで。

 

ひより: そうです。元々ミュージカルを地元の山梨でやっていたんですが、その後、桜美林大学の芸術文化学部演劇専攻っていう演劇の学部に入ったんです。で、大学では普通の口語演劇とか、ミュージカルではないいわゆる文学座とかそういう系統の演劇をやっていたんですが、やはりミュージカルの方に戻りたいなって思って、それでフリーでレッスンに通ったりしていた時に、当時働いていた喫茶店の店長が石田ショーキチとお知り合いで、その方が「フリーで闇雲にやるよりもどこか一つ身を置ける場所があったほうがいいんじゃないか」って言って勧めてくださったのがまちだガールズ・クワイアで。私も曲をいろいろ聴かせていただいて興味を持ったので、「やるかやらないか」だったら「やったほうがいいだろう」って思ってオーディションを受けさせていただきました。

 

 

ーーそうだったんですね。フリーでやった時にはミュージカルに出たりもしていたんですか?

 

ひより: 山梨にいた時には地元の劇団に所属してやっていたんですが、上京してからはミュージカルに参加する機会はなくて…。大学でも大学内の公演のスタッフとして関わることが多くて、ずっと衣装を作っていました。なので、町ガでも衣装のアレンジとか修復とかをさせていただくことが多いです。

 

 

ーー「衣装リメイク担当」ですもんね。

 

ひより: そうです。町ガって基本的にお揃いのワンピースを買ってくることが多いんです。でも「個性をちょっとずつ出していきたいね」って言って、ちょこっとリメイクしたりとかしています。一から作るとなると大変なので、ちょこちょこって直させてもらったりしてますね。

 

 

ーーミュージカルの道ではなくこちらの世界に入って良かったですか?

 

ひより: あ、でもミュージカルの道を捨てたつもりは全然なくて。ミュージカルの道に戻ろうと思っていろいろとレッスンしている時も「自分に足りないのは歌唱力だな」って痛感したので、今は町ガでコーラスする、誰かと歌うっていうことができるのは、自分の歌唱力をダイレクトに見直す機会にもなりますし、もっとここで自分の力を付けたいなと思っていますね。後々にどんどん生かしていけるよう頑張っている最中です。

 

 

ーー町ガをやりながらミュージカルに出ることもできるでしょうし。

 

ひより: そう。そこで上手くいけば、町ガにもいろいろと持って帰ることもできると思うので。

 

 

ーーいっそのこと町ガでミュージカルをやってもいいですもんね。

 

ひより: 私はやりたいんです! ミュージカルソングとかめちゃくちゃやりたいです!

 

 

ーーミュージカル曲を歌うだけでなくて、脚本とか書いて、皆さんでやられたり。

 

ひより: それいいですね!

 

 

 

取材・文
石川真男

まちだガールズ・クワイア 商品情報

町ガジャケット

「Moon base」(c/w「Bohemian Rhapsody」)

■発売日:2020年4月19日
■品番:SAT-028
■販売価格:1,000円(税別)
■レーベル:Scudelia Audio Terminal

まちだガールズ・クワイア ライブ情報

●2020年6月27日(土)
『Perspective! SP ツーマン・プレイベントライブ』
START/15:00
チケット/2,000円 
<出演>
XOXO EXTREME
まちだガールズ・クワイア
http://bit.ly/2YJQ2qN


2020年7月19日(日)
MACHIDA SONIC 配信イベント
詳細未定


●2020年8月2日(日)
『ao studio presents 天神祭』
@月見ル君想フ
Op17:30/St18:00
前売3000円+1D

※前売り完売御礼/同時配信予定


●2020年9月21日(月祝)
『まちだガールズ・クワイア5周年記念ワンマンライブ(仮)』
@町田市民ホール
詳細未定

 

 

PROFILE

PROFILE
まちだガールズ・クワイア

2015年結成。
東京町田市を拠点に活動するガールズコーラスグループ。
アイドルPOPと合唱を融合した、皆で歌いたくなる3部編成のハーモニーと、ハイクオリティなオリジナル楽曲が人気。
グループ名に「まちだ」の名前を持ち、地元・町田での地道な活動を続けながらも、ラジオのオープニング曲の採用や、ラジオレギュラー番組が5年/250回を超えるなど、ラジオをきっかけに全国にファンを持つのも特徴。各地にその名が広まりつつある。
メンバー内にリーダー、会計担当、出演交渉係の三役を設け、メンバー内自治を行ったり、社会貢献の一環として、高齢者施設、福祉施設、保育園などへの訪問ライブも積極的に行い、まさに音楽のボーイスカウト的なグループでもある。
また、NHK Eテレの子ども番組「オトッペ」のエンディング曲をはじめ、日本ハム、伊藤園などの企業CMの歌唱やナレーション、様々なアーティストのコーラスを担当するなど、メンバーのソロ活動も活発。
現在までに6枚のシングルと3枚のアルバム、1枚のライブDVDをリリース。2019年には町田市民ホール、渋谷 PLEASURE PLEASUREの単独ライブを完売満員にて成功させ、2020年は結成5周年を迎える。2020年9月21日には再び地元町田の町田市民ホールにて5周年記念ワンマンコンサートが決定している。
プロデューサーは、石田ショーキチ(SPIRAL LIFE, SCUDERIA ELECTRO, MOTORWORKS)、佐々木良(キンモクセイ)が手掛ける。

●「まちだガールズ・クワイアの水曜日はWednesday‼︎」
毎月第2水曜日@まほろ座MACHIDA 開催

●「まちだガールズ・クワイアのMGCるたいむず」
毎週火曜日22:30~
エフエムおだわらにてオンエア

●「劇団マチダックスとまちだガールズ・クワイアの1,2,3,4 !!」
毎週木曜日21:00~22:00
FM HOT 839(エフエムさがみ)にて生放送
まちだガールズ・クワイアは第2木曜日を担当

●明治安田生命J2リーグ FC町田ゼルビア「ゼルビーランドPRマネージャー」就任
毎ホームゲームにて、総合司会と会場レポートを担当

●相模原町田経済新聞「OLえりかの★アイドル激走マニュアル」
コラム不定期掲載

えりか

まちだガールズ・クワイアの長女。2代目リーダー。
好きなものは「乗馬」と「馬刺し」という、馬好き。
ステージ上でアクロバットな振りを披露したり、被り物も率先して身につけるお笑い担当の面も…。
町田経済新聞にて不定期でコラムを執筆したり、3rdアルバム「MGC CLASSICS vol.2」に収録の『Be my Baby』(ロネッツのカバー)では訳詞を担当するなど、語学力も時々発揮する。
グループ内の問題解決や悩み相談に乗ってくれる、メンバーに頼られる心優しきお姉さんである。

もえか

まちだガールズ・クワイアの次女。お会計担当。
ライブ収入などのお金の管理を全て任される、メンバーからもスタッフからも信頼度一番。
グループ内では主にメインパートを担当することが多く、各種CM曲の歌唱やナレーション、NHKEテレの子ども番組「オトッペ」のエンディングの歌唱、はたまた「ソレイユ」や「木根尚登」のコンサートにコーラスで参加するなど、まさに町ガのエース的存在!
 

ひより

まちだガールズ・クワイアの三女。山梨出身。
得意のお裁縫で衣装を直したり、リメイクしたりなど、衣装全般を担当する。
ディズニー、ミュージカル、カメラ、などなど多趣味。
雑学知識にも長け、メンバーの小さな疑問や困り事などに瞬時に答えていく。
どんな場面でも笑顔で包み込む存在感で、メンバーから「お母さん」と呼ばれる。
ふんわりした雰囲気に反して、意志の強さはグループ一番。

あいね

まちだガールズ・クワイアの四女。ブッキング担当。
グループ内の振り付けのほとんどを手がける。
抜群の頭の回転の良さと、その回転に間に合わない語彙力で、不思議空間を生み出す。
いつも問題を提起するか問題を起こす、台風の目。グループの核心。

さきこ

まちだガールズ・クワイアの五女。おっとりお嬢様キャラ。
グループ内の音楽的司令塔。
寝起きの悪いメンバーを起こす「モーニングコール係」や、ラジオ番組のスケジュール管理、はたまた怠けがちなメンバーのためにフィットネスメニューを考案してレクチャーするなど、無口なしっかり者。
まだまだ見せていない深層部分を隠し持つ、ミステリアスな雰囲気が魅力。

のぞみ

まちだガールズ・クワイアの六女。苺とプリンが大好き。
笑い出したら止まらない笑い上戸。
小さな身体でステージ中を飛び回る、町ガの元気娘!
得意なイラストを活かして、配信やイベントなどではよくタイトルバックを担当する。
どんな試練でも笑顔で切り抜ける、グループ一番の頑張り屋。
 

ほのか

まちだガールズ・クワイアの末っ子。
バスケやダンスで培われた運動能力を発揮するグループ最年少の高校生。
大好きなヘアメイクでメンバーのヘアアレンジを買って出たり、レッスンのためのスケジュール調整を担当するなど、グループのために甲斐甲斐しく働く。
誰からも愛される、皆んなの妹。

公式サイト: https://mgc-office.jp/