FEATURE
アポロンの翼 1stミニアルバム『Wings of Apollon』リリースインタビュー
新メンバーにバルゴ・ハナを加え、7人体制として活動をスタートしたアポロンの翼が、10月3日に1stミニアルバム『Wings of Apollon』をリリースする。格好良さを押し出しているアルテミスの翼とは異なり、姉妹グループとして今年3月にスタートしたアポロンの翼は、弾けたホップ感や、かわいらしさを魅力にしている。その違いは、もちろん。今のアポロンの翼の魅力を、7人の言葉を通して感じていただきたい。
バルゴ・ハナの名前を背負うたびに、「より美しくありたい」と意識するようになりました。
――(取材時点では)結成から間もなく7か月を迎えます。まずは、ここまでの日々を振り返っての思いから聞かせてください。最初に、ハナさんからいきましょうか。
バルゴ・ハナ わたしは8月末にお披露目をして、9月からアポロンの翼のメンバーとして活動を始めているので、まだ1か月程度ですけど。加入してすぐに、CDリリースへ向けいろんなイベントへ出演するなど、早くも濃い日々を過ごしています。それまで、本当に普通の大学生でしたから、急にめまぐるしい日々を送りつつ、毎日を楽しんでいます。
――新メンバーとして参加から1か月とは思えないくらい、メンバーと濃い関係を作っていません?
バルゴ・ハナ みなさんが温かく迎え入れてくれれば、いろんな話題を話しかけてくれるから、まだ1か月とはいえ、早くも「今日、こんなことがあってさ」など、何気ないけど、けっこう踏み込んだ会話が出来るまでの関係になれています。
――だから、言われなければ新メンバーとは思えない関係性を作れているんですね。
バルゴ・ハナ そう見えているのであれば嬉しいです。もちろん、ここまでみんなと同じ時間を過ごしてきた…とはまだ言えないですけど。これからは、一緒に同じ時間をたくさん重ねていきます。
――バルゴ・ハナという名前を背負うと、気持ちの面でも変化は生まれます?
バルゴ・ハナ そうですね。バルゴって格好いい名前じゃないですか。その名前を背負うたびに、「より美しくありたい」と意識するようになりました。やはり名前を背負うと、自然と意識も変わっていくものですね。
セレネ・ハノンの名前になると自然とアイドルとしてのスイッチも入るから、自分の気持ちを変身させてくれるところもいいですよね。
――続いては、ハノンさんお願いします。
セレネ・ハノン わたしは、アポロンの翼が人生で初めてのアイドル体験。それより前は、ずっと一人で配信活動をやってきました。わたし自身トークを得意としていたから、アポロンの翼でも得意分野を生かした活動もしていますけど。初めて経験することや、苦手な分野にも挑戦してゆく必要性もありました。正直、いろいろ苦戦もしましたけど、新たな挑戦をすることで、自分の中に隠されていた異なる魅力の出し方もだんだんつかめてきたなと感じています。
ここまでの日々、楽しかったこともいっぱいありましたけど。わたし自身は悩んだことのほうが多い日々だったなとも振り返れます。それでも、こんなに早いタイミングでミニアルバムを出せれば、テレビやラジオ番組に出させていただけることは、事務所へ所属したうえでの活動だからこそ経験できること。個人での活動では、どうしても限界ってありますからね。確かに、いろんな壁にもぶち当たりましたけど。わたし自身は、新たな挑戦へ踏み出せて良かったなと思える日々ですし、これからもその経験を重ね続けていきたいなと思っています。
――個人とグループとしての活動では、いろんな違いがありますよね。
セレネ・ハノン 違いますね。以前のわたしは、配信活動が主ということで、ずっと一人でやっていました。わたし自身、長く一人で活動をしてきたせいか、メンバーやスタッフさんは、もちろん。いろんな方々と一緒にお仕事をするのが初めての経験だったから、いろんな面で自分を成長させてもらっているなと感じています。
――セレネ・ハノンという名前を背負うと、気持ちも変わります?
セレネ・ハノン セレネって月の女神のことなんですけど。わたし、もともと"月宮"という名前で活動をしていたから、これまでの名前も背負いながら、新たな自分を見つけていける名前をいただけたのは嬉しかったです。それに、この名前になると、自然とアイドルとしてのスイッチも入るから、自分の気持ちを変身させてくれるところもいいですよね。
わたし、最初にカプリコーン・サナという名前をいただいたときに「えっ??」と思ったんですけど…。
――続いては、サナさんお願いします。
カプリコーン・サナ わたしもアイドルになれたことで、いろんな大きなイベントへの出演や、みんなで遠征にも行くなど、この7か月の中でも、それまでしたことのなかった経験を多く重ねてこれたのがとても嬉しい刺激になっています。同時に、このお仕事は臨機応変さを求められるなとも感じています。 というのも、わたし自身、自分の想定外のことが起きるとパニックになるというか、あたふたしちゃう性格。でも、こういった活動って、ライブ中のトラブルやハプニングも含め、即座に対応を求められるじゃないですか。その経験を重ねていく中、少しずつですが対応力を身につけてきているなと感じていますし、そこがわたしの中で鍛えられた面ですね。
――確かに、いろんな場面での臨機応変さは必要な職業ですからね。
カプリコーン・サナ そうなんですよ。ライブ中のハプニングもそうだし、いろんな事情からメンバー構成が変わったときにも、巧みに歌割を調整していくことなど、いろんな状況下でも、慌てることなく対応していけるようになってきたなと思います。
――カプリコーン・サナという名前を背負うと、やはり気持ちも変わります?
カプリコーン・サナ わたし、最初にカプリコーンという名前をいただいたときに、「えっ??」と思ったんですけど。初めて名前を聞いた方が、すぐに名前を覚えてくれれば、「カプリコーンの方ですよね」と声をかけてくださる頻度も高いから、むしろ、特徴的な名前で良かったなと思っています。ファンのみなさんに「思わず声を出して名前を呼びたくなる」と言われることも、素直に嬉しいです。
「えっ、わたしはこのグループの中の癌なの??」と思って問いただしたんですよ。
――ユアさんは、アポロンの翼のリーダーとして活動をしています。
キャンサー・ユア はい、キャプテンと呼ばれています。以前もアイドル活動をしていましたけど。そのときは、下から数えたほうが早いくらいの後輩の立場でした。当時は、先輩の動きについていくのに必死の状態。とにかく学び続ける日々を2年ほど費やしてきました。
その当時から、他の人よりも覚えや飲み込みが早かったことを評価してくださったのか、アポロンの翼のメンバーへ選ばれたときに、キャプテンというポジションを任命されました。ただし、「この7か月の中、キャプテンとして出来たことは何ですか?」と聞かれたら、「これが出来ました」とわたし自身は言えないですけど。以前の経験を生かしながら、レッスンやレコーディング、ライブ活動の中で気づいたことは、自分なりにアドバイスをしてきたつもりです。この7か月間、みんながわたしについてきてくれてるということは、一応キャンプテンとして認めてくれているからかな?とは自分なりに受け止めています。
わたしはずっと、いつか自分のアイドル人生が終わるときに、「ユアがキャプテンでいてくれて良かったよ」と言われる。そんなキャプテンであり続けたい思いを持って、その名に相応しい活動を自分なりに心がけてきました。今のわたし自身は、まだまだ胸を張って「キャプテンとしてこれが出来ました」とは言えないけど、何かしらみんなの役にたっていたら嬉しいなという気持ちでいます。
バルゴ・ハナ ユアちゃんは、いつもいろんなことを率先してまとめあげてくれる人です。わたしが身近で見ていて感じるのが、みんなのお手本となる立場でいるためにも、まずは自分がしっかりと出来てなきゃいけないという意識で何事にも向き合っていること。そのうえで、みんなを引っ張ってくれています。その姿を見ているから、わたしもがんばらなきゃとなれる、本当にプロ意識の高い人です。
わたしがアポロンの翼へ入ったとき一番最初に声をかけてくださり、「一緒にがんばろうね」と言ってくれたのもユアちゃんでした。いろんなことを率先して教えてくれる面でも、わたしはユアちゃんにキャプテンらしさを感じています。
ペガサス・ユイナ ほんと、そうだよね。ユアちゃんのすごいところって、かならず私たちを信用し、信頼してくれているところなんです。何事もそう、みずから先頭に立って物事を決めていくのではなく、それぞれの意志や意見を尊重すれば、「こうしてみたい」ということがあれば、まずはやらせてくれる。そのうえで足りない面や、「違うな」と思えばアドバイスや意見をくれる。各自の個性を生かしながらも、大切なところでストッパーをかけてくれる、ほんとしっかりとしたキャプテンです。
キャンサー・ユア ありがとう。何も出てこなかったらどうしようと思ったよ(笑)。
――キャンサー・ユアという名前を背負ったときの気持ちも教えてください。
キャンサー・ユア キャンサーとは蟹座のこと。命名のきっかけは、プロデューサーの大好きな『聖闘士星矢』のキャラクターから来ているんですけど。わたし、キャンサーって悪役側のキャラクターだとは知らなくて、それを知ったときに「えっ,悪役??」とも思ったんですけど。そのイメージをいい意味で覆していきたいから、その名前を背負うたびに、気合がグッと入ります。
でも、キャンサーが蟹座だって、教えてもらってわかったんですね。わたし、最初に「お前はキャンサー・ユアだ」と言われたとき、「キャンサーってどういう意味だろう?」と思って調べたんですよ。そこで出てきたのが、「癌」という意味。「えっ、わたしはこのグループの中の癌なの??」と思って問いただしたんですよ。そうしたら、「キャンサーって蟹座のことだよ」と言われて、安心と納得をしたんですけど(笑)。その後、ファンの方々に「キャンサーは悪役側だよ」と言われ、それで「えっ?!」とも思いましたが、この名前をいい方向に印象づけてやるという気持ちで、今は活力にしています。
アイドルの世界は人間性が大事だし、そこが問われる世界だなとも感じています。
――次は、ユイナさんお願いします。
ペガサス・ユイナ まだ7か月ですけど。でも、この7か月はとっても濃かった日々でした。わたしは、アポロンの翼が初めてのアイドル経験。だから、アイドル界の常識はまったく知りませんでした。
わたし、小学6年生から中学2年生まで子役活動をしていて、毎年数本の舞台に出演し続けてきました。そのときに感じていた芸能界というか、舞台の世界と、アイドルの世界ではいろんな面が違うなぁと活動を始めた頃は感じていました。アイドルの世界も舞台の世界も、実力主義のところはあると思いますけど。舞台は、そこが顕著でした。アイドルの世界は、そこよりも人間性が大事だし、そこが問われる世界だなとも感じています。
わたし、大卒なんですけど。大学時代がすごく楽しすぎて、「わたし、大学を卒業したら、こんな楽しい人生は送れないし、もう楽しいことは一生ない。これからは社会のゴミとして生きる」と思っていたんですけど。大学を卒業後、初めて、大学よりも「楽しい」と思えることが出来ました。もちろん、つらいこともいっぱいあります。泣いたことだって、いっぱいあります。だけど、そのつらさを超える楽しさを、わたしは今、アイドル活動に感じています。
――ペガサス・ユイナの名前を背負ったときの気持ちも教えてください。
ペガサス・ユイナ わたしも『聖闘士星矢』の知識は、それまでありませんでした。ペガサスって、主役のペガサス星矢から取っている名前ですよね。正直、わたしセンターじゃないのにペガサスだしと、名前の重圧は感じていますけど。でも、そういうことはあまり気にせずに、その名前を背負ってのアイドル活動を楽しんでいます。
「わたしは人生を終えたくない」と思っていたから、その夢が叶ってとても嬉しいです。
――続いては、レイナさんにいきましょうか。
スコーピオン・レイナ わたしはずっとアイドルグループで活動をすることに憧れていたし、いつかアイドル活動を始めることを目標にもしていました。それこそ、「アイドル活動をやらずに、わたしは人生を終えたくない」と思っていたから、その夢が叶ってとても嬉しいです。確かに、目まぐるしい日々を送れば、その大変さもありますけど。わたし自身は思い描いていた活動が出来ているからこそ、毎日が本当に楽しいです。
わたし、自分の人生に対して、あまりプラスの感情を持って生きてきたタイプではありませんでした。でもアポロンの翼では、明るく、かわいく、元気な楽曲を表現できているじゃないですか。しかも、衣装だってかわいいし。数年前までの自分には想像も出来ていなかった環境にいるから、自分でも目標にしていたこととはいえ、人生って何が起きるかわからないなって感じています。嬉しかったのが、久しぶりに会った人たちに「性格が明るくなったね」と言われること。毎日楽しく、充実した日々を過ごしていく中、自分の内側にもいろんな気持ちの変化が生まれていたってことですよね。確かに楽しいことだけではなく、活動していく中で、つらいこと、苦しいこと、悔しいこともいろいろあります。だけどわたし、そういう思いをしていられることにも幸せを感じています。たとえ苦しい思いを感じていようとも、そういう感情を抱けていること自体、わたしは恵まれているなと思えているし、何事も楽しさのほうが凌駕しています。
――スコーピオン・レイナの名前を背負うことについての思いも聞かせてください。
スコーピオン・レイナ 普段の自分とガラッと人格が変わる…まではいかないですけど。この姿で活動をすると、さらに明るい自分になれます。本来の自分よりもポジティブになれれば、その気持ちで活動できているのも、スコーピオン・レイナという名前を背負っているからなんでしょうね。
今の7人体制のアポロンの翼が一番最強だと思っています。
――最後は、サエさんですね。
キグナス・サエ この7か月を振り返ってですよね。デビューしてから3か月でメンバーの卒業があれば、その後、6人体制で大きなフェスに出場する経験もできれば、最近ハナが入って、さらにベストな体制になってと、本当に短期間でいろんな経験をしてきたし、濃い時間も過ごしてきたなと感じています。いろんなことがありましたけど、そのぶんメンバーの絆がギュッと深まったのも事実だし、そこへハナが加わり、さらに一体感が増しました。だからわたし、今の7人体制のアポロンの翼が一番最強だと思っています。
――最初は確か…。
キグナス・サエ 9人で活動をスタートしました。アポロンの翼は、今年「SEKIGAHARA IDOL WARS 〜関ケ原唄姫合戦〜」への出演をかけた予選大会を勝ち抜き、本線にも出場しました。その予選を勝ち抜いたのが9人のアポロンの翼としてでした。その後、いろいろと相談した中、3人は卒業の道を選んだわけですけど。わたしたち6人は、「SEKIGAHARA IDOL WARS 〜関ケ原唄姫合戦〜」のときに、卒業した3人の気持ちも背負い、9人のアポロンの翼として出場したのも想い出になっています。
――キグナス・サエの名前についても聞かせてください。
キグナス・サエ じつはわたし、最初に「お前は、ドラゴン・サエだ」と言われ、その名前で活動をするはずでした。でも、さすがに自己紹介で「ドラゴン・サエです」と言うのはどうかと思ったから、プロデューサーに「名前を変えていただけますか?」と相談。そこで「俺の好きなキャラクターがキグナスとドラゴンの2人。改めてどちらか選んで」と言われたことから、わたしはキグナスを選んだわけですけど。そこにも理由がありました。
――それ、気になります。
キグナス・サエ キグナス氷河の師匠が、アクエリアス氷河。アルテミスの翼のアクエリアス・イオリさんが背負っている名前ですけど。キグナス氷河の誕生日が1月23日で、わたしの誕生日が1月24日。アルテミスの翼のアクエリアス・イオリさんが水色担当で、わたしも水色担当。しかもアクエリアス・イオリさんも誕生日が1月25日とわたしと1日違い。そういう理由もあって、わたしはキグナスの名前を選んでいます。
この感覚って、ユイナにしかわからないから、むしろ、強みにしていける個性だよね。
――ここからは、1stミニアルバム『Wings of Apollon』に収録した曲たちの魅力について聞きたいなと思います。それぞれ、お勧めの1曲について語っていただけますか。
キグナス・サエ わたし、一番好きな曲が『星屑のメロディー』です。この曲はアポロンの翼らしいポップさがありながらも、曲調がしっとりめでありメロディアスなんですね。今の自分の感覚に一番似合うなという思いから、この曲を選びました。わたしはこの曲でハモリを担当しています。聴いてくださる方は、そこにも注目して聴いていただけたら嬉しいです。他にも、メンバーみんなでコーラスをしているパートも出てきます。そこでは、みんなでハイ・ミドル・ローとパートを分けて録りました。だいぶ細かく録ったので、そこにも注目してください。コーラスやハモリは、音源とライブではまた聴こえ方も違ってくるから、両方で聴き比べてください。
ペガサス・ユイナ わたしは『憧れのアフロディーテ』がお勧めです。わたし、芸術家の方に多い"共感覚"の持ち主なんですね。共感覚というのは、簡単に伝えると、1が白、2が赤など、文字が色を持って見えてきます。音を聴いても、その音から色と味を感じるなど、聴覚だけではなく、味覚や色覚も同時に反応をします。
わたしが『憧れのアフロディーテ』を聴いたときに感じたのが、白い牛乳の中へイチゴのゼリーを混ぜた色。ただし、まだ綺麗に混じりあっていない粒粒な色が浮いている、掻き混ぜる前の状態のような色をしています。味も、ピュレグミのような甘酢っぱさなんだけど、でも舌触りは砂糖の粒のような感触。きっと、訳わかんないですよね。だけど、わたしにはそう見えています。ミニアルバムに収録した5曲は、それぞれいろんな異なる色を持っています。その中でも『憧れのアフロディーテ』の持つ色のコンビネーションが、わたしの中では一番ベストな感触というか、一番好きな感じだったから、この曲を推したいです。
キャンサー・ユア この感覚って、ユイナにしかわからないから、むしろ、強みにしていける個性だよね。
自分たちが心に決めて何かをやっていけば、その目標はきっと上手くいくという気持ちにさせてくれます。
スコーピオン・レイナ わたしがお勧めしたいのは、『絶対宣言!』です。アポロンの翼の曲はどれも振り真似しやすいんですけど、その中でも一番パッと華やかかを持って伝わるのが『絶対宣言!』です。この曲もキャッチーな振り付けだし、なのに、初見で触れたときは、あまりにも予想のつかない振りの展開をしてきたから、自分たちでもワクワクしていました。見てくださる方々も、すごく楽しんで真似ています。
キャンサー・ユア わたしもお勧めしたいのが、『絶対宣言!』です。わたしは、この曲の歌詞が好きなんですね。その理由は、今のアポロンの翼のメンバーとしての気持ちを歌にしているからです。歌詞に出てくる「絶対だって 絶対だ! 私たち新世界を創る」という言葉や「もう一回だ もう一回だ! 飽きるまで 超飛ばしてこ」など、自分たちが心に決めたとをしっかりとやっていけば、その目標はきっと上手くいくという気持ちにさせてくれます。わたし自身、ポジティブな考え方ですけど、それでも「笑って笑って笑ってキミとね」と歌っていると、自然と気持ちが上がっていくんですよね。『絶対宣言!』は、歌詞の一つ一つが聴いた人たちの背中を押してゆく歌。ミニアルバムの中でも、ひと一倍元気でテンションの高い曲だからこそ、わたしは『絶対宣言!』。がお気に入りです。
まさに、アポロンの翼の方向性や印象を決定づけたのが、『きらぁちゅーん!』。
カプリコーン・サナ わたしは、アポロンの翼最初のオリジナル曲になった『きらぁちゅーん!』がお勧めです。私たちは、アルテミスの翼さんの楽曲をカバー歌唱するスタイルで始まりました。当初こそ、アポロンの翼はどういうグループなのか?ファンの方もまだつかみきれていなかったと思います。そこへ最初に投影したアポロンの翼としてのオリジナル曲が『きらぁちゅーん!』。この曲を歌ったことで、「アポロンの翼は、こういう方向性を持ったグループとして進んで行くんだね」と、ファンの人たちや、初見でライブに触れた方々のイメージが固まりやすくなりましたし、実際アポロンの翼は、明るく弾けた楽曲を軸に据えたオリジナル曲たちを多く打ち出すようになりました。まさに、アポロンの翼の方向性や印象を決定づけたのが、『きらぁちゅーん!』。歌っている私たちも「これこそがアポロンの翼だな」と感じているように、『きらぁちゅーん!』はアポロンの翼の代表曲です。
セレネ・ハノン わたし全部が大好きだから、どれか1曲を…となっても選ぶのにすごく迷うんですけど。あえて1曲をというなら、『星屑のメロディー』です。元気いっぱいの曲こそアポロンの翼らしさというのは、わたしも思っていますけど。個人的な好みや自分の感覚にあった曲ということで、わたしは『星屑のメロディー』を推したいです。ふわーっとした雰囲気を生かした楽曲だからこそ、この曲の振り付けでは、みんな指先まで細かい動きの表現もつけています。そこにも注目してほしいなと、わたしは思っています。
バルゴ・ハナ わたしも1曲を選ぶのはすこく悩みましたが、わたしは『憧れアフロディーテ』を推したいです。この曲を初お披露目したときから、ファンの方々がすぐに曲の魅力をつかんでコールを入れてくださっていたくらい、王道アイドルソングしています。歌詞の中では、夢に向かって頑張っている女の子たちのドタバタとした日常を歌っていますけど、その内容もかわいらしいし、今の私たち自身を映し出している楽曲という印象もわたしは受けています。曲調もかわいらしいし、ハートを作る振りもたくさんあるところも、わたしはお気に入りです。
1stミニアルバム『Wings of Apollon』を聴いて、今のアポロンの翼の持つオリジナル曲の魅力に触れてください。
――そして、今後ですが…。
キャンサー・ユア 10月8日にクラブeXで行うアルテミスの翼さんのワンマン公演のOAとして出演するから、その機会にぜひ見てほしいのと、リリイベもまだ続けば、ライブ活動もたくさんやっているから、そこは小まめにスケジュールをチェックしてください。次は、この7人で、しかもオリジナル曲をもっと増やし、全曲アポロンの翼の歌でワンマン公演をやりたいなと思っています。
バルゴ・ハナ オリジナル曲は今も増え続けているからね。
キャンサー・ユア そう。これからどんな新しい楽曲が増えるのかも楽しみにしていてください。その前に、1stミニアルバム『Wings of Apollon』を聴いて、今のアポロンの翼の持つオリジナル曲の魅力に触れてください。
TEXT:長澤智典
【MV】アホ゜ロンの翼「きらぁちゅーん!」/ Wings of Apollon 「Killer Tune!」
https://www.youtube.com/watch?v=r1xr6XdpK8E
■アポロンの翼 1st mini Album
『Wings of Apollon』
2023年10月3日(火) 発売
価格:\1,200(税込)
品番:
Type-A [QARF-60191]
Type-B [QARF-60192]
Type-C [QARF-60193]
収録曲:5曲(3タイプ共通)
1 きらぁちゅーん!
2 憧れアフロディーテ
3 星屑のメロディー
4 絶対宣言!
5 festival
<価格>全3形態各タイプ\1,200-(税込)
<品番> QARF-60191〜60193
<発売元> 株式会社ロックフィールド
<販売元>コロムビア・マーケティング株式会社
【PROFILE】
アルテミスの翼の双子のグループ誕生「アポロンの翼」。
ギリシャ神話の世界から人間界に降りたって、間もない双子のアルテミスの翼 を追って、この度、アポロンの翼も地上に降り立ちました。
100年に一度の混沌とした世界に、”愛と勇気と友達”を与える為にギリシャ神話の世界から人間界に降り立った7柱。
カプリコーン(山羊女) 、キャンサー(蟹女)、スコーピオン(さそり座の女)、セレネ(月、b2の女神)、キグナス(白鳥座でございます!)、ペガサス(羽の生えた馬娘)、バルゴ(乙女)の集合体こそが「アポロンの翼」。
2023年3月5日新宿ALTA Key Studioにてデビュー。
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キャンサー・ユア https://twitter.com/apollon_yua
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