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2023.02.19
スーパーベイビーズ

『NICONICO』を歌っていると、自然とテンションが上がります。上がるどころか、(感情の)ギアが外れて、たまに記憶が飛んじゃうくらいに楽しくなってしまいます。 スーパーベイビーズ インタビュー!

デビューシングル『P.T. G』が、オリコンチャート初登場4位! YouTubeMV再生数が、14.8万回を突破!話題のアイドルグループ「スーパーベイビーズ」。彼女たちが、2月15日に1stミニアルバム『スパベビズム』をリリース。同作品の魅力を、メンバー5人があれこれ語ってくれました。


「この5人でもっともっと大きくなりたい」夢がどんどん膨らんでいますし、この5人だからこそ出来ると思えることもいろいろと増えました。


――ユニットお披露目から、約半年の日々が経過。当時と今を比べ、心境にもいろんな変化は生まれてきました?まずは、りみさんから教えてください。

水城りみ  最初は初々しさや可愛らしさを、グループとしても、わたし個人としても出そうと思いながら活動をしてきました。でも今は、とくにライブパフォーマンスの面では「可愛さの中へ恰好良さを出していきたい」「ライブを通して見せる格好良さの部分へ、さらに磨きをかけたい」と思うようになりました。内面の変化としても、成人式を迎えたことで、少し精神的に大人になったのかなと自分では思っています。

――せいあさんも、心境面での変化はいろいろとありました?

山田せいあ  活動を始めた当初は、とにかく無邪気に頑張ろうと思っていたんですけど、今は、一度心に落ち着きを持って、そのうえで、いろいろ考えてみようかなと思っています。もちろん、これまでのように「ライブが楽しい」と無邪気になっているのも良いし、それがスーパーベイビーズの魅力になっているのも感じていますけど、そこだけじゃなく、もっとグループの魅力に深みを出していくうえでも、もうちょっと冷静にグループ全体や、わたし自身も見据えたいなと思ったことから、「一度、心を落ち着けよう」と、今、思っているんだと思います。それだけ、自分の気持ちにも余裕を持てるようになったんでしょうね。と言っても、まだまだほんの少しですけど(笑)。

――心の成長は、とても大切なことですからね。真里亞さんは、どうですか?

天野真里亞  わたし、人見知りの性格ですけど、初お披露目の時と比べたら、メンバーみんなと深く打ち解けられたこともあって、これまで以上にみんなと深く物事を考えては、それを表現していけるようになれば、ライブ中のパフォーマンスやMCにもその影響や効果が出始めているなと実感しています。

――人見知りだと、ファンの方との対応も最初の頃は大変だったんじゃない?

天野真里亞  わたし、何事にも一歩踏みだすのに勇気を必要とするタイプですけど、ファンのみなさんがいっぱいしゃべってくれるから、毎回楽しく打ち解けあっています。メンバーみんなと楽屋でいるときも、いつも和気あいあいとしているんですけど、他のアイドルさんたちと仲良く交流するきっかけがわからず、そこがまだまだ課題になっているから、今年はいろんなグループさんと交流を深めていけるように頑張りたいです。

――野々花さんの、心境面での変化についても聞かせてください。

河西野々花  みんなも言ってるけど、グループ内の絆はどんどん深まっています。以前からわたしは、人に気を使ってしまう性格。だけど、このメンバーと一緒のときはリラックス出来るから、いつも素の自分で接しています。
  その気持ちは、ライブにも現れているなと思っています。以前までは、楽屋で普通に話せていたようなことも、メンバーみんな、ステージに上がると緊張のあまりしゃべれなくなっていました。でも最近は楽屋でのノリをMCにも反映しているから、みんな心に余裕を持てるようになったんだと思います。それともう一つ、今は「このグループの中、わたしはどうしたらスーパーベイビーズに貢献できるのか」など、自分がこのグループで何をするべきかを考えるくらい、少しは気持ちに余裕を持てるようにもなりました。

――最後は、彩花さんですね。

白石彩花  デビューした頃は、「これからスーパーベイビーズがどんな風に成長していくのか」を楽しみにしながらも、ちょっと不安も覚えていましたけど、今は「この5人でもっともっと大きくなりたい」夢がどんどん膨らんでいますし、この5人だからこそ出来ると思えることもいろいろと増えました。お互いの関係も深まったからこそ、今では他のグループさんとは違う、この5人らしいMCも出来るようになったと思っています。
  個人的な変化は…う~ん、なんだろう。もっともっと応援してくださる方々を魅了できる人になりたいです。だけどそれも、一人だけそうなっていても違うというか、この5人が一致団結し、まとまったときに、見ている人たちを魅了するグループになっていれたら、それが一番かなと、わたしは思っています。


『NICONICO』は、アニメの主題歌が似合いそうなくらい可愛い曲。


――ミニアルバムのリード曲であり、最近、MVも公開した『NICONICO』(https://www.youtube.com/watch?v=lc9lDyzvZpE)。この楽曲の魅力も、また一人一人語っていただいても良いですか。

河西野々花  じゃあ、わたしからいきますね。先にMVについて語るなら、あの映像にはスーパーベイビーズの世界観がしっかりと詰まっています。私たち、MCも含め、よく食べ物のお話をしますけど、MVの中でも、もぐもぐとするシーンが登場したり、可愛い小物を使って可愛らしさをアピールしているショットも多いから、その姿を見てほしいのと、撮影中はみんな素の自分たちでいたから、素の5人が見えてくるMVにもなりました。
  アイドルを応援してくださる人たちみんなの日々の中では、もちろんお仕事や学校が生活の中心になっていると思いますけど、そこへ推しのアイドルという存在も加わっているんだとわたしは思っています。もし、お仕事や学校で何かしらつらいことがあったら、ぜひ『NICONICO』を聴いてください。自然とニコニコした笑顔になれれば、日々の生活を応援する曲にもなっていくと思うし、そういう曲であって欲しいなとわたしは思っています。レコーディングをしているときも、「この歌を聴いて、1日頑張ろうと思ってもらえたら」と思いながら歌っていました。

――スーパーベイビーズにはテンション高い曲が多いですけど。『NICONICO』も、まさにその1曲ですよね。

河西野々花  そうです。『NICONICO』を歌っていると、自然とテンションが上がります。上がるどころか、(感情の)ギアが外れて、たまに記憶が飛んじゃうくらいに楽しくなってしまいます。

――続いては、彩花さんお願いします。

白石彩花  『NICONICO』を初めて聴いたとき、「とてもはっちゃけられる曲だな」とわたしは思いました。個人的には、『NICONICO』をカラオケで歌ったら超盛り上がりそうだし、きっとマラカスやタンバリンを手にめっちゃ楽しそうに歌っているんだろうなぁという姿を想像していました。
  ライブでも、『NICONICO』のイントロが流れると、ファンの人たちが「キターッ!!」となるから、私たちもテンションが上がります。最近は、コールOKのイベントも増えてきましたけど、この曲でみんなのコールが入り、見ている人たちの気持ちの熱が高まるほど、私たちのテンションもどんどん上がり続けます。

――次は、真里亞さんに話を振ろうか。

天野真里亞  『NICONICO』のイントロは恰好いい感じで始まるんですけど、全体的には聴いててすごくテンションの上がる元気な曲という印象です。わたし、この曲の中でセリフパートにも挑戦しています。セリフの部分は、そのときのライブに合わせてアドリブでしゃべることもあるから、そこも毎回のライブで楽しんでほしいところです。「私たちと一緒なら、どんなときもニッコニコになっちゃうよー!♡」の歌詞のように、この歌を通してニコニコ元気なれる手助けが出来たらいいなと思える楽曲です。

山田せいあ  曲名からして、ニコニコになれるなぁというのが伝わる曲だからね。『NICONICO』は、疾走感のあるテンポの速い楽曲。それを一つの人生として例えたときに、毎日が目まぐるしくて一気に過ぎていっちゃうよね。だけど、人生一度きりだからこそ、たとえ嫌なことがあってもニコニコした気持ちでいたら、きっと幸せに過ごしていけるよねという風にもわたしは捉えました。
  ただ、この曲はすごく体力を消耗します。自分の歌パートが終わり、落ちサビに入った頃には息が続かなくて失神しそうになっているんですけど、でも最後の最後に8回ジャンプする場面が出てくるから、いつも気を失いそうになるくらいの状態で飛び跳ねています。それくらい気力を振り絞ってライブでは歌っているから、ぜひその姿を見てください。

――スーパーベイビーズは、アッパーな曲ばかりだから、1ステージの体力の消耗度もかなり凄そうだよね。

山田せいあ  ずっとハイテシションの状態です。でも最近、新曲で『ゆきぐもにのって』という、テンポがゆっくりめの曲が出来たから、1ステージの流れにも、ちょっと緩急の変化が出てきました。ただ、アップテンポからゆっくりめに変わるときには違う緊張感も出てしまうんですけど(笑)。『ゆきぐもにのって』もミニアルバムへ収録しているので、ぜひ聴いてください。

――最後は、りみさんですね。

水城りみ  『NICONICO』自体、音楽がすごく恰好いいんです。歌詞も、「みんなでこれから頑張ろう」という気持ちになれる応援ソングのような感じがしていて大好きです。 さっき、セリフというお話も出ていましたけど、スーパーベイビーズの中に初めて生まれたセリフ曲が『NICONICO』になります。アニメの主題歌が似合いそうなくらい可愛い曲だとも、わたしは感じました。


『トキメキばぶリー』は、スーパーベイビーズを具現化したような楽曲ですからね。


――ここからは、各自、アルバムのお勧め曲について聞かせてください。

水城りみ  わたしは、『君へ』です。ライブ活動を始めたときからずっと歌い続けてきた曲で、今回、音源化になることから、初めてライブ以外の場で人に聴いてもらえるから、すごく嬉しいです。『君へ』は、スーパーベイビーズと一緒にライブで成長し続けてきた楽曲。今の私たちの気持ちにも重なる応援ソングにもなっているので、そこを感じながら聴いてください。

山田せいあ  わたしは、(取材時点では)まだライブで披露してない曲の『champion』がお勧めです。誰もがチャンピオンになりたい、その気持ちを歌にしています。『champion』も、スーパーベイビーズらしいかなりアップテンポの、ライブでもみなさん盛り上がりそうなテンションの高い楽曲です。普段のわたしは、そんなにテション高くない人だから、この手の曲をライブで歌うとテンションがアガります。

――みなさん、普段からテンションは…。

河西野々花  普段からアゲアゲな人は、ここにはいないです(笑)。でも、会話が盛り上がるときは普通に盛り上がるから、そこはみんな普通の子たちです。ただ、ライブになるとみんなテンションがアガるから、ステージと普段のギャップはあると思います。

――続いて、真里亞さんお願いします。

天野真里亞  わたしのお勧めは、最近ライブでも披露し始めた『ゆきぐもにのって』です。スーパーベイビーズには元気な曲が多いから、こういう落ち着いた曲はグループにとっても初めて。私たちも新鮮だったし、ファンの方々にもそこを新鮮に感じてもらえていると思います。
  わたしは九州出身だから、雪が積もった景色とか見た経験が少ないんですけど。メンバーのせいあちゃんとりみちゃんが北海道出身ということから、わたしは勝手に北海道の雪景色を思い浮かべ、「こんな気持ちなのかな?」と想像しながら歌っています。
  スーパーベイビーズの曲の中で"冬の歌"は『ゆきぐもにのって』が初めてになります。曲としても、「しゅわしゅわわ しゅわしゅわわ」など、耳に残るキャッチーな歌詞が多いし、口ずさみたくなるメロディーだから、初めて聴いた人でも印象に残りやすいと思うので、わたしはこの曲をお勧めしたいです。個人的には、ちょっと大人っぽい感じで歌ったから、そこもポイントにしています。

白石彩花  わたしも、『ゆきぐもにのって』がお勧めです。ちょっと懐かしい感じのメロディーを持った、ゆっくりめの楽曲。ゆったりとした曲調が好きなわたしにとっては、新しいお気に入りの歌が生まれました。しかも、スーパーベイビーズにとって初めての"冬の歌"。世の中にはたくさん冬の歌がありますけど。「冬の歌といえばスーパーベイビーズの『ゆきぐもにのって』だね」となるくらい、この曲もそういう仲間入りをしたいし、それくらいお気に入りです。個人的なことになりますけど。わたし、『ゆきぐもにのって』のレコーディングのとき、松田聖子さんになった気持ちで歌っていました。

河西野々花  わたし、初めて『ハートのきもち』を聴いたときから、「これ、「プリキュアの歌みたい」と感じていました。スーパーベイビーズには、いつかアニメの主題歌を手がけたい夢というか、目標があります。だから、プリキュアナンバーっぽい楽曲を歌えたことも、わたしはすごく嬉しかったです。
  『ハートのきもち』は、セリフっぽい歌詞も多くて、セリフ以外のところも早口で歌っています。そこもポイントですけど、セリフの部分がとても可愛いんです。この曲は、バレンタインをテーマにしています。わたし、シーズンソングやイベントソングを歌うと自然とテンションが上がる人だから、『ハートのきもち』を歌っていると、本当に楽しい気持ちに染まっています。

山田せいあ  そしてもう1曲、『トキメキばぶリー』は、ライブで歌わなかった日がほぼなかったくらい、ファンの人たちの間でも大人気の曲で、ライブの盛り上がりに欠かせない大好きな楽曲です。『トキメキばぶリー』は、ライブの最後に歌うことが多いんですけど、初見の人でもすぐに一緒に楽しんでくれて、よく「あの最後の曲良かったね」とも言ってもらえるくらい、みんなにも印象づけやすい楽曲です。何より『トキメキばぶリー』は、スーパーベイビーズを具現化したような楽曲ですからね。

――早く、この作品をみなさんに聴かせたいんじゃない?

白石彩花  もちろんです。ミニアルバム『スパべビズム』はジャケットもすごく可愛いです。CDショップの店頭に並んでいたら、まず、このジャケットに惹かれるくらいに可愛いなと思っています。しかも、聴いたらいろんなスーパーベイビーズが見えてくるから、この1枚で、いろんなスーパーベイビーズを楽しんでください。TYPE-Aのジャケットには、いろんな食べ物も映っていますけど。そこも、私たちらしいのかなって思います。ライブもたくさんやっているから、ぜひライブにも遊びに来てください。


TEXT:長澤智典

<インフォメーション>

『NICONICO』MV 
https://www.youtube.com/watch?v=lc9lDyzvZpE


MINI ALBUM「スパべビズム」
2023/2/15発売 
発売元:ampoule label
販売元:HAPPINET CORPORATION

【Type-A】初回限定盤

ジャケ写

CD+DL CARD / AMPL-1014 / 5,000円(税込)
【CD】
1. NICONICO 2. P.T.G
3. ハートのきもち 4. トキメキばぶリー
5. champion 6. ゆきぐもにのって
7. 君へ
【DL CARD】
「NICONICO」MV+SPECIAL MOVIE
(Inteview and Situatio and more)
【初回封入特典】
スパべビカード1枚(ランダム封入)

 

【Type-B】通常盤

ジャケ写

CD / AMPL-1015 / 2,500円(税込)
【CD】
1. NICONICO 2. P.T.G
3. ハートのきもち 4. トキメキばぶリー
5. champion 6. ゆきぐもにのって
7. 君へ

▼スーパーベイビーズ
公式Twitter:https://twitter.com/sb___official
公式Lit.Link:https://lit.link/superbabys
公式サイト:https://superbabys.tokyo/

   

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