FEATURE
「脳内占拠中!」「超瞬間的 fall in love」なシングル『君が好きです!』をリリース!!「青春爽やか元気ロック」ユニットRe:INCARNATION インタビュー
Re:INCARNATIONが、待望のシングル『君が好きです!』をドロップ。現在、リリースイベントを開催中だ。収録した『君が好きです!』『Knock on!』『Mighty Super Girls』は、ライブでじっくりと育てあげた曲たち。6人が、現体制最後となるこの作品にどんな想いを詰め込んだのかじっくり話を伺った。
Re:INCARNATIONは、10月1日より、18歳の新メンバー朝日菜かずはを迎え、完全体制になる。新体制についての魅力も、近いうちにお届けしたいので楽しみにしていてもらいたい。
憂衣ちゃんにプールに突き落とされました(笑)。
──最新シングル『君が好きです!』が発売になりました。収録した『君が好きです!』『Knock on!』『Mighty Super Girls』は、すべてライブで歌い続けてきた曲たちですよね。
こんぽん夏穂 そうです。昨年12月、今年の3月と4月にライブで初披露して以降、ずっとライブで歌い続ければ、どの曲も練り込んだうえでレコーディングをしています。
――今回は、収録した楽曲それぞれの魅力を語っていただこうと思います。まずは、憂衣さんが作詞を担当した『君が好きです!』の魅力から聞かせてください。
立花憂衣 作曲を手がけたOKBプロデューサーから作詞の依頼を受けて、わたしが『君が好きです!』の作詞を手がけています。最初にOKBプロデューサーから依頼を受けたテーマが、「海」「夏の恋」「タオル曲として似合う爽やかな歌詞」でした。その言葉を受け止め、わたしは「学生の恋」を物語の題材に設定。そのうえで、「海の側の学校を舞台に、放課後に浜辺で、しかも近い距離で過ごす"君"とわたし"の物語」として書きました。
――『君が好きです!』のMVも、海辺の、プールのある素敵な場所で撮影をしていましたよね。
立花憂衣 千葉県は房総半島のほうまで出向き、日帰りで撮影をしてきました。
犬山緋菜 片道の移動だけで、都内から4-5時間はかかったからね。
――MVと言えば、こんぽんさん、憂衣さんにプールに突き落とされていましたよね。
こんぽん夏穂 はい、憂衣ちゃんにプールに突き落とされました(笑)。
立花憂衣 本当は、そこへ至るまでの流れがあって、最後にプールへ落ちることになっていたんですけど…。
こんぽん夏穂 そこへ至るまでの過程を撮った映像が全部カットされていて、いきなり突き落とすシーンになっているからね(笑)。『君が好きです!』は恋愛系の歌詞ということで、わたしが、恋をしている憂衣ちゃんをプールサイドでからかっていたら、憂衣ちゃんが「ちょっとー」と照れるあまりにわたしを押してしまい、その拍子でわたしがプールに落っこちた…という設定だったんですけど。完成した映像を見たら、わたしがプールに落とされてる映像になっていたよね(笑)。
立花憂衣 そこへ到るまでの大事な過程の部分がカットされて、プールに落ちるところだけを映していたから、わたしが突き落としたみたいに見えますよね。
こんぽん夏穂 これは裏話になるんですけど。わたしがプールに落とされるシーンは、ずぶ濡れになることからすべての撮影を終えた、最後のシーンとして撮っています。ただ、この日は、撮影終了の時間が決まっていたから、「このまま撮影が押したら、最後のプールのシーンはカットするから」と監督さんに言われていました。でもわたし、プールに落ちるため、わざわざ水着を着て撮影に備えていたんですね。だから監督さんに「わたし、プールに落ちたいです」「ぜひプールに落としてください」とお願いをし、撮影終了ギリギリの時間で落ちるシーンを撮ることができました。
その変わり、すぐに撤収だったから、落ちたシーンを撮ったら、すぐに後片付けがスタート。わたしも急いで着替え、一応身体は拭いたとはいえ、髪の毛などびしょびしょの状態で帰路につきました。
「青春爽やか元気ロック」のコンセプトは、今のメンバーたちの色を姿にして打ち出しています。
――そんなエピソードもあったんですね。まみさん、『君が好きです!』の印象を聞かせてください。
小川まみ 『君が好きです!』は、サビでずっと「wow-wow-wow-」と歌っている、ライブで観てくださった人たちも、1回聴いたらすぐに覚えられる楽曲です。初見の人も輪の中へ参加して歌ってくれるように、みんなで一緒に楽しめる歌なのがこの曲の魅力です。
――そこは、狙って書いたんだ。
立花憂衣 そこだけは、OKBプロデューサーが「ここは、wow-wow-wow-でいきたい」と最初から指定していました。なので、わたしは「wow-wow-wow-」以外の部分を書いています。4行あるうちのサビの2行は「wow-wow-wow-」だから、わたし、サビは2行しか書いてないです(笑)。
小川まみ ライブ中「wow-wow-wow-」と歌うサビの部分では、メンバーも,、お客さんたちも一緒になってタオルを回し続けているように、ライブでもいいノリを作っています。
こんぽん夏穂 『君が好きです!』は、ライブでめちゃめちゃ楽しくなれる、ライブで盛り上がりを作り出す楽曲だからね。憂衣ちゃんの書いた歌詞って、めちゃくちゃキャッチーでギャルしてるよね。
立花憂衣 えっ,ギャル??
こんぽん夏穂 憂衣ちゃんはグループの中でも最年少で、すごく若いんですよ。歌詞の中にも、他のメンバーだったら絶対に出てこない「脳内占拠中!」「超瞬間的 fall in love」という表現を散りばめています。そこへ憂衣ちゃんのイズムを感じるから、わたしはそういう表現をとくに気に入ってます。
歌詞を書いてるときも、憂衣ちゃんが「この表現どう思います?」と、ちょくちょく相談をしてくれていたんですけど。書いてる表現を読むたびに、「このワードセンス、めっちゃいい!!」とわたしはなっていました。とくに「超瞬間的 fall in love」は、超お気に入りです。
――緋菜さんは、『君が好きです!』をどのように受け止めています?
犬山緋菜 ライブで歌いながら感じている魅力になりますけど。サビでタオルを振り回すなど覚えやすい振りも多く、一緒に歌ったり踊ったりと、初見の方でもRe:INCARNATIONのライブに参加しやすい楽曲なのが魅力だとわたしは感じました。
フロアを見ていて嬉しいのが、私たちの歌に合わせて誰かが歌いだせば、そこへ一緒に参加しだす人たちか増えるなど、歌声がどんどん増していく光景。みんながタオルや拳を振り回して一つになっていく様も、見ていて本当に気持ちが高ぶります。
――あやさんの楽曲の印象も聞かせてください。
藤咲あや 『君が好きです!』の間奏ってけっこう長めなんですね。そこはダンスパートにもなっていて、メンバーがダンスを披露すれば、そのあとにメンバーの自己紹介も行うんですけど。そのときに、毎回自由におしゃべりをしています。そこはみんなアドリブでしゃべっているから、ライブごとに、メンバーの異なるおしゃべりを聞けるのも、ライブの中での『君が好きです!』の魅力だとわたしは感じています。『君が好きです!』はこれまでのRe:INCARNATIONっぽくないというか、また新しいところを攻めてきたなと思いましたし、よりポップになった感じもしています。
――今のRe:INCARNATIONって、どんどんポップさを増していません?
こんぽん夏穂 それは、コンセプトが変わったのも要因だと思います。もともとは「生まれ変わりたくなるくらいのロックアイドル」をコンセプトに活動をし続けてきましたけど。今年2月のとあるライブの日、突然、OKBプロデューサーに、「あっ、そういえばRe:INCARNATIONのコンセプト、これからこう変わるから」と言われました。それが「青春爽やか元気ロック」。そのコンセプトは、今のメンバーたちの色を見て打ち出しています。そこへ到るまでの音楽性の変化も感じていたせいか、それを聴いて、私たちも「あっ、そうなんだ」と受け止めていましたけど。これに関しては大々的に打ち出しているわけじゃないから、もしかしたら今回、初めて知った方もいるかも知れません。
藤咲あや わたし、『君が好きです!』には「青春爽やか元気ロック」に寄り添った印象を覚えています。
――乃々香さんの、『君が好きです!』についての印象も聞かせてください。
百田乃々香 憂衣ちゃんが歌詞を書いた『君が好きです!』には、ストレートな恋心が書いてあるなという印象です。わたしが恋愛の歌を書くとしたら、わたし自身の性格が出るからか、思いをはっきり伝えられずにもどかしさを覚える内容になりがちですけど。憂衣ちゃんは何事に対しても正直に真っ直ぐな性格らしく、恋愛の歌でも、歌詞を通して感情をストレートに、自分の気持ちをはっきりと伝えていくんですね。だからこそ、お客さんたちに気持ちが伝わりやすいんだと思います。それに、かわいい歌詞ですからね。
――本人も、そこを自覚して書いている形だ。
立花憂衣 いえ、自分ではストレートだとは思っていなかったです。
こんぽん夏穂 めちゃめちゃ(感情が)ストレートだよ。
立花憂衣 まじっ?!
こんぽん夏穂 めっちゃ「好き」な気持ちが出てるじゃん。
小川まみ だって「fall in love」だよ。
立花憂衣 言われて今、気づきました(笑)。タイトルもド直球でした(笑)。
百田乃々香 『君が好きです!』は、これからのRe:INCARNATIONの姿を映し出した楽曲になったなと思います。
『Knock on!』はRe:INCARNATIONの中のエクササイズ曲。
――『Knock on!』は、こんぽんさんが作詞を担当しています。
こんぽん夏穂 楽曲を作ったOKBプロデューサーから、「この曲のタイトルは、『Knock on!』。それをテーマに書いてほしい」と言われました。Knock onって「叩く」という意味じゃないですか。楽曲を聴いたときに浮かんだのが「炎」のイメージ。「"炎"と"叩く"をどう掛け合わせようか」というところから、歌詞の制作はスタートしています。そこでわたしがイメージしたのが、「化学反応」。
ガーンと叩いたときに何かが飛び散り、それが炎へと繋がっていく。ガーンと叩く対象は何がいいか。それを考えたときに出てきたのが、ロック=魂だから「魂でしょ」ということ。そこから、魂をバーンと叩いたとき、魂と一緒に火の粉がバーンと飛び散って、それが地球にぶわっと降りかる。火の粉は熱いから、降りかかった土壌は全部どろどろに溶けて、混じりあって、それがバーンと弾けたら素敵だな。誰かの魂をバーンと叩いたときに、その現象が起きて、一つになって、めちゃめちゃ高温の世界になったらめちゃめちゃワクワクするし、そういう状態がフロアに広がったらなと思って書きました。プラスして、OKBプロデューサーから「この曲は宗教なんですよ」とも言われました。そこから、宗教観を持った、崇める感じのダンスにもしています。
――とてもスケール大きな話ですけど…。なかなか理解が…。『Knock on!』は、ライブでのノリを作りやすい楽曲ですよね。
こんぽん夏穂 そうですね。みんなもライブで踊ってくれています。ただし、筋肉痛になるくらいのダンスだから、みんなヒーヒー言いながら。それでもみんな一緒にダンスを踊ってくれるから、ライブで歌っていてすごくワクワクします。
――まみさんは、『Knock on!』を聴いたとき、どんな印象を覚えました?
小川まみ 『Knock on!』を初めて聴いたとき、「これは、一体何なんだ」と思いました。その後、こんぽんから歌詞と歌詞割を送られてきたとき、わたしはまったくライブをやっている姿を想像できなくて、「これは、どうやってパフォーマンスをすればいいんだろう」となりました。
歌詞も理解するのが難しいし、歌うのも難しい、踊りも本当に体力を使うんですよ。Re:INCARNATIONの歴代曲の中でも、一番体力を使う曲です。ファンの人たちも、「『Knock on!』はRe:INCARNATIONの中のエクササイズ曲」だと言ってるくらい、本当に体力勝負の曲になりました。それでも、フロアのみんなが一緒に踊ってくれたときの一体感が凄ければ、みんなで楽しめる楽曲になったなとも思っています。
――憂衣さんは、どんな印象でした?
立花憂衣 2番の頭の歌詞でわたしが教祖になり、「閉じた世界なんて真っ暗なだけよ あなたの瞳の方向決めてあげる」と歌うんですけど。そこの歌詞を、こんぽんさんがわたしが歌うことを前提に書いてくださいました。歌っていても、なんとなくわたしの性格に合っているのかなと思っています。
でも、こんぽんさん自身が教祖的な方じゃないですか。人を虜にするじゃないけど、自分の魅力を人に伝えるのが上手な方。『Knock on!』自体が、こんぽんさんの魅力を語っているから、すごくいいなとわたしは思います。
――緋菜さんの印象も聞かせてください。
犬山緋菜 わたしは格好いい系の楽曲が好きだから、『Knock on!』が届いたときは嬉しかったです。テンポの速い曲調だから、焦らないようにと最初は落ち着いて歌いだすんですけど。だんだん感情のボルテージが上がっていき、次第に歌い方が変わっていきます。そのときの感情の上がり方次第で歌い方が変わっていくところも、この曲の魅力です。
藤咲あや わたしも、この曲を聴いたときに「すごくテンポの速い曲だな」と思った。ただ、こんぽんさんの書いた歌詞を読んだとき、わたし、意味がまったくわかりませんでした(笑)。だって「握って錆び付いた拳を持ち上げ」って歌っているけど、拳を握っても錆びないし。「私のまんなかに照準定めて」とか、その発想がすごいじゃないですか。一体、何がどうなってこの歌詞が出てきたんだろうと思ったし、最初は自分なりにいろいろ解釈を試みたんですけど。マジに、その意味を理解できなかったんですね。なんとなく理解できたのが、「弾けて、混ざり合って、ドーン」という感じ。そういう感情をわたしたちはライブで.表現すればいいんだと思って、ライブでは全力で「弾けて、混ざり合って、ドーン」となるパフォーマンスをしています。魂を全部ぶつけているところが、すごくいいですよね。
『Knock on!』は、崇めるような踊りも魅力ですけど。曲の間奏で、こんぽんさんがメンバーを殴る(振りをする)んですね。殴られた私たちは、ボーンと後ろに吹っ飛びます。その吹っ飛び方も、その会場の大きさや、ファンの人たちのそのときの熱量によっていろいろと変えているから、毎回のライブで、どんな風にメンバーが吹っ飛ぶのか、その遊び心も楽しんでください。
――最後は、乃々香さんですね。
百田乃々香 最初にプロデューサーから楽曲をいただいたときに、振り付けも入った動画が送られてきたんですね。その振りが、まるで厨二病のようなダサい振りでした(笑)。『Knock on!』の振り付けをナンシー先生にお願いをするときに、「この振りもプロデューサーが取り入れてほしいとのことでした」と動画をお渡ししました。結果、ナンシー先生がダサい振りも加えたうえで仕上げてくだされば、こんぽんちゃんの歌詞も厨二病的でしょ。しかも、テンポの速い楽曲で、歌い踊るのがとても難しい。だから初披露するまで、ファンの方々がどういう反応を示してくれるのか。あまり反応がよくないんじゃないか??と心配もしていました。
だけどライブでお披露目をしたら、みんな「すごく良かった」と言って、ライブで楽しんでくださいました。考えてみれば、ダサい振り付けって、イコール、誰もが簡単に覚えやすい振りってことなんですよね。プロデューサーはそこまで計算してあのダサい振りをつけていたんだとわかり、改めて「すごい」と思いました。
こんぽん夏穂 Re:INCARNATIONファンの間でも、『Knock on!』好きな方が多いです。
百田乃々香 確かに、ライブでやるほど好きになっていく楽曲だからね。『Knock on!』は、とにかく動きが面白い楽曲です。
『Mighty Super Girls』を歌うときは、いつも自分に「限界を超えよう」と言い聞かせながら、ぶっ倒れそうなところを必死に乗り越えています。
――そしてもう1曲が、『Mighty Super Girls』になります。
百田乃々香 『Mighty Super Girls』の歌詞には、とても強い女の子が出てきます。疾走感のある曲調で、曲自体も短いから、「強い女の子が駆けつけ、格好よく去っていく」みたいなイメージなんですね。まさに、「元気・格好いい・強い」を見せつけてゆく楽しい楽曲です。『Knock on!』もライブで体力を使う楽曲ですけど、『Mighty Super Girls』もかなり体力を使うように、これもRe:INCARNATION流のエクササイズ曲です。
――続いては、あやさんかな。
藤咲あや 『Mighty Super Girls』は、ライブの最後に歌うことも多いんですけど。『Knock on!』『Mighty Super Girls』と続くときは、『Knock on!』でハーハーゼーゼーになりながら、さらに『Mighty Super Girls』でハーハーゼーゼーが増していきます。歌詞に「君も限界を超えて」を書いてあるように、この曲を歌うときは、いつも自分に「限界を超えよう」と言い聞かせながら、ぶっ倒れそうなところを必死に乗り越えています。楽しいし、さっと終わる楽曲ですけど。同時に、自分との戦いの曲でもあります。
――緋菜さんは、『Mighty Super Girls』をどんな風に捉えています?
犬山緋菜 Re:INCARNATIONはコロナ禍で始まったグループだから、最初の頃は、魅せる曲や聴かせる曲も多かった印象がありますけど。最近は、ライブで声出しや移動も可能になったから、『Knock on!』や『Mighty Super Girls』のようにフロアを巻き込む曲が多くなってきたなという印象です。『Mighty Super Girls』もシンプルな振りが多いから、みんなで一緒に踊れるなど、フロアを巻き込んでゆく楽曲です。
――次は、憂衣さんお願いします。
立花憂衣 『Mighty Super Girls』って、待望の"のの(百田乃々香)まみ(小川まみ)曲"なんですよ。2人が一緒にリードを取る曲ってこれまでなかったし、個人的に"ののまみ"の組み合わせが好きだから、この曲が生まれたのはすごく嬉しかったです。『Mighty Super Girls』を歌っているときの2人は、強そうで格好いいです。
歌詞も、落ち込んでいるときや自信を喪失しているときに聴いたら、自信を与えてくれる内容です。中でも、「You’ve got to power now 何でも出来る You can do it now 不可能はない 響け広くどこまでも行け ここに限界はないさ」の歌詞がとくに好きで、わたし自身が、この曲から元気や勇気をもらっています。
――続いて、こんぽんさんかな。
こんぽん夏穂 『Mighty Super Girls』は、ライブでマジに疲れる曲。プロデューサーからずーっと言われているのが、「もっと振りを力強く」の言葉。中に、指さしや、腕を軍隊っぽく振り上げる振りが出てくるんですけど。とくにこの部分は、力強くやっているつもりでも、プロデューサーに「もっと強く、もっといけるだろう」と言われます。その言葉を聞いてると、だんだん腹が立ってくるんですけど(笑)。限界を超えていかないと、この曲の持つ本当の良さが出ないし、実際に限界を超える勢いで振りをしていると、お客さんたちも一緒に限界を超える勢いで振りや踊りを真似てくれるから、わたしはそこへ魅力も感じています。ライブって、テンション感が大事だし、パワフルにやってこそテンション感が生きてくるのが『Mighty Super Girls』なんだともわたしは思っています。
――最後は、まみさんですね。
小川まみ 最初、プロデューサーに「新曲は、"ののまみ"がリードを取ります」と言われたから、ののちゃんと「どんな曲がくるのかな?」と話をしていたところ、次に言われたのが、「英詞が多めです」の言葉。わたし、英詞を覚えるのが苦手だから不安だったところ、けっして難しい英詞ではないけど、やっぱし覚えるのに苦労しました(笑)。わたしにとっては高めのキーだったところも、歌うのに苦労した部分でしたけど。でも一番は、短い曲だけど、めちゃめちゃ体力を使う曲ということ。今年の夏は、野外でのライブもいろいろ経験してきました。炎天下の中、倒れそうになりながらも全力で歌い踊り、なんとか毎回乗り越え続けてきたのも、いい想い出です。
この3曲を家で聴きながらライブを再現するだけで、きっとダイエットできます。
――完成した最新シングルの『君が好きです!』は、今後のRe:INCARNATIONに繋がる嬉しい作品になったんじゃない?
こんぽん夏穂 「青春爽やか元気ロック」と言っても、そこにも振り幅があれば、どの曲もRe:INCARNATIONらしいパワー感を持った楽曲になっています。だから、「今のRe:INCARNATIONは、これだよ」というのを見せつけることのできた1枚になったなとわたしは感じています。
小川まみ 3曲ともニュアンスが違えば、聴いてて楽しくなる曲ばかりだからね。しかも、家で聴きながら振りを真似ていると、それだけでエクササイズできるので、ぜひみなさんやってください。
こんぽん夏穂 ただ、張りきりすぎて家具とか壊さないように。
小川まみ わたし、この曲をお披露目した日は、ライブ前にも身体へ振りを覚えこませるためにずっと踊っていたし、ライブで全力投球をしていたからか、その日だけで体重が2kg落ちました。しかも、収録した3曲ともライブでノレる曲だし、『君が好きです!』はタオル曲だから二の腕も鍛えられるしと、この3曲を家で聴きながらライブを再現するだけで、きっとダイエットできます。
こんぽん夏穂 まさに、ダイエットシングルだね。
小川まみ そう、しかも、これまでのRe:INCARNATIONらしさと、新しいRe:INCARNATIONの色も出ている作品なのもいいなと思ってる。
――『君が好きです!』のワードも、かなり強烈ですよね。
立花憂衣 もともとは、「あなたが好きです」と書いていたんですけど、メロディーとのハマりやゴロがよくなかったので、「君」に変えたところ、すごくストレートに思いを伝えられて良かったなと思っています。
――乃々香さんの、最新作についての手応えも聞かせてください。
百田乃々香 たとえライブでの振りを知らない人が聴いても、全曲明るめのロックナンバーだし、速い曲も多いから、聴いているだけで元気になれると思います。このシングル盤を聴いたら、暗い気持ちも明るくなって、元気になってもらえるはずだし、もっと元気がほしい方はぜひライブに来てください。私たちが、たくさんの人たちに元気を与えます。
――次は、あやさんですね。
藤咲あや このCDって、新規の人にこそ聴いてもらいたいんです。『君が好きです!』だったら、「えっ、この長い間奏は何で??」となれば、『Knock on!』を聴いて、ライブで観たいと思ってくれるだろうし、『Mighty Super Girls』では限界を超える熱さを感じてもらえると想像します。何より、「ライブに言ってみたい」と思える曲たちばかりが並べば、実際にライブでも異なる印象を与えていけるところも魅力です。ぜひこの作品を聴いて、新規さん増えてください!!
――最後に、緋菜さんもひと言お願いします。
犬山緋菜 なんか、自分が生きてくうえでのビタミンというか、日々の生活の中で+αになる作品だとわたしは感じています。好きな人ができた方には、『君が好きです!』で背中を押してあげたいし、ちょっと元気がないというときは、『Knock on!』と『Mighty Super Girls』を通してパワーを与えられたらなとも思っています。それでもパワーの足りない方はライブに来てください。私たちが全力でパワーを与えますので。
10月1日のライブから、新メンバーとして朝日菜かずはちゃんが加わり、Re:INCARNATIONが7人体制に戻ります。
――今後のRe:INCARNATIONですが、10月1日より新メンバーが加わります。
こんぽん夏穂 10月1日のライブから新メンバーとして朝日菜かずはちゃんが加わり、Re:INCARNATIONが7人体制に戻ります。彼女は、ピッチピチでフレッシュな18歳の女の子。大阪から上京したばかりで、まだ東京在住歴が1か月くらい。とにかくダンスが上手いし、覚えるのも早い、とても優秀な子です。
立花憂衣 わたし、これまでグループ活動をしてきた中、いつも最年少でした。いわゆる、後輩の子が入ってくる経験はあっても、年下の子が加入する経験はまったくなかったから、初めて年上になります。見ててかわいいし、なにより18歳と多感な年頃だから、ついママのような気持ちでいろいろと面倒を見ています。
こんぽん夏穂 本当に、めちゃめちゃいい子。素直だし、優秀だし。Re:INCARNATION自体、今年の5月まで7人編成で活動をしながら、それ以降は6人でやってきましたけど。ようやくプロデューサーが求める7人編成のRe:INCARNATIONに戻れるので、ふたたび完全体のRe:INCARNATIONとして、ここから未来へ向けて走り続けます。10月1日のライブでは、みなさんが驚く重大発表もあるから、ぜひライブにも足を運んでください。お待ちしています!!!!!!!
TEXT:長澤智典
Re:INCARNATION
New Single CD「君が好きです!」
M1. 君が好きです!
M2. Knock on!
M3. Mighty Super Girls
価格:税込1000円
発売日:2023年9月27日リリース
発売元:VORTex RECORDS
販売元:エイベックス・エンタテインメント
品番:XNOK-00019
*MV「君が好きです!」
https://www.youtube.com/watch?v=bQI08Dsh58g
★TVタイアップ
・TBS テレビ『開運音楽堂』内「角かおるの開運音楽占い」9月コーナーテーマ
・日本海テレビ「オンガクお嬢Remix」9月エンディングテーマ
<「君が好きです!」インストア>
9月28日(木)19:00~HMV & BOOKS SHIBUYA店
9月30日(土)19:00~エンタバアキバ店
10月1日(日)14:00~タワーレコード横浜ビブレ店
【超重大発表アリ!!】
<朝日菜かずは ステージデビュー>
「X-DAY~Re:INCARNATION主催vol.9」
10月1日(日)
会場:TwinBoX GARAGE
17:30/18:00
・当日3000円 D別 (前売予約満枠にて〆切)
■Re:INCARNATION 公式サイト https://re-incarnation.com/
■公式X(旧Twitter) @ReINCAR77012646
https://twitter.com/ReINCAR77012646