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Jams Collectionとして今年立てた目標が、「みんなのヒーローになるということ。今は、その目標に相応しいヒーローになれたらなという気持ちです。 Jams Collection インタビュー
Jams Collection。2月22日には、最新シングル『誰かのヒーローになれたなら』を発売する。10月22日には、幕張メッセ 国際展示場ホールでのワンマン公演も決定中。新作シングルの魅力を、神楽胡音・一宮彩夏・保科凜が語ってくれた。
グループ自体のパワーも、2人が入ったことで5人体制のときのよりも着実にアップしました。
──2023年1月15日にTOKYO DOME CITY HALLで行ったワンマン公演より、Jams Collectionは2人のメンバー(水瀬さらら・村望しおん)を迎え、7人体制で新たなスタートを切りました。みなさんからの反響は、どうですか。
一宮彩夏 ファンのみなさん、「いいね!!」と言ってくださいます。
保科凜 グループ自体のパワーも、2人が入ったことで5人体制のときのよりも着実にアップしました。加入からお披露目まで、2人は、本当に短い中でのステージデヒューまでの日々でした。その環境の中での2人の頑張りがあっての今のJams Collectionなので、すごく感謝しています。同時に、1月15日のワンマン公演でのデビューへぶじに無事に間に合ってホッとしています。2人は、短期間でいきなり17曲も覚えなきゃいけなかったからね。
一宮彩夏 2人の頑張りが前提にあってのお話にはなりますけど。私たちも、1月9日まで5人体制で全国ワンマンツアーをしていましたからね。
神楽胡音 しかもその後、1月12日に行われたイベント公演にも5人体制で出演。それが5人のJams Collectionとしては最後になりましたけど。その3日後には、7人編成でのデビューだったから、私たちも、だいぶバタバタやアタフタしてました(笑)。
保科凜 5人と7人ではフォーメーションも変わるから、その違いを身体に覚えさせるのが大変だったんですけど。9人体制でのライブ活動も長かったせいか、レッスン中、無意識で9人時代のフォーメーションをしそうにもなっていたから、私たちも「7人体制でのパフォーマンスをしっかりやりきれるのか」という不安は、直前まで正直ありました。
この間も、成人式の話をしたりなど、同世代だからこその話が出来るのは嬉しいし、楽しいです。
――新メンバーの水瀬さらら・村望しおん、両名の魅力も教えてください。
一宮彩夏 2人ともすごい努力家です。さららですが、彼女は自分で「ダンスの覚えが苦手」と言ってるけど、その言葉を払拭するくらい日々練習を重ねているように、すごい努力家です。ただ、しゃべっていると天然というか、不思議なオーラのある子。見た目はお人形さんみたいに可愛いのに、中身はちょっと変わっている面白さがある。そこは、私たちもまだまだ開拓しているところだから、これから、その辺での面白さがより見えてくるんじゃないかと期待しています。
しおんは、一番年下で、胡音とは同い年の子。すごく妹感があるから、めちゃめちゃ甘やかしたくなる可愛い子です。彼女はダンス経験者だから、ダンスの覚えがとにかく早い。ライブ中も笑顔かすごく魅力的だから、今後、Jams Collectionを引っ張ってゆく存在になりそうな感じがしています。
――胡音さん、同い年のメンバーがいって、どんな気分?
神楽胡音 この間も、成人式の話をしたりなど、同世代だからこその話が出来るのは嬉しいし、楽しいです。
自分の存在が、いろんな方々のモチベーションに繋がっているなと感じられたときには、「わたしもヒーローになれているのかな?!」とは想います。
――『誰かのヒーローになれたなら』の歌詞の中、「誰かのヒーローになりたくて (僕らは)」と歌っています。ファンにとってみれば、みなさんがヒーロー。みなさんの中にも、「自分がみんなにとってのヒーローなんだ」という気持ちはありますか?
保科凜 わたし、歌やダンスが好きで、しかも表現することも好きで、そういう環境へ進みたいと小さい頃からずっと思っていました。それがJams Collectionという形に繋がったわけですけど。自分の存在が、いろんな方々のモチベーシンョンに繋がっているなと感じられたときには、「わたしもヒーローになれているのかな?!」とは想います。
一宮彩夏 Jams Collectionとして今年立てた目標が、「みんなのヒーローになるということ。今のわたしは、その目標に相応しいヒーローになれたらなという気持ちです。
神楽胡音 今は、私たちが…という以上に、まわりの方々の力や支持があって、今の勢いのあるJams Collectionになれています。だからこそ私たち自身も、その時々のJams Collectionに相応しい自分たちになっていなきゃいけないし、そうでないと輝けないとも思っています。わたし自身も、もっともっと強くならなきゃいけないなと思っています。
――そうは言いながらも、だいぶ気持ちは強くなったんじゃない?
神楽胡音 自分たちでは、なかなか実感が持てないのも現状です。デビュー以来そうですけど、Jams Collectionとしての成長のスピード感がすごいから、いつも、そこへついていくので必死な自分がいます。だから、自分を客観的に見るのってなかなか難しいこと。今もまだ必死に必死にという日々を繰り返しているから、いつかは自分を客観視できるようになれたらいいですよね。
一宮彩夏 ありがたいことに、Jams Collectionは、進んでゆくスピード感もそうですけど。ワンマン公演を行うたびに、次はもっと大きな会場をと、まわりの方々が期待も持って用意してくださいます。さっき胡音も言ってたけど、その規模に相応しい自分たちでいれているのか…。正直、その規模に見合わない自分たちだったことで悔しさを覚えたことだってあります。たとえ形的には成功だとしても、自分たちの中では「まだまだ駄目だな」と反省や課題は毎回生まれます。そのたびに、「どうしたらいいんだろう」と悩むことも多いです。だから、早く自信を持った自分を見つけ出せたらなという気持ちもわたしはあります。
保科凜 自分が課題や目標にしていることへ足りなさを覚えるからこそ、「もっとこうしたい」という理想が生まれます。そこに追い付けたら、それは自信になりますけど。追い付けなかったり出来ないときには、すごく葛藤も覚えます。確かに、そうやって成長もしてきましたけど。求めるものはもっと高いところにあるからこそ、そこへ向かって毎回頑張ってもいます。ただし、そういう高い挑戦をいただける環境にいれることは本当にありがたいなと思っています。
収録曲たちの魅力を語る。
――最新シングル『誰かのヒーローになれたなら』に収録した曲たちの魅力も教えてください。
保科凜 わたし、『誰かのヒーローになれたなら』の歌詞に出てくる「僕らがいるこの世界を守りたい」の一節が本当に好きなんですね。わたしが今、生きている世界は、まさにJams Collectionという世界。一時期、この世界が存続できるのか?という状態にも陥りました。だけど「僕らがいるこの世界を守りたい」の歌詞と同じように、私たちもJams Collectionを守りたい一心で頑張ってきました。だからこそ、より一層この歌詞が好きなんだと思います。
神楽胡音 『誰かのヒーローになれたなら』の歌詞は、私たちの気持ちにも強く重なるから、歌詞は本当に心に刺さりますし、毎回ライゲライブで歌うたびに気持ちがグッと高まります。わたし、「もう一歩先まで 「行けたらね」って僕たちは ありもしない 未来を見てた」の歌詞が好きなんですね。ライブ中にこの歌詞を耳にするたび、「もうちょっと前へ進もう」「もうちょっと頑張ろう」という気持ちにさせてくれます。
一宮彩夏 Jams Collectionの中に、いろんな可愛い曲はあるけど。どれともかぶらない、ブリブリな可愛い曲だとわたしは『スキスキリフレイン』を受け止めています。とくに印象深いのが、冒頭で「スキスキスキスキ 君に夢中」と連呼してゆくところ。あそこは、聴いた瞬間に頭に残るくらいに中毒性が高く、インパクトのあるブロック。歌詞も、キュンとした女の子の恋心が記されていれば、メンバーが語るセリフは、聴いたみんな「ズキューン!」となるはずです。ライブで『スキスキリフレイン』を歌ったときは,みんな「ズキューン!」とハートを撃たれてください。
保科凜 『Ready→NOW!』は、歌詞も曲調も明るく前向きな、ライブで触れているととてもハッピーになれる歌だし、みんなで盛り上がっていける曲です。歌詞もすごく良くて、気持ちがノッていくからか、ライブ中にメンバーもファンの人たちも笑顔になれば、もう楽しすぎるから、歌い踊り過ぎて最後にはお互いヘトヘトになってしまう。それくらい良い曲で、一緒に盛り上がって踊れる楽曲です。
一宮彩夏 『Let me down』を初めて披露したのが、5人体制になってから。「夢の途中で離れ離れになったからって 終わりじゃなくて」や「辿り着くその時に 一人だと意味が無いから 伸ばしたこの手を離さないでね」など、この曲を歌うたびに前を向いて頑張ろうという気持ちになれば、『Let me down』の歌詞に書かれた思いをいろいろ自分たちに置き換えるたびに、気持ちが励まされてきました。それくらい、自分たちにとっても大切な楽曲です。ダンスもすごく激しくて、ライブで『Let me down』をパフォーマンスし終えると息切れするくらい激しい楽曲でもあります。
神楽胡音 『あらしの夜に』は、ワンマン公演など、Jams Collectionにとって大切な節目のライブのときに、しかも最後に歌うことが多い楽曲です。『あらしの夜に』は、5人体制で行ったツアーのファイナル公演のときにも最後に歌ったんですけど。あのときは、私たち自身も、心に込み上げるものがありました。歌詞に「さあ行こう もう1人じゃないからね」「ずっと手を繋いで はぐれたりしないように」と書いてあるように、歌うたびにこの気持ちを噛みしめれば、5人体制最後のワンマン公演で歌ったときも、5人でこの気持ちを感じあっていました。
応援してくださっている方は、私たちにとって本当に大切な仲間。ぜひ一丸となって、これからも頑張っていきょしょう。
――最後に、10月22日に幕張メッセ 国際展示場ホールで行うワンマン公演へ向けての思いを聞かせてください。
神楽胡音 9人体制で始まったJams Collectionでしたが、5人体制になり、今は7人体制に変われば、3月には坂東遥の卒業もあって、そこからは6人体制のJams Collectionになります。短期間で体制にいろんな変化があるから、ファンの方々も戸惑う面があるかも知れません。そんな変化をし続ける中でも、ずっと一緒に居続けてくれるファンの人たちには感謝を覚えているし、これからも一緒に突き進んでいきたいです。10月には幕張メッセでの単独公演が控えています。きっと、あっと言う間に当日を迎えそうだけど。まずは、今出来ることを一つ一つしっかりと向き合いながら、もっともっと強いJams Collectionになっていけたらなと思っています。
保科凜 7人新体制になったばかりですけど、3月に遥が卒業したら6人のJams Collectionになります。短期間で変化していくJams Collectionを、それでも変わらずにずっと応援してくださるファンの方々には本当に感謝の気持ちしかないし、その気持ちを伝えたいです。胡音も言ってたように、きっと10月の幕張メッセ公演まであっと言う間だと思います。だけど、乗り越えなきゃいけない課題もいろいろあるからこそ、それらを本番当日を迎えるまでに乗り越えていかなきゃと思っているし、その経験を糧に、さらに大きく芽吹く未来へと繋いでいける、そんな種を蒔く年にもしていきたいです。
一宮彩夏 わたし、1月15日にTOKYO DOME CITY HALLで行ったワンマン公演のときもすっごく大きな会場として受け止めていたのに、次は、途轍もなく大きな幕張メッセという会場でワンマン公演をさせていただくので、今もまだ戸惑いはあります。でも、その日の公演も絶対に成功させたい。そのためにはもっともっとJams Collectionのことを知っていただく機会が必要だと思っています。普段の1本1本のライブもそうだし、たくさんの方々に知っていただける機会にもなる夏フェスなど、いろんな場面で爪痕を残せるようにしっかりと向き合っていきたいです。もちろん、新しくJams Collectionを応援してくださるファンも増やしていきたいけど。今、応援してくださっている方は、私たちにとって本当に大切な仲間。ぜひ一丸となって、これからも頑張っていきましょう。
TEXT:長澤智典
<インフォメーション>
※Jams Collection Official HP:http://jamscollection.updance-ent.com/
※公式Twitter @JamsCollection:https://twitter.com/JamsCollection
※徳間ジャパン Jams Collection Information:https://www.tkma.co.jp/jpop_top/Jams.html
【リリース情報】
New Single「誰かのヒーローになれたなら」
2023年2月22日(水)発売
<Type-A> TKCA-75081 価格¥1,200(税込)
01. 誰かのヒーローになれたなら02. スキスキリフレイン
03. Ready→NOW!
04. 誰かのヒーローになれたなら -Instrumental-
05. スキスキリフレイン -Instrumental-
06. Ready→NOW! -Instrumental-
<Type-B> TKCA-75082 価格¥1,200(税込)
01. 誰かのヒーローになれたなら02. スキスキリフレイン
03. Let me down
04. 誰かのヒーローになれたなら-Instrumental-
05. スキスキリフレイン -Instrumental-
06. Let me down -Instrumental-
<Type-C> TKCA-75083 価格¥1,200(税込)
01. 誰かのヒーローになれたなら02. スキスキリフレイン
03. あらしの夜に
04. 誰かのヒーローになれたなら-Instrumental-
05. スキスキリフレイン -Instrumental-
06. あらしの夜に -Instrumental-
【ライブ情報】
Jams Collection 6thワンマンLIVE
「Jams Evolution!!!!!!!!!〜幕張で“超”沸きまっせ〜」
日程:2023年10月22日(日)
場所:幕張メッセ 国際展示場ホール
問い合わせ:アップダンス・エンターテインメント(株)info@updance-ent.com
【リリースイベント情報】
●2/18(土) 1部13:00/2部16:00 (東京)タワーレコード新宿店9階 イベントスペース
●2/19(日) 東京都内or関東近郊(詳細後日発表)
●2/21(火) 19:00~ (東京)タワーレコード錦糸町パルコ店 店内イベントスペース
●2/22(水) 19:00~ (東京)HMV&BOOKS SHIBUYA 5F イベントスペース
●2/23(木・祝) 13:00~ (東京)タワーレコード 渋谷店 B1F CUTUP STUDIO
●2/24(金) インターネットサイン会
●2/26(日) 1部13:00/2部16:00 (東京)タワーレコード新宿店9階 イベントスペース
【その他】
坂東 遥ファースト写真集『タイトル未定(仮)』
撮影: 西條彰仁 ロケ地:沖縄
発売:ワニブックス 発売日:2023年4月17日
予価:3,300 円(税込) 体裁:A4 判並製 112P