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【May J. インタビュー】May J.は衝動買いする?いらなくなった物を断捨離できる?
7月にメジャーデビュー16周年を迎えたアーティスト、May J.が3年7ヶ月ぶり第6弾となるカバー企画アルバム『Bittersweet Song Covers』を11月9日にリリース!
今作では、昨年4月に開設した自身のYouTubeチャンネルで、スナックのママに扮してカラオケで披露した往年のヒット曲を中心に、タイトル通りビタースウィートな(=ほろ苦い)楽曲が12曲収録されている。
今回は10月20日に来阪していたMay J.に直撃インタビュー!彼女のプライベートライフに迫る「どっち派?」トークや、初主演を務めたミュージカルの振り返り、アルバム全曲紹介などでお楽しみ下さい。
●初主演ミュージカル『ボディガード』を振り返って…
――今年1月30日にミュージカル『ボディガード』の大阪公演(1月21日~31日・梅田芸術劇場)を観劇させていただきました。ミュージカル初主演、いかがでしたか?
May J.「楽しかったです!本当にご褒美のような時間でした。出来ればもっとやりたかったです。稽古期間も含めて3週間ぐらいずっと梅田にいたんですけど、コロナ禍で外出できなくて、ほとんどホテルの部屋にこもっていたので、もっと大阪を満喫したかったなという心残りはあります」
――そんな中でも、「これは美味しかった!」という大阪のグルメは?
May J.「本当にどこにも行けなくて、ほっかほっか亭のすき焼き弁当をよく食べていました(笑)。梅田芸術劇場の近くに有名な焼肉屋さんがあって、そのお店の“もつ焼肉カレー”がすごく美味しいんです!それを最後の日にテイクアウトして、帰りの新幹線で、一人で食べました(笑)」
――May J.さんはもともと映画『ボディガード』(1992年)のファンで、2019年に上演された来日キャスト版のミュージカルを御覧になって、「私も出たい!」と思っていたら、日本キャスト版のオーディションの話があり、主役を勝ち取ったということで、作品に対する思い入れが強かったと思います。
May J.「ずっとやりたいと思っていた作品なので、夢って叶うんだって思いました。子どもの頃からホイットニー・ヒューストンが大好きで、ずっと聴いていて、マネして歌っていたので、彼女が映画で演じていた役を演じさせていただけて、本当に光栄でした」
●二択の質問でMay J.さんの私生活に迫る!
――ボックスの中に「May J.さんはどっち派?」という内容の二択の質問が書かれた紙が入っていますので、1枚ずつ引いて、お答え下さい。
May J.「<衝動買いをする派?しない派?>。衝動買いはしないです。一度家に帰って、じっくり考えます。買っておけば良かった!とか、ちょっとでも欲しいなと気持ちが残っていたら、もう一度見に行きます。そこでまた悩んだら買わないです。どんなに安いものでも(笑)。でも例えば、旅先でここにはもう戻って来ないとか、ここでしか買えないとなったら悩みます。誰かに背中を押してもらわないと買えないです」
――衝動買いはせずに、吟味するタイプなんですね。次の質問は…
May J.「<旅行に行くなら海外派?国内派?>。お仕事で国内をまわることが多くて、47都道府県全部行ったことがありますし、コロナ禍で海外に全然行けていないので、海外に行きたいです!アメリカのロサンゼルスに行って、パワーチャージしたい!街を歩いて、音楽を聴いて、ショッピングして、新しい刺激をいっぱい受けたいです」
――ニューヨークではなく、ロサンゼルス?
May J.「ニューヨークも行きたいんですけど、ロサンゼルスの方が私には合っていると思うので」
――旅行に行くなら国内より海外がいいと。続いて…
May J.「<財布は長財布派?二つ折り派?>。二つ折りです。バッグが小さいので、財布も小さい方がいいです。現金派なので、ちゃんと小銭も入っています。(ドリンクなどの)自販機で使うので(笑)。切符も小銭で買います」
――今の財布を使い始めてどのくらいですか?
May J.「3年ぐらいは使っています。ボロボロになるまで使います」
――財布は二つ折りで、現金派ということもわかりました。続いて…
「<断捨離を出来る派?出来ない派?>。整理することが好きなので、断捨離は出来ます!いらない物の整理をすると頭の中も整理されてスッキリするから、1年に3~4回は部屋の掃除をします」
――例えば何を断捨離しますか?
May J.「洋服とか…書類とか(笑)。書いたものは溜まるから、写真を撮ってデータ化します」
――捨てたいけど、捨てられないものはありますか?
May J.「映画のチケットは捨てられないです。記念に取っておきたいです」
――断捨離は出来る派(特に書類)でした。続いて…
May J.「<朝食はパン派?ごはん派?>。パン派です。フランスパンを焼いて、クリームチーズとジャムも乗せます。ジャムはブルーベリーとか、りんごとか、マーマレードとか、その時の気分によって変えます」
――地方遠征などのホテルで朝食バイキングを食べる時もパンですか?
May J.「バイキングでもパンです。でも、ごはんも両方食べます」
――朝食はパン派でした。では、ラストの二択です。
May J.「<休日はインドア派?アウトドア派?>。基本的にはインドア派です。でも、いろいろケアしないといけないので、髪の毛とかネイルとかのメンテナンスに行くこともあります」
――家にいる時は何をしていることが多いですか?
May J.「Netflixを観たり、Spotifyで音楽を聴いたり、特別に何かしているわけではないです」
●カバーアルバム収録曲のレコーディング秘話
――カバー企画アルバム『Bittersweet Song Covers』を11月9日にリリース!12曲収録されていますが、収録順に1曲ずつ聴きどころなどを紹介していただきたいと思います。1曲目は『ウイスキーがお好きでしょ』(石川さゆり)です。
May J.「ミュージシャンの皆さんと同時録音をした曲なので、ライブ感のある仕上がりになっていると思います。この曲は歌い出しが肝だと思うので、歌い出しから100%の声量で歌いました」
――ちなみに、ウイスキーはお好きですか?
May J.「飲めないです(笑)」
――2曲目は『ロンリー・チャップリン』(鈴木聖美 with Rats&Star)。クリス・ハートさんとのデュエットですね。
May J.「この曲はやっぱりクリス・ハートとの掛け合いが聴きどころです。原曲の鈴木聖美さんと鈴木雅之さんが熱い感じで歌っているので、その雰囲気を崩さないように、私も出来る限りソウルフルに歌いました」
――3曲目は『土曜の夜はパラダイス』(EPO)。
May J.「ビブラートをかけないとか、EPOさんの歌い方に合わせて歌いました。かわいらしさも意識して、失恋したばかりの女性になりきって歌いました」
――4曲目は『RIDE ON TIME』(山下達郎)。
May J.「リズムの取り方が難しくて、なんだこの曲は!?と思いました(笑)。曲に慣れるまで大変でした」
――5曲目は『木綿のハンカチーフ』(太田裕美)。
May J.「男性と女性の気持ちを両方一人で歌う曲はなかなかないと思うので、その男女の掛け合いがポイントです。1番から4番まで心の変化を出せるように意識して歌いました」
――6曲目は『元気を出して』(竹内まりや)。
「曲の後半で、原曲にないスキャットに挑戦しているので、そこが難しかったです」
――7曲目は『フライディ・チャイナタウン』(泰葉)。
May J.「2016年にイベントで歌ったのをきっかけに、私のカラオケの十八番になった曲なので、ずっとレコーディングしたいと思っていました」
――8曲目は『異邦人』(久保田早紀)。
May J.「ビッグバンドと同時録音した曲です。緊張感が溢れる音源に仕上がっているんじゃないかなと思います」
――9曲目は『メロディー』(玉置浩二)。
May J.「去年、YouTubeで歌った音源をそのまま収録しています。コロナ禍でライブがほとんど出来ない時期だったので、久々に歌う不安もありつつ、一生懸命、声を振り絞って歌いました」
――10曲目は『初恋』(村下孝蔵)。
May J.「押尾コータローさんのギターがとにかくかっこいい曲です。学生時代の甘酸っぱい恋を連想させる曲なので、そんなことを思い浮かべながら、せつない気持ちで歌いました」
――11曲目は『想い出がいっぱい』(H2O)。
May J.「学生時代から聴いていた曲なんですけど、改めて今歌ってみて、大人になって気付くこともある歌詞だなと思いました」
――最後の12曲目は『埠頭を渡る風』(松任谷由実)。
May J.「歌詞がすごく難しくて、たくさん調べました。正解かどうかはわからないですけど、自分なりにストーリーを作って、かっこいい女性を意識して歌いました」
――DVDには6曲収録されています。新しく撮影された2本のMVについて伺います。『ロンリー・チャップリン』のMVの見どころは?
May J.「クリス・ハートはすごく楽しそうに歌っているんですけど、私はどこかせつない目線でクリスを見ている温度差が面白いと思います(笑)」
――『土曜の夜はパラダイス』のMVの見どころは?
May J.「ディスコというかクラブでダンサーの子たちと一緒に踊りながら、楽しく撮影しました。
ワンカットで撮影したので、最初から最後まで全部観てほしいです!」
――12月1日からビルボードライブツアーがスタート!東京、神奈川、大阪の3都市で開催されますが、見どころや意気込みを聞かせて下さい。
May J.「『Bittersweet Song Covers』の世界観にぴったりな会場なので、もちろんそのアルバムの曲も歌いますし、クリスマスソングも披露します。ジャズバンドでお届けするので、スタンダードなジャズナンバーも披露する予定です」
――最後に読者の皆さんへのメッセージをお願いします!
May J.「カバーアルバムは皆さんにとって、懐かしいなと思う曲が詰まっていると思います。若い世代の皆さんにとっては初めて聴く曲もあると思うので、新たな発見になっていただけたら嬉しいです!」
【取材・文・写真=ポッター平井】
<インフォメーション>
[CD+DVD] Bittersweet Song Covers
2022-11-09
RZCD-77617/B ¥5,500(税込)
DISC.1【CD】
01 ウイスキーが、お好きでしょ
02 ロンリー・チャップリン with クリス・ハート
03 土曜の夜はパラダイス
04 RIDE ON TIME
05 木綿のハンカチーフ
06 元気を出して
07 フライディ・チャイナタウン
08 異邦人
09 メロディー
10 初恋
11 想い出がいっぱい
12 埠頭を渡る風
DISC.2【DVD】
01 ロンリー・チャップリン with クリス・ハート [Music Video]
02 土曜の夜はパラダイス [Music Video]
03 メロディー covered by May J.
04 元気を出して [Music Video]
05 RIDE ON TIME [Music Video]
06 異邦人 [Studio Session Clip]
[CDアルバム] Bittersweet Song Covers
2022-11-09
RZCD-77618 ¥3,300(税込)
【CD】
01 ウイスキーが、お好きでしょ
02 ロンリー・チャップリン with クリス・ハート
03 土曜の夜はパラダイス
04 RIDE ON TIME
05 木綿のハンカチーフ
06 元気を出して
07 フライディ・チャイナタウン
08 異邦人
09 メロディー
10 初恋
11 想い出がいっぱい
12 埠頭を渡る風
▶各CDショップ特典情報はコチラ
https://www.may-j.com/news/detail.php?id=1102542
▶オフィシャルファンクラブショップ特典情報はコチラ
https://www.may-j.com/news/detail.php?id=1102541