FEATURE
4人のキャラクターを紐解いたら…。 クレイビット インタビュー1

八汐風歌、むく、詩星くらら(現在、お休み中)、やよいちゃん、にゃおの5人組エレクトロスウィング系アイドルグループのクレイビット。彼女たちは今、「Escape to night radio」「てんさいちゃん」「WHY DONE IT ?」「ONE TWO STEP」を4週連続で配信リリース中。その後、タワーレコード渋谷店(限定)・ライブ会場・通販にて、4曲+インストゥルメンタル4曲と計8曲入りのCD盤の発売も予定している。3月20日には、にゃおの生誕祭を大塚Hearts Nextで行うことも決定。2回に渡り、クレイビットの魅力をお伝えしたい。
狂人って書いて、クレイビットと読んだら格好いいかなと思って。
――クレイビットはどんなグループなのか教えてください。
にゃお よくやよいちゃんが「狂った人と書いてクレイビット」と言ってるんですけど、なかなか変わった人たちの集まりというか…。
八汐風歌 えっ、そうなの?!わたしは「躍り狂ってるの「狂」」だと思ってた。
やよいちゃん 狂人って書いて、クレイビットと読んだら格好いいかなと思って…。
にゃお クレイビットには個性の強い人たちが多いから、ごちゃごちゃ感が魅力っていうか。そのごちゃごちゃ感をエレクトロスウィング音楽に乗せて楽しんでもらえたらいいなと思っています。
――個性の強い人たちの中に、もしや狂人もいるの?
にゃお さすがに狂人はいないけど、人間誰しも心の中に狂気を秘めているものだからね。
むく 正しく言うと、クレイビットはタップダンスの要素などを混ぜたエレクトロスウィング曲をやっているグループ。全体だけじゃなく、個人個人の色も出してます。クレイビットの音楽を聞いた人たちがHAPPYになれることを一番大事に活動しています。
メンバーそれぞれの「個性」を分析!!!!
――みなさん、普段からHAPPYな空気を出している方々。ぜひ、メンバーそれぞれの個性や魅力を教えてください。まずは、やよいちゃんからお願いします。
むく わたしの中のやよいちゃんのイメージは、「ふしぎちゃん」。頭の中の芸術家センスがすごいから、たまに言ってることについていけなくなるときもありますけど。個性的というか、ぶっ飛んでる人です。
八汐風歌 「子供のまま大人になった」感じだよね。
にゃお やよいちゃんは、あどけなさが残ってる「無垢」な子。芸術的なセンスは、わたしも尊敬しています。
――にゃおさんは、どういう人ですか?
やよいちゃん にゃおちゃんは、「頭いいんだけど、抜けてる」人なんですよね。知識量はメンバーの中でも一番すごいんですけど、すごく抜けてもいます。一番おっちょこちょいです。
――いろんな要素を持っているけど、それを活かしきれてない人ということ??
やよいちゃん んーそうです!!
むく にゃおちゃんは、「このグループのちょうど真ん中にいる」人。やよいちゃんの発言の通訳もしてくれれば、わたしもまだ日本語が下手で通じきれない部分を助けてくれる。わたし、言葉使いも下手だから、発言がきつくなってしまうときがあるんですけど、そういうときに助けて(発言をフォローして)くれるんですよ。だから、クレイビットのみんなを繋げてくれてます。あと、抜けてる??ちょっと天然なところが、わたしは可愛いなと思ってます。
八汐風歌 にゃおちゃんは、誰にでもフレンドリーに接してくれるから場が明るくなるし、グループとしても、にゃおちゃんの明るくフレンドリーな部分にいろいろ助けられています。でも、けっこう悩みがちな面もあって、グループの方向性のことから個人的な話までいろいろ相談してくる。それくらい、普段からいろいろ考えている子です。
――次は、むくさんかな。
にゃお むくちゃんは、わたしにとってお姉さん的な存在。趣味がすごく合うというか、おしゃべりしてて楽しい人。でも、すごく尊敬もする人です。香港から日本に来て働いてることも、わたしにすればすごいこと。しかも、異国の地でアイドル活動までやるって信じられない!!努力家だから、日本語もどんどん上手くなっている、本当に「尊敬する」人です。
――むくさんは、日本でアイドル活動したい気持ちもあって来日した方?
むく わたし、最初はメジャーのアイドルグループで活動することを目標にしていました。でも、メジャーで活動するのはすごくハードルが高かった。今は、平日は普通に働いていますけど。それも、わたしが日本でやりたかったお仕事。アイドルもずっとやりたかったことだったから、両立出来ている今が、わたしの中では一番ベストな状態です。
八汐風歌 むくちゃんって、普段から自分のことはあまり話さない人だけど。もう1年半くらい一緒にいるから感じているのが、アニメや舞台、アイドルなど「趣味や興味の幅が広い」人ってこと。一緒にいると「いろんなことに興味があるんだなぁ」といつも感じる。ステージに上がるとスイッチが入ってアイドルしてるけど、降りるとけっこう落ち着いた人になる。そのスイッチの入れ方がすごいなぁと、いつも感心しています。
やよいちゃん むくちゃんの面白さは「気分屋」っていうか、その日の感情によってキャラクターが変わるところ。すっごくテンション高い日もあれば、おとなしい日もある。でも、風歌ちゃんも言ってたように、ステージに上がるとアイドルとしてのスイッチが入る人です。
――最後は風歌さんですね。
やよいちゃん 風歌ちゃんはクレイビットのリーダーのような存在です。あと、「素材で生きてる」人。
八汐風歌 それ、どういうこと??
やよいちゃん 風歌ちゃんはすごく美人で手足も長くて声も綺麗なので、いるだけで凄いんですけど、さらに歌って躍ってるから、それはもう凄いんですよ。素材が活きて、歌も踊りも映えるんですよ。
にゃお 風歌ちゃんはすごい努力家だからね。私たちのような活動をしているグループの人たちって、アイドル活動と同時に、もう一つの現実があったりもするじゃないですか。でも風歌ちゃんは、何時だって「アイドルでいようと自分に磨きをかけ続けている」人。そこがすごいなと思ってる。
むく わたしも、風歌ちゃんは「努力家」だと思ってます。メンバーの中でも一番努力しているし、すごくストイック。自分に対してすごく厳しいです。その厳しさを、グループを引っ張っていく力にも変えてる人だから、メンバーも風歌ちゃんを頼りにしています。
「Escape to night radio」は、現実を忘れさせてくれる歌。
――ここからは、4週連続配信曲について聞かせてください。第一弾配信曲が「Escape to night radio」になります。
やよいちゃん 「Escape to night radio」に出てくる主人公は悪い子ですね。わたし、悪い子じゃないから、歌いながら主人公になりきれるわけじゃないですけど。極力、主人公になりきった気持ちで歌い躍っています。
わたしの解釈では、この主人公は警察に一度捕まっています。でも、鍵を盗んで脱獄し、街中へ繰り出していく。この曲は、アメリカの映画のような物語を描き出した歌だと想像しました。でも、歌うときは舞台を歌舞伎町に変えています。想像しやすいので。歌舞伎町は、こんな危険な場所じゃないけど、そのほうが景色を重ねやすいんですね。そういう架空の物語として「Escape to night radio」を歌ってます。
八汐風歌 「周りを気にせず歌え」とか「滅茶苦茶なリズムで 好きなだけ身体揺らせ」など、クレイビットがライブを通して伝えたい気持ち、たとえばダンスができなくても、下手でも一緒に楽しもう!という気持ちがこの歌には詰め込まれています。ライブでも、すごくノリやすい楽曲です。
むく わたし、クレイビットのコンセプトが一番出ている曲かなぁと思ってる。ファンタジーまではいかないんだけど、現実世界のことを忘れられて、ハッピーに、楽しくなって、みんなでワイワイできる。みんなで同じクラップしながら一緒に躍ろうって雰囲気がすごく出てる。個人的に、クレイビットを代表できる曲と思っております。
にゃお わたしは「Escape to night radio」を「みんなお疲れー!!」みたいな気持ちで歌ってます。この曲は、みんなで一緒に躍れる曲。「Escape to night radio」を歌ってると楽しくなるし、お客さんたちにも楽しくなってもらいたい。一緒に楽しめたらなと思いながらいつもライブでは歌っていますし、現実を忘れさせてくれる歌です。
――それ、いいですね。
にゃお 歌詞にも「お疲れ様たち」と何度も出てきますし、「ネクタイとスーツ脱ぎ捨て」とも書いてあるから、ぜひお仕事帰りにネクタイとスーツを脱いで一緒に楽しんでほしい。そういう「楽しんじゃえ」という曲です。
(2回目へ続く)
TEXT:長澤智典
<インフォメーション>
【RELEASE】
2月中旬~3月中旬
4週連続新曲RELEASE!
タワーレコード渋谷店・ライブ会場・通販にて、4曲+インストゥルメンタル4曲の計8曲入りのCD発売予定!
【LIVE】
2022年3月20日(日)
大塚Hearts Nextにてにゃお生誕祭「いちご」開催決定!
【SNS】
https://twitter.com/Craveit_staff
https://www.instagram.com/craveit_official/
https://www.youtube.com/channel/UC41dhhHJB3QAXaZUQIVkloA?app=desktop
【MUSIC VIDEO】クレイビット Tap Tap Tap!
https://www.youtube.com/watch?v=SBUSn4d4xWg