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2025.03.09
POPPiNG EMO

POPPiNG EMO インタビュー!! 自分たちの背中を推してゆく曲たちばかりがアルバムには詰まっているから、私たちもPOPPiNG EMOの歌に助けられています。

 ゴリゴリに爆裂したサウンドとエモくポップな要素をMIX UPした楽曲を魅力にしているPOPPiNG EMO。彼女たちが、3月18日に10曲入りのフルアルバム『PLAiD』発売する。今回は、"POPPiNG EMO、お試し盤" となる5曲入りのミニアルバムも同時にリリースになる。3月26日には、EX THEATER ROPPONGIでのワンマン公演も決定。彼女たちの魅力を、ここへ紐解こう。


うちらの場合、ライブ会場の照明を浴びて光合成もしているけどね(笑)


── まずは、今のPOPPiNG EMOの魅力から教えてください。

サヤカロス.emo POPPiNG EMOの魅力と言えば、一人一人の個性が強いというか、豊かなこと。一人一人がいろんな面を持っていれば、ライブ中の姿と、ライブ後の特典会で見せる姿がぜんぜん違うから、そのギャップに驚く人たちも多いてす。そのギャップは、話して初めてわかることも多いから、ぜひ特典会でお話してください。ライブ姿とはぜんぜん違う各自のキャラクターにびっくりするはずです。

193R みんな、ライブで歌っているときは「自分が主役」という気持ちを出し、いつも強い意志を持ってドカーンとぶつかっていくからね。それくらい、みんな自己主張が激しい。わたしから見たら、そこがPOPPiNG EMOの魅力だと思います。

ナーナ・ポップ 互いに信頼しあっているけど、いい意味でライバル関係でもあるからね。だから、一緒にいて高めあっていけるんだと思う。POPPiNG EMOと言えば、グループ名通りにエモーショナルな楽曲が多いんですね。メンバーみんな、そのエモーショナルさを魅せる力に長けた人たち。よく「ライブは、音源で触れる以上に格好いい」と言われるくらい、ライブではみんな表情も感情も豊か。何時だってエモーショナルさを最大限まで引き出して表現してゆく。そこが、POPPiNG EMOの魅力です。

ユーナッテ・ユーナ  さっきも「個性豊か」という言葉が出ていましたけど。このメンバー、高音域が得意な人がいれば、低音域を魅力にしている人、中音域の声が明瞭に聴こえる人など、本当に一人一人違う歌声の魅力を持っています。音源を聴いてもその違いがわかるし、ライブではそれを魅力にもしているから、各メンバーの歌声の個性もPOPPiNG EMOを楽しむ魅力に感じてください。

キングユリア  みんなも言ってたように、一人一人の個性が強くて立っているのに、それがライブになると強烈な一体感を見せます。「みんな違って、みんないい」という言葉もあるように、一人一人が本当に違う魅力を持っているからこそ、それが一つになると光合成されて…ん?光合成??いや、中和されて、デカい存在になるんだと思います。

サヤカロス.emo  うちらの場合、ライブ会場の照明を浴びて光合成もしているけどね(笑)。

──ユリアさん、よければメンバーの魅力を代表で教えてください。

キングユリア  サヤカロス.emoことサヤカちゃんは、自分の世界観を全面的に伝えてゆく人。どんな会場でも、後ろにいるお客さんにまで伝わるくらい、いつも光輝くオーラを放っているし、そのオーラをいつもまとっている人。歌声も強くて迫力があるから、「ライブの帝王」ってイメージを与えてゆくけど、じつは優しい人です。
 193Rことイクちゃんは、ダンスが途轍もなくキレッキレ。わたし、自分に自信を持てない性格ですが、イクちゃんはその逆で、自分に自信を持っている人。そこに、わたしは羨ましさを覚えています。わたしは、いつもイクちゃんから自信をもらっています。
  ナーナ・ポップことポップちゃんは、POPPiNG EMOを結成時からズーッと引っ張ってきた人。今も、先頭に立ってグループを引っ張ってゆく人です。ポップちゃんこそ、ポップとエモーショナルの両方を兼ね備えて、それを表現している人だから、まさにPOPPiNG EMOの顔だし、表現力の塊のような人です。
  ユーナッテ・ユーナことユーナは、グループに加入してから1年半ちょっとになるんですけど。アイドル活動がPOPPiNG EMOからなのに、初心者だったとは思えないくらい歌唱力のスキルが高いです。わたし、その表現力にビックリしました。わたしは、人の倍の倍の倍の倍以上やらないとみんなに追いつけないのに、ユーナはそれをどんどん吸収しては、すぐ自分のものにしてゆく。そのスキルに、わたしはいつも感心させられますし、刺激をもらっています。

ナーナ・ポップ  キングユリアことユリアンヌは、存在が本当に格好いいんですよ。格好いいのに、とにかく謙虚で腰が低い。でも格好いいから、「もっと自分に自信を持って」とよく言ってます。彼女は、性格が明るく、人を引き寄せる魅力があるから、いろんな人に慕われています。そこは、本当に尊敬です。
 

歌詞は、自分たちで歌っていても気持ちを押されます。ライブ中にそうなったときほど、歌声にめちゃめちゃ感情がこもります。


──今のメンバーになったのが…。

ナーナ・ポップ  1年半ちょっと前にユリアンヌとユーナが加入したから…あっ、もう1年半以上経ったんだ!!

──POPPiNG EMOは、3月18日にアルバム『PLAiD』を発売します。ここへ収録した曲たちは…。

ナーナ・ポップ  今の5人になってすぐの2023年末からPOPPiNG EMOの楽曲をプロデュースしてくださっているのが松隈ケンタさん。ここには、松隈ケンタさんが手がけた楽曲のみを集めているから、結果的に、ここ1年半くらいの楽曲を集めた作品になりました。同時に、今の5人になってからの1年半の歩みをまとめあげたアルバムにもなっています。

──どれも、ガツガツに攻めた曲ばかりですよね。

ナーナ・ポップ  POPPiNG EMOは結成から7年半経っているから、持ち歌だけでも現在77曲あります。その中でも、今、一番POPPiNG EMOらしいモードを持った曲たちが集まったから、「これこそが、今のPOPPiNG EMOです」と言える曲たちばかりだし、そういうアルバムになりました。

193R  曲調も格好いいけど、歌詞も、気持ちを前に向ける内容が多いから、そこもすごくいいんですよ。

ナーナ・ポップ  歌詞は、自分たちで歌っていても気持ちを押されます。ライブ中にそうなったときほど、歌声にめちゃめちゃ感情がこもります。

193R  感情込め込めになりすぎるあまり、たまに高まりすぎて泣いてしまうこともあるからね。

ナーナ・ポップ  アルバムには、エモーショナルな曲たちを、いい感じでバランスよく並べました。

──今回、10曲入りのフルアルバムと、その中から5曲をピックアップしたミニアルバムを同時に発売します。ミニアルバムの楽曲を選んだ基準も教えてください。

ナーナ・ポップ  ミニアルバムには、フルアルバムの中へ収録した楽曲の中でも、とくに「シングルカットしたかった曲」や、キャッチーでエモい、いわゆる「つかみを持った曲」を選んだそうです。そのうえで、今回のアルバム用に『Myself』『アンチテーゼ』と2つの新曲を書き下ろして収録した中、MVも作った『アンチテーゼ』を、「最新のPOPPiNG EMOの姿」としてミニアルバムにも収録した形になります。フルアルバムも彩り豊かというか、バラエティに富んだ曲たちを入れつつ、「今のPOPPiNG EMOらしさ」という面で上手くバランス良く並べています。


メンバーそれぞれの推し曲は…。


──よければ、メンバーそれぞれお勧め曲を教えてください。

サヤカロス.emo  アルバムへ収録した中で、一番,付き合いが長いのが『残響ロック』。『残響ロック』は、松隈ケンタさんとの出会いの曲であり、今の体制になる前に出会った曲でした。きっかけが、大分の城島高原パークで開催された野外イベント「チャレンジオーディションGO!GO!GO!」で優勝し、獲得したのが『松隈ケンタに作曲権』。そして作曲していただいたのが『残響ロック』でした。その後、松隈ケンタさんに、POPPiNG EMOは本格的に楽曲プロデュースをしていただくんですけど。わたしにとっては、今のPOPPiNG EMOに繋がるきっかけとなったのが『残響ロック』だからこそ、すごく思い入れが深いし、ずっと大切にしていきたい楽曲です。

──初めて『残響ロック』を聴いたとき、どんな印象でした?

サヤカロス.emo  最初、デモ段階で楽曲をいただいたんですけど。デモといいながらも、その段階で完成されていたように、その時点で衝撃が強かったです。その後に歌詞が載って、さらに衝撃が膨らみました。とにかく、パンチのある楽曲です。あのときの出会いと優勝したことがきっかけで、今では、毎年イベントに出演させていただいているから、結果的に、毎年大分に行く権利も獲得しました(笑)。

193R  確かに『残響ロック』はPOPPiNG EMOに衝撃を与えた大事な曲だから、自分でも推したいけど。ここではあえて『Another World』を推したいです。この曲、イントロからめちゃめちゃ格好いいんですよ。歌詞も、普段なら言葉にしないような思いをいろいろぶつけています。普段は言わないからこそ、『Another World』をライブで歌うと、歌詞の一つ一つにめちゃめちゃ感情がこもるんですね。わたしの中では感情がめっちゃ爆発する曲だから、お勧めしたいです。

ナーナ・ポップ  アルバムに収録した全曲が推し曲ですけど。その中でも、わたしは最新曲の『Myself』をめちゃめちゃ推しています。『Myself』は、今の自分の心境を歌詞にしている楽曲。レコーディングのときも感情が入り込みすぎて泣きそうになったくらい、想いをぶつけられます。中でも、「繋いだ光は決して絶やさないから」の歌詞が大好きです。 (取材時点では)この曲をライブで歌ったら、きっと感情が乗りすぎてしまいそうだし、ライブごとに、その日の感情を乗せて歌う曲になりそうだから、わたしは『Myself』が大好きです。それと、爽やかなロックナンバーの『Youth』も大好きな曲。アルバムのラストへ収録したように、最後を飾るのに相応しい、とても爽やかな気持ちになれる楽曲です。

──『プリズム』から『Youth』へと繋がる展開も印象的ですよね。

ナーナ・ポップ   『プリズム』も、これまでのPOPPiNG EMOにはあまり無かった曲だよね。

193R  この曲のAメロの「よりどりみどりの~」の歌詞を、メンバーそれぞれがひと言ずつ歌い繋いでいくんですよ。 

ナーナ・ポップ  レコーディングでも、ひと言ずつ歌入れしたよね。

193R  『プリズム』をライブで披露し始めたとき、メンバーがひと言ずつ次々と歌っていくから、ファンの人たちから「歌詞が気になるから教えて」と言われて、後で歌詞を紹介したくらい、この曲の歌詞もお勧めです。

サヤカロス.emo  ただ、ライブ中に誰かが歌詞が飛んで歌い忘れてしまうと、そこだけが抜けてしまうなんてことも起きるけどね。

ユーナッテ・ユーナ  『Youth』は、わたしの歌声から始まる曲。ファンの方々からも「『Youth』はユーナが歌っている曲という印象が強いね」と言われることが多いから、わたしも『Youth』が推し曲ですけど。でも、ここでは『ゆめうつつ』を推したいです。
 『ゆめうつつ』は、わたしが加入して現体制で初めてMV撮影をした曲なんです。しかも、この曲から松隈ケンタさんに本格的に楽曲プロデュースをしていただくようになりました。当時のわたしにとっては、大きな変化を覚えている時期で、この曲を歌ったことで「ここからより一層頑張らなきゃ」という気持ちにもなりました。『ゆめうつつ』には力強い歌詞がたくさん入っているから、すごく気持ちが前を向けるし、歌っていて自分自身も励まされるから、思い入れがとても強いです。振り付けをナーナさんがつけたんですけど、振りがとにかくハード。最初の頃、パフォーマンスをするたびに息を切らしていたのも思い返すくらい、その想い出も含めて思い入れの強い楽曲です。

──『ゆめうつつ』も、『残響ロック』と同じように、今のPOPPiNG EMOへと繋がる転機になった楽曲だ。

193R  そうですね。以前は、歌詞の世界観へ自分たちの気持ちを染め上げて歌うこともありましたけど。『ゆめうつつ』をきっかけに、それ以降からは「私たちの等身大の気持ち」を書いた歌詞が増えました。

ナーナ・ポップ  うちらの未来へ向かう気持ちを歌った『DIVE』とかね。

193R  今は、自分たちの気持ちをそのまま重ねていける曲が多いです。

キングユリア  わたしは、その『DIVE』を推したいです。『DIVE』は、困難に立ち向かう強気な歌詞が多いから、歌う私たちも強気になれます。それこそ、「まだ見ぬ世界へDIVE」など、自分たちの感情もすごく歌詞に乗せやすいし、自分の感情と歌詞がマッチするから好きな楽曲です。『DIVE』はもちろん、自分たちの背中を推してゆく曲たちばかりがアルバムに詰まっているから、私たち自身もPOPPiNG EMOの歌に助けられています。

──MVも制作した『アンチテーゼ』も、強烈なインパクトを与える楽曲ですよね。

キングユリア  ギラッギラな楽曲だよね。

ナーナ・ポップ  MVの映像では、ギラギラな中から、メンバーのお洒落な感じも見えてくるんじゃないかな。ノリの良い、キャッチーな曲だから、耳にも残りやすいと思う。

193R  ライブでは、一緒に「HEY!」など声を掛け合いたいよね。

ナーナ・ポップ  『アンチテーゼ』は、ライブでみんなと一緒に騒げる曲だからこそね。


今回はスタンディングのフロアだからこそ、どれだけ多くの人たちを巻き込むライブをしていくのか、そこは私たちも楽しみにしています。


──POPPiNG EMOは、3月26日にEX THEATER ROPPONGIでワンマン公演「POPPiNG EMO 11thワンマンライブ"ROPPONGI EMO"」を行います。

ナーナ・ポップ  昨年は、LINE CUBE SHIBUYAでワンマン公演をやらせていただきました。昨年はホールということで椅子席でしたけど。今年はEX THEATER ROPPONGIというフロアはスタンディングの会場だから攻めっ攻めの姿を見せますし、こうやって大きな会場に挑戦していけるように、今回のワンマン公演も新たなきっかけに、ここからどんどんステップアップしていきたいなと思っています。

193R  LINE CUBE SHIBUYAのときは舞台セットを組み、ホールだからこその良さを活かした見せ方をしたけど。今回はステージも大きなライブ会場。具体的な構成は楽しみにしていてほしいですが、来てくれたみんなをPOPPiNG EMOの世界へ巻き込みたいよね。

ナーナ・ポップ  今回はスタンディングのフロアだからこそ、どれだけ多くの人たちを巻き込むライブをしていくのか、そこは私たちも楽しみにしています。

キングユリア  お客さんも自由に動きまわれるぶん、私たちもガンガン圧をかけていくから、みんなもぶつかってきてください。

ナーナ・ポップ  ほんと、一体感を持った熱い空間を作れそうだから、そこが楽しみです。そのライブを楽しむためにも、ぜひアルバムの『PLAiD』を聴いてください。間違いなく騒げますから。

──『PLAiD』というタイトルもいいですね。

ナーナ・ポップ  「PLAiD」とはチェック柄という意味なんですけど。私たちはずっとチェック柄の衣装にこだわり続けてきました。つまりチェック柄というのは、POPPiNG EMOそのもののこと。アルバム『PLAiD』もまさにPOPPiNG EMOそのものということで、そう名付けました。今回は、お試し盤となるミニアルバムもリーズナブルな価格で出しますから、「ちょっと気になるな」という方は、そちらを手にしてもらうのも、POPPiNG EMOの世界へ踏み込む一つのきっかけになると思います。まずは、音源を通してPOPPiNG EMOに触れてください。そのうえで、EX THEATER ROPPONGIのワンマン公演でみなさんをお待ちしています。
 

TEXT:長澤智典

 

<インフォメーション>

【MUSIC VIDEO】『アンチテーゼ』/POPPiNGEMO
https://www.youtube.com/watch?v=mz-uVLYNJWc


POPPiNG EMO
『PLAiD』

2025.3.18 On Sale
価格:
<TypeA> QARF-50546 ¥1,200(税込) ※5曲入りミニアルバム
<TypeB> QARF-50547 ¥2,250(税込) ※10曲入りフルアルバム
発売元:FIFTY-FIFTY Records
販売元:コロムビア・マーケティング株式会社

JKT
『PLAiD』-mini album

1.Prelude-EX
2.ゆめうつつ
3.DIVE
4.アンチテーゼ
5.Youth


JKT
『PLAiD』-full album

1.Prelude-EX
2.ゆめうつつ
3.サイケデリック
4.Myself
5.Another World
6.残響ロック
7.アンチテーゼ
8.DIVE
9.プリズム
10.Youth


POPPiNG EMO 11thワンマンライブ
"ROPPONGI EMO"
2025.03.26(WED)
@EX THEATER ROPPONGI
OPEN 17:30/START 18:30

チケット詳細
https://tiget.net/events/362022


SNS

HP  https://www.poppingemo.net/
X   https://x.com/popping_emo


アー写

 

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