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『正念場 Do Da』を聞いたら、「よっしゃ、今日もやったるぞ!!」みたいな気持ちにしてくれる。ほんと、『GOCHAMAZE』というミニアルバムを勢いづけてくれるリード曲が『正念場 Do Da』です。 つぼみ大革命インタビュー1
2月2日(水)にミニアルバム『GOCHAMAZE』を発売するつぼみ大革命。中には、配信シングルとしてリリース中の『正念場 Do Da』『クエスチョンマーク feat. 超能力戦士ドリアン』も収録中。同作品の魅力を、吉岡久美子と恵梨華が3回に渡り語ってくれた。
お客さんが目の前にいるだけで、アドレナリンがむっちゃ上がります!!
――2ndアルバム『最強つぼみDX』の発売から数えて11ヶ月、新たにミニアルバム『GOCHAMAZE』を作りあげました。制作は、いつ頃から進めていたのでしょうか?
吉岡久美子 昨年に、『クエスチョンマーク feat. 超能力戦士ドリアン』『正念場 Do Da』と2枚の配信シングルをリリースしてきたように、早くから準備は進めてきました。CD盤という形でのリリースは、2ndアルバム『最強つぼみDX』以来になるんですけど。こうやって作り終えて感じるのが、「CD盤を出すって凄いことなんやな」ってこと。やっぱ、配信とCD盤では重みがぜんぜん違いますね。
恵梨華 実感はぜんぜん違います。
吉岡久美子 私たちメンバーとファンの人たちとの努力や応援の結晶が形となって現れるのがCD盤。みなさんが応援してくださったおかげで、またCD盤を出すことが出来ました。本当に、愛の結晶がまた1枚増えたなって感覚です。
――有観客ライブも、ようやく昨年後半から実現し始めましたよね。
恵梨華 そうなんですよ。
吉岡久美子 ライブは、ホントにファンの人らとのめちゃくちゃ深い交流の場やな。最近では、お客さんを前にしてライブをやるたびに、「つぼみ大革命のライブってこれやな」みたいな手応えを感じてます。つぼみ大革命のライブは、歌とコントの両方をやってるんで、ファンの人らが笑ったり、泣いたり、一緒に手を振ってくれるたびに、一つになれてるなと感じる。つぼみ大革命にとってのライブは、みんなと一つになれる場ですからね。
恵梨華 それまで無観客ライブ配信が多かったので、久し振りにお客さんを前にしてやったときはモチベーションもぜんぜん違っていたように、「やっぱし、これ!」って感じだったし。改めて、お客さんを前にしてのライブが一番やって思いました。
吉岡久美子 もちろん、無観客ライブ配信としてライブをやっていたときも嬉しかったし、そのときも"やる気100%"でやってたんですけど。やっぱ、お客さんを目の前にしたら、やる気が100%を超えるというか。あとで撮った映像を観たときに「あっ、こんなにも笑ってたんや」と気付くくらいテンション上がってましたからね。
恵梨華 自然にそうなりますよね。お客さんが目の前にいるだけで、アドレナリンがむっちゃ上がります!!
正念場こそが一番格好いいこと。正念場の人間ってめっちゃ格好いいってことを『正念場 Do Da』では表現しています。
――ここからは、最新ミニアルバム『GOCHAMAZE』の魅力を紐解きたいなと思っています。冒頭を飾ったのが『正念場 Do Da』。いきなり「正念場」と言ってしまうところがつぼみ大革命らしいなと感じました。
恵梨華 普通「正念場」って、ギリギリのラインみたいにマイナスなイメージですけど。私たちは「正念場」をそうは捉えてなくて。むしろ、「ここからがスタートだ」みたいな。何事も、正念場からのスタートこそが一番楽しいし、面白いし、頑張れる。だから、『正念場 Do Da』もすごくポジティブな楽曲です。
吉岡久美子 ポジティブな想いを書いた歌やし、曲調の面でもすごく勢いのある曲。『正念場 Do Da』を聞いたら、「よっしゃ、今日もやったるぞ!!」みたいな気持ちにしてくれる。ほんと、『GOCHAMAZE』というミニアルバムを勢いづけてくれるリード曲が『正念場 Do Da』です。
――『正念場 Do Da』のMVでも、とてもパワフルな姿を見せていますよね。
吉岡久美子 そうなんですよ。その撮影の裏側を撮った映像も、TYPE-A盤のDVDの中に入ってるんですけど。『正念場 Do Da』のMVやメイキング映像を見てもらえたらわかるように、とにかくダンスがハードすぎて、いろんな物が壊れたりなど、裏側ではいろいろ事件が起きてるんですよ。本編のMVではめちゃくちゃ格好いい顔してるけど、その裏ではこんなにもいろんなことがあったんだというのも楽しんでもらいたいです。
恵梨華 今回、「バブリーダンス」の振り付けをやったakaneさんが『正念場 Do Da』のダンスの振り付けをやってくださったんですけど。それまでのつぼみ大革命って、ずっと同じ振り付けの先生にやってもらっていたから、メンバーの苦手なことや、どれくらいハードルを上げたら躍れなくなるかなどもわかったうえで振りをつけてくださっていたんですけど。akaneさんは、つぼみ大革命のことをほとんど知らない状態で振りをつけてくださったから、メンバーみんな限界を超える振りに挑戦することになりました。
吉岡久美子 でも、そこで「出来ません」というのではなく、つぼみ大革命のメンバーってみんな負けず嫌いなところがあるんで、けっして「出来ないです」とは言いたくない。正直、最初に振り入れを始めたときは出来ひんかったけど、「出来るようになります」と言いながら、あそこまでやりきりました。
恵梨華 最初に振り付けの映像を観たときは、「これ、ヤバくない?」「無理じゃない??」「これは、ダンサーさんやから出来るんだよ」と言ってたんですけど。結局はみんな「やるしかない!!」となりましたからね。
吉岡久美子 「やるしかない!!」と、みんな必死になって練習しました。MVの中の踊りも、技術を駆使して躍ってるというよりは、「おりゃ~!!」と込めた気合や気力で動いてるって感じやったな。ライブでも、そうで。その気迫が伝わったのか、歌い踊り終わったあとに「わーっ!!」と拍手をいただいたときは、「このために、うちらは頑張ってきたんやな」と思いましたからね。
恵梨華 『正念場 Do Da』を踊り終えたときの"やりきった感"は、他の楽曲を数曲"やりきった感"よりもぜんぜん強いです。
吉岡久美子 本当に正念場感のあるダンスだから、私たちも「この正念場を乗り切るダンスを」という力が漲るのか、「『正念場 Do Da』をやるぞ」となったとたん、メンバーみんなのギアが何個か上がるんですよ。それが見ている人らにも伝わるから、ライブでも凄い盛り上がる曲になってるんやと思います。
――つぼみ大革命は、これまでに何度も正念場に立たされてきたグループじゃない?!
吉岡久美子 よく「めっちゃ苦労してるやろ」「つぼみ大革命は、ようここまで乗り越えてきたよな」と言われるんですけど…。
恵梨華 確かに、私たちはCD盤を出すまでにも凄い時間のかかったグループだし、プロデュースしてくださる方もいなかったから全部自分らでやってきたし、ライブのチケットも毎回手売りすれば、ビラ配りだってしてますけど。でも、そういうことを積み重ねていく中、毎回しっかりお客さんを埋めきれば、達成感も感じてきた。だから「大変だったね」と言われても実感がないどころか、まだまだつぼみ大革命のライブを観たことない人たちのほうが世の中には多いから、「こんなにも楽しいライブがあるのに、観てない人がいるなんて、世の中の人たちが損してる」「つぼみ大革命に出会ってない人たちは損してるから、そういう人らをもっと減らしたい」と思ってやっているので、苦痛どころか、毎回楽しいんですよ。手売りエピソードだっていっぱいあるから、そういうのをライブのMCのネタにしながらしゃべれるし。
吉岡久美子 夏暑い、冬寒い、変な人に絡まれるとか、手売り一つでもいろんなエピソードはありますけど。ライブ1回したら、毎回のライブが楽しすぎて、そんな大変さはどーでも良くなるんですよ。そのときは正念場やったかも知れないけど、ライブの楽しさを前にしたら、毎回そんなの忘れてしまう。
恵梨華 大変さよりも、達成感のほうが毎回勝っちゃうからね。
――だから「正念場」という言葉もポジティブに捉えていけるんだ。
吉岡久美子 そうですね。正念場こそが一番格好いいこと。正念場の人間ってめっちゃ格好いいってことを『正念場 Do Da』では表現しています。
みんなのイメージで作り上げたバイブスガールが、『バイブスガール』には登場しています。
――2曲目に収録したのが、『バイブスガール』になります。
吉岡久美子 先に『バイブスガール』というタイトルが決まってたから、その言葉を元にメンバーみんなで「バイブスって何やろ?」「アガるってこと??」など、歌詞を作るための会議を通していろんな言葉を出しながら書いた歌です。サビ歌に「キャッチミーミーハート」とでたらめな英語を使ってるんですけど。キャッチーなメロディーが印象的な楽曲だから、心地好く響く言葉としてそう使ったように、サビ歌がすごくキャッチーでいいんです。他の歌詞にも、イマドキの子たちが使う言葉をいろいろ入れ込んだりもしています。
恵梨華 イマドキの歌詞へ、「色褪せないユーロビート」など昭和や平成レトロな言葉も融合させることで、むしろ、新しい感じの歌詞になったなと思います。『バイブスガール』はメンバーというよりは、うちらみんなで考えたアガる女の子のこと。「バイブスのアガる女の子ということは、わたしを見て~と自分に自信のある子だよね」というところから始まって。
吉岡久美子 「バイブスガールは、家に返らず朝まで躍ってるような子ちゃうの??」とか、みんなで意見交換しあってな。
恵梨華 夜めっちゃ遊ぶけど。でも、心のどっかで寂しがっていたり、じつは恋する乙女やったりなど、みんなのイメージで作り上げたバイブスガールが、『バイブスガール』には登場しています。
――つぼみ大革命のメンバーも、けっこうイケイケの姿勢は強いですよね。
恵梨華 メンバーみんな、アイドルとしての活動においてはイケイケやし、「やれやれー!!」って感じだから、そこはメンバー全員バイブスガールですね。
(2回目へ続く)
TEXT:長澤智典
<インフォメーション>
つぼみ大革命「正念場 Do Da」Music Video
https://www.youtube.com/watch?v=EWoRmbIsmto
つぼみ大革命「クエスチョンマーク feat.超能力戦士ドリアン」Music Video
https://www.youtube.com/watch?v=Q6PU2I_Canw
つぼみ大革命
発売日:2022年02月02日
商品番号:YRCN-95353
本体価格: 5,000円(税込)
つぼみ大革命
発売日:2022年02月02日
商品番号:YRCN-95354
本体価格: 2,000円(税込)
CD収録内容 ( Type-A,B共通)
1.正念場 Do Da
2.バイブスガール
3.クスチョンマーク feat. 超能力戦士ドリアン
4.Jelly Beans
5.スタートライン
6.ちゅき♡らびゅ
<Type-A> DVD収録内容
つぼみ大革命東西ツアー ~最強つぼみDX~
2021.07.15 大阪なんばHatch ライブ映像+Opening、Ending
「正念場 Do Da」 Music Video
「正念場 Do Da」 Music Video メイキング
<ラジオ>
・YES-fm 毎週火曜日19:00~20:00「つぼみ大革命のじゃんぐる♥レディOh!」
・FM大阪 毎週土曜日25:00~25:30「つぼみ大革命のOSAKA DNA」
<ニコニコ生放送>
・隔週水曜日20:00~21:30「つぼみ大革命の革命ナイト」
SNS
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