FEATURE

2024.12.15
仮面女子

仮面女子 インタビュー!今のメンバーは、歴代の仮面女子メンバーから選りすぐられた7人。一人一人が強烈な個性を持ちながら、全員の気持ちが一つになったときは強靱なパワーを発揮していきます。

【12月16日(月) ガルポ!ライブのお知らせ】
仮面女子は2024年12月16日(月)開催の「GALPO! LIVE SHOW -extreme Vol.1-」@渋谷ReXにも出演が決定しているので、ぜひ足を運んでいただきたい。仮面女子の他に、ja惹句ck、Finallyと人気グループの出演も目白押し!
当日はニコ生配信も予定しているので、こちらもチェックして欲しい!

「GALPO! LIVE SHOW -extreme Vol.1-」
https://www.galpo.info/feature/2477/list/11047


 仮面女子史上最強のメンバーとして名を連ねているのが、現在の7人。森下舞桜・月野もあ・小島夕佳・猪狩ともか・涼邑芹・陽向こはる・蒼井乃々愛。今の仮面女子を支えるメンバーたちの声を届けようと、バンドを従えてのライブを終えたばかりのメンバーを直撃(猪狩ともかは別現場へ向かった為インタビュー時は不参加)。今の仮面女子の魅力を少しでも伝えたく、限られた時間の中でインタビューを行った6人の言葉を、ここに伝えたい。


「仮面女子の成功がなければ、自分たちの未来もない」くらいの覚悟を背負って集まったメンバーばかり。7人とも背負った覚悟はハンパないです。


──仮面女子自体の歴史は長くなりますが、現在の7人こそ仮面女子史上最強と言われています。良ければ今の仮面女子の魅力について教えてください。

森下舞桜  おっしゃられたように、仮面女子自体はもう11年くらいの歴史を重ねてきましたけど、現在の7人体制になってからは来年の2月でちょうど2年を迎えます。今日(12月2日)もバンド編成でライブを行ったように、仮面女子はライブを観た人たちを圧倒するパワーがめちゃめちゃ強いユニット。私たちもそうだし、ファンの方々のテンションの上がり方もほんとハンパないです。

月野もあ  ほんとそうだよね。わたしは現在の事務所へ所属してもう11年います。歴代の仮面女子のメンバーの中でも一番長い歴を持つこともあって、仮面女子の変遷も色々と見てきました。以前の仮面女子は人数が多かった分、個々の個性よりも、一つの集合体と言いますか、全員で一つになって攻めていく姿を魅力や強みにしていました。でも今のメンバーは歴代の仮面女子のメンバーから選りすぐられた7人。一人一人が強烈な個性を持ちながら、全員の気持ちが一つになったときは本当に強靱なパワーを発揮していきます。むしろ、仮面女子としててっぺんを取るために最強のメンバーたちで再構築し、改めてスタートした形を取っています。今まではセンターを担う子が赤い仮面をかぶり、他の子たちは黄色い仮面をかぶっていましたけど、今は全員がメンバーカラーの仮面を被り、一人一人の個性を出していくスタイルでやっています。

陽向こはる 今の仮面女子は、ダンスもバキバキで、しかも見た目も派手。仮面女子のコンセプトの1つである「武器」を一人一人が携えています。とにかく熱いライブをやっています。このメンバーになってからは、もうすぐ2年ですけど「仮面女子の成功がなければ、自分たちの未来もない」くらいの覚悟を背負って集まったメンバーばかり。個性の強いメンバーたちが、仮面女子の活動と平行して、個々の魅力を生かした個人のお仕事もやりつつ、それもすべては「仮面女子の成功」へ繋げていくための活動。とにかく7人とも背負った覚悟はハンパないです。

小島夕佳  個々の表現力が高いからこそ、この7人になってから生まれた楽曲はとくに斬新な楽曲が多いです。以前の仮面女子はラップ担当などの担当分けもありましたけど、今は全員が表現できるスキルを持っているからこそ、1曲の中で次々とメンバーのラップが変わるなど、1曲の中での表現枠も増えています。中でも、それぞれが歌詞を考えた自己紹介ラップ曲もあり、初見の人はそういう曲を通して私たちに親しみを覚えてもらえればと思います。仮面女子と言えば、アッパーでゴリゴリでパワフルなアゲ曲が多いですけど。中には、しっとり系やダンサブルな楽曲など、多岐に渡った表現もしています。中でもダンサブルな楽曲ではダンスブレイクも多く、いろんな視点から楽曲やライブパフォーマンスに注目してください。

蒼井乃々愛  仮面女子と言えば、やっぱり武器ですよね。以前は、大きく分けて4種類に分担していました。今は、個々に個性を生かし、デカい刀や鋭利な剣、チェーンソーやスチームガンなど、7つの武器をそれぞれが携えています。わたしは、1000tハンマーを手にしています。とにかく重い(笑)。持つたびにずっしりとくるので、気づいたら腕がパンプアップしてました(笑)。この武器を持つだけでもトレーニングになっています。

涼邑芹  以前の仮面女子は、全員で一丸になってと言ってたように、集団の持つパワーで勝負をしていました。でも今の仮面女子は、「7本の矢」をテーマにしているように、個々の個性を随所に生かしています。たとえ全員が同じダンスパフォーマンスで攻めていても、よく見ると、それぞれに見せ方や踊り方に工夫を凝らし、そこへ個性も出しています。それこそ、まおぴ(森下舞桜)なら絶対的なセンターのように、一番お手本となる完璧なパフォーマンスを見せてゆく。ベーシストでもあるもあちゃんなら可愛い且つセクシーなお姉さん(笑)のように、一人一人の個性は本当に際立っています。たとえ仮面を付けてパフォーマンスをしていても「この子は誰々」というのがわかるくらいに、個性の強いメンバーたちばかりがここには揃っています。


メンバーそれぞれの個性を語ったところ…。 


──良ければ、一人一人の個性を教えてください。

涼邑芹  乃々愛ちゃんは、ダンスの振付師やレッスンの先生もしているように、振り付けのセンスはズバ抜けています。仮面女子でもいくつかの楽曲で振り付けを担当したり、所属事務所の後輩グループや、所属事務所以外のアイドルさんの振り付けも担っています。TikTokにもたくさんダンス動画をアップしているから、ぜひダンス動画も見てください。

蒼井乃々愛  仮面女子では、何曲か格好いい系の楽曲の振り付けも担当させてもらってます。特色を言うなら、格好いい振りの中へさりげなく面白い振りを入れるなど、あえて格好良過ぎない、どこか抜け感のある振り付けというのかな??遊び心を取り入れた振りを好んでいます。
夕佳ちゃんはみんなから「お父さん」「パパ」と言われているように、仮面女子の大黒柱です。普段は、そんなに口数が多くないんですけど。ときどき発言するひと言ひと言に重みがあるから、とても頼りになります。その安心感が、お父さんたる所以です。同時に"もぐもぐエンジェル"とも言われてて、とにかく食べることが好き!グルメ!いつも美味しそうに、しかもめっちゃ食べるんですよ(笑)そのモグモグしている姿にはいつも癒されています。

小島夕佳 大黒柱…いやあ、、ありがたいです(笑)。こはるちゃんは知れば知るほど面白い子。いわゆる"楽屋芸人"なんですね。とくに同じ関西出身の乃々愛ちゃんとお喋りしているときのやりとりは最高に面白いです。ライブでもたまにMCでチラッとその片鱗を見せますけど、絶妙なボケぶりなど、その楽しさを本当はもっとたくさんの人たちに知ってほしいなと思っています。TikTok配信でもその片鱗は見れると思います。こはるちゃんは仮面女子のリーダー。いろんなSNSの更新も怠らないすごくマメな人。日記もつけるなど1日1日を大切にしている姿は本当に尊敬します。

──せっかくですので、リーダーとしての言葉もお願いします。

陽向こはる  全員の意見が上手くまとまらないときは、わたしがバシッ!と言えば、みんな「そうしよう!」と賛同してくれるように、みんなに信頼されていることが伝わって嬉しいし、わたしもみんなのことをすごく信頼しています。
もあちゃんですが、仮面女子の中でも一番経験の長い大先輩。ベーシスト・デザイナー・声優、他にも色々、本当にマルチな人で「いつ寝てるの??」と聞きたくなるくらい、いろんな面で動いていてめちゃめちゃ頑張り屋さんです。週の5日くらいは、いつも疲れ切った顔をして楽屋入りするんですけど。でも、すぐにシャキッとする。とにかく頑張り屋さんのもあちゃんだし、ファンの人たちもその姿に惚れて長く応援してくれている人たちが多ければ、もあちゃんもすごくファン思いの人。グループ愛も大きく、いつもわたし達のことを「かわいい、かわいい」と言ってくれます(照)まさに仮面女子の母のような人ですし、アイドルになるために生まれてきた人です。

月野もあ なんか、現場入りしたときは、いつも疲れ切って具合悪そうに見えるみたいです(笑)。でも、ぜんぜん元気ですけどね(笑)。舞桜ちゃんは、赤の仮面を担当しているように、仮面女子の絶対的なセンター。いつも格好いいパフォーマンスを安定して届けてくれるように、私たちのセンターは舞桜ちゃんしかいません。むしろ、舞桜ちゃんがセンターだからこそ、仮面女子はこうやって続いてると言っても過言ではないくらい、私たちの自慢のセンターです。ただ、ちょっとおバカなところがある(笑)。その天然なところも、タレントとしてすごく魅力と言いますか、舞桜ちゃんの天然ぶりには、我々もだいぶ救われています。つねに進化し続ける、うちの自慢のセンターです。

──センターの証である「赤仮面」を背負うプレッシャーもあります?

森下舞桜  わたしは初代赤仮面の立花あんなさんが引退されるタイミングで立花あんなさんから指名していただきました。二代目として赤仮面を背負い始めた最初の頃は先輩方の中でセンターポジションに立つことにすごいプレッシャーがありましたが、ライブを多く経験していく中、自分のセンターとしてのやり方が確立されたというか、自信を持てるようになったのか、今はセンターであることを楽しんでいます。
芹はライブではめっちゃ格好よくて。でも、話すと包容力がすごいんですね。だから女の子のファンが圧倒的に多い女子キラーです(笑)とくに観てほしいのがラップ。あと彼女はお芝居も上手で、「山形国際ムービーフェスティバル 2019」において「最優秀俳優賞(船越英一郎賞)」を受賞してます。『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』 Rule the Stage -Renegades of Female-の舞台にもかなり重要な役で出演し、そこでも最高のラップとダンスを魅せていて、とても輝いた姿でした。私もお芝居を観に行き、その姿にギャン泣きしました(笑)

月野もあ  猪狩ともかちゃんは多忙で、今日もライブ後に別現場へすぐ向かいましてこのインタビューの場にはいないですが、数年前に事故により脊髄を損傷してから車椅子に乗って活動をしています。彼女も仮面女子には長くいるメンバーで、今では「車椅子のタレント」して多岐に渡って活動をしています。仮面女子の中でも、作詞や、動画の編集を担当。3時間弱に及んだ2ndワンマン公演の動画も、ともかちゃんが編集してくれました。
彼女は、仮面女子の中の太陽のような存在。いつだってポジティブで前向き。そのパワーでいつも私たちを照らしてくれます。でも、おちゃめなところもあって、よく物真似をしてくれるなどいつも私たちを笑顔にさせてくれる存在です。

涼邑芹  あと、猪狩ともかちゃんはパラリンピック関係のイベントでも大活躍をしていて、大会開催期間中はよくテレビにも出ていましたし、自身と同じハンディキャップを持った人たちのことについて語る講演会も全国各地でやっています。

月野もあ  東京2020パラリンピックでは、嵐の櫻井翔さんとNHKの番組のMCも担当していたりと、本当に幅広く活動をしています。


2025年は、初の東名阪ワンマンツアーを行います。


──そして、2025年の仮面女子ですが…。

月野もあ  2025年は、仮面女子初の東名阪ワンマンツアーを行います。とくに東京公演は我々7人でやってきたワンマン公演の中でも最大規模になります。詳細はまた改めてお伝えします。新曲の準備もしていますし、2025年も気合いを込めて突き進みます!今のメンバーとファンのみんなに夢のような景色を見せたいです。ついてきてください!よろしくお願いします!

 

アー写


TEXT:長澤智典

 

INFORMATION

フライヤー

「GALPO! LIVE SHOW -extreme Vol.1-」
【日時】2024年12月16日(月)
【会場】渋谷ReX
【開場/開演】18:30/19:00
【出演】Finally/仮面女子/Ja惹句ck
【チケット】前売り¥3,000.-/当日¥3,500.-
https://r.funity.jp/GALPOLIVESHOW-extreme-202412

【配信】ニコニコチャンネル「Galpo Live show」月額会員 
https://ch.nicovideo.jp/galpoliveshow


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