FEATURE

2022.08.27
Hiyorna

Hiyornaの鳴らした歌声の鐘の音は、未来までしっかりと響いていた。素敵な、参加型のライブをありがとう。 「Galpo! Live Show Vol.13」Hiyorna ライブレポート

 8月17日(水)、原宿RUIDOを舞台に「Galpo! Live Show Vol.13」が行われた。出演したのが、ばたんキュン、Hiyorna、&シンフィニティ、Planet Merry、あそこでクマがおどってるっっ!。

  この日の模様は、「ニコニコ動画」でも生配信。ニコニコチャンネルの番組「Galpo! Live Show」に月額会員登録した方は、「Galpo! Live Show」で配信したライブ動画。さらに、スピンオフ配信のプログラム映像を見れる内容になっている。
 ここでは、Hiyornaのライブの模様をお届けします。 


Hiyorna


 8月29日に「無銭単独ライブvol.2」の開催も決まっているHiyorna。胸をワクワクときめかせるダンサブルな楽曲に乗せて歌いだしたのが、『君がいれば』。彼女たちの手振りなどのパフォーマンスに合わせ、一緒に踊る人たちもフロアに多く登場。触れたとたんに気持ちを騒がせる楽曲という理由もあるが、彼女たちがアッパーでダンサブルなポップチューンに乗せ、素敵な笑顔を浮かべわちゃわちゃはしゃぐ姿を見ていたら、一緒にその輪の中へ参加したくなる。彼女たち自身が、舞台の上で輝くことを楽しんでいた。眩しいその姿を、身体を揺らしながらずっと追いかけていたい。

 この日はメンバーが一人休みということから、6人編成で登場。『アンドロメダ』でも、一人欠けたハンデを感じさせまいと、舞台の上を右へ左にと駆けまわり、テンションの高い歌声を響かせ、はしゃいでいた。メンバーらの動きに合わせ、フロア中で同じ動きを真似ながら熱いパーティーへ参加。歌が進むごとに楽曲のパワーも、メンバーらのテンションも上がっていくのが嬉しい。祭り騒ぐ勢いで、メンバーとフロアの人たちが同じ振りをしながら飛び跳ね、躍る姿が素敵じゃない。

  ハイパーでアッパーなダンスチューンの『ヒヨルナ人生』が炸裂。メンバーたちは上がったテンションをさらにバーニングしながら、フロア中の人たちを爆裂したダンスポップな世界へグイグイと巻き込んでゆく。身体を小刻みに揺らし、チャーミングなパフォーマンスを通して、観ている人たちの気持ちを騒がせるメンバーたち。どの曲でも、そう。観客たちがメンバーらの動きを真似て踊りながら、1曲ごとにHiyornaの描きだした世界観の中へ飛び込み、一緒に弾けていた。

  「自分勝手なことわかってるけど 憧れ強くなってる」と、メンバーの歌始まりで幕を開けたのが『自分勝手』。「いこう」の声を合図に、楽曲は次第に熱と激しさを増す。曲の世界へ身を寄せるように、メンバーらの歌声にも熱とパワーが漲りだす。胸を高ぶらせるサビ歌も印象的。とてもエモい楽曲だ。そのエモさに惹かれ、一緒に同じ振りをしながらも、彼女たちが響かせた歌をしっかりと胸で抱きしめていた。体感的なエモさも嬉しいが、心を熱く揺さぶる歌詞の数々も、彼女たちの嬉しい魅力として見えていた。

  Hiyornaが最後に届けたのが、『シャララ』。「みんなでクラップ」の声を合図に、フロア中から鳴り響くクラップの音。歌詞の一節ではないが、メンバーらは祝福の鐘を心の中で鳴らすように、無邪気にはしゃぎながら歌っていた。彼女たちと一緒に「シャラランラーン」と歌いながら、未来を明るくする祝福の音色を、何度も何度も鳴らしたい。6人は、「もう一回 もう一回 がむしゃらに歌え」と、自分たちの身体中に渦巻くエナジーをすべて解き放つように歌っていた。彼女たちの鳴らした歌声の鐘の音は、未来までしっかりと響いていた。素敵な、参加型のライブをありがとう。


LIVE


PHOTO:菊島明梨
TEXT:長澤智典


SNS
https://twitter.com/hiyorna_idol
https://lit.link/hiyorna
 

特集FEATURE

FEATURE
最新記事更新日 2024.12.16
イベント情報
最新記事更新日 2024.11.19
ガルポ!ズ INTERVIEW