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2022.05.01
wqwq

「Galpo! Live Show Vol.9」wqwqライブレポート

  4月24日(日)、六本木SEL OCTAGONを舞台に「Galpo! Live Show Vol.9」を「1部/2部公演」として開催。1部に出演したのが、みおん/STELLABEATS/wqwq/Zero Project選抜。2部に出演したのは、HOTDOGCAT/FLAPSTAR/emiu/i-deal PROJECT/Girl's Time。
 この日の模様は、「ニコニコ動画」でも生配信。ニコニコチャンネルの番組「Galpo! Live Show」に月額会員登録した方は、「Galpo! Live Show」で配信したライブ動画。さらに、スピンオフ配信のプログラム映像を見れる内容になっている。
 ここでは第1部に出演したのwqwqのライブの模様をお届けします。


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 「Galop! Live Show」ではお馴染み、wqwqの登場だ。ライブは、メンバーたちが愛らしい歌声を響かせる『はじまりのメロディ』からスタート。乙女らしい淡い思いや、挫けそうな心へ勇気を注ぐように歌う姿が、とても愛らしい。少しずつ心に勇気を注ぎながら、サビで一気に希望に満ちた表情になって駆けだす。その様に、一人の女の子の心成長してゆく姿が重なって見えてきた。2番以降は、とても力強く元気な歌声や表情で彼女たちは歌っていた。5人の歌声が輝きを増してゆく様を、1曲の中、ドラマを見るように感じられたのが嬉しい。気持ちの変化に寄り添いながら、自分たちの心も物語を描いてゆく。その姿が素敵じゃない。

  『大好きだ、何度でも』では、最初から可愛らしい歌声を響かせ、wqwqは観ている人たちを「楽しい」や「わくわく」する空気の中へ導いてくれた。胸に溜め込んだ「好き」という思いを、5人は無邪気な笑顔で思いきりぶつけてゆく。元気と輝きに満ちた歌声に触れていると、心がはしゃぎだす。笑顔浮かべた彼女たちのパフォーマンスは、ほんと心に元気を注いでくれる。

  wqwqの楽曲は、どれも青春"という景色の中へ観ている人たちを連れだしてゆく。続く『君へのメロディ』に触れている間も、「好き」という気持ちを元気いっぱいに届ける彼女たちの姿に触れ、同じように「好き」という気持ちをこんな素直に伝えられたらなと、憧れの視線で見ていた。ちょっぴり乙女らしいセンチな心模様も覗かせながら。でも、好きな人に向けて真っ直ぐに思いをぶつける彼女たち。きっと5人も、主人公の女の子に感情を重ねるように、その子自身に成りきって歌っていたに違いない。舞台の上で弾けるように歌い躍る姿も、眩しく見えていた。

 続く『wbc』 では、明るく弾けたロックンロールなビートに乗せ、5人は「一度きりの人生楽しまなきゃ損 損 損」と、力強く歌っていた。ベースボールを舞台にしたこの楽曲では、途中に「カキーン」とバットでボールを打つ姿も披露。きっと彼女たち自身が、グラウンドの上でプレイする選手の気持ちになり、わくわくとした感情を胸に歌い踊っていたに違いない。だから、あの元気が舞台の上からあふれ出ていたわけだ。

  最後に歌ったのが、オムニバス盤にも収録が決まっている『Dream Chaser』。夢追いかける5人の少女たちにピッタリの、自分たちが胸に抱く思いをダイレクトに投影したパワフルな楽曲だ。いや、パワフルに聞こえていたのは、5人が、心の内側から沸き立つ思いを力一杯ぶつけていたからだ。彼女たち自身が胸に抱く夢つかむ思いを、その夢を絶対に叶えるぞという気持ちで歌っていた。だからキラキラした光を放ち躍動する楽曲が、ギラギラとした眩しいくらいの輝きを放っていたのだろう。ほんと、これからのwqwqの成長が楽しみになるライブだった。

  
PHOTO: 菊島明梨
TEXT:長澤智典


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■wqwq
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