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2021.12.23
吉岡聖恵

いきものがかり吉岡聖恵が初のオンラインソロイベントをNakamuraEmi氏・橋⼝洋平(wacci)氏を招いて開催。 「初めてのことでドキドキしたんですが、すごく楽しい時間でした!また必ずどこかで会いましょう!」

いきものがかりの吉岡聖恵が、自身初のオンラインソロイベント「吉岡聖恵 × THE PREMIUM MALT’S プレミアムナイト〜プレミアムな泡(Hour)ー!!!〜」を12月18日に開催した。同イベントは『THE PREMIUM MALT’S』とのコラボレーション企画で、期間内に「サントリー ザ・プレミアム・モルツ シリーズ各種」を対象店舗1⽸以上購⼊した人であれば誰でも視聴できるもの。吉岡がソロとしてライブパフォーマンスを行うのがこれが初めてであるうえに、自身初のオリジナル曲「まっさら」を初披露すること、NakamuraEmiと橋⼝洋平(wacci)がゲスト出演することが事前に告知されていたこともあり、多くのファンが画面の前に集合した。定刻を迎えると、吉岡とMCの藤田琢己が登場。吉岡が「最後までみなさん、お楽しみください!」と投げかけると、チャット欄は「楽しみ!」という視聴者の声でいっぱいになった。


まずは、吉岡にとっては前事務所の後輩・橋⼝洋平(wacci)のライブからスタート。
橋口は「タブを開ける時のプシュッという音くらいの良さをお届けできたら」と謙遜とユーモアを感じさせる挨拶のあと、最初に「感情」を披露。心のこもった温かい歌声、アコースティックギターの音色が聴く人の心をやわらかくさせてくれるようだ。2曲目の「別の人の彼女になったよ」ではなんと吉岡とコラボ。選曲をしたのは橋口で、「もどかしい気持ちを描いたこの曲を、太陽のような吉岡さんの歌声で歌ったらどう聞こえるか」という興味が背景にあったとのことだが、吉岡は「コラボの予定もないのに練習してました!」というほど元々歌い込んでいたとのこと。その甲斐もあってか、2人が共に歌いハーモニーを奏でる箇所でもぴったりと息が合っていた。ライブ終了後のトークはプレモルを飲みながらリラックスした空気感で行われ、チャット欄には「一緒に飲んでる感じがして嬉しい!」というコメントも。ここでは、wacciの曲の歌詞について、吉岡が橋口に「あの曲の主人公、別れた方がよくないですか?」と深夜にLINEすることもあるという裏話が明かされたほか、日常を楽しくするためにやっていること、ボーカリストとしての互いの印象などが語られた。


続いては、吉岡と同じく神奈川県厚木市出身のNakamuraEmiが登場。
1曲目は「雨のように泣いてやれ」。ギター、ベース、MPCという編成のバンドサウンドに乗っかったNakamuraの歌声はリズミカルかつエネルギッシュで、楽しそうにライブする姿も印象的だ。14年前にいきものがかりのライブを初めて観たというNakamuraは「(吉岡が)カッコよくてキラキラしていて、自分の中にあるものを掻き立てられて感動した」と当時を振り返りつつ、そんな相手との共演が実現した今の心境を「続けてきてよかったと噛み締めながらライブしてます」と語る。そして「みなさんもホッとする時間、少しでもありますように」という言葉が添えられた「一服」によるゆったりとした時の流れを経て、「投げキッス」でライブは終了。「投げキッス」ではいきものがかり「SAKURA」の一節を引用し、視聴者に嬉しい驚きをもたらした。その後のトークでは「『YAMABIKO』が刺さりすぎて」「どういう思考であんな強い言葉を連ねているのかすごく気になる」と話す吉岡がNakamuraに様々な質問をし、楽曲の背景を探っていく。吉岡のことを「厚木のスター」と語るNakamuraに、Nakamuraへの興味が絶えない様子の吉岡と相思相愛ぶりが窺えた。


最後はいよいよ、吉岡がソロでは初となるライブパフォーマンスを披露。
1曲目には、ソロ活動のきっかけとなった大瀧詠一のカバー「夢で逢えたら」が選ばれた。歌詞に合わせて右のほほをなでるなど、身振り手振りを交えながら、のびのびと歌う吉岡。チューリップのカバー「夏色のおもいで」は風が通り抜けるような歌い出しが印象深く、たとえ配信ライブでも、彼女が歌えば景色が生まれていくのだから不思議だ。米津玄師のカバー「アイネクライネ」の歌唱後には、「主人公は繊細でピュアな感じがするけど、恋をして強くなっていくイメージがある」と同曲に対する解釈を語った吉岡。ここでNakamuraEmiを呼び込み、先ほどトークコーナーでも話題に上がった「YAMABIKO」をコラボ。吉岡のラップは今まで聴いたことがなかったが、一語一句をクリアに発音できる歌い手であるため、言葉数の多いラップとも相性が良い。Nakamuraと作用しあいながら、両者ともにヒートアップしていく様子も心地よく、ソロならではの新鮮味を感じさせる好演となった。


ライブ後半に向けて「それじゃあみなさん、この勢いでさらに盛り上がっていきたいと思いますよ! みんな、いい感じに酔っぱらってきてますか?」と投げかけたあとには、ゆずのカバー「少年」を披露。バンドマスターで吉岡の友人でもあるeji(Key/Cho)を中心としたサウンドに身を委ね、時にはステップを踏みながら、時にはギターを弾かせてもらいながら(!)楽しそうに歌う吉岡。その姿に「聖恵ちゃんが楽しそうだとこっちまで楽しくなる!」とチャット欄も賑わった。乾杯ポーズで「少年」を終えたあとは、「せっかくなので、いきものの曲もやりたいと思います!」と、吉岡作詞・作曲によるいきものがかりの人気曲「キミがいる」へ。「まさかいきものがかりの曲が聴けるなんて」と驚いた人がほとんどだったのだろう。視聴者からは「サントリーさん神」、「素敵な企画をありがとうございます!」、「プレモル1本でこんな豪華なものが見られるなんて」など喜びのコメントが寄せられた。喜んでいるのは視聴者だけではなく、「いきものがかりは22年続けているんですけど、今日初めて飛び出したんですよ! みなさん、しかと見届けてくださいましたでしょうか?」と投げかける吉岡自身も興奮を抑えきれない様子。しかし楽しい時間はあっという間。ラストには秦 基博と作り上げた初のオリジナル曲「まっさら」をいきいきと歌い上げたのだった。


「勇気を持って一歩前に踏み出す気持ち、新しい勇気みたいなものを曲に詰めてみました」と紹介された「まっさら」は今まさに新しいフィールドに乗り出している吉岡自身のテーマソングでもあり、同曲を歌う吉岡は晴れやかな表情だ。「初めてのことでドキドキしたんですが、すごく楽しい時間でした! ゆっくりおうちの時間を楽しんで、美味しいビールの時間も楽しんでください。また必ずどこかで会いましょう!」と吉岡が挨拶し、イベントを締め括ると、視聴者は、拍手の絵文字や「サントリーさんありがとう!」、「本当にいいアワーだった!」といったコメントで応えたのだった。


なお、吉岡は、12月22日にニューシングル『まっさら』をリリースする。いきものがかりの活動とともに、さらに活発になっていくであろうソロ活動にも注目だ。

 

(文:蜂須賀ちなみ)
 

 

【「吉岡聖恵 × THE PREMIUM MALT'S プレミアムナイト〜プレミアムな泡(Hour)ー!!!〜」セットリスト】

橋⼝洋平(wacci)ライブパート
M1.感情
M2.別の人の彼女になったよ (with吉岡聖恵)

NakamuraEmi ライブパート
M1.雨のように泣いてやれ
M2.一服
M3.投げキッス

吉岡聖恵 ライブパート
M1. 夢で逢えたら
M2. アイネクライネ
M3. 夏色のおもいで
M4. YAMABIKO (with NakamuraEmi)
M5. 少年
M6. キミがいる
M7. まっさら

 

 

ジャケット写真

 

アーティスト写真

 

リリース情報

◆2021年11月29日(月)より好評配信中

吉岡聖恵「まっさら」
★各配信サイト・ストリーミングサービスはこちら: https://erj.lnk.to/WRPskyWN  
★まっさら ミュージックビデオの配信はこちらから:https://erj.lnk.to/8y1Lh1WN

 

◆2021年12月22日(水)発売
NEW シングル「まっさら」

●通常盤[CD+DVD]
ESCL-5606~7 ¥2,000 +税

・三方背スリーブケース仕様(初回仕様のみ)
・オリジナルプレート「まっ皿」が当たる応募抽選ハガキ封入(初回仕様のみ)

■ご購入はこちらから:https://erj.lnk.to/Q1vvL5  

 

[CD収録楽曲]

まっさら 
夏色のおもいで
まっさら -Instrumental- 

 

[DVD収録内容]

1.まっさら (Music Video)
2.まっさら (Music Video -Behind The Scenes)
3.吉岡聖恵 × 秦 基博 Talk about "まっさら" *対談映像
4.吉岡聖恵 × THE PREMIUM MALT'S プレミアムナイト 〜プレミアムな泡(Hour)ー!!!〜 (Live Video)

夢で逢えたら
夏色のおもいで
アイネクライネ
AMABIKO (NakamuraEmi × 吉岡聖恵)
少年
キミがいる
まっさら
別の人の彼女になったよ (橋口洋平[wacci] × 吉岡聖恵)

 

【橋口洋平(wacci)プロフィール】

聴く人全ての『暮らし』の中にそっと入り込んでいけるようなポップスを届けるバンド、wacciのボーカル&ギター。楽曲の作詞作曲ほぼ全てを担当する。2020年には史上初、日本武道館での無観客での配信ライブを開催し、翌2021年11月には念願の日本武道館での有観客ライブも行う。代表曲「別の人の彼女になったよ」はサブスクリプション再生回数1億回を突破、MVも6,800万再生を超えるなど、ロングヒットを続けている。

 

【NakamuraEmi プロフィール】
神奈川県厚木市出身。1982年生まれ。

様々な職種を経験する中で、色々なジャンルの音楽に出会い、歌とフロウの間を行き来する独特なスタイルを確立。小柄な体からは想像できないほどパワフルに吐き出されるリリックとメロディーは心の奥底に突き刺さる。2016年1月20日、日本コロムビアよりメジャーデビューアルバム『NIPPONNO ONNAWO UTAU BEST』をリリース。収録楽曲の「YAMABIKO」が全国のCSやFM/AMラジオ52局でパワープレイを獲得。メジャーデビューから1年、2017年3月8日に2nd アルバム『NIPPONNO ONNAWO UTAU Vol.4』を、そして5月24日にTVアニメ「笑ゥせぇるすまんNEW」のオープニングテーマ「Don't」が収録された主題歌シングルをリリース。

2018年3月21日に3rd Album『NIPPONNO ONNAWO URAU Vol.5』をリリースし、全国22か所を巡る全国ツアーを開催した。

Volkswagenとのタイアップがきっかけでスタートしたコラボレーション企画の中で新曲「相棒」を書き下ろし、 10月17日にデジタル配信、11月3日に1,000枚限定生産の7inchアナログをリリース。2019年2月20日にはMajor 4thアルバム『NIPPONNO ONNAWO UTAU Vol.6』をリリースし、 全国24か所をまわるツアーを開催。10月にはNHK Eテレ アニメ「ラディアン」第2シリーズのエンディングテーマ「ちっとも知らなかった」をデジタルリリース。12月にはライブ盤「“NIPPONNO ONNAWO UTAU Vol.6” RELEASE TOUR LIVE!」をデジタルリリースした。2020年2月5日、『NIPPONNO ONNAWO UTAU BEST2』をリリースし、アコースティックver、バンドverの配信ライブを行った。2021年、3ヶ月連続デジタルリリースと題し、4月16日第1弾デジタルシングル「私の仕事」、5月21日第2弾「投げキッス」、6月18日第3弾「drop by drop」をリリース、6月2日にはドラマParavi「にぶんのいち夫婦」エンディングテーマ「1の次は」をデジタルリリースした。7月21日には、メジャー6枚目のアルバム『Momi』をリリース、9月からはアルバムを携えた全国25公演のツアーを行った。

 

 

【吉岡聖恵 プロフィール】
1984年2月29日生まれ。1999年11月3日、水野良樹と山下穂尊によるユニット「いきものがかり」が行っていた路上ライブに飛び入り参加したことがきっかけで、「いきものがかり」のボーカルとなる。

地元の厚木・海老名での精力的な活動から次第に注目を集め、2006年3月「SAKURA」でメジャーデビュー。「ありがとう」「YELL」「ブルーバード」「風が吹いている」など数々のヒット曲を世に送り出している。2017年1月に「放牧宣言」を行い、一時グループ活動を休止。

2018年11月の「集牧宣言」で活動を再開する。2020年4月には新会社「MOAI」を設立。2021年6月に同年夏をもって山下穂尊がグループを離れることを発表し、2人体制での活動がスタートした。グループ活動休止中の2018年2月にはソロ活動を開始。同年10月にカバーアルバム「うたいろ」をリリースする。2020年5月には、ソロプロジェクト「吉岡聖恵の毎日がどうよう日~家族で歌おう!~」が始動。2021年7月にはチューリップのカバー「夏色のおもいで」をリリースし、同時に「吉岡聖恵 Official YouTube Channel」も開設。2021年11月には秦 基博氏との共作楽曲「まっさら」が先行配信開始。12月22日にはソロとして自身初のCDシングルをリリースした。
 

●いきものがかり OFFICIAL WEB SITE ▶ https://ikimonogakari.com/
●吉岡聖恵オフィシャルホームページ: https://www.yoshiokakiyoe.com/ 
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 └吉岡聖恵:https://www.youtube.com/channel/UCORsEn7EYP4RedWO5CX0uOg 

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