FEATURE

2020.12.02
Ange☆Reve

「Ange☆Reve First Tour2020」ファイナル公演をレポート!!この会場にいる人を残らず笑顔にしていきたいです!!

11月に、「Ange☆Reve First Tour2020」と題し東名阪ツアーを行ったAnge☆Reve。本当なら、5月に初の東名阪ツアーとして行なう予定だった。だが、コロナ禍により予定を半年先に変更。ようやく開催に漕ぎつけた。メンバーたちも、このツアーの開催を本当に喜べば、1本1本のライブを全力で楽しんでいた。今回のツアーは「Ange☆Reveらしさ」を主軸に据え、そのうえで「天使と堕天使」というAnge☆Reveが持つ二面性を1ステージの中へ巧みに投影した形で行なわれた。ここでは、11月28日(土)に日本橋三井ホールで行ったライブの模様をお伝えしたい。

アンジュれ

  みずからのチャーミングな魅力を活かした愛らしいパフォーマンスを魅せながら、メンバー一人一人が舞台へ姿を現した。ライブは、愛らしさを振りまくように「勇敢な恋のセレナーデ」から物語を綴りだした。「特別なオマジナイを あ・げ・る」の歌詞のように、5人はAnge☆Reveを求める人たちに向け、胸をキュンとときめかす魔法をかけてゆく。気持ちを一つに歌い躍る5人の姿がとても可愛らしい。「微笑んだ運命の 女神が導いたの」と歌う彼女たち自身が、会場へ足を運んだ人たちにとって女神となる存在。だからこそ、彼女たちの眩しい姿へ想いをぶつけようと、フロア中でサイリウムの光が大きく揺れていた。

 熱気を膨らませるように、彼女たちは「リトルピ」を歌唱。気持ちを騒がせるキラキラとした歌の光がフロア中に射し込みだす。5人が気持ちを一つに歌う声に触れているうちに、騒ぐ気持ちを抑えられなくなっていた。

 Ange☆Reveは、平凡な日常に刺激を与えるように「ココからイマジネーション」を歌いだした。駆けるような気持ちを胸に歌う声を耳にし、フロア中の人たちも、椅子に座りながらも心は一緒に駆けだしていた。彼女たちが先頭を切って未来に駆けだすのなら、その後を一緒に笑顔でついていきたい。

  胸を熱く騒がせるロックンロールなビートを肌に感じたとたん、身体がむずむず騒きだす。風を切るように走る楽曲の上で高まる気持ちを掲げながら、前へ前へと走り続けたい。彼女たちの歌声が、「Girls, be ambitous」が熱いエールを送る声として、気持ちを強く推してゆく。


「この会場にいる人を残らず笑顔にしていきたいです」(水野結愛)
「Ange☆Reveいち、色っぽーく頑張りたいと思います」(権田夏海)
「今年一、みなさんのいい想い出るになるように頑張っていきたいと思います」(佐々木璃花)
「今日は悔いのない公演にしたいので、みなさんも悔いのないクラップをお願いします」(吉橋亜理砂)
「今、めゃめちゃめちゃ輝いてるんですよ。みんなも輝いてるということで みなさん最後まで楽しみましょう」(原姫子)

 という挨拶に続き、メンバーそれぞれが「Ange☆Reveのコンセプト」について、以下のように語りだした。

「Ange☆Revのコンセプトは5人の個性が爆発しているところ」(水野結愛)
「安定の大人っぽさ」(原姫子) 
「Ange☆Reveの強みは色気だと思います」(権田夏海)
「清楚で純粋な王道アイドルがAnge☆Reve」(佐々木璃花)
「Ange☆Reveのコンセプトは天使と堕天使の二面性。今回のライブは、どっちの二面性も楽しんでもらうステージにします」(吉橋亜理砂)

  5人の言葉を受け、ここからはメンバーいわく「ピチピチに可愛い」天使ブロックへ。

 天使ブロックの最初に披露したのが「Stare」。5人はキラキラ輝く姿を見せながら、可愛い動きを満載に歌を届けだした。歌い躍る一つ一つの仕種が、とてもチャーミング。その姿は、まるで天使たちが無邪気に戯れているよう。
 「Lovey!」では、最初から甘えた素振りを振りまきながら5人はせまってきた。これから楽しみを探しに出かける気持ちを、彼女たちは嬉しそうに笑顔を浮かべ歌っていた。カラフルな曲に触れ、一緒に心弾む感覚を覚えていたのも嬉しかったこと。

 「Dear...maybe Dear...baby」の声に触れ、胸が疼きだす。5人は、想いを真っ直ぐ届けるように「Maybe Baby」を歌いだした。心地好く弾むAngel Beatを身体に感じながら、彼女たちの歌を受け止めていたい。恋の物語を動かそうとする5人の気持ちに触れながら、歌詞に登場する「君」を自分に置き換え、聞いていた人たちも多かったのでは??

 「可愛い曲が詰まったゾーンでしたけど、みなさんどうでした?!」の問いかけに、フロアから熱い手拍子が飛び交っていた。

 ここからは天使ユニットのコーナーへ。

「みんなにキッスを届けたいと思います」と語りながら「Kiss me Happy」を歌いだしたのが、吉橋亜理砂・権田夏海・原姫子。3人は明るく弾ける楽曲に合わせ、愛らしさを振りまきながら、高まる気持ちのままに歌声を届けていた。弾む気持ちを解き放つように歌い躍る姿は、舞台劇の一場面のようにも見えていた。好きな人へおねだりするような仕種も見せながら歌い踊る、3人のチャーミングな姿が堪らない!!!

 歌のバトンを受け取ったのが、佐々木璃花と水野結愛。2人は跳ねる演奏に身を預け、互いに歌声を交わしながら、想いを込め「あいのうた」を歌っていた。途中、手を繫いで歌う場面も。2人が気持ちを強く込めて歌う声が、とても印象深く胸に届いていた。 

 ふたたび5人編成に戻ったところで、Ange☆Reveが届けたのが「泣かないよ」。秘めていた情熱を、あえて言葉にしてぶつけるように5人は歌いかける。メンバー一人一人の歌声に力強さを覚えるのは、彼女たちが本気で伝えたい気持ちを投げていたからだ。想いをぶつける歌声が、強く強く心に響いていた。

 「降り積もる雪よ 白く白く塗り替えて」と、戻れない時を後悔するように、Ange☆Reveは「Angel Sign」を歌いだした。とても切ない歌なのにロマンチックさも覚えるのは、曲調や、彼女たち自身の歌声が透明感を持っていたからだ。隠してしまいたい切ない恋心を、降り積もる雪で隠そうと歌う彼女たち。白い世界から漏れ響く想いが、余計に切なさを心に染み込ませていた。

 「絶対 さよならは言わないよ」と彼女たちは「Winding Road」を歌いだした。彼女たちは「君が 君が 好きで」と想いを投げかける。舞台の上で舞うように歌う彼女たちの姿も印象的だ。込み上がる想いを、5人は気持ちを一つに歌い続ける。その姿に、乙女の切ない胸の内を告げられたような気持ちさえ感じていた。

激しく踊り狂うビートに身を預け、5人は凛々しい姿を示していた。Ange☆Reveは堕天使を示す「セフィリア」を通し、隠していた熱情をぶつけるように歌っていた。歌声やパフォーマンスから、動きや仕種の一つ一つから、強い気持ちを込めた彼女たちの心模様が伝わってきた。曲の途中、5人は一瞬で黒い衣装へシフト。その様変わる姿がとても刺激的であり、瞬時に魅了された。
 
 「堕天使の心模様 やめて!」と力強く歌いながら、楽曲は「堕天使の心モヨヲ」へ。妖しく、挑発するようにもせまるメンバーたち。躍動したパフォーマンスを通し。彼女たちは自分の存在を強く示し、心惑わすようにもせまりながら、愛しい人への想いをぶつけていた。強く願いを込めるように歌うその凛々しい姿から、目を離したくない。

あんじゅれ

 胸の内で渦巻く感情をすべて解き放つように彼女たちは歌いだす。ここからはメドレーコーナーへ。歌ったのが、 「黄昏抱いて、君ヲ想フ。」「あの夏のメロディー」「Freaky☆Rock☆Party」「Reality」「Tell me why~最後の線香花火~」。一つ一つ想いや想い出の扉を開くたびに、そこからはいろんな女性の胸の内が見えてきた。ときに夏へ連れ出したり、ときに切ない心模様を示しながら、どの楽曲も躍動した表情として描きだしていたのが特徴的だった。気持ちを騒がす彩り豊かな楽曲の数々に触れながら、メンバーたちと一緒に気持ちの炎を燃やし続けていたい。次々と楽曲の景色が変わるたびに、感情も熱く沸き続ける。なんて刺激的で情熱を抱いたメドレーだ。

 熱を膨らませるように、そのまま「Limited Complex」を歌い繋ぐ姿も、とても魅力的だった。 

 「今回はみんなが大好きな「Colorful」のアンサーソングを作っていただきました。曲中からも「Colorful」らしさや、新しいAnge☆Reveを感じてください」(佐々木璃花)

  披露したのが、このツアーのために作った新曲の「Starry Light」。冒頭の歌いだしから気持ちを上げ、心をカラフルな色に染めてゆく開放感を持った楽曲だ。曲に触れている間中、輝きを放つ彼女たちの歌声に触発され、気持ちも躍っていた。この歌を推進力に、心に広げた翼を羽ばたかせ、どこまでも飛んでいけそう。改めて、「Colorful」と聞き比べてみたい。

  楽曲投票でも1位になった「星空プラネタリウム」の登場だ。とてもロマッチックな楽曲だ。この歌に触れている間中、胸がキュンキュンしっぱなしだった。彼女たちと一緒に素敵な青春の1ページを描きたい。一緒に切なくも浪漫な気持ち感じながら、愛しい人の想いを胸の中で受け止めていたい。もどかしいのに愛おしい、この気持ちがたまらない。

  「みんな、これからもAnge☆Reveと一緒に笑顔を作っていこうね」。優しい光を振り注ぐように、Ange☆Reveは「キミエモーション」を歌唱。真っ直ぐな、前向きな想いをぶつけるように響く歌声。彼女たち一人一人が、笑顔や元気を届ける存在となり、心を騒がすエモーショナルな歌を降り注いでくれた。

 「君のsmile smile」と歌う声が、気持ちを嬉しく騒がせる。「Your Smile」を通し,彼女たちはみんなを笑顔にしてゆく。愛らしく、おめちゃな仕種も見せながら、5人は舞台の上で弾けていた。ファンたちと笑顔を交わしながら、Ange☆Reveは会場中に笑顔の花をたくさん咲かせていった。終盤には、メンバーとファンたちが一緒に大きく手を振りながら気持ちを一つにしてゆく光景も生まれていた。

 さぁ、ここからラストスパートだ。「運命的%」を相棒に、気持ちのアクセルを一気に踏み込み、5人は沸きだす熱い気持ちをぶつけていた。自分たちが熱狂を作る熱源となって、舞台の上でわちゃわちゃ騒ぎだす。高ぶった気持ちのまま、5人は思いきりはしゃいでいた。楽曲が進むごとに気持ちが上がり続ける。この気持ちを共有していれることが、素直に嬉しかった。

 「イトシラブ」の登場だ。タイトル通り、恋する乙女の愛しい気持ちを、5人は「あなたが好きよ 笑顔が好きよ」と純粋な想いで真っ直ぐに届けてきた。彼女たちの愛しい想いに触発され、心がずっとときめき続けていた。「あなたが好きよ」と告白するように歌われるたびに、愛しさが増してゆく。少し甘えた素振りで想いを告げられるたびに胸のドキドキが高まれば、何時しか破裂しそうなくらいに心拍数が上がっていた。

 「叫びだすこのマイハート」、最後は、心にときめきを与える「Colorful」だ。空っぽな心に、退屈な毎日に、彼女たちが気持ちを動かす力を与えてゆく。みずからを鼓舞しながら、全力で想いをぶつけるメンバーたち。その歌声が、Ange☆Reveのパフォーマンスが、触れた人たちの心をカラフルに染めあげる。5人でギュッと身体を寄せ合い歌う姿もチャーミングだ。この歌に触発され、気持ちがずっと熱く沸き立っていた。

アンジュれ

 アンコールの声変わりの熱い手拍子を受け、5人はふたびステージヘ。「希望の羽根広げて今 飛び立つよ どこまでも」と、ここから夢に向かって高く飛びだそうと力強く宣言するように、Ange☆Reveは「Starry Light」を歌いだした。ふたたび白系の衣装姿になった彼女たちは、輝く星に願いを込めるように、晴れた声で歌い躍っていた。空を舞うように歌う姿が、両手を翼のように広げ歌い躍る姿が、眩しく見えていた。「希望の羽根広げて 今~飛んでいこう」の言葉が、心に勇気を与えてくれた。

 沸き立つ気持ちをさらに熱するように、Ange☆Reveは「恋愛☆下克上!!」を歌唱。手にしたタオルを掲げ、サビでは大きく振り回し、フロアの人たちと一緒に気持ちを高めていた。少し甘えた仕種で愛らしくせまる姿がチャーミング。彼女たちに「君のこと大好きだ」と歌われたとたん、ドキッと胸が高鳴った。いや、気持ちが騒ぎだしていた。フロア中の人たちも、弾けた姿を見せるメンバーたちに触発され、熱い手拍子やサイリウムを振り上げ、舞台に向かって気持ちをぶつけていた。

 フロア中のペンライトの光がピンク色に。「みんなでこの会場に満開の桜を咲かせましょう」の言葉に続き、最後にAnge☆Reveは「Be with you」を歌唱。メンバー一人一人が、大切な人へ想い込めた言葉を送るように優しい声で歌を届けていた。サビで5人の歌声を重ねあい歌っていた間中、フロアでは数多くのピンクの光が揺れていた。その光景は、Ange☆Reveの歌声の風を受け、桜が舞い躍るようにも見えていた。中には、気持ち高まり涙声になるメンバーも。会場中のみんなも気持ちを一つに、歌を、彼女たちの想いを真摯に受け止めていた。終盤には、メンバーたちが大きく振る手に合わせ、場内中に大きな光が揺れていた。

 ふたたび舞台に登場したAnge☆Reveは、「絶対リメンバー」を歌い、会場に熱狂を巻き起こす。無邪気にはしゃぐ5人の姿がとても眩しく見えていた 。全力で楽しむ姿を見るたびに、心にたくさん元気をチャージしていける。歌詞の一節じゃないが、全力で楽しまなきゃもったいない!!

 念願のツアーを終えた彼女たち。この気持ちを、次はどんな風に繋げてゆくのか、また楽しみが増えたようだ。

 

<セットリスト>

01.勇敢な恋のセレナーデ
02.リトルピ
03.ココからイマジネーション
04.Girls,be ambitous
05.Stare
06.Lovey!
07.Maybe Baby
08.Kiss me Happy(吉橋、権田、原)
09.あいのうた(佐々木、水野)
10.泣かないよ
11.Angel Sign
12.Winding Road
13.セフィリア
14.堕天使の心モヨヲ
15.メドレーパート
   黄昏抱いて、君ヲ想フ。
   あの夏のメロディー
   Freaky☆Rock☆Party
   Reality
   Tell me why~最後の線香花火~
16.Limited Complex
17.新曲『Starry Light
18.星空プラネタリウム
19.キミエモーション
20.Your Smile
21.運命的%
22.イトシラブ
23.Colorful
-アンコール-
EN1.Starry Light
EN2.恋愛☆下克上!!
EN3.Be with you
D.EN.絶対リメンバー

 

取材・文:長澤智典
写真:仲西一成

<インフォメーション>

2020年12月5日(土)
ArcJewel Winter LIVE 2020 in Zepp Tokyo
【時間】開場12:45、開演13:30
【会場】Zepp Tokyo
【出演】
ゲスト:まねきケチャ、FES☆TIVE
愛乙女☆DOLL、Ange☆Reve、Luce Twinkle Wink☆、Jewel☆Neige、Jewel☆Rouge、Jewel☆Ciel、ArcJewel HOKKAIDO

詳しくは
https://ameblo.jp/angereve-aj/entry-12637222438.html

 

2020年12月12日(土)
Ange☆Reve佐々木璃花バースデーライブ2020〜25歳も気まぐれわがまままる〜
【時間】開場17:30、開演18:00
【出演】Ange☆Reve
【会場】品川インターシティホール

詳しくは
https://ameblo.jp/angereve-aj/entry-12631408856.html

 


2019年12月25日(金)
ArcJewelクリスマスLIVE!~Happy Jewely Christmas☆2020~
【時間】開場18:30 / 開演19:00
【会場】白金高輪SELENE
【出演】Ange☆Reve、Luce Twinkle Wink☆、Jewel☆Ciel
【内容】ライブ、特典会
【席種】前方2列:34席椅子席予定(自由席)、3列目以降スタンディング

【料金】
 ●ArcJewel Mobile 会員先行
 ①優先入場チケット:限定22枚 4,000円
 ②通常チケット:2,500円
 
 ●一般チケット
 ③ArcJewel Ticket 一般前売:3,000円
 ④当日券:3,500円
 
 詳しくは
 https://ameblo.jp/angereve-aj/entry-12639356502.html


 
 
2020年12月31日(木)
ArcJewelカウントダウンライブ2020→2021
第1部:
開場11:00、開演11:30 
出演:Ange☆Reve、Jewel☆Rouge

第2部:
開場14:45、開演15:15 
出演:Luce Twinkle Wink☆、Jewel☆Ciel

第3部:
開場18:30 開演19:00 
出演:愛乙女☆DOLL、Jewel☆Neige

【会場】東京キネマ倶楽部 
【座席】椅子席(自由席)
【内容】ライブ、特典会
 
詳しくは
https://ameblo.jp/angereve-aj/entry-12641033495.html

 



Ange☆Reve

公式サイト:
https://angereve.com/

公式Twitter:
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