Speak emo

2018.04.04
九州女子翼

アイドル新戦国時代”の新たな勢力図を描くべく、南西の地より全国へ世界へと大きく羽ばたく“九州女子翼”。

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「女子翼をきっかけに九州の良さを知ってもらって、「九州に遊びに行きたいな」と思ってくれるような、そんな形で地域活性ができればと思います」(香苗)

――ところで、メンバーが一人増えるんですよね?

一同:はい。

実玖:最近会って、稽古も何回か一緒に。

香苗:すごいこのグループが好きで入ってきてくれたんですよ。新メンバーになれたという“誇り”を持って稽古をしてくれてる感じがすごい伝わってきて…。

――じゃあ、もう“5人でのレッスン”って感じでやってるんですね? うまくやっていけそうですか?

実玖:そうですね。奇数だとやっぱりフォーメーションがすごくきれいになるので、今やってる曲ももっと磨き上げられますね。やはりメンバーは奇数がいいなって思います。

――なるほど、並んだときの形とかね。では最後に、グループの目標ってなんでしょうか?

実玖:大きな目標としては、いつか福岡市民会館大ホールでワンマンライブをやることです。あとは、今は月に1回定期公演させていただいているので、その定期公演を毎回毎回ソウルドアウトできるようなグループになりたいと思っていますね。

――他に何かはありますか?

愛理:やっぱり東京にも攻めて行きたいですね。対バンとかに出てたら「九州女子翼は絶対見に行かなきゃ」「絶対にこのグループはすごいから」みたいな、そう思って観に来てくれる方々をたくさん増やしたいです。どんどん九州女子翼を広めていきたいと思ってます。

詩絵里:東京でも広めていきたいですし、その時に来てもらえるのもうれしいんですけど、同時に「東京から福岡に観に行きたいな」って思ってくれるぐらいのグループになりたいなって思ってます。

――なるほど、で、そこで東京からね、いっぱいきたりとか、全国から来てお金落としてもらって、

一同:(爆笑)

――九州の経済にも貢献していただいて(笑)。

香苗:でも、女子翼をきっかけに九州の良さを知ってもらって、「九州に遊びに行きたいな」と思ってくれるような、そんな形で地域活性ができればと思います。

――九州の魅力っていうと何ですか?

実玖:そうですね。女子翼の衣装は赤で、イメージカラーも赤なんですけど、九州といえば「赤」というか、そういう力強いイメージがありますね。

香苗:熱気溢れるイメージですね。

実玖:あと、九州は美味しい食べ物が多いです。

――例えば何ですか?

香苗:福岡はイチゴ! “あまおう”とか。あと、福岡のラーメンは何食べても美味しいです。福岡に一度来たらみんな福岡に住みたくなるほど、美味しいものばかりです。福岡にいると太っちゃいますね。(笑)。

――じゃあ僕はちょっと行けないですね…(笑)。あと、お魚とかもおいしいですよね。

香苗:そうなんですよ。お寿司もおいしいですし。唐戸市場とか。あれは山口?

愛理:山口だよ。下関よ!

香苗:あと、ラーメンが有名ですけど、意外にうどんも美味しいんです。“牧のうどん”とか美味しいですし、うどんも負けてないんですよ。

――うどんのイメージはなかったですね。じゃあ、うどんも食べに。(笑)。食べ物だけですか?魅力は。

詩絵里:私は、Twitterで長崎のいいものをツイートしてるんです。「#長崎のよかとこ」とか「#うまかもん」とかハッシュタグをつけて、美味しい食べ物を紹介したり、おすすめスポットのことを書いたりしてるので、それで少しずつでも広まったらいいなって思います。

――あっ、長崎観光大使を狙われてるんですか?

詩絵里:なりたいです! 自分の街の観光大使!

――Twitterでどんどん紹介しているとなれますよ、絶対。

詩絵里:はい!


“九州女子翼”新メンバー 鈴川瑠菜 最速インタビュー

3月21日の九州女子翼定期公演にてお披露目された新メンバー、鈴川瑠菜に単独インタビューを行なった。彼女自身「インタビューを受けるのは初めて」とのこと。つい数週間前までは“一般人”であった彼女が、初々しくもありながら、落ち着いたトーンとしっかりした口調で女子翼への想いと確固たる決意を述べてくれた。今後歴史を積み重ね、輝かしい軌跡を描いていくであろう九州女子翼の、最初期の貴重な記録となる「鈴川瑠菜“お披露目”インタビュー」。今まさに羽ばたこうとしている彼女の瑞々しい言葉をしかと受け止めていただきたい。

――まずは自己紹介をお願いします。

鈴川瑠菜(以下:瑠菜):九州女子翼の鈴川瑠菜です。山口県出身で今は福岡在住です。食べ歩きが趣味で、抹茶のスイーツが好きです。

――インタビューはもう何度かされました?

瑠菜:いえ、初めてです。

――え、そうなんですか? ちょっと責任重大ですね。緊張しちゃいます(笑)。

瑠菜:私もすごい緊張してます。

――では、リラックスしながら参りましょう。まずはお訊きしたいのは……もともと“アイドル・ファン”だったんですよね?

瑠菜:そうなんですよ。Rev from DVLっていうグループがすごい好きで、その“おっかけ”をやってたんです。で、以前そのグループにいた(新谷)香苗ちゃんのことが大好きで。それで香苗ちゃんをおっかけて、九州女子翼のファンになったんです。で、イベントに行った時に社長から声を掛けていただいて、という感じです。

――香苗さんがお好きだったんですね。香苗さんをおっかけて、同じグループにまで入っちゃった、と(笑)。

瑠菜:ハハハ(笑)。そうなんです。

――でも、どうですか? 憧れの人と一緒にグループをやるっていうのは?

瑠菜:そうですね…。今も憧れの存在なんですが、自分もたくさん元気をもらったので、今までもらった元気を今度は私がみなさんにお届けできるようになりたいなと思います。

――加入以前に“ファン”として女子翼を見ていたわけじゃないですか。その時はどのように見ていました?

瑠菜:パフォーマンス力がとても高くて……ちょっとこういう言い方はどうかと思うんですが、えー、どう言えばいいんだろう……もっと有名になって欲しいというか、こんなところで留まってていいグループじゃないな、と思いました。

――おぉ! でもそれはある意味すごい“褒め言葉”ですよね。

瑠菜:はい。もっとたくさんの人に知ってもらいたいな、と。

――そうやってファンとして見ていた時には、「このグループに入ってみたい」とか思っていたんですか?

瑠菜:全く思ってなかったです。単純にファンとして応援できればな、と思っていました。

――「加入しませんか」と声を掛けられた時って、即決したんですか?

瑠菜:いえ、すぐには決められなくて…。で、定期公演を観させていただいて決めました。

――やはり悩みましたか。

瑠菜:すごい悩みました。少しでも憧れの人に近づきたいっていうのはもちろんあったんですが、「学業と両立できるか」といった不安もありましたし、回りの人に相談しても「やめたほうがいいんじゃない」っていう人も少なくなかったので…。それに、自分はダンスも歌もそんなに得意なわけじゃなかったので、「やっぱりやめたほうがいいかな」とも思ったんですけど…。でも、幼い頃からアイドルが好きで、その時は「アイドルになりたい!」って言ってたんですよ。結局は「叶わなかったなぁ」って諦めていたんですが、でもどこか諦めきれない部分もあって…。で。せっかくこうしていただいたご縁なので「やはりやってみよう」と思いました。回りの人に「やめたほうがいい」って言われたぐらいで諦められることじゃなかったので、それで決断しました。

――一度アイドルになることを諦めていた時は、何になりたいと思っていたんですか?

瑠菜:デザイナーになりたいと思っていました。ジュエリー・デザイナーとかやりたいな、って。

――あぁ、アクセサリーを作るのがお得意なんですよね。それはいつ頃からやってるんですか?

瑠菜:中学校2年生の頃からですね。でもその時は服飾系に進みたくて、アイドルの衣装を作りたかったんです。

――そういう意味では“アイドルの世界”には関わりたいと思っていたわけですね。でも、これから手作りのアクセサリーを物販で売れますよ(笑)。

瑠菜:ハハハ。ホントですね!

――両方夢が叶えられるじゃないですか!

瑠菜:え~、どうしよう! 楽しみです!(笑)

――で、今17歳ですよね。すごく落ち着いてますよね。

瑠菜:え?ホントですか? よく「子供っぽい」って言われるんですけど…。

――そうですか? でも声のトーンとかも落ち着いていますし。

瑠菜:あぁ、でも慣れたら結構うるさくなります。今はまだ猫かぶってます(笑)。

――九州女子翼としてはいつぐらいからレッスンを始められたんですか?

瑠菜:2月の頭ぐらいですかね。

――ということはまだ2ヶ月ぐらいですよね。いかがですか?加入してみて。

瑠菜:最近やっとメンバーの性格とかが分かってきて、いろいろ話しとかできるようになったので、毎日楽しいです。でも、自分のできないところとか、自分だけができていないところとかがたくさんあるので、稽古の時は辛いし大変です。でも、ステージに立てばスポットライトを浴びてお客さんの歓声を浴びて、すごい楽しいです。

――で、3月17日の定期公演で“お披露目”、つまりステージデビューとなったわけですが、その時はいかがでした?

瑠菜:ホントに緊張しました。自分では、この2ヶ月間たくさん努力してきたので「大丈夫、大丈夫」って言い聞かせてステージに立とうと思ってたんですが、ステージに立った時に「新メンバー、たいしたことないな」って思われたらどうしよう、といった不安が大きくて…。でも、実際ステージに立ってみたら、最初は緊張してたんですが1曲終わると緊張はほぐれて、後は楽しめました。お客さんと一体になれるっていうのが本当に楽しかったです。

――では、初のステージを終えてみて、かつてのファン目線で自分のパフォーマンスを評価してみると、どうですか?

瑠菜:当日の動画を観てみると、自分の動きが小さいなと思いました。あと、マイクの位置がブレてたりして、声を拾っていなかったりとか。それに、自分だけ動きが違うなと思うことが多々ありました。そういうのを見返すとすごく参考になります。

――ファンとして観ていたので、そういう客観的な分析ができるんですよね。

瑠菜:それはありますね。アイドルのステージを見て「こういうところがいいな」とか「ここはこうしたほうがいいな」と思うことがあったので、そういうのを今の自分に活かすようにしています。

――そういう意味では、今の一番の課題は何ですか?

瑠菜:やっぱりダンスですかね。覚えるのが遅いですし、やっと覚えても動きが小さかったりとか、一人だけ微妙に動きが違っていたりとか、そういうところって、5人だとすごく目立つので…。そういうところは気をつけていかなきゃいけないと思いました。

――運動は得意なんですか?

瑠菜:小学校の頃は身体を動かすのが好きで、週6日は習い事をしていました。でも、中学校に入ってからは全然しなくなって…。でも、その中で剣道とエアロビクスだけは続けていました。高校に入ってからはやめちゃったんですが。剣道をやってたので「姿勢はいい」って言われます。で、エアロビクスをやっていたので、ジャンプ力はあるかなと自分では思ってるんですが、エアロビクスの動きとダンスの動きって微妙に違っているので、エアロビクスのクセが抜けなくて逆になかなかできないステップとかもあったりします。その辺はちょっと苦労しています。

――では最後に、九州女子翼の一員として意気込みをお聞かせください。

瑠菜:とにかくたくさんの人に女子翼を観て欲しいと思います。全国の人にいっぱい観てもらいたいという気持ちが強くて。とにかくライブが楽しいので、もっといっぱいやりたいですし、いっぱい観て欲しいです。私個人としても、デビューしたばかりでまだまだ右も左も分からないんですが、一所懸命努力してどんどん成長したいと思っています。応援よろしくお願いします。


取材・文
石川真男

PROFILE

PROFILE
九州女子翼

攻撃的なダンスパフォーマンスとエモーショナルで洗練されたサウンドとオール生歌のボーカルワーク で九州の女性の「綺麗さ」「可愛さ」「力強さ」を表現するガールズグループ。 グループカラーはこれらのイメージを重ね合わせた情熱の「赤」。 TIF2018全国選抜ライブ九州・沖縄ブロックの覇者として結成半年でTIFへの出演を果たし、メンバーの実玖が指原莉乃さんに絶賛されるなど、 現在福岡にとどまらず全国で人気・知名度が急上昇している今最も勢いがあるグループの一つ。

実玖
実玖

山口県下関市出身。 16歳から芸能活動を始め、これまでに10 社近くのCMのイメージキャラクターを 務める。山口が生んだ天使と呼称される 程の美少女。フジテレビ「この指と~ま れ」に出演の際、指原莉乃さんに「最近 会ったアイドルの中で一番可愛い」と大 絶賛され注目を浴びる。 

Twitter:@itr_miku

新谷香苗
新谷香苗

福岡県出身。 2014年までダンス&ボーカルグループ 「Rev.from DVL」にて活動。 メンバー選考のLive.me審査では唯一の スカウト枠にて通過するなど個性あふれ る魅力を持っている。 持って生まれたアイドル性の持ち主。 

Twitter:@itr_kanae

山本愛理
山本愛理

山口下関市出身。小学生時代から芸能活動を子役として開始。天真爛漫な性格で演技・歌・ダンスとマルチな才能の持ち主。ずば抜けた身体能力の高さから生まれるダンス力でポテンシャルの高さで有名。

Twitter:@itr_airi

詩絵里
詩絵里

長崎県川棚町出身。 これまでダンススタジオでダンスを学 び、また高校ではコーラス部に在籍。 歌って、踊ることを兼ねてから願い今 回のグループ結成オーディションに参 加。 安定した歌唱力で女子翼の歌を支える 大切な役割を担う。 

Twitter:@itr_shieri

鈴川瑠菜
鈴川瑠菜

福岡県在住17歳。 とびっきりのフレッシュさ、初々しさ 溢れる新メンバー。 5人目のメンバーとして加入し、その 明るく前向きな人物像で人気急上昇中。 2019年3月の定期公演で「発達障がい」を公表し、同じ境遇の方から応援 と賛同を得て活動。 

Twitter:@itr_luna

公式サイト: http://itr-kgw.com/