Speak emo
アイドル新戦国時代”の新たな勢力図を描くべく、南西の地より全国へ世界へと大きく羽ばたく“九州女子翼”。
「ファンの方と女子翼の一体感がすごく高まったライブだったと思います」(実玖)
――ところで、今回(2月末)の東京遠征はいかがでしたか?
愛理:皆さんすごい声を出してくれたり、サイリウムを振ってくれたり、最近そういうのが広まっているのを感じますね。お客さんとの一体感がすごく出来てるんじゃないかなって思います。
詩絵里:「女子翼はパフォーマンス第一」なので、やはり曲の魅力を自分たちのパフォーマンスで表現して、曲の力を出したいねって言ってるんです。今までと違ったタイプの曲を披露したんですが、そうした部分もしっかりお客さんに伝えて、お客さんもそれに応えてくれる、っていうのが本当にうれしかったです。
香苗:女子翼はアイドルチックではなくてパフォーマンス主義なので、女子翼のライブの楽しみ方とアイドルアイドルしてるアイドルさんとは楽しみ方が少し違うと思うんです。その女子翼のライブの楽しさというのを最近ファンの方とかと共有できてる感じがあって、今回も声とかもたくさん聞こえてきて、本当にうれしかったですね。
実玖:東京遠征は2回目となるんですが、今回の東京遠征ラストとなったSpace emoでのライブは、私たちもすごくね、気合を入れて挑ませてもららいました。ここ最近で一番コールが大きく聞こえた、ファンの方と女子翼の一体感がすごく高まったライブだったと思います。すごくいい締めができたんじゃないでしょうか。でももっともっと欲しいです。もっと上を目指していきたいので、もっともっとコールは大きくしたいとも思いました。
――若干涙をホロっと流された方もいらしたような…。
実玖:ホロっとどころじゃないです(笑)。
愛理:ホロホロどころじゃない!(笑)
――あんまり近くで見れなかったんですけど、号泣みたいな感じだったんですか?
実玖:そうですね。愛理は、最年少なんですけど普段全然泣かなくて、人に弱いところをなかなか見せないんですけど…。昔から泣かない愛理が今日泣いてるのを見て…。
――あ、じゃあ先に愛理さんが…?
実玖:そうです。先に愛理が。
――で、実玖さんがもらい泣きしたと?
実玖:そうなんですよね。愛理のウルウルを見てしまって…。でも、もらい泣きのわりにめっちゃ泣くっていう(笑)。
――あ、それも演出の一つで…?(笑)。
一同:いやいやいやー(笑)。
――最後は感動的に締めようみたいな(笑)。
愛理:そんなんじゃないです!!!
――ではなくて?(笑)。
実玖:演技で泣けないですよー。
――自然なピュアな“天使の涙”だったわけですね?
実玖:はい。あ、そうでありたい、ですね、はい。
――でも、それだけやはり得たものがあったんでしょうね。で、あれ? 香苗さんと詩絵里さんは泣かなかったんですよね?
香苗:泣かなかったんです。私はホントに泣かないんですよ。
愛理:うそやろ?
香苗:ホントよ。え、泣かないよー、私。
実玖:もうケンカせんでー!(笑)
――いいですよ、こういうところ使いたいので(笑)。
香苗:(笑)。お客さんの前で泣いたりするのはできるだけ見せないようにしてるんですけど、前回の定期公演でアンコールがあった時は、1人だけちょっと泣いてしまいました(笑)。
――毎回どこかで必ず誰かの泣きが入るんですね(笑)。
香苗:なんなんでしょうね?(笑) でも今回の東京遠征は、ホントにたくさんライブをさせていただいたので、すごく思い出が濃いというか、すごく充実した3日間でした。なので、その気持ちがね、2人から溢れたのかなと。
――詩絵里さんは泣かなかったんですよね?
詩絵里:私はこうした芸能活動をするのが初めてなので…。前回の定期公演のアンコールもそうですし、今回の東京遠征も全部初めての経験なのでそれもうれしくて、ホントに涙がここまで来てたんですよ。でもみんなが泣いてるのを見て、「私が歌わないと」と思って、メンバーのことを「しっかり!」みたいな目で見てたんですよ。で、感極まっている実玖ちゃんにちょっとポンポンってしてしまったんですね。ステージ上で。
実玖:普段しないヨシヨシみたいなのをしてくれて、なおさら泣いちゃって。
香苗:煽っちゃったのね(笑)。
詩絵里:私も結構涙もろいので、ちょっと危なかったです。でもやっぱり頑張ろうと思って。
愛理:おお!素晴らしい。
――そういう場面を見た時に「自分がしっかりしないと」と。
香苗:支えなきゃみたいな。
――メンバー間で上手くバランスが取れてますね。
香苗:取れてますね~。