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2020.09.18
RYUTist

横山実郁(RYUTist)|常にRYUTistのために何かできることをしようって考えてます

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中学高校よりも明らかに自分の周りの世界が広がってると思うので、そこにも価値を感じます

 

 

――今年の4月から大学生になられました。今、授業には行かれてるんですか? それともリモートですか?

 

横山:7月の中旬頃からキャンパスに通えるようになりました。前期科目のテストも無事に終えました。

 

――念願のキャンパス。いかがですか?

 

横山:楽しいです! まだキャンパスに通いだしてそんなに経っていないので、まだ新鮮な気持ちで過ごせています。でも、大きな敷地にまだ慣れていなくて、時々教室がわからず迷子になったり…(笑)。課題に追われたり、授業中に眠気が襲ってきたりするのは高校の時とあまり変わらないので、学習面では大学生の実感はあまりないですね(笑)。

 

――大学に通うことになって何か新たな発見などはありますか?

 

横山:どうだろう…。まだ、発見できるほど通っていないのでわからないですが、いろんな人がいるんだなと感じています。中高はどちらかというと、服装や髪型に制限があったり、集団行動がメインだと思うんですが、大学生は自分に責任がある上で自由な部分が多く、集団で行動することがあまりないので、そこは新鮮に感じています。良い意味で自分は自分、他人は他人というか…。私は結構人の反応を気にしてしまうので、その部分では大学での生活は快適だなと思っています。

 

――大学に通う意義など何か感じていることはありますか?

 

横山:第一に、自分の学びたいことを学べるということに意義を感じています。また、先ほども少し言いましたが、個人個人が独立しているので、いろんな考えを吸収できるなとも思いますね。中学高校よりも明らかに自分の周りの世界が広がってると思うので、そこにも価値を感じます。

 

――お友だちはできましたか?

 

横山:お友達できました! 基本自分から声を掛けられないので、対面授業が始まってしばらくはずっと一人でひっそりと生活してたんですけど、そしたら話しかけてくれた子がいて…。その子が大学での友達第一号さんです!

 

――少し戻りますが、受験勉強って大変でした?

 

横山:大変でしたね。ずっと後回しにしてきてたので、そのしわ寄せが来てるなって感じでした。普通だったら、高校3年生ってほぼ復習みたいな感じじゃないですか。でも、結構学校を休むこともあったので、高校3年生の復習の時点で「復習してて分かんないところがあるぞ」っていう感じで焦りましたね。あと、そもそも「大学に進学したい」「大学生になって自分のやりたいことをやりたい」っていう欲はあったんですけど、いざ進路決定の時期になると「でも、この大学に行きたいとか、これを勉強したいとかあまりないな」と思ったりして迷ってたんですよね…。RYUTistを言い訳にしてるわけじゃないんですけど、結構自分の中でRYUTistの占める部分がとても大きかったので、例えば「大学に行ってお医者さんになる勉強がしたい」とか、そういうのがなかったんですよ。なので、進路を決めるのことを結構後回しにしてて…。そういうのもあって、気付いた時には「意外と選択肢の幅が狭いぞ」みたいな感じになってたので、ある程度範囲を広げるために塾に行ったりしました。

 

――塾にも通われてたんですね。

 

横山:行ってました。塾は小学校の時から通ってはいるんですけど、高校2年生の時に一度辞めたんですよ。そしたら、RYUTistの活動で休んだ分のカバーもできないし、圧倒的に成績が下がったんですよね。目に見えて分かるぐらい下がっちゃって、これはまずいぞってなって、もう一度高校3年生から通い始めました。なので、受験勉強での反省点ではすごいありますね。自分の決断の遅さと後回しにする性格が受験期間を苦しいものにしたな、っていうのはすごい感じます。

 

――的確な分析ですね。で、志望校には入れたんですか?

 

横山:まぁ、まぁ…。

 

――幾つかあって、第一志望じゃなかったかもしれないけど、希望するところには行けた、と。すごいですね。活動しながら…。

 

横山:全然すごくないですよ。

 

――今年の初めにライブ活動を一時休止している期間がありましたよね? それはもう受験の直前って感じでした?

 

横山:センター試験の時はまだバリバリライブをやってたかなぁ…? いや、センターの時はもうお休みさせていただいてたかな。

 

――1月ですよね。ライブ活動休止期間に入ったばかりって感じでしたよね。

 

横山:そうですね。

 

――すごいっすね。

 

横山:全然すごくないです、本当に。

 

――受験勉強ってどんなことをやったんですか?

 

横山:基本は復習なんですけど、私、数学が苦手なんですよ。なので数学を塾でやって、国語はある程度点数が取れていたのでちょっとやるくらいで、暗記科目もそこそこできてました。数学と英語が本当に苦手だったので、そこを重点的にやりましたね。

 

――英語、苦手なんですか?

 

横山:英語苦手です。文法とかになると書けなくて。長文問題とかはだいたいの想像力でやったんですが…。本当できなんですけど、想像力でちょっと補えるところってあるじゃないですか…。

 

――え、想像力で? そんな解き方で大丈夫なんですか?

 

横山:それで点数取ってたんですけど、文法となるととにかく暗記じゃないですか。そこが苦手分野だったので、英語と数学を重点的に頑張りました。

 

――でも、国語がある程度いけるわけですね。

 

横山:昔から本が好きで…。読み聞かせをしてもらったりとか、自分で紙芝居を描いたりとか、国語系のことは好きだったので、それもあるかなって思います。

 

――友さんより前から本を読んでいた、と。

 

横山:幼い頃の読み聞かせなんて、みんなするじゃないですか。

 

――お子さんの時から頭良かったんですか?

 

横山:全然良くないですよ。

 

――成績良かったでしょ?

 

横山:普通です、普通。普通以下かもしれないですけど。

 

――ところで、生まれも育ちも長岡ですか?

 

横山:生まれは上越なんですよ。親が転勤族だったので、3歳ぐらいの時に長岡に引っ越してきて、幼稚園からはずっと長岡です。

 

――長岡ってどんなとこですか? 花火以外あまり長岡のイメージが湧かなくて…。自然豊かなとこですか?

 

横山:場所によりますけど…。あれですね。焼夷弾が落ちた所です。戦争で落とされた場所です。

 

――あぁ…軍需工場があったからですか?

 

横山:そうです。それで空襲があったんです。小学校中学校が結構戦争のお勉強をする学校だったんですよ。長岡の歴史を振り返った時に、戦争や空襲はとても大きな出来事だったので…。

 

――やはり実郁さんは、その頃からの教育のおかげで「平和」への意識も強いですか?

 

横山:長岡は戦争を2回経験しているので。戊辰戦争と太平洋戦争を。長岡花火も「長岡空襲犠牲者の慰霊」の願いが込められているんですよ。なので、平和に対する思いはやはり強い街だなって思いますね。

 

――花火は特に有名ですが、そういう意味が込められているんですね。

 

横山:はい。花火、綺麗ですよ。

 

――毎年観に行ってるんですか?

 

横山:小さい頃は毎年観てました。アイドル活動を始めてからは毎年ってわけじゃなくなりましたけど…。でも、そういう街に住んでるっていうことは誇りに思いますね。

 

――幼い頃はどんな子だったんですか?

 

横山:男家系で育ってるので。

 

――お兄さんがいっぱいいるんですよね?

 

横山:そうです。3人いて。アウトドアが好きな家族だったので、私も結構外で遊ぶことが好きな女の子でしたね。家でお人形さん遊びっていうよりは、お兄ちゃんたちと外に出て体を動かして遊ぶみたいなのが好きでした。

 

――運動神経は良かったんですか?

 

横山:人並みにできる感じですかね。

 

――何か習い事とかやってましたか?

 

横山:幼稚園に入った時からピアノをずっと習ってて、中学校3年生まで続けました。それ以外はやってないです。塾とピアノと……あと途中でこの芸能活動が入りましたけど、それだけですね。

 

――ソロでデビューされてからもピアノは習ってたんですね。

 

横山:習ってました。

 

――クラシックですか?

 

横山:クラシックのピアノと、あとエレクトーンのアンサンブルもやってました。

 

――じゃあ、もう鍵盤は強いんですね。

 

横山:ある程度は…。

 

――友さんも弾かれますよね。

 

横山:そうですね。友さんの方が全然上手だと思います。

 

――謙虚ですね。

 

横山:いえいえ。

 

――The RYUTist(編注:TeNYテレビ新潟の番組『想い出喫茶ヒッソリー。』の企画でRYUTistがやったバンドの名称)では、キーボティストでしたもんね。

 

横山:はい。キーボードです。

 

 

取材・文
石川真男

RYUTist ライブ情報

RYUTist presents「HI, HOW ARE YOU with amiinA」

■日程
2020年9月21日(月祝)
OPEN/17:50
START/18:00
LIVE/120分予定

■チケット料金
2,800円(税込)

■出演
amiinA  / RYUTist
・電子チケットは9月24日(木)18:00までご購入頂けます。
・配信終了後、チケット購入者は9月24日(木)20:00までアーカイヴでご覧いただけます。

 

Negicco主催「NEGi FES 2020 ONLINE」

■日時
2020年10月3日(土)
14:00スタート(17:00頃終了予定)

■出演
Negicco、RYUTist、RINGOMUSUME

■視聴チケット料金
¥500(税込)
https://l-tike.com/negifes2020/
 
※アーカイブ視聴可 2020年10月3日(土)公演終了、約1時間後~2020年10月6日(火)23:59
※公演終了、約1時間後にアーカイブが生成されますので、表示を確認次第、アーカイブ視聴をお楽しみください。
※本公演はローチケ LIVE STREMINGのサービスを使っての配信となります。
※チケットの購入・動画の視聴には電子チケット販売プラットフォームZAIKOへの登録が必要となります。
※チケットのご購入前に、記載の注意事項をよくお読みいただき、配信ライブ視聴に適したインターネット環境・推奨環境をお持ちかどうか必ずご確認ください。
※視聴チケット購入時、販売ページの注意事項を確認の上、ご購入ください。
※他注意事項は購入ページにてご確認ください。

 

RYUTist 商品情報

■RYUTist 4th Full Album『ファルセット』

ジャケット

 
発売日:2020 年 7 月 14 日(火) 
品番:PGDC-0012 
価格:¥3,000(税抜価格) +税 

《収録内容》 
01. GIRLS(作編曲:蓮沼執太)
02. ALIVE(作詞:蓮沼執太/作編曲:蓮沼執太)
03. きっと、はじまりの季節 (作詞・作曲:弓木英梨乃/編曲:sugarbeans )
04. ナイスポーズ (作詞:柴田聡子/作編曲:柴田聡子)
05. 好きだよ・・・ (作詞:NOBE/作編曲:KOJI oba)
06. センシティブサイン (作詞:シンリズム/作編曲:シンリズム )
07. 絶対に絶対に絶対に GO! (作詞:藤村鼓乃美 ・ 北川勝利/作編曲:北川勝利)
08. 青空シグナル (作詞:清浦夏実/作編曲:沖井礼二 )
09. 時間だよ (作詞:Kan Sano/作編曲:Kan Sano)
10. 無重力ファンタジア (作詞:清浦夏実/作編曲:ikkubaru)
11. 春にゆびきり (作詞:パソコン音楽クラブ/作編曲:パソコン音楽クラブ)
12. 黄昏のダイアリー  (作詞:清浦夏実/作編曲:北川勝利・沖井礼二 )

 

 

 

横山 実郁(よこやま みく)

よこやまみく

誕生日:11月24日
イメージカラー:ブルー
新潟の好きなところ:景色がきれい!、おいしいものがたくさん、長岡花火
新潟の好きな食べ物:お魚、お米、ラーメン、イタリアン、ぽっぽ焼き

PROFILE

PROFILE
RYUTist

2011 年 5 月に行った「アイドルユニットオーディション」で選ばれたメンバーによって結成。

2016 年 4 月 24 日に横山実郁を加えて再始動。新潟市を表す「柳都( りゅうと)」という言葉に、「アーティスト」 を加え、「新潟のアーティスト」という意味を込めて「RYUTist」と名付けました。 メンバーはリーダーの佐藤乃々子、宇野友恵、五十嵐夢羽、横山実郁の 4 人組で、全員が新潟生まれ新潟育ち です。

新潟市古町7番町「LIVEHOUSE 新潟SHOW!CASE!!」を中心にライブ活動を行い、その他全国各地の各種 イベントにも出演しています。

2018 年には新宿 ReNY、2019 年には渋谷クラブクアトロにて自己最大規模のワンマンライブを成功。 幅広い世代のミュージシャンから提供を受ける楽曲の質の高さはアイドルファンのみならずかつての渋谷系、 ギターポップの系譜を好む音楽好きにも支持され、Spotify 公式プレイリスト「Best of 2018 Women’s Voice」 に「無重力ファンタジア」が選ばれるなど着実にその知名度を上げています。

佐藤 乃々子(さとう ののこ)

誕生日:11月24日
イメージカラー:イエロー
新潟の好きなところ:食べ物がすごく美味しいところ
新潟の好きな食べ物:のっぺ

宇野 友恵(うの ともえ)

誕生日:4月1日
イメージカラー:ピンク
新潟の好きなところ:山、海、川があって、四季がはっきりしてるところ!
新潟の好きな食べ物:新潟タレカツ丼

五十嵐 夢羽(いからし むう)

誕生日:1月5日
イメージカラー:グリーン
新潟の好きなところ:かわいいゆるキャラさんがたくさんいるところ
新潟の好きな食べ物:佐渡天然ブリカツ丼、新潟タレカツ丼、鯛茶漬け

横山 実郁(よこやま みく)

誕生日:11月24日
イメージカラー:ブルー
新潟の好きなところ:景色がきれい!、おいしいものがたくさん、長岡花火
新潟の好きな食べ物:お魚、お米、ラーメン、イタリアン、ぽっぽ焼き

公式サイト: https://ryutist.jp/