サンダルテレフォン｜楽曲のことばかり言っていますが、メンバーの歌声も楽しみつつ聴いて欲しいなって思います

 

 

connieさんにツイートしていただいてから「サンダルテレフォン」でエゴサしたら、いっぱい私たちのことが出てきて（藤井）

 

 

ーー結成してからこれまでの約1年4カ月。振り返ってみていかがですか？

 

夏芽：私は、自分の性格がすごく変わったなと思います。終演後物販卍の時は、自分がMCや煽りをすることはなくて、歌割りも多いわけではなく、自分が目立つ機会がそんなになくて、普通にライブが楽しいっていう感じでやってたんですけど、サンダルテレフォンなってからは、初めて“先輩”みたいなポジションになったので、MCを任されたり、急に歌割りがめちゃめちゃ増えたりとかで、最初はライブ楽しむっていうよりライブをなんとかこなすことに必死で、もう頭がパンクしそうで…。元々あまり自分を出すタイプじゃなくて、あまりみんなに意見とかも言えない人だったので、それですごく悩んだりしていたんですが…。9月ぐらいから新しい2人がすごく成長してきて、私も少し頼れるようになってきて、私が悩んだりしてるのを気付いてくれて助けてくれたりするようになったので、私も自分から意見を言ったり、色々と発言するようになったり、そういうことができるようになりました。人間として成長したなと思います。

 

ーーなるほど。最初は自分を出すのに苦悩したけど、役割を負うようになって、メンバーも成長して、自分も意見が出せるようになって、それによって皆さんの中に輪のようなものが出来上がってきた、と。

 

夏芽：最初は新しいメンバーが入ってきたので、「私がやらなきゃ」みたいな感じだったんですけど、頼ってもいいのかなって思えるようになって、私自身も色々と言うようになったら、新しい2人も意見を出してくれるようになったり、まいちゃんもいろいろ助けてくれたりとかして…。最初は殻に閉じこもってた感じだったんですけど、「人に頼ったりしてもいいのかな」とか、「もうちょっと自分を出してみてもいいのかな」って思うようになりました。

 

ーー絆ができた1年だったという感じですね。お次は小町さん行きましょうか。

 

小町：はい。ひとことで言うと充実した一年でした。「これからサンダルテレフォンが見つかるな」って思ってた時に、今のコロナの状況になってしまって、なかなか思うようにライブもできなくて…。でも他のアイドルさんよりはCDを出したり、ネットサイン会をやったり、感染予防しながらライブもやるなど、いろいろやらせていただいていると思います。なので、早くコロナが終わって、もっともっとサンダルテレフォンが見つかるといいなと思っています。

 

西脇：この一年は自分としても成長できたし、グループとしてもメンバー個人個人がすごい成長した年だったと思います。自分としては、最初はほんとに歌もダンスも未経験で、ファンの方ともどう話せばいいかもわからない状態で、ずっと手探りの状態だったんです。自分がグループの中でどういう立ち位置でやっていけばいいのかとか、キャラとかあったほうがいいのかとかわからなくて、デビューから半年以上ずっと探ってたんですけど、最近ようやく見つかったかな、みたいに思っていて…。グループとしても、ファンの方が増えてきて、今勢いを増しているんじゃないかなって思う状態なので、この一年間が下積みって言ってもいいぐらい…。その間にすごく経験を積んで成長できた一年だったのかなと思います。

 

藤井：個人的にも成長した部分があるんですが、グループとして成長したと思います。初めはみんな距離があったというか、ライブが始まる前などもそれほどコミュニケーションを取ることもなく、ただちょっと確認してステージに立ってた、みたいな感じだったんですが、いつぐらいだろう……冬ぐらいですかね。割と最近なんですが…。これまではMCはなっちゃんが全部一人で考えてやってたんですが、今はみんなで話し合ったりとか、ここはこうしようとか、振り付けの面でもみんなで話すようになって、そこからステージも良くなったと思います。友だちとしての仲の良さじゃなくて、グループとしてお互い何でも言えるようになったのが、いい方向に進んでいる要因なのかな、って。初めの頃のライブ動画を観るとほんとにやばくて。自分がやばいんですけど（笑）。でも、今のライブ動画を観ると、ぴったり振りが揃ってるとかじゃなくて、一つに観えるなって。この一年は、結構時間掛かっちゃったんですけど、結構形になってきたかなって思います。

 

ーー一体感みたいなものができてきたという感じですね。先ほど「見つかるといい」という話も出てきましたが、もう今見つかってきてますよね？　

 

一同：（首をかしげる）

 

ーー実感ないですか？

 

夏芽：実感はあるんですけど、まだこんなもんじゃないので、まだまだ見つかってないですね。

 

ーーコロナ禍でアイドルさんに限らず様々な人の活動がほんとに厳しいじゃないですか。そんな中、アイドルの中ではサンダルテレフォンが一番気を吐いてるなっていう感じがしています。こういう状況の中でも、皆さんは色々と工夫しながら精力的に活動をしていて、今一番勢いあるなって。夏芽さんは今おっしゃいましたけど、他の皆さんはそういう勢いみたいなものを感じていますか？ それとも、まだまだですか？

 

西脇：勢いは感じてます。まだまだこれからだとは思うんですが、コロナの状況の中でも、プロデューサーさんだったり関係者の方が色々と考えてくれて、どのグループよりもこの期間を無駄にしないように積極的に活用しているので、まだまだ伸びていけると思っています。

 

小町：先ほども言ったんですが、この期間にライブもしてネットサイン会もしていて、あとワンマンライブも延びちゃったんですが、その期間に制作やレコーディングを結構していて。なので、グループの勢いは感じています。

 

ーーもちろん「まだまだ目標は高く」ですけど、でも勢いはほんとにあると思います。藤井さんはいかがですか？

 

藤井：最初の頃と比べたら「来てるな」って思っていますが、まだまだこれからだと思います。でも、自粛時間にファンの人が暇にならないように「新曲出るよ」とかワクワクするような告知をどんどんしてきたので、ファンのみんなもすごいワクワクして待ってくれていると思います。そうやって情報をずっと伝えてきたので、今新曲を出してリリイベをしたところでグンと来たのかなっていうのはありますね。でもまだまだこれからです。

 

ーー当初は4月25日にワンマンをやる予定でしたよね。それが、残念ながらコロナの影響で9月に延期になりましたが、でもそのおかげでワンマン前にミニアルバムを出せることになったわけですよね。ある意味それは“いい流れ”になってるとも言えるわけですよね。

 

一同：はい。

 

ーーで、先日Negiccoのプロデューサーのconnieさんが、サンダルテレフォンについてツイートされていたのはご存じですか？　MVのリンクを貼って「いいな」っておっしゃってました。それに対してNegiccoのKaedeさんも反応していました。

 

小町：はい。昨日夏芽さんから「Negiccoのプロデューサーのconnieさんがツイートしてるよ」ってLINEが来て盛り上がりました。

 

夏芽：私たちのことを知ってくれてたんだと思って驚きました。Negiccoさんのことは尊敬していて、参考にしている部分もあって。母は全然アイドルとか詳しくないんですけど、Negiccoさんのことは知ってて「すごいね」って言ってました。ちょっとアドレナリンが出ましたね。

 

ーー他のお二人はいかがですか？

 

西脇：私たちのファンの中にもNegiccoさんが好きな方が沢山いて、「Negiccoファンの方にもサンダルテレフォンの曲を聴いて欲しい」ってことをよく特典会の時に言ってたりしていたので、すごくうれしいかったです。でも、すごく驚きましたね。

 

藤井：connieさんにツイートしていただいてから「サンダルテレフォン」でエゴサしたら、いっぱい私たちのことが出てきて。今まで対バンライブとかしてもそんなに呟いてくれる人いなかったんですけど、昨日はTLをいっぱい遡ることができました。

 

ーーいろいろ影響が出てきたわけですね。僕もここ数年はいわゆる“楽曲派アイドル”を追い掛けていて、フォロワーさんにも“楽曲派”が多いんですが、ここ最近サンダルテレフォンの名前をタイムラインで本当によく目にします。例えばNegiccoとかリリスクとか、もっと遡ればEspeciaといったグループのファンの方がどんどん付いてきてる感がありますよ。connieさんのツイートでそれがさらに加速されているんじゃないかなと思います。来てますよ！ほんとに。

 

一同：（拍手）