Speak emo
「これが女子翼だ」って感じの一枚で、女子翼を知らない方に手に取ってもらっても女子翼がわかる作品になっています
女子翼の楽曲はどれも本当にいいので、シングルだと“入らない”曲が可哀想になっちゃいますから(香苗)
――いよいよアルバム『TAKE WING』がリリースされます。昨日インストアを観せていただいて、そこで「“アルバム”を出せることがうれしい」とおっしゃってた方がいたと思うんですけど、どうですか? アルバムでデビューするということは…。
詩絵里:最初のリリースがアルバムになるとは思ってなくて…。でも最初からアルバムっていうことが本当にうれしいです。個人的にアルバムが好きなんですよ。たとえば好きなグループさんがいたら、アルバムを買いますね。だからこそアルバムを届けたい、全部入ってるからそれを届けたい、っていう思いがすごく強いです。
――なるほど。でも、今やだんだんCDがなくなってきて、サブスクとかで聴かれる時代じゃないですか。もしかしたら次に出す時は、もうCDで出すことは主流じゃなくなってるかもしれないですよね。
詩絵里:そうですよね…。
――ある意味、ちょうど時代の過渡期の…結果的にはCD時代最後のリリースってことになるかもしれないですね。
愛理:平成最後とかですよね!
――そうかぁ、女子翼としては平成最後のリリースになるかもしれないですね。で、僕がアルバムを最初に聴かせていただいた時、6曲入りで僕の手元のカウンターでは計23分ぐらいだったんですけど、アルバムとしては短いといえば短いじゃないですか。
実玖:そうですね。アルバムを出すってなった時に「6曲ってアルバムって感じがあんまりしないかな」って思ってたんですよ。でも、先日アルバムのサンプルみたいなやつが事務所にあって、それを見たらすごくボリュームがあったんですよ! ジャケットも歌詞カードもすごく女子翼らしさがあったし、「これが女子翼だ」って感じの一枚で、女子翼を知らない方に手に取ってもらっても女子翼がわかる作品になっています。自信を持って10月2日に発売したいなと思います。
――6曲23分って、今流行りですよ。
実玖:え?そうなんですか?
――ヒップホップって聴いたりします?
一同:あんまり…。
――カニエ・ウェストって、全米ナンバーワンとかになるラッパー/プロデューサーなんですが、その人が今年、自分の作品や自分がプロデュースした他人の作品を次々と出してるんですけど、どれも7曲で、22~25分ぐらいなんですよ。
愛理:へぇ~。調べてみます。
――プッシャ・Tっていうラッパーの人がいるんですけど、その人の最新作もカニエ・ウェストがプロデュースしていて、7曲で24分ぐらいの収録時間なんです。で、彼は「7曲で仕留められなかったら音楽なんてやる意味がない」って言っていて…。
一同:えぇー!
――つまりは、昔のアルバムっていうと15曲とか20曲ぐらい入っているのもありましたが、今や7曲で聴かせなきゃいけない、と。で、皆さんは“6曲”で仕留めるわけですよ。
一同:おぉおお!
――6曲で仕留めてください!
一同:はい!
――で、アルバム。出来上がりを聴いて、ジャケットも見たわけですよね? いかがですか? 自分たちの“アルバム”ですよ!
実玖:女子翼として初リリースをアルバムで出させてもらうのはホントにありがたいなと思いますし、このアルバムをきっかけにして、女子翼の勢いをさらに加速させていきたいなと思っています。今回オリコンでデイリーチャートで1位を取りたいなと思っていて…。アルバム部門なんですけど、初リリースで1位を取ったらまた何かが変わるんじゃないかなと思っています。そして、私たちはそんな強い意志を持ってるよ、っていうことをたくさんの方に伝えて、1人でも多くの方にこのアルバムをお届けできたらなと思います。
――では、愛理さん。
愛理:私たちのアルバム、一曲一曲ホントにどれもいい曲なんですよ。わかりますか?
――わかりますよ! 知ってます。めっちゃ聴いてますよ!
愛理:あ、ありがとうござます! 登場曲のSEからすごいんですよ。そのSEから何度も聴いていただいて。一曲一曲聴いていただいたら女子翼にハマる。このアルバムを聴いたら絶対女子翼にハマるんですよ! しかも、アルバムには2タイプあるじゃないですか。Bタイプは6曲+DVDが付いてるんですけど、DVDにはミュージックビデオが2曲、そして「TAKE WING」のドラマバージョンも入ってるんです。さらに加えて、個人のイントロデューシングムービーがあるという、今の女子翼の全てが詰まったアルバムなんです。なので、ホントにこれは1位取るしかないなと思って。あとウィークリー15位以内を取ると決めたので…。これは実玖ちゃんもさっき言ってたとおり、「もっともっと加速していきたい」「女子翼の勢いはこのままじゃないんだよ」ってことをこのアルバムで証明できたらなと思います。
――ウィークリー15位ですね!では香苗さん。
香苗:女子翼の楽曲はどれも本当にいいので、シングルだと“入らない”曲が可哀想になっちゃうじゃないですか。でもアルバムだと、そういうのがなくて全部入ってるので、それが本当にうれしいですし、私自身としてもCDをリリースするのが初めてで、レコーディングとか制作に関わることも初めてでしたし、ソロパートを歌うとか…。以前のグループではソロパートもなかったので…。レコーディングの時からCDに自分の声が入ることがホントにうれしくて! だから、初めてのCDを一人でも多くの方に手に取っていただきたいですし、女子翼の楽曲を聴いて毎日頑張ろうって思ってもらいたいです。
――では、詩絵里さん。
詩絵里:私もCDリリースが初めてで…。小さいころから音楽が好きで、歌うことも大好きで、アルバムを出すことが夢だったので、とてもうれしいです。最初は父が音楽活動に対して結構反対してたんですよ。だから逆にこのアルバムで結果を出して、もっと応援してもらえたらいいなと思っていて。中学3年生の時にダンススクールに通う時もすごい説得して、それで渋々許してもらったっていう感じで、女子翼のオーディションに受かって活動するのも、学校も頑張りつつっていうのが条件なので…。今回アルバムをリリースして、それで結果を出したいなと。
――今もまだちょっと反対されてるんですか?
詩絵里:反対ではないです。勉強も頑張りなさい、女子翼も頑張りなさい、って感じです。
――それで結果を出して、やって良かったって思ってもらいたい、って感じですね。では、瑠菜さんに最後締めていただきましょう!
瑠菜:もともと女子翼の普通のファンだったんですが、その頃から「女子翼CDないんだ、欲しいな欲しいな」「出たら絶対買うのに」と思っていて、たぶんそれはファンの人も絶対同じことを思っているはずなんです。CDを発売できるということが決まった時、「あぁ、絶対皆喜ぶやろうな」と思ったんです。女子翼はなんといっても曲がすごいいいんですよ! ファンだった頃の私は、毎週毎週ライブに行けるほど時間もないし、高校生だったので金銭的にもそんなに余裕があるわけじゃないですし…。でも、女子翼に会ってなくてもCD聴いたら女子翼の音楽がいつでもそばにある、いつでも女子翼を近くに感じられるっていう…。そんな風に私自身ずっとCDが欲しかったので、それを皆さんに届けられるのがホントにうれしいですね。CDを発売することで女子翼を近くに感じて欲しいし、ライブがない時もいつでも女子翼の音楽を聴いて欲しいと思っています。
九州女子翼 商品情報
九州女子翼/TAKE WING
2018年10月2日発売
タイプA(CD Only)
¥2,000(税込)
タイプB(CD+DVD)
¥3,000(税込)
<CD収録曲>
1. fly high!
2. TAKE WING
3. 私だけのArmor
4. Maybe Darling
5. 絶対零度
6. fair wind
<DVD収録内容>
1、TAKE WING Music Video
2、絶対零度 Music Video
3、実玖Introduction Movie「セッカチ」
4、新谷香苗Introduction Movie「オレンジ」
5、山本愛理Introduction Movie「ポジティブシンキング」
6、詩絵里Introduction Movie「エビ」
7、鈴川瑠菜Introduction Movie「欲張り」
8、九州女子翼Introduction Movie「ロボドル」