Speak emo
ONEPIXCEL|私たちが大切にしてるのは「今」を見せるということなので
ちゃんと世界観や空気感を作るようなMCをしよう、って(傳)
――例えば、僕が拝見した2018年の暮れの渋谷WWWXでのワンマンでは、皆さんもうすごい気合が入っていて、ガーンとやって、やり切った、みたいな感じがあったんですが、今回の神田明神ホールでももちろん力は入っているんですけど、力の使いどころみたいなものを心得てきているような感じがしたんですよね。なんかこう押すばかりじゃなくて引くところは引く、みたいな。その辺どうですか?
田辺:なんだろう…? 今回「Go My Way」とか、ちょっと大人っぽい曲もあって、押すだけじゃなくて、気持ちを込めるっていうか、伝えることを大事にする曲もあったので…。なんて言うんだろう。
傳:熱い真っ赤な曲だけじゃなくて、水色の爽やかな曲もあるってことでしょ?
田辺:そう、そういうこと。気持ちを伝えて一緒の空間にいるみたいな。「熱いだけじゃないよ」みたいな。
傳:今回ライブのセトリももちろん私たちが組んだんですけど、話し合いしてる時に「どういうライブにする?」っていうのをまず考えて、コンセプトを決めてブロックごとに作っていったんです。最初のブロックは「私たちの5周年企画スタートするよ!」「ONEPIXCELがみんなを楽しませるよ!」っていうのをテーマにしたんです。なので、オープニングの映像で飛行機に乗って飛び立つ感じにして…
田辺:CAさんの衣装を着て。
傳:「今から私たちが案内します」「私たちの世界を楽しませます」「今から一緒に連れてきます」っていう感じで。なので1曲目は「hello, wonder star」にして「こんにちは」って挨拶して、その空気を引き継いだまま「Time」で世界観を作って、次は盛り上げるパートにしようってことで、ちょっとずつ動かしていって、「We Go Now」あたりからちょっと熱い曲を入れたんです。タオル回したりとかジャンプしたりとか。
――「Tell us!!」「S」とか、もう本当に上がる曲が続きました。
傳:曲だけじゃなくて、前後のMCでもテンション感を重視しましたね。みんなで共通意識を作って、ここのMCは盛り上げ過ぎちゃって、お客さんからのワ―って言葉を返してもらっちゃうと次の「LAGRIMA」に行きづらくなるから、みたいな。
――おぉ…。
傳:神秘的な世界観にしたいので、その前のMCではお客さんを上げないように、ちゃんと世界観や空気感を作るようなMCをしよう、って。そういったMCに関してもスタッフさん全員と認識を共有しました。照明もここは赤は使わないとか、ここは水色にしようとか。
――すごいこだわりですね。じゃあMCも結構緊張するんじゃないですか?
傳:しますします。MCめっちゃ大事です。
田辺:今回大事すぎたよね。
――例えばユーミンのコンサートとかならそういった段取りがガチガチに決められていると思うんですが、他のガールズグループとかだと、MCとか何も決めないでグダグダで終わって「ま、とりあえず次の曲いきます」みたいなのもあったり…。でも、お客さんが“上がらないように”考えて、っていうのはなかなかのものです。
傳:結構前からやってるよね? メジャーデビューして、ちゃんと自分たちでライブを作るようになってからは。
田辺:前回の夏ツアーもそんな感じだったよね。
――なるほど。以前のワンマンでもそうだったんですが、今回さらに思ったんですけど、皆さんのライブにはいろんな演出があるじゃないですか。映像などもしっかり作られていて、照明などもすごく効果的で。でもそういう“演出”で盛り上げようというより、「あくまで曲が中心」「曲を伝えたい」という意志のようなものを皆さんからすごく感じたんですよ。今回のワンマンでは特に。
傳:はい。私たちの強みはライブだと思ってるので。曲と歌とダンスとMCと三本柱、四本柱?なので、そこはちゃんとしたいよね、と思ってやっています。
田辺:ONEPIXCELの曲って、一曲一曲にちゃんと意味があって、セトリを考える時もその組み合わせをちゃんと考えてるので、ファンの方々にその気持ちが伝わってるのがうれしいなって思います。
――前回インタビューした時にも、3人で話し合っていろいろ意見を出して、ライブにも皆さんの意向がいろいろと反映されているっておっしゃってましたが、今回もそういうものが随所に出ていたわけですね?
田辺:はい。
――で、そういう打ち合わせはだいだいガストでやられるんですか???(笑)
傳:ガスト多いね~。
田辺:メンバーでまずガストで話し合って、そのあとスタッフさんと会議室とかそういうところで話して、またメンバーでガストに行って話して、みたいな感じです。メンバーで話す時は必ずガスト行って話をしますね。
傳:ガスト以外あんまり行かない。
田辺:うん。とりあえず。
傳:「何食べる?」「チーズINハンバーグ」ってなるんですよ。(鹿沼)亜美がいつも「チーズINハンバーグ」って言うので、「じゃあガストあったっけ?」「この辺のガスト行こう」みたいになるんですよ。
田辺:ガストがあればもう確実だから。美味しいってわかってるし。
――グッズにも反映されてるんですよね?
傳:MCでも言いましたが、このワンマンのことをいろいろ練ったのもガストだし、ウチらにとってイラストにするならガストじゃない?ってなって。頼むものも毎回同じなので、「チーズINハンバーグ」と「ポテトフライ」と「マヨコーンピザ」。絶対それねって言って書いてもらいました。
――え? それってタイアップしてるんですか???
傳:してないです。
田辺:全然してないです。普通にお客さんです。
傳:常連客です。
――「ガスト」って入ってるわけじゃないですよね?
田辺:入ってないです。
――ガストっぽさはまあ見ればわかる、と。
田辺:「ワンピク=ガスト」ってなってるので。
――これがきっかけにCMタイアップが決まるといいですね。
傳:チーズINハンバーグのCMくるといいね。
田辺:ありがたい。それはすごくありがたい。
傳:亜美が喜ぶわ。
ONEPIXCEL ライブ情報
ONEPIXCEL Live Tour 2020 ”LIBRE”
2020/06/20(土)
会場:INSA福岡
時間:開場16:30 開演17:00
2020/06/27(土)
会場:ell.FITS(愛知)
時間:開場 16:30 / 開演 17:00
2020/06/28(日)
会場:阿倍野ROCKTOWN(大阪)
時間:開場 16:30 / 開演 17:00
2020/07/05(日)
会場:恵比寿LIQUIDROOM(東京)
時間:開場 17:00 / 開演 17:45
【チケット】(各会場共通)
前売り¥4,500 (税込、ドリンク代別)
U-18¥2,500 (税込、ドリンク代別)
<U–18チケット>
※小学生以上高校生以下対象。中学生以上は入場時に学生証または身分証の提示必須。
※写真付き身分証の場合1点。ない場合は2点ご提示ください。
※公演日当日、身分証をお忘れの場合は2,000円お支払いいただきます。
最新のチケット情報は↓
https://www.onepixcel.jp/
ONEPIXCEL 商品情報
2020/02/26発売
メジャー1stアルバム
「LIBRE」
【初回盤】
COCP-41066
¥3,636+税
★コネクティングカード封入
【通常盤】
COCP-41067
¥2,727+税
収録内容
【CD】(初回盤、通常盤、共通)
1.DO IT, DO IT
2.Girls Don't Cry
3.Final Call
4.Go My Way
5.Slow Motion
6.Sparkle
7.Summer Genic
8.Tell us!!
9.Howling
10.LAGRIMA
11.TURN ME ON
12.Take Off
13.We Go Now
【初回盤のみ封入 Music Card】
1.ONEPIXCEL 3rd Anniversary Live 2018@WWW X
・LAGRIMA
・Blue Ocean
・Sparkle
・Girls Don't Cry
・TURN ME ON
2.ONEPIXCEL So So So Hot!!! Tour 2019@duo MUSIC EXCHANGE
・Final Call
・Howling
・Summer Genic
・Tell us!!
・Take off