Speak emo

2018.08.17
J☆Dee’Z

成し遂げた人が歌う応援ソングじゃなくて、まだまだ掴みたいものがたくさんある私たちが、一緒に走りたいという気持ちを込めて歌っているんです

5/7ページ
今から何かに挑戦したいと思っている人とか今何かに挑戦している人の気持ちに寄り添うものだと思っています(ami)

――ここで改めてお聞きしたいんですけど、J☆Dee’Zって、どんな音楽をやっているグループといえるでしょうか。

Nono:自分たちは、元々ダンスグループとしてスタートしたので、デビュー当時は割とダンスミュージック色が強かったんですが、今はJ-POPというか、そういった要素も大きくなりましたね。結構疾走感ある感じがJ☆Dee’Zらしさかなと思います。

MOMOKA:今は、歌詞でいうと等身大で同世代の方へ向けた曲が多いかなと思います。学生さんの恋の歌だったり、「制服」とか「校庭」とか、学校が思い浮かぶような歌詞が多かったりもします。

――そうですよね。「学校」のイメージがありますよね。

ami:私たちも長くやっている中で、夢見ていたものや理想の自分になれなかったり、掴みたいものがなかなか掴めなかったりとか、すごくいっぱいあって…。くじけそうなことがたくさんあって、今まで何度も諦めかけたこともあって、そういう気持ちが自分自身もよくわかるので、それを歌詞に込められないかなと思っているんです。私たちの曲は、そういう同世代の人たちはもちろんですし、同世代じゃなくても、性別年齢全く関係なく、今から何かに挑戦したいと思っている人とか今何かに挑戦している人の気持ちに寄り添うものだと思っています。そんな、優しく風を送ってあげるような歌を歌いたいなと思いますね。

――おお! 僕もまさにみなさんの楽曲から「学校」とか「気持ちに寄り添う」といったことを思い浮かべました。ある意味、「大丈夫」「頑張れ」といったメッセージが込められた応援ソングでもあると思うんですが、ただ「頑張れ、頑張れ」というより、聴く人の気持ちに寄り添って、葛藤もちゃんとわかって、自分たちもそういうことを経験してきたからこそ、説得力を帯びるんじゃないでしょうか。

Nono:今回リリースしたシングル「未来飛行」の歌詞も、そういう葛藤の部分を隠さず、すごいリアルに描かれているので、共感しやすいんじゃないかと思います。

――例えば、メッセージを伝えるとなると、ある意味自分に自信がないと歌えないという側面もあるように思います。あと、そういう言葉を発することにおいて、ある種の責任のようなものも帯びてくるような…。そういった部分はどう捉えていますか。

一同:う~ん…。

Nono:そうですね。自分に置き換えたうえで、自分自身が歌詞に励まされることも多々あるので、その主人公が未来に向かってどんな風に進んでいくのかを、自分に重ね合わせながら、しっかり頭の中でイメージした上で歌うようにしています。

ami:応援ソングなんですけど、でも、上から応援してるのではなくて、私たちも同じだし、私たちもまだまだ掴みたいものはたくさんあるけどなかなか掴めなくて、というところが同じなので…。何かアドバイスをしてあげるとか、この曲で「頑張れ」と言ってあげる、とかではなくて、一緒に頑張りたいなというか…。私たちの曲で聴く人の心を動かしたいなという気持ちがあるので、そういう歌を歌いた続けたいですね。それは、成し遂げた人が歌う応援ソングじゃなくて、まだまだ掴みたいものがたくさんある私たちが、一緒に走りたいという気持ちを込めて歌っているんです。みんなで話し合う時も、自分の中でこの一行は噛み砕けないなという所があったら、みんなで話し合って、でも、これはこういう意味なんじゃないかな?というのを、いろんな角度から考えて、私たちならこの言葉はこうやって読み取るよね、という風に考えながらやっています。

――「成し遂げた人が歌う応援ソングではない」と。いいですね。

MOMOKA:今のamiの付け足しになりますが、成し遂げた人が歌う歌だったら、多分違う言葉になっているかなと思うんですよ。今の私たちの年齢だったり、現状だったり、だからこそ歌える歌詞が、J☆Dee’Zの歌にあるんじゃないかなと思っていて。そこに、同じ立場にいる自分たちからのメッセージだったり、一緒に頑張ろうという気持ちが加わることによって、今のJ☆Dee’Zになっていると思うので…。一方的なものではなく、一緒に分かち合いたいという気持ちもあるし、自分も気付けなかったところをこの曲に教えてもらったから、あなたにも聴いてもらいたい。そんな気持ちを抱きながら歌っています。

取材・文
石川真男

J☆Dee’Z 商品情報

8thシングル『未来⾶⾏/流星のパノラマ』
2018.7.25 release!!

通常盤

■通常盤(CD)SRCL-9851
1,200円(税込)

<CD収録内容>※初回通常共通
M1.未来⾶⾏
M2.流星のパノラマ
M3.swing swing swing
M4.代わりにこの唄を

初回⽣産限定盤

■初回⽣産限定盤(CD+DVD)SRCL-9849〜50
2,000円(税込)

<DVD収録内容>※初回⽣産限定盤のみ収録
J☆DeeʼZ LIVE 2018 –Feeeeel!!!-@渋⾕WWW X
01.Melody
02.Crazy For You
03.三⽉
04.全部好き。
05.カラフルジャンプ
06.あと⼀歩

J☆Dee’Z ツアー情報

約3年ぶりの東名阪ライブツアー開催決定!!

J☆Dee’Z
SUMMER LIVE TOUR 2018
~未来飛行~

■8/19(日) 16:30/17:00
名古屋RAD HALL

■8/26(日) 16:30/17:00
OSAKA MUSE

■8/29(水) 18:00/19:00
SHIBUYA CLUB QUATTRO

PROFILE

PROFILE
J☆Dee’Z
平均年齢17才・本格派ボーカル&ダンスグループ J☆Dee’Z(ジェイディーズ) 2010年にキッズダンス雑誌「DSK」より、全国各地からオーディションで集められたメンバーでダンスグループとしてJ☆Dee’Zが誕生。 多くのダンスバトルやコンテスト、ファッションモデル等の活動を経て、2012年にLOTTE Sony Music 歌のあるガムプロジェクト「NEXT」で、8000組の中からグランプリを受賞し、2014年にソニーミュージックレコーズよりメジャーデビュー。 2016年にはメンバーの卒業を受け、Nono(16才)・ami(17才)・MOMOKA(18才)の3人新体制で再スタート。 今までのキッズダンスグループとしてダンスを武器にしていたパフォーマンスに、ボーカル力を重点的に鍛え直し、全て生歌でコーラスも取り入れるグループへ進化。 ダンスには、現代のタップダンスともいえる、新しいリズムを奏でながら踊る”ボディーパーカッション・ダンス”を取り入れ、ボーカル&ダンスグループとしては類を見ない、生歌・コーラス・ボディパを奏でる唯一無二のパフォーマンスを発信。 そのエモーショナルなパフォーマンスと、メッセージ性の強い楽曲が話題を呼び、2018年3月にはTBS「CDTV」でイチオシアーティストに選出される他、数々の高校野球中継テーマソングや日本女子バスケットボールリーグの公式応援アーティストに選ばれる等、今、各界隈から高い注目を集めている3人組。
Nono

[BIRTH]2001.07.27 in Tokyo

Ami

[BIRTH]2001.03.01 in Hyogo

Momoka

[BIRTH]2000.03.13 in Yokohama

公式サイト: http://www.j-dz.com/