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2024.01.26
太陽と踊れ月夜に唄え

月夜に唄えは、個々のキャラクターが際立っているからこそ、それぞれの個性を重視した、メッセージ性の強い楽曲を中心にしています。 太陽と踊れ月夜に唄え インタビュー(月夜に唄え編)1   

 1月31日(水)に1stシングル『オトワ』を発売する太陽と踊れ月夜に唄え。この楽曲は、TVアニメ「愚かな天使は悪魔と踊る」のオープニングテーマとして放送中。
 今回、1stシングル『オトワ』の魅力と、太陽と踊れ/月夜に唄え、それぞれに伺った。こちらでは、月夜に唄えのインタビューをお届けします。


わたし、アイドル活動を始めるに当たってずっと掲げてきた夢が、アニメ作品に関わることでした。それを今回、『オトワ』を通して叶えられました。


──太陽と踊れ月夜に唄えが誕生してから、約半年の月日が経過しました。月並みな言い方にはなりますが、ここまであっと言う間でした?

雨島詩月 とても密度の濃い日々が続いてきたくらい、ここまで本当にあっと言う間でした。

──その濃さの理由も気になります。

雨島詩月  プレデビューライブという形でしたが、山中湖で毎年夏に開催している夏フェスの「SPARK」への出演が、太陽と踊れ月夜に唄えとしての初ライブになりました。1stEPを出した8月を中心とした夏の時期には、本当に数多くのリリースイベントに出演させていただきましたし、9月からは、太陽と踊れ月夜に唄えとして、毎月「日進月歩」と題した定期公演もスタートしています。他にも、アニサマ(ANIMERO SUMMER LIVE)の会場前にある"けやき広場"でのライブに参加させてもらえたり、台湾遠征にも行くなど、ライブを通した活動の密度が本当に濃い毎日でした。それは、今も変わらないこと。活動を始めてからまだ半年経ってないですけど、わたしたち的にはもう1年半は活動してきたくらいの感覚です。

──かなりの充実した日々ですね。

雨島詩月  新人グループとしてはたくさんの経験を重ねさせてもらっている実感は、自分たちでもあります。

榎宮あんり  大きいイベントに出させてもらえたり、今回も、アニメ「愚かな天使は悪魔と踊る」のオープニングテーマを歌わせていただくなど、ほんまに活動半年??と思えるくらい、すごくいい経験をしています。1回1回のライブごと、たくさんのファンの方々に来ていただけるのも本当に嬉しいこと。しーちゃん(雨島詩月)も言ってたけど、嬉しいことや楽しいことがいっぱいありすぎて、ほんまに1年半くらいは経った気持ちです。楽曲も、3ヶ月連続で出すなど、まだ活動半年やとは思えへんくらいにいっぱい増えているので、賑やかな半年間でした。

──半年前と今の自分の心境にも、いろんな変化が出ています?

榎宮あんり  デビュー前のあんりは、土日もずっとベッドの上で過ごすくらい、いつも家でボーッとしていました。でも、太陽と踊れ月夜に唄えのメンバーに決まってからは、生活が本当にガラッと変わりました。わたし、それまで大阪に住んでいたのですが、初めて家族と離れて一人暮らしを始めました。たまに寂しくなるけど。でも、メンバーみんなに支えられて楽しく生きてます(笑) 

──たまには、ホームシックになることも?

榎宮あんり  ありますね。太陽と踊れ月夜に唄えや、月夜に唄えの活動自体が忙しいので、寂しいと浸っている暇もそんなにないんですけど。ふとしたときに、「はぁ、大阪に帰りたい」と思うことも正直あります。

雨島詩月  あんりはまだ高校2年生なのに凄いよね。

──海緒さんは、この半年間をどんな風に捉えています?

三葉海緒  デビューライブの日から、多くのライブや3ヶ月連続でのデジタルシングルのリリースなど、わたしも忙しい毎日を送ってきたと感じています。こんなに短期間で、素敵な楽曲をたくさんいただいたり、MVもたくさん撮っていただきました。メンバーやスタッフさん、スペースクルー(ファン)のみなさんのおかげで全部を楽しみながら活動させていただけています。
  わたし、アイドル活動を始めるに当たってずっと掲げてきた夢が、アニメ作品に関わることでした。それを今回、『オトワ』を通して叶えられました。それも、応援してくださるみなさんのおかげだと本当に思っています。

──連続リリースにあわせ、MVも制作。本当に素敵な環境の中で活動を重ねていますよね。

三葉海緒  そうなんです。月夜に唄えとしての楽曲も増えていますが、9人合同で歌う太陽と踊れ月夜に唄えの楽曲がどんどん増えているのも嬉しいんです。月夜に唄えは、格好よくてエモい楽曲が多く、難しいダンスもあります。歌詞も、個人個人が何かにあらがってゆくなどメッセージ性の強い内容が中心ですが、『ムーンマップ』のような、みんなで振りを揃えて踊る曲調で、歌詞も「みんなで一体となって頑張る」という思いを込めた、いつもの月夜に唄えとはちょっと違う楽曲も生まれているので、これからどんな表情が増えていくのかも楽しみです。

──もしや、一人一人の個性を生かしているところが月夜に唄えの魅力?

三葉海緒  4人で一つが前提ですが、個々の魅力を生かしてゆく面は強いと思います。曲中に、一人一人の魅力や持ち味にあわせたダンスを踊ることもあります。

雨島詩月  太陽と踊れは、アイドル感強めのポップでかわいい、みんなが一丸となった曲を中心にしていますが、月夜に唄えは、個々のキャラクターが際立っているからこそ、個々の個性を重視した、メッセージ性の強い楽曲を中心にしています。

夕綺友里杏  月夜に唄えは、アイドル経験値のあるメンバーたちが多いからこそ、それぞれの際立った個性を重視している傾向が強いんだと思います。4人の中で、わたしだけ唯一アイドル初心者です。それこそマイクを握って人前で歌うのが初めての状態からライブ活動を始めた中、たくさんのライブ経験や、冠のラジオ番組でお話させていただく、やること成すことすべてが初めてなので、半年経とうとしている今も、わたしは常に新しい経験を重ねながら、ここまであっと言う間に走ってきたなという感覚です。

──とても充実していて、いいですよね。

夕綺友里杏  わたしの場合、今までアイドル文化に触れてこなかった人生だったので、余計に一つ一つの経験を新鮮に感じているんだと思います。月夜に唄えは、確かに各自の個性を生かしています。しかし、それをバラバラに表現するのではなく、一人一人の際立った個性を一つにまとめることで、大きな一つの丸になるのではなく、多角的に輝きを放つ形を作ることに繋がっているのではないでしょうか。そして、そこが月夜に唄えの魅力の一つであり、持ち味であるとわたしは捉えています。

──これまでアイドル文化に触れてこなかった友里杏さんが、なぜアイドルの道を目指したのか、それも気になります。

夕綺友里杏  もともと、わたしは宝塚を目指していました。実際に、中学3年生から高校3年生まで毎年挑戦してきましたが、結局は夢叶わずで、宝塚を目指す夢をあきらめて大学に進学しました。刺激のない毎日を過ごしていく中、「それまでに培ってきた自分のスキルを生かしきれないまま終わってしまうのはもったいない」とも思っていた矢先に知ったのが、このグループのオーディションでした。その募集要項に「夢を持っていて、感動を届けたい人」「協調性があって、歌や踊りが好きな人」と記載されていたので、「ここならわたしの学んできたスキルを生かせる」と思って応募したところ、ここにいます。
  正直最初は、みんな個性が強く格好よかったり、かわいい子たちばかりで、「わたし、ついていけるかな?」と不安もありました。経験値の差はあれ、みんなで一斉に足並みを揃えてスタートできたことで、変な不安を覚えることなく活動を続けられています。

──アイドル初体験で、こんなにも濃い日々を過ごせているって、ほんと幸せなことだよね。

夕綺友里杏  そう思います。確かに密度が濃いですし、一つ一つ経験させていただいている事がすごすぎて、逆に、何が、どれくらいすごいことなのかあまり実感が湧いていないです。もちろん、新曲やMVを次々に制作していただけること自体も幸せなのですが。ステージ用のお水や、使うマイクに自分の名前が書いてあるだけでも、ものすごく感動しています。だから現場では、その都度「すごい!あ、これもすごい!」と胸をときめかせています。


しっかりものなのに、普段はニャンニャンと甘えてくるんですね。ライブではそういう面を見せないので、みなさんしっかりしてると思いがちですが、じつは、甘えたがりのかわいい子す(笑)。


──月夜に唄えも、太陽と踊れ月夜に唄えも、かなり早い速度で駆け上がり続けていますよね。

雨島詩月  私たち自身は、いつの間にかこんなにもたくさんのファンの方々がついてくださっていたという感覚です。というのも、活動を始めたばかりの頃は、「とにかく、目の前の活動を頑張ろう、頑張ろう」と向き合い続けていたら、いつの間にかたくさんのファンの方々がついてくださっていました。今でこそ、ファンの方々に向けてという意識になりましたが、最初の頃は、そんなことを考える余裕もなく必死に走っていたら、たくさんの方々に支えてもらっていたというのが正直な感覚でした。

──それだけ、スペースクルー(ファン)の方々も、9人の一生懸命な姿に気持ちを動かされたからなんだろうね。

三葉海緒  そうだとしたら嬉しいです。

雨島詩月  そこは、自分たちではなかなか客観視できることではないので、そう見えているのなら嬉しいです。

──でも、月夜に唄えの場合は、太陽と踊れという客観視できる存在も身近にいますよね。

雨島詩月  そうですね。確かにデビューへ向けてレッスンをしている頃などは、お互いのチームごとに、歌やダンスのレッスンを見学しあっていたので、「向こうはこうだけど、でもうちらは」みたいに対比することはあったと思います。でも、太陽と踊れ月夜に唄えとして9人曲のレッスンも行うようになってからは、普段は2つのグループに分かれて活動をしていようと、やっぱり9人のグループという意識のほうが強くなったので、客観視することもなくなってきたなと思います。それにイベントに出演するときも、太陽と踊れ月夜に唄えとして出演させていただくことが多いので、切磋琢磨してゆくライバル関係というよりも、同じグループのメンバーという仲間意識のほうが、今は完全に勝っています。

夕綺友里杏  9人でパフォーマンスをする楽曲が増えるほど、そこの実感は強くなります。しづくちゃんも言ってたけど、最初の頃こそ、お互いに練習風景を見ながら刺激を受けていました。9人曲では、みんなで入り交じりながら、いろんな意見やアイデアを交わしあっているので、確かにグループ同士ではなく、一緒の仲間という意識のほうが完全に強くなりました。

雨島詩月  むしろ、もう9人のスタイルに馴染み過ぎて、逆に、それぞれのグループとしての活動になると、離れるのが寂しいと思うくらいだからね。

──ライブでは、9人(太陽と踊れ月夜に唄え)曲、4人(月夜に唄え)曲と、瞬時に切り換えてゆくことも多いじゃないですか。そこは、一瞬で切り替わるものなの?

雨島詩月  太陽と踊れ月夜に唄えと、月夜に唄えでは、楽曲のニュアンスはだいぶ違うので、そこは自然と切り換えられます。それに9人曲は、「みんなで楽しさを共有しよう」という感覚ですが、月夜に唄えの場合、「それぞれにしっかりと感情を伝えていこう」という意識にもなるので、そこで自然と気持ちが切り替わるんだと思います。

三葉海緒  月夜に唄えは格好良さを魅力にしているので、かっこいい表情が中心になりますが、太陽と踊れ月夜に唄えにでは、例えば『スプらっしゃい!』だとほぼ笑顔でのパフォーマンスをしています。月夜に唄えではあまり出せない表情です。こうして2つの表情を出していけるのが嬉しいです。


アイドルとしてのオーラを発していたから、「こういう子こそがアイドルになれるんだ」という印象でした。


──気になるのが、みなさんの個性なんです。良ければ、隣にいるメンバーのことを教えてください。まずは友里杏さん、海緒さんの魅力を聞かせてもらえますか?

夕綺友里杏 みおち(三葉海緒)は、オーディションのときの印象が強くて。審査室となった部屋へ入ってきたときから、アイドルとしてのオーラを発していたので、「こういう子こそがアイドルになれるんだ」という印象でした。普段から、キュルルンッとした子なんですけど。格好よさを全面に出した月夜に唄えだと、そのかわいらしさをライブ中に見せる機会が少ないので、そこの魅力をぜひ知ってほしいです。

三葉海緒 えーっ、ありがとう!

夕綺友里杏 みおちは、素でアイドルしている、本当にザ・アイドルという子だからね。

三葉海緒 あんりちゃんは、パッと見て瞬時にわかるように、とてもかわいい子です。わたしも、オーディションのときに初めてあんりちゃんを見たときから、目がとても大きくて、お顔がかわいくて、一瞬で「え、この子かわいい!!」と思いました。ダンスを覚えるのも早いので、そこも見習っています。
  今の3人をオーディション会場で見たときから、「きっと、3人は合格するんだろうな。」と、思っていました。そうしたら、その3人と一緒のグループになれたので、すごく嬉しかったです。
  あんりちゃんの話に戻りますが、あんりちゃんは歌声もかわいく、マイク乗りのいい声で。月夜に唄えの『リアルモンスター』は歌いだしがけっこう低めの音程だから声を出しにくいんですが、あんりちゃんは、そこを上手に出せる歌唱力を持っています。あんりちゃんが歌のメインとなる『ネイビープール』では、逆に高音を綺麗に出していたり、本当に素敵な歌声です。大人っぽい面もありますが。月夜に唄えの最年少メンバーらしく、とてもかわいらしい魅力もあります。

榎宮あんり  詩月ちゃんは、月夜に唄えの猫ちゃん。にゃめ島詩月ちゃんと呼ばれています。詩月ちゃんは、オーディションのときからほんまにすごくて、みんなをまとめあげてゆく存在でした。初体面の人にも積極的に話しかけてゆくし、グループ内のお話もしっかりまとめてくれる人。レッスンのときも、「こうしたほうがいいんじゃない?」など、率先してアイデアや意見を言ってくれます。まさに、月夜に唄えの中のダンス番長です。歌い方でも、「こう歌ったら声が出やすくなるよ」などのアドバイスもくれるので、月夜に唄えの中の歌声番長でもあります。
  詩月ちゃんはしっかり者なのに、普段はニャンニャンと甘えてくるんですね。ライブではそういう面を見せないので、みなさんしっかりしていると思いがちですが、じつは、甘えたがりのかわいい子です(笑)。

三葉海緒  よく物を落とすんですけど。そのたびに「もう、なんでぇ」ってかわいく言ってるもんね。

榎宮あんり けっこう、赤ちゃんになるよね。そこのギャップもかわいいです。

雨島詩月  それらの発言、(恥ずかしくて)拒否します(笑)。友里杏様ですが、オーディションのときからすごく気になっていた子でした。歌も踊りも上手い子という強烈な印象もありましたけど。何より、その雰囲気やたたずまいが高貴なんですよ。もう、オーディション会場に入ってきたときから、" 高貴な友里杏様"という空気を醸しだしていましたからね。
  歌の上手さは飛び抜けています。月夜に唄えや、太陽と踊れ月夜に唄えとして今、コンスタントに音源を出していますが、レコーディングのたびに「友里杏様は歌が上手いなぁ」と感心しちゃいます。だからこそ、その歌声には信頼を寄せています。でも普段は、5歳児感の出ている子なんですよ。月夜に唄えの中では最年長ですけど、意外と最年少のような感じを与えてくれます。もちろん、年上らしくしっかりとしていますけど、かわいらしいノリのところに、良い意味での幼さを感じれは、そこが魅力だなとも思わせてくれる子です。

(後編に続く)

TEXT:長澤智典 

 

<インフォメーション>


JKT

1stシンクル『オトワ』 
2024年1月31日(水)発売

https://taiyotsukiyo.com/discography/taiyotsukiyo/otowa/

TVアニメ『愚かな天使は悪魔と踊る』オープニングテーマ収録
太陽と踊れ月夜に唄え「オトワ」Music Video

https://www.youtube.com/watch?v=hwtPXwI3VS8

<初回限定盤特典>
・フルカラーブックレット(12P)
・特典Blu-ray Disc
「オトワ」「あっちむいてベイベー!」「幾望」「あした天気にならないで」
「リアルモンスター」「はなうらNIGHT!」「集団ヒステリック」ミュージックビデオ収録
<CD収録内容>
01.オトワ作詞・作曲:渡辺翔編曲:eba
02.だれかさんがころんだ作詞:菊池諒作曲編曲:yuigot
03.スプらっしゃい!作詞・作曲編曲:林直大 04.オトワ(Instrumental)
05.だれかさんがころんだ(Instrumental) 06.スプらっしゃい!(Instrumental)

 2024年1月8日(月)からテレビ東京・テレビ大阪 BSテレ東・AT-Xほかにて順次放送開始
https://kanaten-anime.com

"A&G ARTIST ZONE太陽と踊れ月夜に唄えのTHE CATCH"毎週木曜18:00~放送
https://www.joqr.co.jp/ag/article/110661


アー写
PROFILE
2023年7月ポニーキャニオンより2組同時デビュー。「太陽と踊れ」はPOPな楽曲で「遊び」をテーマに、「月夜に唄え」はEMOTIONな楽曲で「少女の日記」をテーマに活動していき、時には2ユニットが混ざつて楽曲を発表することも。時には仲間、時にはライバル。
相反ではなく切磋琢磨する関係で物語を作っていく。
https://taiyotsukiyo.com/profile/


PONY CANYON IDOL PROJECT『太陽と踊れ月夜に眼え』
音楽配信サービス:https://taiyotsukiyo.lnk.to/zenkyoku_matome
公式HP: https://taiyotsukiyo.com/
X: https://twitter.com/taiyototsukiyo
YouTube: https://www.youtube.com/@taiyotsukiyo
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