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2023.12.06
CUBΣLIC

現在の集大成となる姿を魅せる12月16日・WOMB LIVEでのワンマン公演を通して、今の最強なCUBΣLICを見に来てください。CUBΣLIC インタビュー!!!

 12月16日(土)、WOMB LIVEを舞台に、CUBΣLICが「CUBΣLIC one-man live『BEST OF CUBΣLIC』」を行う。2024年3月3日にDESEO mini with VVで行う公演を持って、月嶋なるが卒業を発表。現体制のCUBΣLICとしては、この日が最後の大きなワンマン公演になる。この日のライブは、ファン投票で選ばれたCUBΣLICの人気曲のベスト10をカウントダウンしてゆく形で披露。その合間に、「パートチェンジ曲」や「アコースティックコーナー」など、いろんな企画を織りまぜて構成してゆく。この日は、新衣装姿の披露や新曲『Peach』もライブで初披露することが決まっている。さらに、『Peach』を含む、リクエスト選出トップ15曲を収録したCUBΣLICのファンリクエスト・ベスト盤『PRIMAL』の会場販売もこの日からスタート。当日、どんなファビュラスなライブが繰り広げられるのか、3人に現在の心境を伺った。

 


「ワンマン公演の成功」や「CUBΣLICを卒業」という定められた期限を設けたことで、「CUBΣLICの月嶋なるとしての集大成をそれぞれの中で見せたいし、その姿を毎回のライブに投影していきたい」思いが、より明確になっています。


──先日、なるさんのCUBΣLIC卒業/現体制終了の発表がありました。反響は、かなり大きかったようですね。

月嶋なる    たくさんの反響をいただきました。わたしが卒業をするかの理由が自分の中では明確にあったことから、それを2枚の文章にして、SNS(https://twitter.com/tsukishima_nalu/status/1727644268737822832)に載せて伝えました。それを読んでくださったファンの方々は、わたしの気持ちを理解してくださり、「卒業の日まで全力で、笑顔で送り出すから」と言ってくださっています。その気持ちがすごく嬉しいし、わたしもその思いへ応えていけるように、卒業の日まで全力で駆け続けます。

 

──その思いを伝えるまでは、ドキドキしていました?

月嶋なる    どんな反応が返ってくるのか、3月迄応援してもらえるのかもわからないことからの不安はありました。でも、みなさんから「卒業までのライブ、行けるだけ行くよ」と言う言葉をたくさんいただきました。そういう言葉を聞くたびに胸にグッとくる思いがありましたし、今もあります。卒業までの期間は残り少ないですけど、みんなが1本1本のライブを大切に思っていてくれるからこそ、わたしも強い意志を持って走り続けます。

 

──最後となる日が明確になったことで、なるさん自身の気合も、より高まっていますよね。 

月嶋なる    それはあります。わたし、昔からそうなんですけど。「この日までに、これをやる」と明確に目標を定めたほうが頑張れる性格です。卒業の日が明確に決まったこともそうですし、12月16日に行うワンマン公演へ向けても、「これを成し遂げる」と明確に目標を定めているからこそ、今は「もっともっとクオリティを上げていけるはず」と、意識を強く向けながら頑張っています。
  結果的にかも知れませんけど。「ワンマン公演の成功」や「CUBΣLICを卒業」という定められた期限を設けたことで、「CUBΣLICの月嶋なるとしての集大成を、それぞれの中で見せていきたいし、その姿を毎回のライブに投影していきたい」思いが、より明確になっています。

 

──りんさん、CUBΣLICへ誘ってくれた人が卒業を決意しました。

小熊りん    わたし、なるにはとても感謝しています。彼女が誘ってくれたからこそ、わたしはこうやってCUBΣLICの小熊りんとしていられているわけだし、CUBΣLICという、これからもずっと大切に守り続けたい存在を手にすることが出来ました。新体制のことはまだ何も決まってないけど、なるが卒業をする日まで、しっかり3人のCUBΣLICとしての最高を突き詰めていきたいし、その後だって、ここまでに培ってきたCUBΣLICの意志をしっかりと受け継ぎながら、CUBΣLICを長く続けていくためにも成長し続けようと思っています。

 

──音さんは、唯一のオリジナルメンバーです。

黒川音    そうなんですけど。CUBΣLICは11月3日で結成4周年を迎えました。ファンのみなさんが「おめでとう」と言ってくれますけど。たぶん、わたしが一番実感してないかも知れないです(笑)。
  こういう活動って、定められたゴールがあるわけではないですよね。結成したときからずっとそうですけど、つねに「どうやったらみんなが喜んでくれるのか」「どうしたら、もう一個上のフィールドへ進めるのか」。そういうことばかりを考えながら、前だけを向いて走り続けてきました。それは、今も変わってないです。何時だって、「昨日よりも今日の、今、この瞬間のCUBΣLICが一番格好いい」と胸を張って言えるグループや自分でいれるようにと活動をしています。この気持ちは、ずっと変わらないと思います。

 

──2023年11月3日の時点で、もう4周年を迎えていたんですね。確かに、実感が沸かないというか、なんかあっと言う間の感覚がありますからね。

黒川音    そうなんです。「もうそんなにも経ってしまったんだ」というビックリした気持ちで、わたしもいます。

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ワンマンライブ当日のセットリストは、CUBΣLICファンであればあるほど喜んでいただける内容になると思うから、そこは楽しみにしていてください。

 


──12月16日にはWOMB LIVEを舞台に、現体制では最後となる大きなワンマン公演が行われます。

小熊りん   WOMB LIVEさんでワンマン公演を行うのは、今回が二度目になります。初めてこの場所に立ったのが、2022年8月のことでした。あのときの自分たちも最強のライブを見せた気持ちでいましたけど、残念ながら動員という結果の面ではSOLD OUTには至りませんでした。その悔しさや、もっともっとたくさんの人たちに今のCUBΣLICを見てもらいたい気持ちから、あのときのリベンジ公演として今回のワンマンライブをふたたびWOMB LIVEさんで行うと決めた流れもありました。私たち自身は、去年の自分たちに絶対に勝つ気持ちを持って当日も舞台に上がります。

 

──この日の公演には、盛りだくさんの内容を用意。どんなワンマン公演になりそうか教えてください。

月嶋なる    CUBΣLICは、12月16日を含めて、今年は3本のワンマン公演を企画しました。1本目が「40分ノンストップライブ」という形を取り、パフォーマンス面での体力向上も兼ねて、全力でぶつかるライブを行いました。2本目は、舞台上での表現力を高めようと、舞台を組み込んだ形でライブをやりました。そして今回は、「みんなを巻き込んでライブをやりたい」思いから、事前にCUBΣLICの好きな楽曲のアンケートを募り、そこで上位に選ばれた10曲を、当日は10位から1位に向けてランクアップする形でお届けします。その合間にも、いろんなコーナーを挟んでお届けもしますけど。みなさんから寄せられてランキング化したベスト15の楽曲を当日より販売するアルバム『PRIMAL』に収録しています。
  今回のランキングは、単にCUBΣLICの好きな楽曲という理由だけではなく、今の3人になる前の、旧体制のCUBΣLICのときにレコーディングをしていた楽曲を、今の3人で録り直して収録したい思いもあったから、そこも踏まえてファンの方々には投票してもらいました。だから『PRIMAL』には、新録曲も入っています。ライブ当日のセットリストは、CUBΣLICファンであればあるほど喜んでいただける内容になると思うから、そこも楽しみにしていてください。

小熊りん    アルバムの『PRIMAL』は当日先行販売もするから、アルバム通りの曲順通りで歌うわけではないけど、セトリを知りたくない方は裏面に書いてある収録曲は見ないようにしてください。セトリを知りたい方は裏面も見ていただき、そこに収録してある曲たちが、どんな順番で流れてくるのか想像を巡らせてください。ライブを楽しんだあとに家に返って『PRIMAL』を聞くと、改めてライブの余韻を楽しく味わえるとも思います。

 

──ランキング順に歌っていく中、途中途中にいろんな企画も差し込んでゆく。そこも楽しみの一つです。よければ、その内容も教えてください。

月嶋なる    一つは、「メンバーのパートチェンジ」曲になります。他にも、「アコースティックコーナー」を設けていれば、この日が初披露の新曲も歌います。VJのクオリティもさらに増しているところも魅力ですし、この日、新衣装姿も見せるから、そこも楽しみにしていてください。

黒川音    わたし、この中で唯一CUBΣLICのライブを見たことのない人です。2人は、加入前にCUBΣLICのライブを見てるから、加入したあとに客観的な意見やアドバイスもくれたし、それによって気づくこともあったからすごく良かったんですね。今回のリクエスト曲たちからは、「今のCUBΣLICファンはこういう曲を求めてるんだ」というのが見えてきて、わたしも客観的に捉えることができました。何より、「こんなにもみんながCUBΣLICの曲を好きでいてくれてるんだ」という事実が本当に嬉しかったです。

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あっ、だから歌入れのブースから出てきたとき、あんなにも髪の毛がボサボサだったんだ。

 


──パートチェンジをして楽曲を届けるというのは、なかなか新鮮な企画ですね。

月嶋なる    取材時点ではまだ3人の歌割りをまとめ始めている段階だから、わたしたちも探っているところですけど。練習している今の時点では、相手のパートに寄せて歌うのか、そこは気にすることなく自分なりの歌い方にしていくのか…。その辺を探りながら完成形を求めています。私たち自身も、同じ曲でも歌う人が異なると、こんなにも曲の表情って変わるものなの?という嬉しい驚きを感じています。だから当日は、「ここのパートをこの子が歌うとこうなるんだ」「ここのパートは元々歌っていた子に寄せてるな」など、実際に耳にしながら楽しんでもらえたら嬉しいです。

 

──アコースティックバージョンは、どんな編成になるのでしょうか?

小熊りん    鍵盤とカホンの方を演奏に迎えて歌います。

黒川音    以前にも、キーボードの方の演奏にあわせて歌った経験はありましたけど。CUBΣLICにとって、純粋に生演奏によるアコースティック・スタイルでの曲披露は、今回が初めてになります。アイドルさんでも、バンドセットでワンマン公演を行うグループは増えていますけど。CUBΣLICの音楽性はエレクトロ/テクノなスタイルだから、アコースティック編成とはまったく真逆なんですね。披露する楽曲も、原曲に寄せてというよりも、その楽曲を再構築した形での披露になるから原曲とは違った感覚で聴けますし、また好きが増していくんじゃないかと思います。

小熊りん    VJも、トップ10曲はすべて背景を彩ってもらいます。過去のワンマン公演でもVJを導入してきたように、さらにバージョンアップした内容で楽しめるはずです。映像もどんどん最強になっているから、私たちもそこを楽しみにしています。

 

──『PRIMAL』にも収録している新曲の『Peach』を、ワンマン公演で初披露してくれます。こちらは、どんな楽曲なのでしょうか。

小熊りん   CUBΣLICの中に、また新しいテイストの曲が増えたなと感じています。

黒川音    今まで有りそうで無かった、お客さん巻き込み型の楽曲です。

小熊りん    頭からラップのような口調で始まれば、メンバーどうしでラップを掛け合う場面が出てきます。ライブでは、独特のグルーヴ感の中へみなさんを巻き込んでいきたいなと思っています。

月嶋なる    『Peach』では、わたしが冒頭フルでラップをしていく形ですけど。その合間合間にそれぞれラップを掛け合う形で進んでいきます。ライブでは、上手くそこへお客さんたちも巻き込みたいなと思っています。
  CUBΣLICは、これまでにもラップを組み込んだ楽曲も表現してきましたけどもアイドル的要素の強いラップが多く、今回は脱力系というか、ちょっと余裕を持ってどっしりと構えたラップ系になります。もちろんそこにも、CUBΣLICらしいエレクトリック感はしっかりと生きています。

 

──3人のラップが、どう絡み合っているのかも楽しみです。

小熊りん    なるのラップ自体が新鮮だからね。

月嶋なる   これまでは、2人がラップパートではメインになって担当していたからね。わたし、今回のレコーディングではだいぶ苦戦しました。作家のTEPPANさんからは、いろんな細かいアドバイスをいただいていましたけど。それを上手く実践できなくて、必死に戦っていました。レコーディングをした『Peach』の出だしのラップの部分は、2-3m先からギャングになりきった気分でマイクまで向かって歩いていき、その気持ちのままにラップをしています。その前にも、とにかく自分を振り切らなきゃと思い、スタジオ中を駆けまわり、テンションを上げたうえで脱力系のラップに挑戦しています。

小熊りん    あっ、だから歌入れのブースから出てきたとき、あんなにも髪の毛がボサボサだったんだ。わたしあのとき、「えっ、一体歌入れのブースの中で何があったの???」と驚いてたし、なるに聞いた記憶があったけど。まさか、そんなことが行われていたなんて…。

月嶋なる     一つ心配なのが、ライブ当日に、お客さんたちがどんな反応を示してくれるのかなんです。『Peach』を披露するまでにみんなが盛り上がっていて、温たまった環境の中で歌い出すのならイケると思うんですけど。新曲ということから身構えて冷静に聴かれちゃうと、緊張してしまいそうで…。

 

──そこは、お客さんたちもプロですから。

月嶋なる    そうですよね。伊達にプロのアイドルヲタクをしてないというか、そこは任せておけば安心ですよね。

 

──当日、身につける新衣装も気になります。

月嶋なる    これまでとはまったく異なるというよりも、今までの要素を活かして進化したと言えばいいのかな?!よくゲーム内で、同じレベルどうしのものを掛け合わせたら覚醒するじゃないですか。そういう感じで、進化覚醒した衣装になります。

 


ここへ至るまでの3人のCUBΣLICの集大成を見せる気持ちで今、ワンマン公演の内容を作りあげています。

 


──改めて、12月16日のライブの見どころについて語っていただいても良いですか?

小熊りん   現体制最後の大きなワンマン公演ということから悲しんでいる人たちも多いけど。私たちは、現体制最後の大きいワンマンだから悲しいではなく、ここへ至るまでの3人のCUBΣLICの集大成を見せる気持ちで今、この日の内容を作りあげています。それに、この体制は来年の3月3日まで続きますし、まだまだCUBΣLICは進化していくんだという姿を見せていくから、今の最強なCUBΣLICを見に来てください。

黒川音    12月16日のワンマン公演を前に現体制最後という発表があったことで、みんながネガティブになっちゃう気持ちもわかるんですけど。今の3人体制のCUBΣLICとしてスタートしたとき、ファンのみんなが「グループのカラーが明るくなっていいね」と言ってくださったのを、わたしたちはずーっと覚えています。あの頃から今も、その気持ちのまま3人とも進化し続けています。だから今も、12月16日のワンマン公演だって、3人の持つ明るいパワーを思いきり出していくから、来てくれたみんなも絶対にそのパワーに巻き込まれて楽しんでくれるはずだとわたしは思っています。
  あと、物販で販売するTシャツの裏に、これまでにCUBΣLICが歌ってきた全楽曲名がプリントされています。あれを見たときも、こんなにも曲を歌いながら進んできたんだなぁと思い、とてもエモい気持ちになりました。そのTシャツも、ぜひCUBΣLICの歩みの記念として手にしてください。

月嶋なる    現体制としての大きなワンマン公演は、WOMB LIVEさんでの公演が最後であり、恐らくわたし自身も、この日が大きなステージに立つのは最後かも知れません。でも、昨年にWOMB LIVEさんでワンマン公演をやった頃のCUBΣLICと比べたら、本当に格段に成長しています。あの当時は、ダンスパフォーマンスを含め、"魅せるCUBΣLIC"を主体としていましたけど。今のCUBΣLICのライブは、コールやMIXの声もたくさん増えているように、一体化して楽しめるライブが主体になっています。しかも、それぞれの個性も余裕を持って出せるようになってきたからこそ、今回のようなパートチャンジをしながら、楽曲の中、異なる声の色を持って遊んでみようということも出来るようになりました。
  何よりこの日は、ステージの高いWOMB LIVEさんということで、どんな後ろにいる人や左右のはしっこにいる人でも、私たちの姿をしっかりと見ていただくことが出来ます。CUBΣLICの魅力である綺麗に揃えたダンスパフォーマンスも細部まで見られるから、それらの姿をしっかり目に焼き付けてほしいなと思っています。
  この先ですが、3月3日の卒業公演に至るまでの期間の中、東京はもちろんですけど。これまで足を運んでいた地域にもライブに行きます。あえて卒業の日を2024年3月3日にしたのも、卒業までに、これまでに出会ったいろんな人たちにお別れの挨拶をしたかったからなんです。東京はもちろん、各地のみんなへ会いに行くから、これからのライブを通しても引き続き会いに来てください。

小熊りん   CUBΣLICは、2024年3月3日・DESEO mini with VVでの現体制終了公演/月嶋なる卒業公演を持って現体制が終了となります。その後、新体制として、ふたたびパワーアップして戻ってくるし、CUBΣLICの活動は止めないから、引き続きCUBΣLICを応援してほしいです。まずは、現在の集大成となる姿を魅せる12月16日・WOMB LIVEさんでの公演を一緒に楽しみたいです。会場で、お待ちしています!!!

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TEXT:長澤智典

【ワンマンライブ情報】

【日時】2023年12月16日(土)
【タイトル】CUBΣLIC one-man live『BEST OF CUBΣLIC』
【会場】WOMB LIVE
【時間】OP 17:00 ST 18:00
【料金】Σチケット¥10,000 Aチケット¥3,000 Bチケット/当日¥500 1D代別
【予約】https://t.livepocket.jp/e/qwshm

 

【リリース情報】


【タイトル】PRIMAL
【発売】2023年12月16日
【価格】¥3,300(税込)
【レーベル】harvest records
【発売元】株式会社harvest
【販売元】株式会社harvest
【規格品版】HVR-0013
【収録曲】12月16日発表

http://hvt-inc.com/primal/


SNS

https://twitter.com/cubelic_hvt
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黒川音
@kurokawa_oto
月嶋なる
@tsukishima_nalu
小熊りん
@koguma_rin

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