FEATURE
秋葉原から情報を発信している番組「アキバNOW」からグループが誕生していることから「秋葉原に根付いた物事」をテーマにと決まりました。 かるちべいと インタビュー・1
「サブカルチャーの街『秋葉原』から生まれた、アキバの人と企業を元気にするために生まれたアイドルユニット」が、かるちべいと。元Pretty Ash,バクステ外神田一丁目のメンバーとして活動してきた"あかね" をプロデューサー/リーダーに、同じく、元バクステ外神田一丁目の"こころ"、元RALFの"はな"が集まり、2023年4月に誕生。7月29日のデビュー・イベントより本格的に始動する。「かるちべいと」とはどんなグループなのか。さっそく、紐解こうではないか。
「わたしがメンバー兼プロデューサーとして活動しやすい環境を作るから、一緒にやらない??」と声をかけました。
――まずは、結成の経緯から教えてください。
あかね きっかけは、以前に活動していたグループから卒業。最初は、アイドル活動を辞めて就職しようかとも考えましたけど。以前の活動のときから今も、ずーっとお世話になっている「アキバNow」という番組内で「新たにアイドルを作ろう」という企画が立ち上がりました。その企画の中、わたしがプロデューサー兼メンバーとしてグループを引っ張るお話になったことから、ふたたびアイドル活動に力を注ごうと思ったのが始まりでした。
そこからまずは、番組を通してメンバー募集を開始。ただ、わたしが理想とするメンバーが見つからず。そこで、わたし自身が一緒に活動したいと思っている子たちに声をかけました。それが、今のメンバーになります。
――こころさんは、同じバクステ外神田一丁目のメンバーとして活動をしてきました。
あかね こころちゃんのほうが、先にバクステ外神田一丁目を卒業したんだよね。
こころ わたしは働いていた『AKIHABARAバックステージ PASS』の閉店に合わせて卒業をしました。
あかね こころちゃんは、当時から仲良くしていた関係。とてもいい子だし、わたしとしては「ぜひ一緒にやりたい」と思って連絡を取り、声をかけたわけですけど。その頃のこころちゃんは、これからもアイドル活動を続けるべきか悩んでいました。そこで、「わたしがメンバー兼プロデューサーとして活動しやすい環境を作るから、一緒にやらない??」と声をかけ、それで参加することになりました。
――当時のこころさんは、アイドル活動を継続すべきか悩んでいたわけだ。
こころ アイドル活動を続けたい気持ちはあったけど、その先のことが具体的に見えているわけではなかったから、どこか悶々としていました。そんな中、あかねさんが声をかけてくれました。わたし自身、あかねさんには『AKIHABARAバックステージ PASS』時代からいろいろとお世話になっていたし、好きな方。そのあかねさんが「一緒に楽しもう」と言ってくださったことで、ふたたびアイドル活動に踏み出しました。声をかけてくれたのがあかねさんじゃなかったらまだ迷っていたか、もうアイドル活動は辞めていたかも知れません。なので、またここでもお世話になります(笑)。
あかね はなちゃんとは、わたしがまだアイドル活動を始める前、ボイストレーニングのために通っていたスクールで出会いました。当時は、お互いダンス&ボーカルスクールのコースで学んでいました。あの頃は、同じチームを作り、一緒にステージに上がったこともありました。その後、わたしもはなちゃんもアイドル活動を始めたわけですけど。お互いに新しい活動を始めてからはまったく会うことがなく、再会するまでに4年間くらい期間が空いてた??
はな 4-5年は会っていなかったと思う。
あかね わたし自身、はなちゃんがアイドル活動をしていることすら知らなかったんですね。でも、とある日に、ロックがコンセプトの対バンイベントがあり、そこで「久しぶりー!!」と、はなちゃんと再会。スクールに通っていた当時、はなちゃんはまだ学生だったからめっちゃ子供のイメージがあったけど。その頃にはすっかり大人の女性に成長。その日の再会をきっかけに一緒にご飯に行くようになれば、わたし自身がアイドル活動を卒業しようか悩んでいた時期だったこともあって、そういう相談事もしていました。
その後、わたしはメンバー兼プロデューサーとして新たにアイドル活動を始めることになったわけですけど。メンバー募集のタイミングで、はなちゃんの活動していたグループが解散したことを知り、それで声をかけた次第でした。
はな わたし、キャラを固定されてしまうのがすごく苦手なんですね。でも、あかねちゃんが「好きなように、自由に伸び伸びできるよ」と言ってくれたことで加入を決めました。
人数を優先するよりも、メンバーどうしの関係性を重要視したいことから、わたしが信頼を寄せるこの2人と一緒にやろうと決めて、今の形に落ち着きました。
――メンバー募集を行っているとき、人数はどうしようと思っていました?
あかね 最初は5人グループをと考えていましたけど。オーディション期間中、なかなか良いご縁がなかったこと。人数を優先するよりも、メンバーどうしの関係性を重要視したいことから、わたしが信頼を寄せるこの2人と一緒にやろうと決めて、今の形に落ち着きました。
――2人は…。
はな 仲良くなりました(笑)
こころ はなちゃんと初めて会ったのが、4月21日に神田明神で行った、かるちべいとのお披露目イベントのとき。
あかね わたし、それぞれにこっそり「2人でいろんなお話をした??」と聞いたら、2人とも「話せませ~ん」状態。
こころ 今ではすっかり打ち解けあって、仲良しになりました(笑)。
――互いに心を開くきっかけ、それも気になります。
はな お互い韓国好きだったのがきっかけだよね。お互い、似ているところも多く、そういうのをわかってくるたびに仲良くなっていきました。
ゲームやアニメがめちゃ好きなんで、「いえーい!!」って感じです。
――かるちべいとは、「アキバの人と企業を元気にするために生まれたアイドルユニット」を標榜しています。「アキバの人と企業を元気にする」の部分が気になります。
あかね 最初、「どういうコンセプトを持ったグループにしようか」というところから話し合いはスタートしました。もともと、秋葉原から情報を発信している番組「アキバNOW」の中でこのグループが誕生しているから「秋葉原に根付いた物事」をテーマにということに決まりました。そこから具体的にコンセプトを煮詰めてゆく中で、「アキバカルチャーを押し上げていこう」「秋葉原の中にある文化を盛り上げていこう」「秋葉原をベースに文化を発信している企業さんとコラボレートもしていこう」と決定。そこから、カルチャーの語源となる言葉をグループ名に付けました。少し裏話をすると、グループ名の最終候補として上がったのが、「かるちべいと」と「かるちめいと」。結果、今の「かるちべいと」に決まりました。
――かるちべいとが、どんな形でアキバカルチャーと絡んでいくのか、そこが楽しみです。
あかね お披露目の時点から、神田明神さんでお世話になれば、その日に、秋葉原にあるツアー会社 『Akiba Deep Travel』さんとのコラボレートで、ファンの方々とトゥクトゥクに乗って秋葉原の街中を走るデート企画も行いました。デビュー前ですが、生誕祭などのイベントも秋葉原のライブハウスで行えば、7月29日に行うデビューライブも、秋葉原で事業展開をしている会社さんとのコラボレートとしてLIVEバスを使って行います。他にも、いろんな企業さんとご一緒する企画も進めていることから、ライブ活動自体は秋葉原に限らずいろんなところで行いますが、イベントやコラボレートという形を通して、秋葉原にある企業や店舗さんと行うことも今後は出てくると思います。
――みなさん、アルバカルチャーには精通している方々???
はな ゲームやアニメがめちゃ好きなんで、「いえーい!!」って感じです。だけど、以前の活動のときにライブで足を運ぶくらいでしか秋葉原には来ていなかったので、わたしはこれからいろいろ秋葉原の街のことを知っていこうと思っています。
――お2人は、秋葉原に通っていた方々ですからね。
こころ そうですけど。ただ、精通しているか…となるとね。
あかね 駅周辺の道案内とか、「美味しいラーメン屋さんは、ここ」とは言えるけど。そこまで精通しているわけではないから、私たちもこれから、秋葉原のことをよりディープに知っていけたらなと思っています。
――ライブデビューが、7月29日と8月6日に行うLIVEバスというのもすごいですよね。
あかね しかも無料です(笑)。じつは、グループの構想を練っている頃から、やってみたい企画として…。
(2回目へ続く)
TEXT:長澤智典
★インフォメーション★
【日程】7月29日(土)
【時間】16:30開場/16:40スタート
【日程】8月6日(日)
【時間】15:50開場/16:00スタート
#ライブバスで秋葉原の街を周ります。
なんと入場無料です!(クラファン参加者は優先入場)
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