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2023.02.16
BANZAI JAPAN

『チアダンスタイム』のMV撮影の裏側を聴いたところ…。リーゼント野郎がスカートめくり…?? BANZAI JAPAN インタビュー・1

「日本を元気に世界へ発信!47都道府県天下統一アイドル」として活動中のBANZAI JAPAN。彼女たちが、rock field (ロックフィールド) ✕ コロムビアより2月21日に 5thシングル『チアダンスタイム / Let Me Cryyyyyyyyyyy / 火花、踊唄』をメジャーリリースする。同作品の魅力を、メンバーを代表し、藤崎ふみ・藤崎しおり・安堂舞花・笹川ささ・朝日奈ゆうみ・餅丸夢姫・七瀬あおい・指宿理乃の8人が語ってくれた。


本番で一ヶ所でも間違えたら最初から撮り直しだから、そのたびにスタンバイする場所まで階段を昇り降りしたりと大変でした。


――公開になった『チアダンスタイム』のMV、かなり強烈なインパクトを与えてくれました。BANZAI JAPANのMVと言えば、みなさん、いろんな恰好で毎回登場します。今回も、みなさん新規キャラクターになって登場していますよね。

『チアダンスタイム』MV
https://www.youtube.com/watch?v=UPElmgQJGBo

藤崎ふみ  皆戸理芳は今回もランナー姿で登場していますけど。彼女意外は、みんな別人格になってMVに登場しています。

安堂舞花  理芳ちゃんは赤いドレス姿でも登場しているから、一応、新規キャラクターもやってますね。

藤崎ふみ あっ、みんな新しいキャラクターで出演しています。ただ、理芳は毎回MVの中でランナーになって走ってます。

――しかも今回は、(ほぼ?)一発撮りですよね。一発撮りのMVも…。

七瀬あおい  『乙女心』で長廻しはありましたけど、全編ワンカットは今回が初めてでした。

笹川ささ  撮影は本当に大変で…。

藤崎しおり  「OK!!」の声がかかるまで、30テイク以上は撮っていました。

朝日奈ゆうみ  リハーサルや段取りの打ち合わせも入れると、もっとやっていたけどね。

藤崎ふみ  「OK!!」の声がかかるまで、数時間は集中していました。

――ワンテイクでの撮影自体、本当に大変だと思います。なのに、『チアダンスタイム』のMVのように動きや場面がてんこ盛りの内容だと、段取りだけでもめちゃくちゃ大変ですよね。

指宿理乃  めちゃくちゃ大変でした。しかも、スタジオの1階から4階までを使っての撮影だったから、メンバーみんな短時間で何度も階段を昇り降りしなきゃいけなかったし。本番も、一ヶ所でも間違えたら最初から撮り直しだから、そのたびにスタンバイする場所まで階段を昇り降りしたり。もう足がパンパンでした(笑)。

藤崎ふみ  段取りの確認やリハーサルをしながら、内容も微調整したりね。皆戸理芳のランナー姿も、最初は予定になかったんですよ。だけど、皆戸が「もしかしたら」とランナーの衣装を用意してきたのを知った監督さんが、「じゃあ、それも入れよう」と急遽段取りを変え、その場で収録することを決めました。MVの長さ自体は3分半弱ですけど。完成までに半日くらいはスタジオにいましたからね。


全編1テイクだから、何処か1ヶ所でも間違えると最初からやり直し。そのたびに背中にふみさんの圧を感じながら、あのテイクを何十回と撮影していました(笑)。


――ここからは、各自どんなキャラクターに扮していたのかを含め、MV撮影中のエピソード話をお願いします。まずは、あおいさんからいきましょうか。

七瀬あおい  わたしは、うさ耳をつけたセーラー服姿で登場しています。アラレちゃん姿のしおりさんが走り出したのに合わせて襖を開け、中からリーゼント頭のふみさんが姿を現す形で映像は進みます。その襖を開ける役の一人を、わたしがやっていました。あの場面では、撮影をしている景色が見えない中でしおりちゃんの動きに合わせて襖を開けなきゃいけないから、襖の裏側で「タイミングを間違えちゃいけない」とプレッシャーを覚えながら待機をしていれば、いつでもパッと開けられる体制でスタンバイしていました。そこは、撮影が始まってすぐに出てくる場面。だから、最初から躓かないようにとプレッシャーも覚えていましたけど。それ以上にすごかったのが、ふみさんの圧(笑)。

藤崎ふみ  わたし、その部屋にいたからね(笑)。

七瀬あおい  私たちの後ろで、リーゼント姿のふみさんが胡座をかいてドヤ顔で座りながら、私たちを見つめているんですね。その圧をずっと感じながら、私たちは待機していました。しかも、全編1テイクだから、何処か1ヶ所でも間違えると最初からやり直し。そのたびに背中にふみさんの圧を感じながら、あのテイクを何十回と撮影をしていました(笑)。

――ずっと緊張感を持ってスタンバイしていたんですね。

七瀬あおい  そうでした(笑)。襖越しに「よーい、スタート」の声を確認。しおりちゃんが、私たちの待機している部屋の横を走り抜けるので、そのタイミングを間違えないようにと緊張感を持ちながらズーッと耳をすませていました。それに、毎回「これで終わらせるぞ!」という気持ちで撮影に挑んでいたこともあって、撮影が終わったときには、言葉に出ないほどの達成感を覚えました。

――次は、理乃さんお願いします。

指宿理乃 わたし、MV撮影の参加は今回が初めてでした。撮影当日はもちろん、事前の準備段階からいろいろと勉強になれば、完成までの過程はすごく新鮮でした。一番嬉しかったのが、みんなで一つの作品を作りあげる、あの達成感。撮影は大変でしたけど、楽しかったです。
  わたしはメイドさんのような恰好にも似たロリータ姿の、ツインテールヘアの女性に扮していました。あんなに高いツインテールをしたことがなかったから、ずっと「恥ずかしい」と言ってました。

――ワンテイク撮影は大変でした?

指宿理乃  最初にそれぞれの立ち位置の確認から始まり、リハーサルをやって、そして本番という流れでしたけど。リハーサルを含め、本当に何十回と撮影を繰り返していたので、そこは大変でしたし、スタジオ中をカメラに映らないように駆けまわりながら次の場所にスタンバイするなど、裏ではだいぶバタバタしてしました。

――続いては、しおりさんお願いします。

藤崎しおり  わたしは、「Dr.スランプ」に登場する、紫色の髪の毛をしたアラレちゃんの役をやらせていただきました。MVは、寝ていたわたしが起きて、キーンと走り出すところから始まるんですけど。一発撮りだから、やり直すたびに、わたしが寝ている最初のシーンから撮り直すわけじゃないですか。だから、ベッドに寝ている姿で待機をするたびに、ヘアメイクさんが髪の毛を綺麗にセットし直してくれるんですね。それが、ありがたいなぁと思っていました。
  撮影はわたしから始まるから、自分が間違えたら、緊張感を持って待機しているみんなに迷惑をかけてしまうじゃないですか。だからわたしも、次の人たちへしっかり繋げられるようにと緊張感を毎回覚えながら撮影をしていました。

――しおりさん、カット数が多いから大変じゃなかったですか?

藤崎しおり  あおいちゃん、ささちゃん、ふみさんは、階段を何度も昇り降りしていたからかなり大変だったと思いますけど。わたしは、そこまで階段を昇り降りすることはなかったから、そこの部分での大変さはなかったですけど。ただ、ウィッグって汗をかくとずれやすくなるんですよ。わたしはアラレちゃん役だから、ズッとキーンという走り方をしていたんですね。だから、カットがかかるたびにウィッグの位置を綺麗に直す大変さはありました。でも、みんなで頑張ったぶん、すごく映えた映像になったから、本当に素敵なMVになったと思います。

――とはいえ、理乃さんも言っていましたが、撮影中の移動も大変そうですよね。

七瀬あおい  自分の撮影シーンが終わり、次の場面へのスタンバイのため、みんなカメラに映らないようと撮影チームの後ろをバタバタと、しかもダッシュで移動していました。

藤崎しおり  MV撮影の裏側を映し出したメイキング映像とかあったら、その様が見えてくるから楽しそうだよね。 

七瀬あおい  裏では、みんなで運動会をやっているような状態だったからね(笑)。


みんなは、可愛く見える小物系の追加や変更が多かったんですけど。なぜかわたしだけ「リーゼントでお願いします」となっていました。


――続いては、ふみさんお願いします。

藤崎ふみ  わたし、毎回のMVでウィッグ担当をしています。今回は、「Dr.スランプ」に登場するリーゼント姿の空豆タロウくんを担当しました。しかもその役柄を、撮影の前日に知りました(笑)。

――えっ、そんなことあるんですか?!

藤崎ふみ  あるんです(笑)。MV撮影の数日前には、「誰々はこういう服装だよ」という衣装の連絡がみんなに入っていたし、わたしも「ふみは、スタジャンに、中はTシャツ。そして穴の開いたダメージジーンズ姿だよ」と知らされていました。そのうえで、「事前に髪の毛を短くしておいてほしい」と言われたから、「けっこうチャラそうな恰好だし、これは韓国系のイケメンにでもなれるのかな」と思い、気合を入れて美容院へ足を運び、マッシュショート姿になりました。しかもわたし、MV撮影のたびに毎回ウィッグ担当だったから、「やっと普段の派手髪姿を映像に残せれば、お母さんにも喜んでもらえる」と思っていたら…。

――そうはいかなかったわけですね。

藤崎ふみ  そうなんですよ。MV撮影の前日というか、当日の夜中に、「小物が追加になりました」という連絡が入りました。そこには「誰々は指輪が追加です。誰々は可愛いネックレスを追加します。靴をブーツに変更します」など、より可愛く見える小物系の追加や変更が書かれていたんですけど。なぜかわたしだけ「リーゼントでお願いします」となっていて。おかげで、せっかく綺麗に揃えた髪の毛も全部リーゼントの中に収めていました(笑)。ただ、髪の毛が短いおかげで、そこは綺麗に隠せたので良かったですけど(笑)。リーゼントって、前髪が重いんですね。おかげで、頭の重心がずっと前へ傾いていれば、汗をかくと揉み上げが浮いてきちゃって、毎回それを直すのが大変でした。なので、「わたしの真似をするなら、揉み上げも綺麗に張らないとすぐにはがれちゃうよ」と書いといてください。

朝日奈ゆうみ  真似する人いないから(笑)。

――MVの中、さりげなくスカートめくりをしていましたよね。

藤崎ふみ  さりげなくじゃなく、しっかり拝見させていただきました。嬉しかったです。

安堂舞花  あのとき、嬉しかったんだ。

藤崎ふみ  チアガール(安堂舞花)も喜んでいたようで、嬉しかったです。

安堂舞花  いやいやいや、喜んではいないから(笑)。ただ、監督さんには「キャー!!」と叫ぶような表情でと言われたんですけど。わたし、どうしてもニヤニヤしちゃって。おかげで監督さんには、「もっとビックリして」と注意されてました(笑)。

藤崎ふみ  やっぱし、喜んでたんだ。

安堂舞花  っていうか、楽屋でもそんなことをやっているから、「あっ、またふみちゃんがこんなことをやっているよ」という感覚。それに楽しさを覚えていたから、撮影中も、つい同じ感覚になっちゃいました(笑)。

――舞花さんの役柄についても教えてください。

安堂舞花  わたしは、猫の耳をつけたチアガール姿で登場しています。スタジオの中が寒かったし、一人袖無し姿だったから、ずっと寒くて鳥肌が立っていました。印象的な場面でいえば、「せい」「やー」の掛け声に合わせ、大きなハート型のバルーンの前後で、メンバーが次々と入れ代わって映るところ。その場面へ間に合うようにと、その前のシーンからエレベーターに乗って移動していたんですけど。乗り込むエレベーターをスタンバイするタイミングが合わず、シーンに間に合わなくてNGになったこともありました。大きなハート型バルーンのシーンでは、私たちが走って移動している後ろ姿も、さりげなく映っています(笑)。

藤崎ふみ  エレベーターは機械なので、さすがに私たちの思い通りには動いてくれないから、そこは大変だったよね。

指宿理乃  わたしと夢姫ちゃんも、舞花ちゃんと一緒にエレベーターに乗っていたんですけど。そのエレベーター.の中で、「右」「左」と、左右に腕を振る動きの練習もしていました。しかもその動きを、一緒に乗っていたカメラマンさんも真似していたから、そこにはシュールな場面も生まれてました(笑)。

――続いては、ゆうみさんお願いします。

朝日奈ゆうみ  わたしも、MV撮影のときはいつもウィッグ担当ですし、「ドラえもん」に出てくるのび太くん役を演じることも多かったんですね。今回も、監督さんはわたしをのび太くんにしようと一瞬思ったらしいのですが、「今回は可愛い女の子にしよう」と決めてくださったようで、わたしは、派手派手な衣装を着たアメリカンガールに扮して登場しています。わたしは今、ロングヘアー。その髪の毛を活かした高めのポニーテール姿にも注目してください。
  個人的に嬉しかったのが、ジャケット写真にも使われているハンバーガーショップ風のセット中、わたしがハンバーガーを運ぶシーン。恰好も相まって、「わたしのお店へようこそ!!」という気持ちで撮影をしていました。でも、NGのカットが入るたびに、重いハンバーガーを戻して、下の階へ移動してなどの繰り返しは、意外と大変でした。

――セッティングを直すのは、大変ですもんね。

朝日奈ゆうみ  そうなんです。それと、みんなも言っている移動のときも大変でした。本当なら、急いで次のシーンの場所へ移動したいんだけど。撮影の場面によっては、移動する姿がカメラに映り込んでしまうからという理由で、映らないタイミングまで待ち、訪れた瞬間に即効でダッシュをして移動。間に合うか間に合わないか、あのハラハラ感はまさしく運動会をしているみたいな感覚でした。

――次は、さささんかな。

笹川ささ  わたし、物心ついたときから、今も、ずーっとショートカットですけど。今回、金髪ロングのウィッグ姿になりました。わたし、前作や前々作のMVでは、ずっとおじいちゃん役だったから、ようやく一気に若返り、しかも性転換して、金髪ロングのイケイケギャルになれました(笑)。
  撮影の中、理芳ちゃんと一緒にわたしのスマホで自撮りしているシーンが出てくるんですけど。みんなが緊張感を持ってスタンバイしている中、私たちはいつものような感覚で、ずーっと自撮りを楽しんでいました。しかもギャル役だったから、スマホでの撮影中も、いろんなアプリを使って撮影をすれば、動画をまわして話しながらピースしていたりとめっちゃ楽しんでいました。あっ、もちろん緊張感を持ったうえででしたけどね(笑)。わたし、バチバチのメイクもしているので、そこも含めて見てください。

――最後は、夢姫さんですね。

餅丸夢姫  わたし、前回の『アフロダイナマイト』のときに大きなアフロ頭のセーラー服姿で撮影をしていたんですけど。「今回、どんな恰好をさせられるのか」、正直ビクビクしていましたけど。今回は、可愛いパンダちゃんになったから、「あっ、可愛い役で良かった」「可愛い恰好が出来たし、活動を辞めないで良かった」と思いました(笑)。

――BANZAI JAPANのMVでは、みなさん、いろんな恰好で登場しますからね。

餅丸夢姫  そうなんです。アフロ姿になったとき、正直、思っていたアイドル像と違っていたから、本気で辞めようか迷ったんですけど。今回、可愛い恰好だったから安心しました。

――もし、今回も変な恰好をさせられていたら?

餅丸夢姫  また「辞めようかな」と思っていたかも知れないです(笑)。

朝日奈ゆうみ 危なかった(笑)。

餅丸夢姫  印象的だったのが、階段をみんなで昇るシーン。あそこではメンバーが入れ代わりながら走っていますけど。撮影中は、どんな映像になるのか想像つかないまま撮っていたけど。完成した映像を見たら、みんな可愛く映っていて「オーッ!!」となりました。

藤崎しおり  『チアダンスタイム』のMVは、メンバーみんなの姿がしっかり映っていれば、一人一人が見せ場を作っているから、私たちも嬉しい撮影になりました。

 (2回目へつづく)

TEXT:長澤智典

 

<インフォメーション>

『チアダンスタイム』MV
https://www.youtube.com/watch?v=UPElmgQJGBo


■BANZAI JAPAN 5thシングル「チアダンスタイム / Let Me Cryyyyyyyyyyy / 火花、踊唄」

発売日:2023年2月21日(火)
形態数:4形態
価格:\1,200(税込)
品番:QARF-60166~9
収録項目:6曲(内3曲 instrumental)
・チアダンスタイム

・Let Me Cryyyyyyyyyyy

・火花、踊唄
・チアダンスタイム(instrumental)

・Let Me Cryyyyyyyyyyy(instrumental)
・火花、踊唄(instrumental)

 

TYPE-A

ジャケ写

 

 

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ジャケ写

 

 

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ジャケ写

 

 

TYPE-D

ジャケ写

 


2023年3月28日(火)

BANZAI JAPAN単独公演
「千人斬り -The Last SEASON-」

会場:川崎CLUB CITTA'
時間:開場17:00 開演18:00
料金:前売S\5000 A\2500 (各+1D)

🎫チケット購入はこちら⬇️
http://tiget.net/events/216711


BANZAI JAPAN公式サイト
https://banzaijapan.love                                        
https://twitter.com/BANZAIJAPANPJT

  


 

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