FEATURE

2022.12.09
Task have Fun

【Task have Funインタビュー】熊澤風花が20歳になって成長したところ&白岡今日花が号泣するエンタメ作品とは?

熊澤風花・白岡今日花・里仲菜月の3人組アイドルユニット「Task have Fun」(通称:タスク)が11月8日にニューアルバム『Violet tears』をリリースした。
そこで今回は11月20日、大阪市内でリリースイベントを行う前の熊澤風花と白岡今日花にインタビューを敢行!2022年の仕事&プライベートでの主な出来事の振り返りや、アルバムの聴きどころなどを語ってもらった。(*里仲菜月は体調不良のため欠席)


●大阪でのリリイベを振り返る

アー写

 

――昨日(11月19日)、ヨドバシカメラマルチメディア梅田でリリースイベントがありました。私も観覧させていただきましたが、里仲菜月ちゃんがお休みだったので、2人でのステージでした。

白岡「新曲を多めに披露したいという気持ちがあって、2人で歌割りとかを試行錯誤しながらライブをしました。大阪のファンの皆さんにも、<新曲、すごくいい曲だね>って言ってもらえたので良かったです」

熊澤「今回のアルバムに収録されている新曲の歌割りが細かくて、2人で歌割りをするのが難しかったんですけど、しっかり打ち合わせをして、本番に挑みました」

――タスクのリリイベに初めて来たというファンの方も多かったですね。

熊澤「今年は夏フェスにたくさん出させていただいて、そこでタスクのこと知ったという方が多かったです」

――リリイベ2部のMCでは、正しい「たこ焼きポーズ」を初めて知ったと。

白岡「特典会でファンの方に教えてもらいました。私が指を3本立てて、たこ焼きポーズをやったら、<違うよ。小指だけ立てるんだよ>って言って、<なんで小指なの?>って聞いたら、<爪楊枝が1本>って教えてくれて、そういう意味だったんだ!って、ビビッと来ました(笑)」

熊澤「私も初めて知りました」

――たこ焼きはリリイベの合間に食べたそうですが、リリイベ後の夜ごはんは?

白岡「焼肉を食べました(笑)」

――大阪らしさはなかったですね(笑)

白岡「大阪で有名なお店に行って、スタッフさんに<好きなものを食べていいよ>って言っていただいたので、好きなものを好きなだけ食べました(笑)」

――ちなみに何を?

白岡「センマイ刺しがすごく美味しくて、おかわりしました」

――渋いですね(笑)

熊澤「私はタンが好きなんですけど、今日花が焼くのがすごく上手なので、焼いてもらって、必死に食べました(笑)」

アー写


●成人式の前撮りエピソード

――今年もあとわずかということで、2022年を振り返りましょう。おふたりとも今年20歳になったんですね。私の中では16歳ぐらいのイメージが強いので感慨深いです。大人になった実感はありますか?

白岡「それこそ昨日の夜、20歳になってから初めて遠征先で夜ごはんを食べに行ったんですけど、ソフトドリンクじゃなくて、お酒で乾杯した時に実感しました」

――お酒は何を飲みましたか?

白岡「ゆずチューハイと、ジャスミンハイと、レモンチューハイです」

――風花ちゃんは、大人になった実感はありますか?

熊澤「今日花が車の免許を取っていたり、地元の友達がお酒を飲んでいる姿を見て、私も20歳になったんだなと思います。でも、自分ではあまり実感がなくて、16歳に戻りたいなぁって(笑)」

――まだまだ甘えていたいんですね(笑)。来年1月に成人式がありますが、おふたりとも前撮りをしたということで、その時のエピソードを聞かせて下さい。

白岡「お仕事を通して仲良くなったヘアメイクさんにお願いして、めちゃくちゃかわいくしてもらいました(笑)。写真のデータは別料金だったんですけど、あまりにもかわいかったので、買っちゃいました(笑)」

――どんな振袖を着たんですか?

白岡「ビビッドピンクが基調の振袖でした。襟の部分に飾りを入れられて、2つ入れるのがスタンダードみたいなんですけど、私は3つ詰め込みました。お店の方も<3つ入れる方はあまりいないですね~>みたいな(笑)。盛り盛りに、派手派手にしました!」

――これでもか!とばかりに(笑)。風花ちゃんは?

熊澤「私は母親から<赤を着てほしい>と言われて、親孝行しようと思って、赤の振袖を着ました。親と一緒に写真を撮ることがすごく恥ずかしかったんですけど、出来上がった写真を見たら、すごくかわいかったです(笑)」

――おふたりとも自ら「かわいい」と言っていくスタイルなんですね(笑)。他に今年のプライベートなエピソードはありますか?どっぷりハマったものとか。

白岡「アニメの『ONE PIECE』にハマりました。夏に映画が公開されたじゃないですか。そういえばちゃんとアニメを観たことがなかったなと思って、なんとなく観始めたら、すごく面白くて、2~3ヶ月ぐらいで1話から全部、1000話以上観ました。楽屋とかでも観て、泣いたりしていました(笑)」

熊澤「泣いてた~(笑)。私は今年、ごはんをたくさん食べるようになりました。割と少食だったんですけど、20歳になって胃袋が成長したみたいです(笑)。今までラーメンを食べてもスープは残していたんですけど、スープまで飲み干すようになったりして、ごはんが楽しみになりました」


●熊澤風花がラブラブなあの人との関係

――それが良いのか悪いのか、わかりませんが(笑)。では、2022年の仕事面を振り返りましょう。今年1月からレギュラーラジオ『Radio have Fun』(FM FUJI)がスタートしました。

白岡「毎回いろいろな企画を作っていただくんですけど、結局いつも楽屋トークみたいになっちゃいます(笑)。それが面白いって言ってくれる方もいるんですけど、本当にいいのかなって思うくらい、ただ私たちが楽しい感じの番組になっています」

――番組の初ゲストが、風花ちゃんの親友の「B.O.L.T」の高井千帆ちゃんでした。

熊澤「こんなに雰囲気から優しさが溢れている人に初めて出会ったんじゃないかなって思います。連絡を取っている時の文章もかわいくて、一緒に出かける時も<今日はここに行って、ここに行きましょう!>みたいなデートプランを全部決めてくれたりして、本当にかわいいなと思います。千帆ちゃんは1つ年上なんですけど、愛おしさがあります」

――今日(11月20日)は高井千帆ちゃんの21歳の誕生日ですが、もちろんお祝いのメッセージは送りましたよね?

熊澤「今日の最後に送ろうと思っています(笑)」

――“鍵閉め”ですか?

熊澤「そうです(笑)」

――今日花ちゃんは、そんなラブラブな2人を見て、どう思いますか?(笑)

白岡「同じライブに出演する時に、楽屋が一緒だと、千帆ちゃんのことを鏡越しに見ていたりするんですよ(笑)。目が合うとニヤニヤして、2人でずっとイチャイチャしていて、その様子を見守っています。最初は<また始まったよ~>とか言っていたんですけど、最近はもう何も言わなくなりました(笑)」

――話を戻します(笑)。3月から6月まで6周年記念の全国ツアーを開催しました。ツアーファイナルは中野サンプラザホールでしたね。

白岡「ツアーファイナルは12人のバンドのメンバーの方々と一緒にやったんですけど、本番までに2回ぐらいしかリハーサルが出来なくて、これはやばいと思っていたんですけど、本番ではミスもなく出来て、バンドの皆さん、さすがプロだなって思いました」

熊澤「3年ぶりの全国ツアーだったので、久しぶりに会うファンの方もいらっしゃったし、コロナ禍で私たちのことを知った方が初めてライブに来てくれたりして、嬉しかったです。そのツアーで課せられたタスク(課題)がカバー曲を披露することで、メンバーが3人なので、すぐに順番が回ってきて、沢山の曲に挑戦しました。精神的にも成長できたツアーだったと思います」

――夏は「TIF」や「@JAM EXPO」などの夏フェスに多数出演しました。

白岡「今年はお客さんも戻って来て、久しぶりにちゃんと夏フェスをやったなという感じがしました。初めましての方にもたくさん出会いました」

熊澤「新曲をたくさん持って夏フェスに挑むのが初めてだったんですけど、特に『メインアクター』の時の盛り上がりがすごかったなと思います」


●MVに謎のマスコットキャラクターも登場!

――その『メインアクター』も収録されているニューアルバム『Violet tears』が11月8日に発売されました。オリコンのデイリーチャートで1位、ウィークリーでは4位、そしてビルボードチャートでも10位にランクインしました。

白岡「やっぱり結果を残したいなと思っていたので、デイリーで1位を獲れてホッとしましたし、ウィークリーとビルボードは期待以上だったので、すごく嬉しかったです」

熊澤「3月頃からずっとアルバムの制作を続けてきた成果を、こうして結果として残せたことが良かったなと思います」

――このアルバムのセールスポイントは?

白岡「ひとつのグループのアルバムとは思えないほど、いろいろなタイプの曲が10曲収録されています。子ども向けの曲にも初めて挑戦しました。すごく聴き応えのある1枚になったと思います」

熊澤「今までのタスクとはまた違った色を出せたんじゃないかなと思っています。かっこいい曲も、かわいい曲も、バラード曲もしっかり歌い上げるアルバムになっているので、いろいろなタスクを楽しんでいただけたらと思います」

――『my Buddy!!!』 はMVも公開されています。マスコットキャラクターの「たすふぁんちゃん」も登場しますが、そんなキャラクター、今までいました?

白岡「たすふぁんちゃんはMV中に現れました(笑)。でも、ちゃんとストーリーがあって、菜月が悲しんでいて、私がパペットのたすふぁんちゃんを使って励ましているんですけど、たすふぁんちゃんが魔法にかかって、大きくなってハッピー!みたいな(笑)。私たちも最初は何が何やらわからないところからスタートしました(笑)」

熊澤「メンバー以外の出演者がいるMVが初めてなんです」

――それがあの謎の生物なんですね(笑)

白岡「たすふぁんちゃんという名前も、監督さんがその場で決めました(笑)」

――たすふぁんちゃん以外で、『my Buddy!!!』のMVの見どころは?

白岡「とにかく3人ともめちゃくちゃかわいいです!」
熊澤「(笑)」

白岡「今までのタスクのMVは、面白い感じが多かったんですけど、今回は“かわいい”だけを真剣にやっています。監督さんから、<どっちがかわいい利き顔?>って聞かれたんですけど、タスクは3人とも左なので、<覚えやすい!>って喜んでもらえました(笑)。和気あいあいと撮影できたので、観ていただくと元気になれると思います」

――『メインアクター』はライブMVが公開されています。

白岡「ライブ映像と、中野サンプラザのリハ映像も入っていて、私たちの恥ずかしいくらい真剣な表情が映っています」

熊澤「タスクのドキュメンタリー的な裏側の映像は今までほとんどアップされていないので、すごくレアだと思います」

――アルバムのタイトルにちなんで、最近涙を流したエピソードを教えて下さい。

白岡「私は感情移入しやすいタイプなので、ドラマや映画を観て、すぐ泣くんですけど、今期は『silent』と『PICU 小児集中治療室』が泣けます。特に『PICU~』は泣きすぎて、目がパンパンに腫れちゃうので、観る日を選んでいます」

熊澤「ステージ上でオリコンの順位が発表された時に泣きました。『BABYLONIA』の時も1位をいただいたんですけど、その時は無観客配信で、今回はファンの皆さんの前で発表できたことが嬉しくて、泣いてくれていた女の子もいたので、もらい泣きもしました」

――読者の皆さんへのメッセージをお願いします!

白岡「タスクのライブはとっても楽しいので、一緒に踊って楽しんで下さい!」

熊澤「今回リリースしたアルバム『Violet tears』で、タスクの振り幅も広がったので、今までご縁がなかった方にも楽しんでもらえたらと思います」

――2023年に向けての抱負は?

熊澤「来年は菜月も20歳になるので、ディナーショーをやりたいです!」
白岡「(笑)」

熊澤「まだ早いですか?」

――そうですね(笑)。でも、20歳ぐらいのアイドルグループがディナーショーをやることは面白いです。話題にもなると思いますし、ぜひ実現させて下さい。

熊澤「そういう活動の幅も広げていけたらと思います!」

【取材・文・写真=ポッター平井】

<インフォメーション>


<リリース>

ニューアルバム「Violet tears」

ジャケ写

2022年11月8日(火)/LIMC-1011/¥3,000(税込)

収録曲
1.メインアクター
2.my Buddy!!!
3.ひと夏ボーダー
4.哀嘘,私寝(I lie,I lie)
5.背徳的カタオモイ
6.クーリングオフはできません!
7.La La La ショコラ
8.相対性♡LOVE!
9.SPOOL
10.夢見る季節を過ぎても

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