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2022.12.02
パラディーク

最初から70点や80点を取れているからこそ、次の80点や90点を取るのが難しい。贅沢な悩みなんですけどね。 パラディーク インタビュー・1

 「唯一無二の楽園」をコンセプトに掲げ、活動中。12月20日に最新シングルを発売するパラディーク。彼女たちは、2023年1月5日にSpotify O-EASTでの2ndワンマン公演も決定。超個性的なメンバーが集まったパラディークの魅力を、ここにお伝えしたい。


メンバー全員が、各メンバーの特色にしっかり染まっていけるところがパラディークの強みなんですよ。


――みなさん、過去にアイドルグループで活動した経験のある方々。まずは、このメンバーが集まった経緯から教えてください。

新谷真由  このグループのメンバーは、全員がアイドル経験者です。  最初に出会ったのが、まこちゃん。先に写真を通した存在感に惹かれ、それでコンタクトを取ってお話をしたところ、最初に思い描いていた「メッチャ可愛い、キュルン!!」のようなイメージは、もちろん。身振り手振り熱く思いをぶつけてくる超元気な子でした。そこから「この子はグループに大切な存在になる」と思い、最初にメンバーになりました。
  まこちゃんのイメージカラーは黄色で。わたしは最初から「自分はピンク」と決めていました(笑)。それから「元同じグループのメンバーで、紫にピッタリの子がいる」と。それで紹介を受けたのが風(音)ちゃん。その後「白にピッタリの子がいる」と。紹介を受けたのが、美潤。美潤の本気度に惹かれ、「一緒にやりたい」と思いました。その後、赤となるメンバーが決まってパラディークとして活動を始めました。彩佳は最初から赤に相応しい存在感を放っていました。

――もし、ピンクが似合う候補者がいたら、ピンクはその子に譲っていました?

新谷真由   いえ、ピンクを誰かに譲る気は、1ミリもなかったです(笑)。

――パラディークは、けっこう早いペースで楽曲を配信リリースし続け、すでにアルバム『パラディーク』も作りあげています。みなさん、ポップさを中心にしたうえで、多様性を持った音楽スタイルを提示していません? 

新谷真由  そこは、メンバーの持ち味も重ね合わせた面もあるからだと思います。グループとしての可能性を試そうと、いろんな曲調に挑戦していった部分もありますけど。メンバーそれぞれのキャラクターを活かし、それぞれの個性を伸ばそうと幅を広げた面もありました。いろんな曲をやることで、メンバーそれぞれのキャラクターのいろんな魅力を引き出すことを意識してきました。

神田風音  メンバー全員が、各メンバーの特色を持った色にしっかり染まっていける。そこが、パラディークの強みなんですよ。

前田彩佳  本当にキャラの濃いメンバーたちが集まっているからね。

神田風音  むしろ、濃すぎる!!

新谷真由  確かにね(笑)。 

――キャラクターの濃いメンバーたちをまとめあげるのは、けっこう大変じゃない?

神田風音  それが、メンバーみんなしっかり自立しているから、それぞれ自分の意見をちゃんと伝えていくと、逆に、協調性を持って合わせることも出来るからね。

近藤真琴  お互いを尊敬しているし、尊重しあっているからこそ、良い意味でぶつかりあえるし、意見も考えも受け入れられる。そこは、本当にいい按配でやっています。


みんな水準以上の形を作れますし、良い意味で安定感はあるんですけど。そのぶん、そこからの伸びしろを作っていくのが難しい。


――パラディークが誕生してから…。

新谷真由  2021年4月にライブ活動を始めたので、1年半ちょいになります。

神田風音   期間的にはまだ長くないですけど、内容が濃いからだろうね。ここまで、以外と長かった。

新谷真由  メンバーみんな経験者だからこそ、それぞれがノウハウを知っている。その経験を活かせていろいろ仕掛けてこれたのがパラディークの強み。だからこそ、色濃く感じる日々になっているんだと思います。

――みなさん経験者というのが、やはり強みになっているんですね。

神田風音  そうですけど。そこが良さであり、悩みでもあります。

――それは、どういう悩み??

神田風音  何をやっても、みんな水準以上の形を作れますし、良い意味で安定感はあるんですけど。そのぶん、そこからの伸びしろを作っていくのが難しい。ここからもっともっと跳ね上がらなきゃいけないのに、そこをどうしていくのかが難しい。嬉しい悩みではあるんですけど…。

新谷真由  みんな、何をやっても一定のパフォーマンス力やトーク力を持っていて、いつも平均点は取れている。最初から70点や80点を取れているからこそ、次の80点や90点を取るのが逆に難しいんですよ。確かに、贅沢な悩みなんですけどね。

神田風音  なので、順調に進みながらも、良い意味で試行錯誤はしています。


つらさ以上に楽しさのほうが何時も勝るから、そこが、わたしの中でのパラディークの魅力なんですよね


――メンバーそれぞれ、今、感じているパラディークの魅力や印象を教えてください。まずは、美潤さんからお願いします。

岩澤美潤  わたし、グループの中では一番不器用で、歌も、ダンスも、しゃべるのも本当に苦手にしています。活動を始めた頃も、自分のキャラクターを上手くつかめず、どうやったらパラディークの中へ自分の色を確立出来るんだろうと試行錯誤しながら、もがく日々を過ごしてきました。そう感じていたのも、パラディークには、誰一人かぶらない、強い個性を持ったいろんなメンバーたちがいるからです。わたし自身、そういうメンバーと一緒に活動できることが刺激的だし、吸収できることも多い。何より、一緒に活動をしていて楽しいんですね。悩み葛藤する気持ち以上の嬉しさがあるから、わたしはここにいます。それくらい、パラディークは唯一無二のグループです。

――次は、真由さんお願いします。

新谷真由  わたし、前世のときはぜんぜんしゃべらないキャラクターでした。あの当時はしゃべりたいのを我慢していたのではなく、トークは他のお姉さん方に任せておけるのならそうしていたいと思って、表立って出る場では、話を振られない限り積極的にしゃべるわけではなかったです。だけどパラディークでは、MCでもけっこうしゃべっていますね(笑)。

――それは、みずからしゃべろうという使命感があってのこと?

新谷真由  パラディークに関しては、風ちゃんという最高のMCがいるから任せられるし、安心感もありますけど。何故か、任せっきりにするのではなく、その大変さを自分も補いながら一緒にしゃべりたくなるんですよね。おかげで、自分なりにMCのスキルもつきましたし、そこが、わたし自身がパラディークを始めたことで大きく変わった点だなと思っています。

神田風音  (真由)がいっぱいしゃべってくれるから、とても助かってます。確かにパラディークを始めた頃は、MCお姉さん状態で、わたしばかりがしゃべっていましたけど。いつしかメンバーみんなが積極的にトークにも参加するようになったのも、変わったところだよね。その安心感があるから、ポイントごとに「ここしゃべって」と振ったうえでお任せもできるし、フリートークのときは、本当にみんな自由に楽しくしゃべっているから、それも結果的にパラディークの魅力にもなってきたなと思ってる。

――活動から1年半強い、グループ自体の印象もいろいろ変わってきています??

神田風音   初期の頃の動画を、最近見返す機会があったんですけど。すごくフレッシュ!!結成当時から、みんなアイドル経験者ということで、フレッシュさよりも…というところがあったけど。やっぱし新しいグループを始めたこともあって、みんなすごくフレッシュだったんだなと感じました。

――今もフレッシュさは?

神田風音  なんか、良い意味で貫祿が出てきました(笑)。そこは、良くも悪くもなんですけど(笑)。それに気づいたことで、あの頃のフレッシュさを取り戻したいなという気持ちにもなりました(笑)。

新谷真由  あの当時は当時で、「うちらフレッシュ感ないよね」と言ってたけど、じつはフレッシュだったんだ(笑)

神田風音  あの頃は、「自分たち、アイドル人生2回目だからね」「なんか再スタート切った感あるよね」と言いながら、自分たちなりに落ち着いた感を出していたつもりでしたけど。今、振り返ると、活動を始めた頃の自分たちもキラキラしてたんだなぁと感じました。

新谷真由  もちろん、今もパラディークはキラキラしてますよ。

神田風音  もちろん!!ただ、輝き方が変わったというか、活動当初、美潤はまだ10代だったけど、今年になって全員が20代になり、大人の女性の仲間入りをしたことも、その変化の要因かもね。

――そうは言いながら、みなさんまだ20代頭の人たちばかり。ぜんぜん若いですよ。

近藤真琴  ぜんぜん若いです(笑)。

――話は戻りますが、風音さんには語っていただいたので、次は彩佳さんお願いします。

前田彩佳 みんなも言ってたけど、このグループ、良い意味で貫祿があるなと思いますよ。ただし、態度が大きいとかじゃなく、本当にプロ集団だなという意味での貫祿です。
 わたし、加入を決めたときから、みんなのレベルが高すぎるから、「わたし、この中では絶対に一番にはなれないな」と思っていました。加入してからも、「追いつかなきゃ」の精神で、とにかく必死でした。あの頃よく、メンバーに「わたしの何処が駄目で、どう改善すれば良いのか教えて」って聴いてたよね。

新谷真由 聴かれてたけど、最初から出来てたから(笑)。

――最後は、真琴さんですね。

近藤真琴  わたし、この1年半ちょいの日々が、本当にめちゃめちゃ早く過ぎ去ったなと感じています。じつはわたし、一度喉を壊して活動を休止せざるをえない時期が生まれてしまい、メンバーたちに迷惑をかけたこともありました。なのに、休んでいるわたしも、他のメンバーたちはいつも気にかけてくれ、ずっと支え続けてくれました。それを感じられたことで、余計に「ここがわたしの居場所だ」と感じることが出来ました。「このメンバーだからこそパラディーク!!」とも強く思えました。それくらい、このグループは最高です!!!!!

(2回目へ続く)


TEXT:長澤智典


パラディーク
『ラブシーフ』
発売日:2022年12月20日(火)
価格:¥1,200(税込)
品番:QARF-60158〜60
販売元:コロムビア・マーケティング株式会社
発売元:株式会社ロックフィールド                                   

【PROFILE】
“唯一無二の楽園”を意味するグループ名の通り、楽しくて中毒性の高いステージでオーディエンスを圧倒的に楽しませます!
新谷真由、前田彩佳、近藤真琴、神田風音、岩澤美潤の5名からなるアイドルグループ。グループ名はフランス語の【Paradis】と【Seule et unique】を組み合わせた「唯一無二の楽園」を表す造語。            

【LIVE情報】
日時:2023年 1月5日(木) 
タイトル:パラディーク 2ndワンマンライブ〜 夢を叶える楽園 〜
会場:Spotify O-EAST

チケット絶賛発売中
URL:https://l-tike.com/paradeeq/

SNS

【パラディーク】
https://paradeeq.com
https://twitter.com/para_deeq
https://www.youtube.com/@user-ik2wc1bd7o

前田彩佳(赤/まえだ・あやか)
https://twitter.com/ayaka_pdq
https://www.instagram.com/_ayaka1218/

新谷真由(桃/にいや・まゆ)
https://twitter.com/mayu_pdq
https://www.instagram.com/ni_mayu43/

近藤真琴(黄/こんどう・まこと)
https://twitter.com/makoto_pdq
http://instagram.com/makoto_pdq

神田風音(紫/かんだ・ふうね)
https://twitter.com/fuune_pdq
https://www.instagram.com/fuune_pdq/

岩澤美潤(白/いわさわ・みう)
https://twitter.com/miu_pdq
https://www.instagram.com/miu_pdq
 

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