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2022.09.14
chuLa

この恋を途中で実らせるべきか、叶わないまま終わらせようか…その辺も踏まえながら、どんな恋の結末が訪れる歌になったのか想像してもらえたら嬉しいです。 chuLa インタビュー

 2022年5月に3人の新メンバー(長沢柚花・楠こはな・枢木瑠花)を迎え、新体制になって4ヶ月強。メジャー通算3枚目。現在のメンバーとしては第1弾作になる、2ndシングル『夏の君にテヘヘのヘ』を9月21日に発売するchuLa。この楽曲は、彼女たちのレギュラー番組「バズっchuLaTV」の中、メンバーみずからも作詞をしながら作り上げた楽曲。11月3日には、東京国際フォーラム ホールCにて、通算6度目となるワンマン公演も決定中。このたび、最新シングル『夏の君にテヘヘのヘ』について、七瀬うた・北野ゆか・田中みう・枢木瑠花・楠こはな・長沢柚花の6人に語っていただきました。

 

「夏の曲にしよう」「夏にピッタリの歌詞を作ろう」となり、そこからメンバー一人一人が歌詞を提案していきました。


――最新シングルの表題曲『夏の君にテヘヘのヘ』は、chuLaのメンバーがレギュラー出演している番組「バズっchuLaTV」の中で誕生したと聞きました。まずは、『夏の君にテヘヘのヘ』が誕生するまでの経緯から聞かせてください。

田中みう 私たちchuLaが出演している番組「バズっchuLaTV」の中で、MCのアインシュタインさんから「一緒に作詞をしよう」という企画が出てきました。 その企画の中、メンバー一人一人が「夏にピッタリの歌詞」を出し合って、それをアインシュタインさんと一緒にまとめあげました。その歌詞を、後に作曲家さんにお願いをして生まれたのが『夏の君にテヘヘのヘ』になります。

――アインシュタインのお二人からは、最初から「夏にピッタリの歌詞」というテーマを出された形でした?

七瀬うた 最初は、テーマも何もない状態でした。

田中みう  先に、アインシュタインのお二人が楽曲の題名を考えてくださいました。その中で、河井さんから出てきた「夏の君に」というフレーズがきっかけで、みんなで「夏の曲にしよう」「夏にピッタリの歌詞を作ろう」となり、そこからメンバー一人一人が歌詞を提案していきました。

――みなさんが提示した歌詞は、すべて採用に??

北野ゆか  全員の歌詞が採用になっています。


きっと学生を卒業した方が聴いたら、「あのとき告白しておけば良かった」と思える歌だなとわたしは感じました。


――みなさん、『夏の君にテヘヘのヘ』の楽曲の、どの辺に魅力を感じています。まずは、瑠花さんから教えてください。

枢木瑠花 『夏の君にテヘヘのヘ』はバラエティ番組の中で作った歌ですけど、完成した楽曲は、めちゃめちゃ爽やかないい曲になっていたことが個人的には驚きでした。メンバーみんなで、番組内で歌詞を出し合っているときは、短い時間の中で作っていたから、どうなるのか不安もありましたけど。こんなにも素敵な楽曲へ仕上がったように、あの企画をやれて本当に良かったなと思っています。

――『夏の君にテヘヘのヘ』の歌詞の印象も聞かせてください。

枢木瑠花 『夏の君にテヘヘのヘ』は、切ない片思いの歌詞なんですけど。わたし自身がファンのみなさんへ向け、「気持ちが届きますように」と歌ったように、とても気持ちを込めて歌える歌詞ですし、ファンのみなさんにもその思いが響く内容だと思います。

――柚花さんの、『夏の君にテヘヘのヘ』についての印象を聞かせてください。

長沢柚花  番組内で歌詞を出し合っていたときは、みんなも歌詞を絞り出すのに苦労すれば、途中から大喜利のようになっていたから、どんな歌になるのかまったく想像がつきませんでした。でも、完成した『夏の君にテヘヘのヘ』は、めちゃめちゃ良い曲で、爽やかで、可愛くて、ちょっとエモい歌詞にもなっていて、とても気に入ってます。歌詞の中で、「もしかしたら相手もわたしのことが好きなのかな?」と思えてくるところもいいですよね。この男の子は、まだ君とは付き合えてないし、告白もしてないように、すごくもどかしい思いを見せています。でも、そこへ青春を覚えるように、聴いててキュンキュンしちゃいます。この歌詞、わたしも大好きです。

――主人公は、何年も告白できずにいます。今年も、結局告白できずに終わってしまうのでしょうか?

長沢柚花  この歌、ずっと告白できない気持ちを歌っていますし、最後も「スススのス」で終わる…と思わせたところで、最後の最後に「キッ!」と言ってるんですよ。その言葉は、直接相手に伝えた言葉なのか、自分の気持ちの中でだけ言った言葉なのか、そこは聴いた方それぞれ自由に解釈してもらえたらなと思います。

――続いては、こはなさんかな。

楠こはな わたし、『夏の君にテヘヘのヘ』が人生初の作詞体験になりました。だから、どうやって言葉をひねり出して良いのかわからなくて、番組の中で考えている最中、考えてもよくわからなくなってきて、紙に稲田さんの似顔絵を描いたりもしていたんですけど(笑)。こうやって完成した楽曲を聴いたら、本当に夏に似合う楽曲になっているし、『夏の君にテヘヘのヘ』は好きな人に告白できる勇気が沸いてくる歌だと思うから、ぜひ、いろんな方々に聴いてもらいたいです。

――好きなのに好きと言えない、こういうもどかしい気持ちって、どう?

楠こはな わたしも十数年間片思いをしながら、結局告白できないまま終わってしまった経験があります。だから、わたしが学生だったら…今も学生(高校生)ですけど(笑)。きっと学生を卒業した方が聴いたら、「あのとき告白しておけば良かった」と思える歌だなとわたしは感じました。

――『夏の君にテヘヘのヘ』はライブでも歌っていますよね。どうですか、ライブでの評判は?

楠こはな みんな「いい歌だね」と言ってくださるように、ライブでもすごく評判が良いです。

――次は、みうさんお願いします。

田中みう みんなで作詞をした理由もあって、『夏の君にテヘヘのヘ』は、これまでのchuLaの歌詞にはなかったストーリーを満載した、可愛い片思いソングになりました。この夏はたくさんの方々にライブを通して聴いていただけました。これからの季節も『夏の君にテヘヘのヘ』を届けながら、ひと夏の思い出を感じてもらえたらなと思います。

――『夏の君にテヘヘのヘ』をライブで歌っているとき、みんなもいい表情をしてるよね。

田中みう メンバーそれぞれが書いた歌詞という理由もあるからか、みんな、すごく感情を込めながら歌っています。ライブでは、歌っているときの個々の表情にも注目してください。個人的に嬉しい驚きだったのが、「この歌詞を、このメンバーが書いたんだ」ということ。「みんな、こんなことを考えてたんだ」「こんな風に言葉が思い浮かんだんだ」と感じたときは、そこにも新鮮な驚きをわたしは感じてました。

――うたさんの、『夏の君にテヘヘのヘ』についての思いを聞かせてください。

七瀬うた 『夏の君にテヘヘのヘ』は、いつものchuLaらしさとは異なる、いわゆるアイドルの王道恋愛ソングですけど。でも、歌詞をいろいろ細かく観チェックすると、「なんだか緊張しすぎて Please wait Drink water little だけ」とか、随所に、chuLaらしい言葉遊びの効いた面白さが詰まっています。何時ものchuLaとは異なる曲調だけど、よく聴くとchuLaらしい楽曲と感じられるように、まさに「chuLaらしさを活かしたうえで新しい魅力を見せた歌」になりました。歌っていても、すごく楽しいです。

――最後は、ゆかさんですね。

北野ゆか  わたしも、「なんだか緊張しすぎて Please wait Drink water little だけ」の歌詞がツボにはまれば、そこを歌っている瑠花ちゃんが、「今日はどんな風に歌ってくれるかな?」 と,毎回ワクワクしながらライブでも聴いています。

――そこの歌詞には、みなさん強いインパクトを覚えているようですね。

北野ゆか ここの歌詞を書いてくださったのは、アインシュタインの稲田さんなんです。隣に好きな人がいると緊張するじゃないですか。緊張しすぎて喉がカラカラになって、「ちょっとだけ水を飲ませてください」となるのもわかりますし、そのときの気持ちを、稲田さんが英詞にしてくださいました。
 『夏の君にテヘヘのヘ』は、ずっと片思いの男の子が主人公ですけど。恋愛ソングにしようとなったとき、この恋を途中で実らせるべきか、叶わないまま終わらせようかと、みんなで議論もしました。その辺も踏まえながら、どんな恋の結末が訪れる歌になったのかも想像を巡らせてもらえたら嬉しいです。


『夏の君にテヘヘのヘ』のMV撮影。じつは、こんなエピソードが…。 


――『夏の君にテヘヘのヘ』のMV、素敵ですよね。中でも、メンバーみんなが「好き」というシーン。あそこは嬉しい見どころになっています。

七瀬うた  あのシーンは、めっちゃ照れました。

田中みう  正直、恥ずかしすぎる…。

北野ゆか  あのシーン、カメラマンさんを前にして「好き」と言うんですけど。わたし、最初のテイクを撮ったとき、監督さんに「気持ちが足りない、もっと」と言われて、それで撮り直しました。あのときは、本当に恥ずかしかったです。

――みなさん、ぜひMV撮影時のエピソード話も聞かせてください。

北野ゆか わたしは、やっぱし「好き」のセリフの撮影シーンです。最初のテイクを言ったあと、監督さんに「今のセリフ、まだ好きとは思ってないよ。これまで告白したことある?」と聞かれたんですね。だからわたし、「ないです」と答えました。そうしたら、「告白する気で言って」と言われたから、カメラに向かって力強く「好きー!」と言ったら「OK」と言われ、そのシーンをなんとか2回目で終えられたことが印象的でした。

――MVの撮影自体は、楽しめました?

北野ゆか 楽しかったです。ただ、天候的に雨が降ったり、やんだりだったから、その点では大変でした。

――えっ?そうだったんですね。めっちゃ晴天の中での撮影だと思ってました。

七瀬うた  じつは大雨でした。

北野ゆか でも、晴天に見えていたのなら大成功です。

――カラッと晴れ渡る青空が広がる海外で撮影したような雰囲気も、観ていて感じられましたからね。「これ、海外で撮影をしました」と言ったら、信じる人がいるかも知れないですよ。

北野ゆか  確かに海外っぽいシチュエーションの中での撮影でしたからね。

――うたさんが印象に残っているMV撮影のシーンは、どこでした?

七瀬うた わたし的には、浴衣を着て撮影が出来たシーンです。浴衣を着てライブをやった経験はありましたけど、MV撮影で浴衣を着たのは今回が初めて。わたし、以前から浴衣姿の女の子ってめっちゃ可愛いなと思っていたから、chuLaのメンバーみんなと浴衣姿で撮影できたことがすごく嬉しかったし、それを影像の中にずっと記録できたこともいい思い出になりました。

――みうさんの、お気に入りのポイントをお願いします。

田中みう わたしがchuLaのメンバーとしてMVに参加するのは、『ちゅららんレーサー』『ツラみ』に続いて3本目になります。『ちゅららんレーサー』では,街中を歩きながら撮影を行えば、『ツラみ』では真冬に大雨に打たれながらと過酷な環境の中での撮影でした。でも,『夏の君にテヘヘのヘ』では、可愛らしく、爽やかに、笑顔でずっと撮影できたから、とても新鮮だったし、撮ってて楽しかったです。ようやく正統派のアイドルMVを撮れたなって気がして、それも嬉しかったです。

――こはなさんは、今回が…。

楠こはな 初のMV撮影体験になりました。わたしも、緊張しすぎるあまり、なかなかうまく「好き」というセリフを言えずにいました。なので、先に愛南さんにお手本を見せてもらい、その姿を参考にしながらやって、ようやくOKをもらいました。
  今回が、わたしにとって初MV撮影ということから、新しい靴をはいて撮影に挑みました。だけど、この日は雨も降れば、サビ歌の撮影の中で踊っていた地面が、雨に濡れた土でどろどろ状態。その場所で気合を入れて踊っていたから、撮影が終わる頃には靴が茶色くなっていました。だけど、撮影自体は最後まで楽しくできたから、いい思い出になりました。

――柚花さんの、印象深いMVのシーンはどこになります?

長沢柚花 わたしは、プールに足を入れてちゃぷちゃぷしながら、ちょっと切ない表情で歌っている場面です。あのシーンの撮影のトップバッターがわたしだったから、じつはけっこう緊張しながら撮影をしていました。でも、MVを観てくださったファンの方々に、「プールのシーンの表情がいいね」と言ってもらえているから、そこはホッとしました。ぜひ、プールサイドのシーンのわたしの横顔に注目してください。

――瑠花さんのお勧めシーンは、どこになります?

枢木瑠花 わたしも苦労をしたのは、「好き」と言うシーンでした。監督さんに「好きな人を見つめるような表情で、カメラに向かって「好き」と言って」と言われたのは良いんですけど。目の前には、カメラマンさんだけではなく、けっこうな人数の大人の方がいれば、みんながわたしの撮影風景をジーッと観ているわけですよ。その中で「好き」というのは、本当に恥ずかしかったです。それでも、頑張って「好き」と言いましたけど(笑)。
 それと、今回の撮影の中、「ラムネをセクシーに飲んで」と言われたから、わたしなりに頑張ってセクシーさを全開にラムネを飲みました。わたし的には頑張れたから、どんな風に中で使われているのか楽しみにしていましたが、1カットも使われず。そこだけが心残りでしたね。


この日も、進化し続けている今のchuLaの姿を、みなさんに焼き付けたいなと思っています。


――chuLaは、通算6回目となるワンマン公演を、11月3日に東京国際フォーラム ホールCで行います。最後に、そこへ向けての今の意気込みを聞かせてください。


楠こはな  新メンバー(楠こはな・長沢柚花・枢木瑠花)にとって、初のホールワンマン公演になります。chuLaのメンバーとして加入した時点で、その発表を聞いてたから、あの当時は不安しかありませんでした。だけど今、新メンバーの3人が加わり、それまでのchuLaにはない新しい風を吹かせているように、頑張っています。だからこそこの日も、進化し続けている今のchuLaの姿を、みなさんに焼き付けたいなと思います。

長沢柚花  その日は、絶対に最高のワンマンライブにするから、ぜひ観に来てください!!!


TEXT:長澤智典

 

<インフォメーション>


アー写

【MV】chuLa/夏の君にテヘヘのヘ
https://www.youtube.com/watch?v=JHgneNaBLjg


chuLa2nd Single「夏の君にテヘヘのヘ」
9月21日発売

JKT
【Type-A】TKCA-75091/

 
JKT
【Type-B】TKCA-75092/

 
JKT
【Type-C】TKCA-75093 


各定価:¥1,200(税込)¥1,091(税抜)

【Type-A】
1.夏の君にテヘヘのへ
2.どきゅーとこみゅにけーしょん
3.夏の君にテヘヘのへ
-Instrumental-
4.どきゅーとこみゅにけーしょん
-Instrumental-

【Type-B】
1.夏の君にテヘヘのへ
2.ぐるぐるぐるぐるりん地球
3.夏の君にテヘヘのへ
-Instrumental-
4.ぐるぐるぐるぐるりん地球
-Instrumental-

【Type-C】
1.夏の君にテヘヘのへ
2.タランちゅら
3.夏の君にテヘヘのへ
-Instrumental-
4.タランちゅら
-Instrumental-

レギュラー番組情報  

「バズっ chuLaTV」 MC:アインシュタイン
TOKYO MX 隔週第2・4 木曜 25時35分〜

【初の冠ラジオ番組】
e-radio(FM滋賀)毎週火曜日 20:00~20:30 「chuLaのちゅらちゃれ!」


LIVE 
5thワンマン:2022/11/03@東京国際フォーラム ホールCにて開催

●Twitter
https://twitter.com/chula_official

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