参加メンバー、所属するグループの魅力を語る!!

　合同会社FreeK-Laboratoryに在籍中の男女グループを中心に、総勢150名以上による超大型ユニットとして誕生したのがFreeKie。
　FreeKieは、チバニャンがプロデュースした「We are "FreeK"」を発売し、10月27日にデビューする。参加したのは、chuLa・//ネコプラ//・JYA☆PON・アイテムはてるてるのみ3・KATACOTO*BANK・PEXACOA・STAiNY・#ジューロック・シャニムニ=パレード・ワッツ◎さーくる・#PANnana-パンダの指は実は7本ある。-・#フラサービックル・buGG・ハープスター・爆風もんす～んの計20組。
  今回、インタビューに、STAiNY(白瀬ひより)・//ネコプラ//(高宮さくら)・#PEXACOA(鈴音こはる)・KATACOTO＊BANK(増田英美)・爆風もんす～ん(太田みづき)・chuLa(蒼井聖南)・buGG(池田あおい)・ハープスター(寺田すず)・アイテムはてるてるのみ3(津崎たみ)・JYA☆PON（天野有紗)の10名が参加。彼女たちの語った言葉を、3回に分けてお届けします。第一回目は、「メンバー紹介編」です。 

――まずは、それぞれのグループの特色や持ち味から教えてください。

白瀬ひより  STAiNYは「カワイイ×沸ける」をコンセプトに、今年の1月2日にお披露目したグループです。楽曲のサビの振りは初めてライブを見る方でもすぐに真似て躍れるから、そこを魅力にしています。活動を始めてからまだ9ヶ月ほどですが、活動していく中いろんな刺激を受けることも多いです。

天野有紗  JYA☆PONのコンセプトが、「言いたいことも言えない世の中にヘコみがちなあなたを"超ハイテンションSONG"で元気づける」こと。楽曲も、そのコンセプトに似合う元気系や沸く系、恰好いい系、盛り上がる系が多いから、そこを魅力にしています。それにプラスして、メンバーみんな、毎回のライブを全力でパフォーマンスしていきます。そのパワーあふれるところも、今のJYA☆PONの魅力です。
 

――有紗さんも、言いたいことはガツガツと言っちゃう人?

天野有紗  わたしは、そんなに言わないほうです。JYA☆PONのライブは明るくて楽しいところが魅力ですけど、普段はそんなに陽気じゃないメンバーが多いから、そこのギャップも魅力です。

津崎たみ  アイテムはてるてるのみ3は、「あなたの天気を晴れにします」をコンセプトに活動しています。メンバーみんな「新米のてるてる坊主」という設定で活動していれば、天気に関係した楽曲を多く歌っています。歌詞では「あなたの気持ち、晴れるといいね」と歌うなど、ポジティブな内容が多いのも特徴です。
 

――メンバーの気持ちを天気で例えるなら?

津崎たみ  メンバーみんな"晴れ"です。"雨"になることはほとんどないです。

太田みづき  爆風もんす～んは、台風を起こすようなグループです。メンバーの平均年齢が18歳で、一番下の子が15歳のように、フレッシュな若さを魅力にしています。爆風もんす～んの楽曲は、恰好いい面から可愛い面まであれば、どの歌詞もコメディ調なのも特色です。FreeKieに参加しているグループの中では、お笑い担当寄り。笑顔にしたり、笑ってもらったりと、見ている人たちを明るくしてゆくヒーローのようなグループを目指しています。
   メンバーみんな、もともとは恰好いいグループや、可愛らしいグループを目指していました。でも、曲調は恰好良くても、歌詞の内容が「食べ物をください」と飢えた姿などお笑い系が多いから、今はメンバーみんな「お笑い担当グループとして全うしていこう」という気持ちで頑張っています。
 

――爆風もんす～んを始めたことで、自分のキャラクターに変化も生まれました?

太田みづき  わたしの場合、今は「隠れスケベ」を売りにしています。他のメンバーも、「ツイ廃」や「お酒好き」など、とにかく個性豊か。最初はみんな正統派になりたかったけど、今じゃみんな気持ちが吹っ切れたのか、可愛さを魅力にするよりも、自分の際立った個性を磨くのに力を入れてます。
 

――隠れスケベとは、具体的にどんなキャラクターなの?

太田みづき  わたし、女性の身体のフォルムが好きで、よくメンバーの胸やお尻を触っちゃうように、女性の身体を触りたくなる癖があるんですね。メンバーからは、「ほんとスケベだよね」と言われるから、わたしはそこを魅力にしようと「隠れスケベ」と名乗るようになりました。今回、FreeKieに参加したことで、素敵な女性ばかりに囲まれているから隠れスケベとしてはたまんないです。

寺田すず  ハープスターのコンセプトが「おりひめ星のような、最も明るく輝くアーティストをめざす」こと。メンバーみんな高身長でスタイルが良く、バラードなど聞かせる楽曲が多いから、そこを組み合わせた「魅せる曲」という面を魅力にもしています。でも、小さい女の子のほうが可愛いさが際立つように、個人的にはFreeKieのメンバーのみなさんに憧れや羨ましさを覚えてます。
 

――でも、ハープスターはとてもステージ映えしていますよね。

寺田すず  はい。おかげで、同性から憧れの視点で見られることも多いです。でも、男性って小さい女の子好きも多いじゃないですか。中には、高身長女子好きな男性もいるから、ハープスターはそこを狙っています。

池田あおい  buGGは、「予測不可能自由奔放」をコンセプトに活動しているロック系のグループです。私たちはFreakさん所属ではなく、よくライブでご一緒している関係です。Freakさんには可愛い系のアイドルが多いけど、buGGは恰好いい系やエモい楽曲を魅力にしていれば、そこを武器に磨きをかけています。ちなみに、わたしも「ツイ廃」を売りにしています(笑)。

鈴音こはる  #PEXACOAは、別々に活動していたグループが合体して誕生。それぞれのグループが持っていた良さを活かしながら、それを合わせたときに生まれる化学反応を魅力にしています。キャッチフレーズは、「ヨノ中のイロんなモノと<合体>してアラたな<化学反応>をウミだす<新世代>アイドルグループ」。楽曲もキャッチーで、振りも真似しやすいように、そこをアピールしています。
 

――元になった2つのグループが持っていた個性も気になります。

鈴音こはる  パフォーマンス力の高いグループと、へにゃへにゃだけどめっちゃ楽しいグループが合体したことで、パフォーマンススキルが一気に増せば、楽しさも倍増しました。わたしは、へにゃへにゃしてたグループへ所属していたんですけど。パフォーマンス力のある人たちと一緒に肩を並べる以上は、そこで下手だと、逆にグループの粗として見えてしまうんですね。だからグループ全体のパフォーマンスを上げることに力を注いだ結果、今は「パフォーマンスが魅力だし、楽しさもあっていいね」と言われるように、両方の良さを際立たせるグループになることができました。

高宮さくら  //ネコプラ//は、「可愛いと恰好いいの二面性」を持ったグループです。楽曲も、可愛いと恰好いい、その両面を活かしてることもあって、世代や音楽性などいろんな層の人たちから支持を得ていますし、そこを魅力にしていこうと活動をしています。
  グループ自体は歴史を重ねているように、今の//ネコプラ//が4代目になります。それ以前までがコンセプトを定めきっていなかったことから、どこかつかみにくい面もありました。でも、今の//ネコプラ//になり、「可愛いと恰好いいの二面性」を明確に打ち出したことで、より支持を高められるようになりました。表現してゆくメンバー自身も、「これは可愛いに振り切ろう」「これは恰好いいを追求しよう」と明確に意識を向けていけるように、気持ちのめりはりをしっかりつけられるようになったことも、今の//ネコプラ//を輝かせてゆく魅力に繋がったとわたしは思っています。

蒼井聖南  chuLaのコンセプトは、「BPM200!超ハイテンポなアッパーチューンで元気を届ける渋谷原宿系アイドルユニット!」です。ほとんどの楽曲がBPM200どころか240以上の速さ。ハイテンポの楽曲数だけでいったら、アイドル界の中でも群を抜いて多いと思います。同じく、個性的なメンバーも多いから、そこも魅力にしています。
 

――超ハイテンポナンバーを歌うのは、けっこう大変じゃないですか?

蒼井聖南  30分のライブでさえ、みんなゼーゼー言ってるくらいの勢いだから、けっこうツイいのはキツいんですけど。でも、楽しいと苦しいの間を駆けめぐっているときが一番イキイキしていれば、その姿を、ファンの方々も見て楽しんでいます。
 

――聖南さん自身の、普段のBPMはどれくらいなの?

蒼井聖南  わたしはけっこうマイペースだから、BPM50くらい。でも、わたしは衣装を着ると人が変わるんですね。自分ではよくわからないけど、みんなそう言うから、きっと衣装を着るとchuLaとしてのスイッチが入るんだと思います。

増田英美  KATACOTO＊BANKのコンセプトは、「不完全な言葉「KATAKOTO(カタコト)」を歌にして、積み重ねてゆく「BANK(バンク)」こと。グループは今年2月にデビューしたので、活動を始めてからまだ半年くらいです。KATACOTO＊BANKは、癖になるイントロやメロディーラインが特徴的。とにかく、楽しくて、沸けて-、踊りたくなるグループですし、振りもすごく覚えやすいです。
  じつは、私たちも「王道アイドル系」と「ロックなスタイルを魅力」にしていた、二つのグループが合体して誕生しています。KATACOTO＊BANKとしても、もともと2グループが持っていた魅力を活かしていることから、「可愛い」「ロック」はもちろん。「可愛いのにロック」とか「王道なのに沸ける」など、上手く特徴をいかした曲たちも多いです。メンバーも、自分の魅せ方の上手い子が多のも特徴です。だからKATACOTO＊BANKのライブを見るときは、「あの子恰好いい表情をしてたのに、次の曲ではめっちゃ可愛い姿になってる」など、それぞれの曲に合わせた各自の細かい手の動きや首の角度、表情の違いなどにも注目してください。
 

（２回目へ続く） 

TEXT:長澤智典