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2021.08.29

Lily of the valley

Lily of the valley インタビュー3　この間成長痛があったように、身長は伸びてます。だから、それは筋肉痛やって。

この間成長痛があったように、身長は伸びてます。
だから、それは筋肉痛やって。

　9月21日にシングル「誕生前夜」を発売する、関西の爆弾小娘集団ことLily of the valley。彼女たちに、新作についての魅力をがっつり伺いました。その模様を3回に分けてレポート。第3回目は、「足りないもの、物足りないもの」についてお届けします。

(1回目はこちら)
(2回目はこちら)

えっ、スルーですか??!!

――「誕生前夜」の歌詞の中、みなさん「ナイナイナイ」と連呼しています。それぞれ、自分の中で「これが足りナイ」「これじゃもの足りナイ」ことがあったら教えてください。前回の咲莉愛さんに続き、次はくるみさんお願いします。

宮丸くるみ グループとして足りないのは、圧倒的に「静かな時間」です。静かな時間が足りないどころか、ないんです。でも、お仕事によっては静かにしてなきゃいけないこともあるじゃないですか。あと、挨拶に行くときも簡潔にしなきゃいけないところを、ずーっとしゃべりすぎちゃうことも多いんです。おしゃべりしすぎて、本番までの時間がなくなり、急いで準備をしたり(笑)。まぁ、主な原因は誰かわかってるんですけど(笑)。

西村津希乃 一番はわたしです。

尾野寺みさ 一人でずっとしゃべり続けるもんね。

西村津希乃 しゃべり出すと、本当に止まんなくなっちゃうんですよ。

宮丸くるみ 全力を出し切ってライブをやったあと、みんなすっごく息が荒くて、しゃべりたくてもしゃべれないってときでも、一人だけ「あのとき、何々やったけど、あのとき、こうしたら良かったな」とか一人話しかけだすんです。しかも、早口で(笑)。

夏目咲莉愛 そう。こっちがゼイゼイしてるのに、「あそこで間違ったのに引っ張られて、わたしも間違ってしまって」とか、一人でずーっと話しかけてくるんです。

西村津希乃 自分も疲れてるんですけど。でも、たとえかすれた声でも、しゃべりたくなってしまうんですよ。

宮丸くるみ だから、時には静かな時間も必要やなと思います(笑)。で、物足りナイものですよね。うち、足りてるからなぁ。あえて言うなら、頭の良さが足りてないです。

――わかりました。じゃあ、次はみささんかな。

宮丸くるみ えっ、スルーですか??!!

――あっ、どうぞどうぞしゃべってください!!

宮丸くるみ わたし、Lily of the valleyの中で一番バカだから、リリバリじゃなくてリリバカと言われてます。この間も、みんなと学力テストで競い合うゲームをやったときにも、そのときの最高得点が??

尾野寺みさ 80点。

宮丸くるみ で、わたしは20点。。。

――でも、人生は点数で計れるものじゃないからね。

宮丸くるみ そう!!わかってらっしゃる!!

夏目咲莉愛 でも、くるみんはそんなバカじゃないですよ。

尾野寺みさ 頭の回転はめっちゃ速い。ただ、勉強で使う頭がね…。

宮丸くるみ どっちも優れてたらあかんなと思って。完璧な人よりも、ちょっと削れてるくらいのほうが可愛いじゃないですか。そのほうがモテるんじゃないかと思うし。

夏目咲莉愛 あっ、モテたいんだ!!

宮丸くるみ えっ?!ホントは出来る子なんですけど……もう、次の人に話行ってもらっていいですか(笑)。

足りないものは「時間」です。

――次は、みささんお願いします。

尾野寺みさ　足りないものは「時間」です。今、夏休み期間中なのに、前期のレポートがまだ終わってないどころか、(取材時点で)締め切り目の前なんです。今は、ありがたいことにライブもたくさん入れていただいてるように、その合間にレポートを仕上げている状態。おかげで、本当に時間が足りません(笑)。

――部屋で集中する時間は取れてます?

尾野寺みさ 今、この子(夏目咲莉愛)と同室なんですけど。レポートが終わるまでは集中してやらせてもらってます。

夏目咲莉愛 わたしも集中してもらいたいからこそ、いつもイヤフォンをしながら、静かにスマホで遊んでます。

尾野寺みさ とにかく、足りてないのが時間だけで、あとは満ち足りてます。むしろ、すごくありがたい環境で活動させていただけてるなという気持ちです。

やっぱし、ラップパートが(笑)。

――りささんの足りナイものは?

沢村りさ やっぱし、ラップパートが(笑)。

夏目咲莉愛 めっちゃ、未練たらたらやん(笑)。

沢村りさ わたしも、日々満ち足りてるんですけど。あえて足りナイことを言うなら、「ライブでもっとお客さんたちと一緒に遊びたい」こと。今は、マスクをしてのライブで、声も出せないじゃないですか。ステージと客席との距離もありますし。身近な距離で、みんなで声を上げて楽しめるライブをしたいことが、今のわたしの足りてナイし、満ち足りてナイことです。早く、元に戻りたいです。

脂肪は足りてるから、これは棄てたいな。

――最後は、津希乃さんですね。

西村津希乃 わたし、肺活量が足りてナイんです。長いライブをやってるとすごく疲れちゃうし、息があがっちゃうんです。わたしの今の夢は、Lily of the valleyの全曲ライブをやること。それをやるには、今の肺活量や運動量では足りないと思うので、そこをもっと満ち足りるようにしたいです。

――でも、ライブ後におしゃべりする元気はあるんだよね。

西村津希乃 身体はバテバテで、声も枯れてたりするんですけど。でも、しゃべりたい気持ちが勝っちゃうし、心は元気なんですよ。だから、バテててもしゃべりかけちゃうんだと思う。ちなみに、脂肪は足りてるから、これは棄てたいな。

――今は成長期だから、体系だって大人になるにつれスリムになっていくんじゃない?

西村津希乃 ですよね。成長期だから仕方ないですよね。

夏目咲莉愛 そこ、甘くしたら駄目ですよ。

尾野寺みさ そう。甘やかしちゃ駄目なんです。でないと…。

夏目咲莉愛 どんどん食べちゃう!!

西村津希乃 でも、お腹が空くんだから、それはしょうがないよ。

宮丸くるみ いや、そこはしょうがなくないから。

西村津希乃 みなさん、厳しいです(笑)。

わたしの身長が3cm縮んでるのを観て、半笑いしながら「去年より3cm縮んでます」ってバカにしたように言ってきたんです。

――みなさん、デビューした3年前と比べたら、だいぶ表情も体系も変わってきましたよね。

宮丸くるみ この間、デビューした3年前と同じ場所、同じシチュエーションで撮影をしたんですけど。2枚の写真を並べたら、みんなまったく違いました。

尾野寺みさ 身長もぜんぜん違ってたしね。

西村津希乃 わたしがだいぶ身長伸びてきたから、並び順での高低差は、3年前とだいぶ違うよね。

――でも、一人だけ身長が…。

夏目咲莉愛 絶対に振られると思ってました(笑)。じつは、期待して振られるのを待ってたんですけど(笑)。わたし、身長はほとんど変わってないです。逆に、昨年より縮みました。

4人縮んだ??

尾野寺みさ それ、どういうこと?

夏目咲莉愛 わたし、デビューしたときは145cmだったんですね。で、昨年高校に入学して身体測定をやったら、身長が149cmまで伸びてたんですよ。でも、今年学校で身体測定をやったら146cmだったんです。身長を計ってくれてるお兄さん、わたしの身長が3cm縮んでるのを観て、半笑いしながら「去年より3cm縮んでます」ってバカにしたように言ってきたんです。でも、この間成長痛があったように、来年は身長が伸びてます。

尾野寺みさ だから、それは筋肉痛やって。

――津希乃さんは、まだまだ成長期のように、もっともっと身長が伸びそうだね。

西村津希乃 今くらいの身長のバランスがちょうどいいので、わたしは、そろそろ止まってほしいです。

あれ??わたしのシメの言葉は?????

――Lily of the valleyは、8月・9月・10月と「流星ビュンビュン東名阪ツアー2021～リリバリの夏は終わらない!～」を行ないます。どんな内容になりそうか教えてください。

沢村りさ 今までのLily of the valleyとは違う、新しいLily of the valleyの姿を見せる場になると思います。しかもその姿は、ファンのみなさんが待っていた姿だと、私たちは想像しています。

宮丸くるみ 確かにね。きっと、みんなが望んでいたLily of the valleyという姿を見せるライブになるのかなと、私たちは予想しています。

尾野寺みさ 今回は、大阪・名古屋・東京と、毎月1本ずつやるんですけど。毎回の内容も変えていくので、全部の公演を見逃さずにいてほしいなと思います。

西村津希乃 そのときまでには、肺活量も大きくしておきます。と言いながら、大阪公演は目の前ですけど(笑)。でも、絶対に楽しい公演になるから、バテバテにならずに乗り切れる自信はあります!!

――期待しています。じゃあ、最後にひと言述べてシメようかなと思うんですけど。普通にシメるのもね。

西村津希乃 じゃあ、ひと言ずつ言いながらシメの言葉を作ろうか。

夏目咲莉愛 それ、いいね。じゃあ、わたしから。「誕生前夜で」