1stEP「Chocolate Box」を発売したばかりのCUBΣLIC。CUBΣLICといえば「FUTURE BASSなEDM SOUND」をベースにしたキラキラな音楽性を示すグループ。1stEP「Chocolate Box」にも、宝石箱のようなキラキラなポップナンバーを満載…と思ったら、あらあら、いろんな表情が飛びだしてくるじゃない。この作品の魅力を、ぜひメンバーの口から語っていただこうということからアンケート・インタビューを通し、全曲解説を行ないました。ぜひ、4人の言葉に目を通し、CUBΣLICのめくるめく世界へあなたもダイブしてください!!!! 

メンバー名:月嶋なる（つきしま なる）

――初めて知る人もいると思いますので、まずは、あなたが感じているCUBΣLICの魅力を出来れば3つくらいあげていただけますか?多いぶんは嬉しいです。少ないと…寂しくなります。

曲の振れ幅が大きいところ、パフォーマンスとMCのギャップ、得意分野やビジュアル的にも4人の系統が全く被ってないところ、とかでしょうか、、！

――CUBΣLICはFUTURE BASS SOUNDを軸に据えて活動をしています。あなた自身は、普段、どんな音楽性(ジャンルやアーティストなど)を好んで聞いているのか。最近のお勧め楽曲があれば、それも教えてください。

元々洋楽ポップスが好きですが今はジャンル問わずで、好きな曲が出来たらその曲だけを無限にリピートしてます！昔からLADY GAGAさんが大好きで、今は深夜にイヤホンをして爆音で「Fun Tonight」を聴くのが楽しいです。

――CUBΣLICの活動の中で、とくに印象深い出来事(忘れられない事件)などがあれば教えてください。

割と最近の出来事ですが、諸事情でライブに間に合いそうにない日があって、会場まで全力ダッシュして2曲目の途中からそのままマイクを取ってステージに混ざってライブをした事です。
その日はたまたまCD販売イベントで普段は行かない屋上のステージで行われていたので、階段を全力で駆け上がりました。笑

――じつは、この人意外とこうなんですという、ファンの人たちも知らないメンバーの意外性を持った面(魅力)があれば、この機会にぶちまけてください。

音ちゃん（黒川音）:普段はおとなしい性格だと思っていたけれど、CUBΣLICでどうしたいかっていう話をする時には1番真剣に相談に乗ってくれます。めっちゃ頼もしい。

ねむ（兎月ねむり）:ライブではめちゃくちゃカッコイイしグイグイいくけど、私がCUBΣLICに入りたての頃馴染むのに時間がかかっている事をすぐに気付いてご飯に誘ってくれたり、周りをよく見て気遣ってくれます。

にゃーちゃん（猫宮ねこ）:ツイートは5歳児ですが(にゃーちゃんごめん)、しっかりしていていつも周りをよく見てまとめてくれてます。でもよく事故ったり怪我したり、危なっかしいのでやっぱり5歳児です！笑

――1stEP「Chocolate Box」が発売になりました。ここからは、1曲ごとに感じている魅力や聞きどころ、歌詞やサウンドの印象。こういうときに聞きたくなる。こういうときに聞いてほしい。この曲が生まれるまでにこんな背景があった。ライブでこんな想い出があるなど、その曲にまつわることを何でも良いのでぜひ書いていただけますか?

★「Moon Light Girl」

 テレビの中のヒロインと、それを見ている子の感情を両側から描いた曲です。見ている側はもちろんですがヒロイン側も人間味のある部分があるなと思っているので、歌声とか顔の表情は沢山作るようにしてます！キメ顔(カメラが回っている時の演者)と、素の表情(演者から本人になる瞬間)と、テレビで憧れの人を見ている子の表情なども意識しているので、そこも楽しんでくれたら嬉しいです！

★「KawaiiフューチャーSHOP」

 自分が「チョコレートビスケット叩いてもポケットじゃ増えません」という部分を歌っていて、そのせいかこの曲の脳内イメージが、売り物のアイシングクッキーたちが箱の中でパーティーしてるような空間になってます。笑
聴く時はとにかく無心で、ただただ可愛いを受け取って欲しいです。

★「GET ON THE BOARD」

  ちょうど今の季節の曲です！夏だ！海だー！
次の曲シーサイドタイムマシンは、夏の終わりを感じてちょっと寂しい気持ちになる瞬間を含んだ曲ですが、この曲は夏真っ只中でひたすら楽しい気持ちです。ダンスも常にぴょんぴょんしてるし！笑 

★「シーサイドタイムマシン」

  歌というよりはセリフが多い曲で、レコーディング前の練習期間には何度も ミニモニ。さんの「げんき印の大盛りソング」を聞いて、幼稚園生の時から大好きな加護亜依さんになったつもりでレコーディングしました。笑

★「DISCOHOLIC」

  歌割り発表の時プロデューサーに「期待の意味で、ソロのトッパーをなるにしたから頑張ってね」と言われて、応えようと沢山練習をしたけれど自分の技術が追いつかず悔しい思いをした曲です。なんとかお願いをして特別に二度目のレコーディング機会を頂けて、リベンジをしました。今のライブではもっと成長した歌を聴いて貰えるんじゃないかな…と思っているので、そこも楽しみにして貰えたら嬉しいです！

★「FLYWITHME」

  この曲はとにかくライブを観て欲しいです！大音量と激しいダンスが組み合わさって、この曲の良さが2000%伝えられると思ってます。
新衣装の黒ドレスとも1番マッチしていてとにかくカッコイイ！ライブで披露する時は、お客さんに鳥肌が立ったよって言って貰える事を目標にやってます。観てください！

★「CUBΣLIC学園校歌」

 これは、いつか声出しがOKになった時にみんなで大きな声で歌うのが夢です！！！

――完成した1stEP「Chocolate Box」。あなたにとってどんな作品になりましたか?

この曲たちと一緒に色んな景色を見て色んな事を乗り越えてきたので、CUBΣLICが始まってから今に至るまでをぎゅっと濃縮して詰め込んだような作品です。

――サウンドプロデューサーであるTEPPANさんの印象もお願いします。

全く毛色の違う曲を次々と生み出されていて凄いなと思ってます。
それと楽曲のデモ音源のボーカルは全てTEPPANさんの歌声なのですが、細かい部分の絶妙な歌い方がとっても刺さって真似したいと思うんですが難しくてついて行くのに必死です笑 超えたいという気持ちで練習を頑張れてます。ありがとうございます。

――CUBΣLICは数多くのライブを行なっています。ライブに来ると、こんな楽しいことが待ってるよ。こんな体験が出来るかもなど、ライブの魅力をぜひ教えてください。

可愛いと攻めの両極端で落ち着く隙を与えずあっという間の時間になると思います！
後はFLYWITHMEの部分でもお伝えした通りで、「聴く」というよりは、CUBΣLICを「体感」して欲しいです！絶対に楽しいので！

――12月23(木)には、TSUTAYA O-WESTを舞台に「CUBΣLIC 3rd ONEMAN LIVE『Eyes Wide Shut』」が控えています。まだちょっと先ですが、せっかくですので、意気込みというやつも語っていただけますか?

この日の為にもう体力作りを始めているので、準備万端です！笑 CUBΣLICのパワーを、観てくれている方全員にフルチャージ出来るようにこちらも精一杯やっていくので、みなさんも楽しみにしていて貰えたら嬉しいです！

――最後に自己紹介と、自由にメッセージをお願いします。

月嶋なるです。私の気持ちを最後まで読んでくれてありがとうございました！このアルバムの制作を通して沢山成長することが出来ました。まだまだ挑戦したい事が沢山あるし、楽しみにして貰える事が1番嬉しいです！これからもよろしくお願いします！

 ありがとうございました。

COSTUME : Cendrillon Project
COSTUME COORDINATION : Hiroko Tokumine ロリータウエディング
Direction/Shoot/Edit : N.I.L 1979

TEXT:長澤智典