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lonely planet インタビュー「もっと私たちと同じ想いの人たちに寄り添っていきたいと思ってます」
先日公開した記事「lonely planet『都会の寂しい女の子 4夜』ライブレポート」の直前の彼女たちを敢行。本番直前にも関わらず、4人の仲の良さや絆を感じ、ステージ上のかっこいい彼女たちとは違う和やかな雰囲気で行われた。
ーーlonely planetはどんなグループかを教えてくください
Asuna:都会の寂しい女の子をコンセプトとして、アイドル活動をしています。私たちも都会の寂しい女の子であり、私たちがみんなの気持ちを代弁して、寄り添い歌って踊って表現するグループになっています
ーーじゃあ、歌詞や世界観にも感情移入しやすいようになっているんですか?
Asuna:私も寂しい女の子として生きてきて、ご縁があってグループに入れたので、歌って踊っている時にも共感して泣いちゃうくらいに気持ちが入っちゃいますね。
ーー前のインタビューでも、みなさん、人見知りって言っていましたけど、まだそうですか?
Umi:メンバー内では、すっかり仲良くなりました。けど、メンバー以外の他のグループさんだとまだ・・・・
ーー本格始動してから、今日まで変わったところとかありますか?
Asuna:私は、コンセプトとは真逆になっちゃうけど、lonely planetに入ってから一人じゃないってことに気がつけたし、Rinkaちゃんから「一人じゃないから悩まなくていいんだよ」って言われたことにすごい救われたことがあったので、グループを活動していくとともに自分も認められてているというか、寂しさを埋められています
Umi:自分が持っているもの以上に周りが求めていくれていることの違い気づけました。おかげでこういうところが得意、こういうところで人に寄り添えるんだなというところに気づけました。そういうことを、直接声として聞けるところがいいなと思います。
ーー自分が嫌だなと思うところが好きって言われたり?
Umi:そうですね。それぞれがコンプレックスがあってそれを埋められる関係にメンバー同士もなってるし、お客さんともなっているのかな、と。
Yu-ma:他の3人はlonely planetの活動前から舞台とか表に出ることをしていたのですけど、私は一般人というか普通の女の子ととして過ごしていたので、最初の頃はステージに立つたびに緊張をしていたし、不安ばっかりだったんですけど、ステージに立つにつれて楽しいなって感じられるようになって、活動が喜びに感じられるようになりました。
Rinka:私は変わったというか、人のこと信用できるようになりました
ーーえ!?それは、なんか重たい話??
Rinka:今までうわべだけというか、どこかで疑っていたんです。だからずっとひとりでフリーでやってきてて、正直、大人のこと信用していなかったんです。だけど、lonely planetに入ってからメンバーやスタッフさんに恵まれて、ちゃんと自分自身に向き合ってくれる人がいることに気づけて、信用できる人っているんだなと思えるようになりした。おかげで思っていることも言えるうようになりました。
ーーじゃあ、メンバー同士の信頼感が増したんですね
Rinka:はい、私はすごいメンバーに甘えちゃってます(笑)
Asuna:赤ちゃんなんですw
Umi:メンバーのバブ担当です
ーープロデューサーも?
Rinka:はい!めっちゃいい人です。優しいし、ひとりひとりと向き合ってくださるし、出会えて本当に良かったです。
ーーすごい、いい出会いをしたんですね。
Rinka:性格変わったね。って言われます。ちゃんと自分の思っていることを言えるようになったね。と言われます!
ーー他のメンバーも変化を感じてます?
Umi:Rinkaちゃんは、"掴めなかった"です。何を思っているんだろうって。
Asuna:喋りかけている割には、あんまりキャッチボールが成立しない・・・でも、最近気がつきました。そういう感じの子だったんだって。
ーーYu-maさんについても出会った頃と印象は変わりましたか?
Asuna:私は、最初の印象は"パリピ"だなって思ったんですよ。でもだんだん、この子は異次元に生きているんだ。って思って、すごいんです。言葉では説明できないくらい。最初は私が気が付いていなかっただけで、初めから異次元にいたんだと思います。
Rinka:じゃべってもらわないとわからない、ぶっ飛び方しています。
Umi:いい意味で、自分を持っているんだと思います。
ーーUmiさんについては?
Asuna:初めから変わってなくて、私としてはずっと頼れる存在です。私、焦ってパニックになっちゃうタイプなんですけど、そういときはUmiちゃんに投げれば解決しちゃうんです。大黒柱だと思っているので、つい頼ってしまう存在。
ーーAsunaさんについてはどうですか?
Rinka:第一印象はヤンキーって思ってだんですよ。けど自分を持っていて、自分を貫き通す意思の強さを持っている、でも弱い部分とかもあるんです。
ーーステージ上で泣くというのにつながるのかな?
Asuna:舞台をやっていたからか、そのアイドルとしてのAsunaを演じてて、強いAsunaを見せるようにしているんですけど、本当の私はすごい弱い。歌詞で「本当の私を見つけて」「こんな自分を許して」というような歌詞があって、本当の弱い部分の自分が出てくるなってときはありますし、自然と表情に出て涙になってしまう時があります。
ーーRinkaさん、Umiさんも役者経験がありますが同様にアイドルを演じている感覚はあります?
Rinka:最初はありました。普段がこういうユルい感じなので、ちゃんとアイドルをやらなきゃという気持ちが、最初はめちゃめちゃありました。でもどうしても本当の自分とのズレがあって、本当に"弱い"や"悲しい"、"辛い"とかていう思いを持っているのは、アイドルとしの自分ではなくて、本当の自分が持っている感情だから、最近は本当の自分をなりきるといううよりも感情をさらけ出すようにしています。感覚としては半々なんです。パフォーマンスは歌やダンスをちゃんとやらなければいけないけど、感情の部分では自分をさらけ出しているので、どっちもって感じですね。
Umi:私はそんなに演じようとも思っていないし、ただ歌詞とか曲調とかは、グループのことやメンバーに対して作っていただいているので、アイドルを演じるというよりかはいただいた歌詞とか曲を、そのまま出しているという感覚に近いです。変にアイドルだからこうしようっていうのはないです。
ーー自分たちの内面を表現したり寄り添う曲や詞だったりしてますが、それを人前で表現するのは怖くなかったですか?
Rinka:怖かったです。自分の感情や思っていることを表に出すことが苦手だったので、自分をさらけ出すようで、特に最初の頃は怖かったです。
Asuna:私は、チャンスだなと思いました。この感情をどこにぶつければいいんだろうって思っていて、文章でもないし舞台でもないし、お客さんとも話せる時間もそんなにない。今はここが自分の居場所だったんじゃないかと思っています。怖いというよりかは、やっと自分に寄り添えるような場所ができたという感じです。
Umi:怖いという感じはそんなになかったです。少なからず1度は思ったことのある感情で、自分の言葉だけだと表現に限界を感じていたので、それを自分の言葉じゃない、違う言葉とか違うスタイルで伝えられるというのはいいなと思いました。
Yu-ma:怖さは全然なかったです。そんなことよりも、同じことを思っている人は絶対にいっぱいいるから、そういう人たちを救いたいといったらおこがましいかもしれないけど、私も音楽や歌に影響をもらって頑張ってこれたから、今度は私もそうやって人を助けていきたいなって想いがありました。なので怖いよりも、むしろ頑張りたい気持ちが強いです。逆にうまく伝えられているかは不安な部分ではありますけど。
ーー共感する人を増やしたい。見つけてもらいたいという感覚?
Yu-ma:結構、みんなこういう寂しさって持っていると思うし、逃げたいって思うこともあると思うから、そういうのを頑張れる、頑張ろうって言いたいです。
ーーグループとしての目標、個人としての目標を教えてください
Rinka:lonely planetとしては多くの人に知ってもらいたいし、もっともっと大きくなっていきたいし、もっともっといろんな人の支えになっていきたいです。個人としては、歌もダンスもクオリティを上げていきたいなと思っています。
Yu-ma:lonely planetとしてはRinkaちゃんと同じで、もっとたくさんの人に知ってもらえるようになりたいし、誰かの心を支えられたらと思っています。個人としては、ひとりのお仕事も増やしていきたいです。
ーー具体的なお仕事内容はあります?
Yu-ma:モデルとかコスプレとか撮られるお仕事や、あとは歌とかですかね。
Umi:lonely planetとしては、みんなと同じうようにたくさんの人に知ってもらって、もっと大きい会場でライブしたりワンマンライブをやりたいです。個人としては、私は歌が苦手なので歌をもっとうまくなりたいです。
Asuna:lonely planetとしては、気持ちはみんなと一緒で、もっともっと同じ想いの人たちに寄り添っていきたいと思っています。世の中にはいろんな感情の方がいて、 "都会の寂しい女の子"がコンセプトですが、何かしらで寂しさとかを共感できるのは男女関係ないと思うんですよ。そういう気持ちをもっともっといろんな人と共有して、夜とかが寝れなくて辛いとかがあった時に私たちのことを思い出してちょっとでも生きるのが楽になればいいなと思ってやっています。
個人としては、スキルアップはもちろんですが、自分のことを好きになれたらいいなってずっと思っています。すごく自己肯定力が低いので。この前、膝壊しちゃって、それでライブとかみんな気を使ってくれて助けてもらったので、そういう意味でも自分を大切にしなきゃいけないだなと、もっともっと自分を大切にしなきゃいけないんだなと思いました。
ーーすごくみなさんの熱い想いが伝わってきました。ありがとうございました。
一同:ありがとうございました。
<インフォメーション>
『都会の寂しい女の子』へ捧ぐ。アイドルユニット lonely planet
公式サイト:
https://www.lonelyplanet-official.com/
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Asuna
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Umi
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Rinka
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取材・文:もりたはぢめ
取材協力:株式会社センターグローブ